*特別損失引き当ての一括計上した、まだ損害金額はワカラナイ段階、
株価推移 1,647前日比-97.5(-5.59%)
1株利益192.37 配当32
マツダが27日発表した16年3月期連結決算は、純利益が前の期比15%減の1344億円だった。タカタのエアバッグ問題に関連してリコール費用、特別損失800億円を計上。日本や欧米など主要市場での販売は好調だったが補いきれなかった。17年3月期の純利益は前期比14%減の1150億円を見込む。円高による輸出採算などの悪化や研究開発費の増加が響く。
前期の売上高は前の期比12%増の3兆4066億円だった。SUV「CX―5」や「CX―3」が好調で、販売台数は153万4000台と10%近く伸びた。営業利益は12%増の2267億円だった。為替変動が424億円の減益要因となったが、販売増やコスト削減で吸収し、過去最高益を更新した。
今期の売上高は4%減の3兆2800億円を見込む。想定為替レート(売上時点)は1ドル=110円、1ユーロ=125円と、前期実績からそれぞれ10円、8円円高方向に置いた。足元では豪ドルやカナダドル、英ポンドに対しても円高が進み、利益を押し下げる見込み。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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