中國化工、スイス、農薬種子最大手、シンジェンタ買収合意？470フラン

＊中國の15年の対外投資額は1180億$、前年比15％増、景気低迷の中であるが、世界化の契機は逃がさない基本戦略、海外投資は成長の一環であり、対外関係の均衡の強化である、

＊中國企業の買収の狙いは知的資産の直接的獲得、ライセンスでは得られない人的資産の獲得である、人的資産はそれぞれに縁故世界を保有する、華僑的世界の拡大でもある、経常収支の黒字は年間7000億$台、その消化のためにも必要だ、

（ブルームバーグ）：中国化工集団（ケムチャイナ）は、スイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタを約437億スイスフラン（約５兆1700億円）で買収する合意に近づいた。事情に詳しい関係者が明らかにした。実現すれば、中国企業による過去最大規模の買収となる。＊一部データは日経、

協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところによれば、中国化工はシンジェンタに対して１株当たり現金約470フランで買収案を提示した。これは１日終値を24％上回る水準。シンジェンタが決算発表を予定する３日にも買収合意が発表される可能性がある。

中国化工の広報担当はコメントを控えた。シンジェンタ関係者も取材に応じなかった。協議は最終段階にあるものの、物別れに終わったり合意が遅れたりする可能性もあると、事情に詳しい関係者は指摘した。

 ＊シンジェンタ企業概要　ウキペディア

＊純利益率13.1%

製品	種子、農薬
売上高	142.02億米ドル (2012)[1]
営業利益	22.92億米ドル (2012)[1]
利益	18.72億米ドル(2013)[1]
従業員数	27,000人超 (2012)[1]
ウェブサイト	www.syngenta.com

原題：ChemChina Said Near Deal to Buy Syngenta for $43 Billion (1)（抜粋）

＊シンジェンタ（Syngenta AG）は、スイスに本拠地を置く多国籍企業。農薬や種子を主力商品とするアグリビジネスを展開している。農薬業界で世界最大手。種苗業界では、モンサント、デュポンに次ぐ世界第３位。2012年度の売上は約142.02億ドルであり、世界90ヵ国以上に27000人を越える従業員を抱えている。スイス証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場している。