HDD用モーターでシェア8割の日本電産は6割をタイ工場で生産、3工場と部品3工場が10日以降生産を停止、おさまれば浸水のない2工場、あるいは中国、フィリピン工場のいずれかで代替生産?
HDD用のガラスディスクでシェア7割のHOYAも、チェンマイの工場で生産、浸水は無いが部品の供給は被害地域内にある、需用の52%がパソコン、25%が外付け、14%が録画再生機、残り10%が企業システム、いずれにしても、年末の再生機に品不足は避けられない気配である、
今年3月、シェアトップのウエスタデジタルが43億$で日立GSTを買収することを発表、、シェア5割のダントツトップのメーカーが誕生するはずであった、が両者ともにタイでの生産が5割、シーゲイトの対生産は北部で被害は無い模様。同社が買収をきめたサムスンのHDD事業は全量が中国生産、チョット先行きが分からなくなった、ウエスタンもシーゲイトも,EUの独禁法の審査を受けることになっているが、シーゲイトが先きだという、先に決まるシーゲイトも、タイの被害状況がわからないとシェアの判断は出来ないだろう、結局、被害の少ない東芝、サムスンが有利ということになるのかも知れない、在庫の如何が目先の業況を決めることになる、
10年HDDのシェア
1、ウエスタンデジタルWD 米 31.3%
2、シーゲイト 米 30.0%
3、日立GST 17.5%
4、東芝 10.3%
5 サムスン電子 10.3%
*テクノシステムリサーチ調査*日経11/10/19
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