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中国、不動産最大手、大連万達と万科集団(15/1~3期の利益は半減)、戦略的提携、

2015年05月15日 15時25分40秒 | thinklive

大連万達集団(ワンダ・グループ、中国の商業不動産大手) 14日、不動産大手の万科企業と戦略提携で合意したと発表した。国内外でショッピングセンター(SC)とマンションを組み合わせた複合施設を共同で建設する。

*大連万達商業地産が上場、14/12/9 香港IPOで14年最大 4600億円調達,万達商業地産は大型ショッピングモール「万達広場」や高級ホテルの運営、隣接するマンションの販売など中国の111都市で175のプロジェクトを展開している。人口の約4割、国内総生産(GDP)で約7割の地域をカバーし、年間来客数は12億人を超える。調達した資金はモールの新設・拡大に充てる計画だ

Bloomberg  52週高値 (15/05/13)70.00 52週安値 (14/12/23)43.80

 業種別指数比較リターン

株価チャート 大連万達商業地産[ダーリエンワンダコ  (3699 HK)

 不動産市況が悪化するなか、それぞれの強みを生かすことで競争力の強化を狙う。合意内容によると、まず両社の幹部によるプロジェクトチームを設置し、長期的な戦略を練る予定。万達がSCや観光施設などの商業部門を、万科が住宅部門をそれぞれ手掛ける。当面は中国国内での提携になるが、将来は海外での連携も視野に入れているという。

 万達は商業施設について、企画やテナント管理などに専念し、建設資金は投資家から募る方針を明らかにしている。住宅部門についても万科に委ねることで経営リスクを抑え、成長スピードの加速を狙う。

 万科は昨年、21万戸を販売した実績を持つ国内最大手。商業施設「万達広場」を展開する万達と組むことで不動産価値を高め、さらなる販売増につながると判断したようだ。

*日経、15/5/14(大連=原島大介)

大連万達グループ

1988年人民解放軍の軍人であった王健林中国語版により大連において不動産会社として創設され、後に北京へ本社を移した。現在は大型ショッピングモール万達広場や高級ホテルの運営、隣接するマンションの販売など中国の111都市で175のプロジェクトを展開している[2]。また大連の不動産開発で築いた財産を元手に、中国全土で映画館の買収を開始しており、2012年には国産映画の製作・配給に乗り出している。

14年7月11日には米シカゴに9億ドル(約910億円)を投じ89階建て高層ビルを建設、自社ブランドの「ワンダ・ホテル」などを入居させると報じられた。米国での初の大型不動産投資となり、18年に開業する[4

14年12月には関連子会社の大連万達商業地産が香港証券取引所から新規株式公開(IPO)の認可を取得した[5]

2015年1月21日にはスペインのサッカークラブであるアトレチコ・マドリードに20%出資することを発表した[6]2月10日には国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長のおいが率いるスイス企業インフロント・メディアを買収する権利を獲得した[7]


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