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セガサミー韓国、パラダイスGと仁川カジノ、投資額1400億円、売り上600億円、利益100億円

2014年11月23日 11時21分05秒 | thinklive

【仁川=田端素央】セガサミーHDが韓国カジノ最大手のパラダイスGとの合弁で立ち上げる統合型リゾート(IR)が11/20日、着工した。韓国初の大規模IRで、開業は17年上期。セガサミーはカジノ事業に本格参入を果たすとともに、日本でカジノが解禁された場合に備え、運営事業者としてのノウハウを習得する考えだ。

 建設予定地はソウル近郊の仁川国際空港から数分の立地。20万m2の敷地に韓国最大のカジノや五つ星ホテルのほか、韓流エンタメ施設、国際会議場、温浴施設などを併設する。第1期の投資額は1兆3000億ウォン(1380億円)。

*開業3年目の19年に、売り上600億円、純利益100億円を目標、開業後も追加出資、拡張分も含め、土地ha,93万m2を取得済み、セガサミーは14/5月から仁川の既存施設に研修生を派遣、ビジネスモデルや運営方法を学ばせている、17年の開業までに研修生を数十人規模に増やす、

*韓国では1967年に最初のカジノが開業、現在全国に17ケ所、16ケ所が外人専用、外国人の半数以上が中国人、13

 建設にあたり、セガサミーはパラダイスグループと合弁会社「パラダイスセガサミー」を設立していた。出資比率はパラダイス55%、セガサミー45%。完成後は「パラダイスシティ」の名称で、韓国来訪の中国人の富裕層をターゲットにする

 この日の着工式にはセガサミーの里見治会長兼社長やパラダイスGの田必立会長が出席。着工を祝う発破のセレモニーなどが行われ、里見会長は「北東アジアの観光の中心的存在にするため、グループの総力を結集する」と述べた。

 セガサミーはカジノ関連事業を新たな収益源と見込んでおり、今回のIR合弁事業のほか、カジノの専用遊技機も開発中で、世界各地のカジノに売り込んでいきたい考えだ。

 また、日本国内でカジノが解禁された場合、3年前に買収したフェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎県)を舞台にIRを誘致する構想もあるが、「IR事業には高度な運営能力が必要。今回の事業でそのノウハウを蓄積したい」(セガサミーの鶴見尚也専務)としている。



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