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ホンダジェット、現在全量外注の部品の内製化開始、年間100基のベース、

2018年06月10日 12時36分42秒 | thinklive

ホンダの子会社で米国のジェットエンジンメーカーであるホンダエアロ(ノースカロナイラ州バーリントン)は、2017年3月から、現在は全量外注している部品の内製化を始める。

藁谷篤邦社長が11月11日に同社で、メディア各社の取材に応じ明らかにした。このエンジンは、15年末に顧客への引き渡しが始まったビジネスジェット機の「ホンダジェット」に採用されている「HF120」。米GE(ゼネラルエレクトリック)と共同開発し、部品はすべて外注してきた。

計画では本社内に新たに約4700平方mの平屋の工場を建設しており、年内に完成させる。導入する設備も含めた投資額は2100万ドル(約22億円)となる。来年の3月から本格的な生産に入る方針で、藁谷社長は「品質を最優先するうえでキーになる部品をピックアップして着手する」と述べた。

また、内製化率をどこまで高めるといった目標は掲げず、品質や納期の安定確保などに重きを置いていくという。同社は現在、年間100基のペースで生産を行っている。販売はGEとの合弁会社が担当しており、今後はホンダジェット以外の機体メーカーも販路開拓していく。 

ホンダは6月6日、小型ビジネスジェット「ホンダジェット」を日本で発売すると発表。


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