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18099、成都のiPad工場で従業員が暴動、工場では2交代12時間労働が制度化?

2012年06月08日 17時27分42秒 | thinklive

今回で2年間に労働問題の事件発生は4回目、発注主のアップルの要請や調査団の派遣があったにも関わらず、事件が起きている、制度自体を中国政府も変える意志がない?労働問題は省政府管轄?集団自殺に至るなんて想像を絶する中国のリスクといううべきだ、

アップル製品製造工場の従業員1000人が暴動 中国
2012.06.08 Fri posted at: 09:25 JST
工場では過酷な長時間労働が行われているとみられている

香港(CNN) 米アップルなどの人気製品の製造を請け負っている中国の工場の宿舎で従業員の暴動が発生した。台湾のニュースサイトが7日に報じた。

同サイトによると、四川省の成都にある富士康科技集団(フォックスコン、本社台湾)の工場の宿舎で4日、従業員1000人あまりが公共設備を壊したり椅子やごみを投げたりするなど、約2時間にわたって暴れた。盗みを止めようとした警備員を従業員が妨害したのが発端だったと伝えられている。

従業員の間では以前から警備員に対する不満がくすぶっていたとされ、同サイトは中国の人権団体からの情報として、従業員数十人が逮捕されたと伝えている。

フォックスコンはこの騒ぎについて、工場の従業員数人と成都の飲食店経営者との間でもめ事があり、従業員が宿舎に戻った後、ほかの従業員ももめ事に加わったと説明。秩序を取り戻すために警察が呼ばれたとしている。宿舎は外部の企業が所有・管理しているという。

同社の工場ではアップルのiPhoneやタブレット型端末「iPad」などの人気製品のほか、ソニー、マイクロソフト、ノキアといった世界大手の製品の受託生産を行っている。これまでにも従業員が劣悪な環境で働かされたり苦しい生活を強いられたりするなどの問題が伝えられ、フォックスコンやアップルに対する批判が高まっていた。

 フォックスコン宿舎で従業員1000人が怒り爆発、賃金などへの不満から―四川省成都市

Record China 6月7日(木)17時32分配信

7日、台湾のEMS大手、フォックスコン(富士康)の四川省成都市にある宿舎で、従業員約1000人が窓からごみやビール瓶を投げ捨てたり、爆竹に火を付けたりするなどの騒ぎを起こしていたことが分かった。
2012年6月7日、台湾のEMS(電子機器受託生産)大手、フォックスコン(富士康)の四川省成都市にある宿舎で、従業員約1000人が窓からごみやビール瓶を投げ捨てたり、爆竹に火を付けたりするなどの騒ぎを起こしていたことが分かった。中国広播網が伝えた。

 香港紙・明報によると、騒ぎがあったのは現地時間の4日午後9時30分から11時にかけて。きっかけは、宿舎の管理人と警備員2人が男性用宿舎で行った窃盗事件の犯人捜し。管理人らの態度に腹を立てた数人の従業員が「出て行け」などと大声で怒鳴ったり、窓からごみを投げ捨てたりしたところ、騒ぎはどんどん広がり、やがて1000人規模にまで膨らんだ。

 そのうち、宿舎の設備を壊したり、爆竹に火を付けたりと行為はどんどんエスカレート。窓からごみ箱や洗面器、ビール瓶などが次から次へと投げ捨てられ、現場は一時騒然となった。結局、通報を受けた地元警察100人余りが出動、その場で10人余りが連行された。ケガ人も数人出たもよう。従業員らは賃金に対する不満を募らせていたという。

 フォックスコンの成都工場ではアップル社のiPadを製造しているが、昨年5月、爆発事故が発生。2人が死亡、16人が負傷している。(翻訳・編集/NN)

 

【中国】150人の命をかけた抗議―米アップル、工場の労働実態調査を依頼
【社会ニュース】 2012/02/16(木) 22:39 

 *2010年には18人が投身自殺

  The Telegraph紙によると、湖北省・武漢にある米アップル製品製造のフォックスコン(富士康)で、同社従業員150人が工場の屋上に立て籠もり、「労働環境の改正がなければ、集団投身自殺を敢行する」と抗議した。 image by mando2003us

 フォックスコンは、米アップル、米HP、ソニー、任天堂などの製品製造工場で、2010年には同社の建物の屋上から18人が飛び降り、内14人が死亡した。その後、同社はいくつかの工場の屋上に柵を張り、従業員のためのカウンセラーを雇用した。抗議に参加した匿名の従業員は、

「我々は、全く訓練されず工場内の作業をやらされ、給料は細切れに支払われる。組立部品のラインは高速で動いており、午前中の作業後、手は水ぶくれだらけで、指の皮は真っ黒になっている。工場内はホコリで息もできない。と、労働環境について語った。」

*公正労働協会(FLA)が実態調査を開始

  米ニューヨーク・タイムスは、先月、アップルが製品製造工場の労働環境改正を行なっていないと批判。また、ニューヨークやワシントンD.C.、英ロンドンなどのアップル直営店で、活動家たちが抗議運動を行なった。

  これを受けて、アップルは公正労働協会(FLA)に立ち入り調査を依頼。FLAはフォックスコン工場の数千人の従業員に対し、職場環境や生活状態、賃金、労働時間について聞き取り調査を行なう。結果は3月初旬にウェブサイトで報告される。(情報提供:ネット選挙ドットコム)



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