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三菱航空機の初の国産ジェット機、5度の完成延期で初の納入は、20年半ば、受注取消しの可能性?

2017年12月18日 14時26分11秒 | thinklive

*5度の延期は尋常ではない、例え完成しても、米国の難度の高い型式承認が一度でクリアされるとは、これまでの経過からチョット信じられない、飛行機に比較すれば難度の低い造船でも完成が遅れている、三菱系企業の生産全体への信頼度が揺らいでいることも大きなマイナスである、

×5度の遅れのどの時期に外国人労働者を雇用したのか、雇用したのは労働者というよりも、熟練工ではなかったのか、受注した生産に関する難度の判断が出来なかった、というのが事実であろう、自社の技術力に関するする認識の浅さは致命的に近い

三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機「MRJ」が初の注文キャンセルに見舞われる可能性がでてきた。オプションを含めて40機分の購入契約が消える公算が大きい。これまでに計450機を積み重ねてきた受注が減るのは初めてだ。しかし、それもほんの小事にみえてくる。MRJはもっと構造的な危機に陥っている。

■40機、2000億円 契約の行方

三菱重工業の宮永俊一社長が15日、都内で記者会見し、国産ジェット旅客機「MRJ」の受注がキャンセルされる可能性に初めて言及した。米イースタン航空が発注した計40機(オプション含む)で、宮永社長は「おそらく、なくなるだろう」と話した。

三菱重工業の国産ジェット旅客機MRJ

MRJは約450機(基本合意含む)を受注している。イースタンの航空機を買収する米スウィフト航空は米ボーイング「737」のみを引き継ぐ見通し。宮永社長は計200機を発注している米スカイウエストなど「大きな注文を頂いているところからのキャンセルはない」と強調した。

MRJは5度の延期の末、2020年半ばの初号機納入を予定している。宮永社長はさらなる納入延期を否定した。

ただ開発コストは約5000億円と当初予定の2000億円弱の2倍超に膨らんでおり、開発する三菱航空機(愛知県豊山町)は債務超過に陥った。同社は外国人技術者を3割超に増やし、米国などの航空当局からの型式証明(TC)取得を急ぐ。


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