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22879、パナソ、ヘルスケア事業、KKR売却、1650億円、営業外利益、750億円計上?

2013年09月27日 19時06分57秒 | thinklive

*パナソニックの強みは住宅資材と家電との統合的な垂直的供給力であろう、家電サイドではヤマダ電機のように住宅メーカーを買収、家電を含む住宅関連の垂直総合を目指す動きもあるが、部材メーカーとしての垂直的な供給力はパナソニックには及ばない、

*自宅の庭を潰して勉強部屋を作ったが、結局、部屋の部材は電灯からパイプ、窓枠まで一切パナソニックであった、こちらが指定したわけではないが、工務店の選択だ、復興を含めて、住宅インフラも改修期、住宅市場の活況で売り上は持続するはず、ただし、パナソニックの規模は海外にある、ボクの勉強不足で、パナソの海外住宅、特に中国がどうなっているのか、進出は先頭を切ったはずだが、日立や東芝程の存在程にはパナソの情報かない、

*オリックスの、中国の政府機関、金融機関、自動車関連企業などとの提携のシナジーフォーカスな取組みには瞠目している,MATSUSITAからPANASONICへの改称でOriginarityが減衰した感じである、

*東南アジアでのパナソニックの存在性は今後、どうなっているのか、後ろ向きの話題ばかりで見えていなかった、いずれにしても、これからと言う感じ、

*KKR

KKRは極めて巨大なPEであり、現在ポートフォリオに持っている会社の数は51社、年間売上、2180億ドルに上る。これは、ライバルである、ブラックストーンGとカーライルGを足したものの二倍に達する金額である。
*海外の支配的資本勢力との連携の弱さも気になるところだ、その面ではKKRとの取組みがベターであったのか?

*当日株価は上げはしたものの、終値は下げた、半年推移で見れば、再建過程にあることは市場も認識、だが、血糖値測定センサー以外に起爆的な成長分野がまだ見当たらない、今回の売却で,革新機構が結局、買収に参画しなかったことが、1つの不安?

株価推移  962 前日比+2(+0.21%)

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パナソニック、ヘルスケア事業の売却発表 米KKRに1650億円で
2013/9/27 17:53

 パナソニック(6752)は27日、ヘルスケア事業を米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却すると発表した。パナソニックのヘルスケア事業を手掛けるパナソニックヘルスケア(愛媛県東温市)の全株式をKKRが設立した持ち株会社に2014年3月31日付で売却。パナソニックとKKRの両社は同日、株式の譲渡契約を締結した。関連資産や商号の使用許諾を含めて売却額は1650億円になる。

*ヘルスケア部門、13/3期の売上、1340億円、営業利益、87億円、営業利益率6.4%、

*携帯電話事業の撤退を決めたが、13/3期、営業利益-81億円,14/3期のスマホ売り上、130万台の計画は、ドコモの2top戦略も影響して、1~6期の販売台数は、10万台に留まった、マレーシア工場での生産は停止、

*買収の経緯

 パナソニックヘルスケアの売却後、KKRが設立した持ち株会社の第三者割当増資をパナソニックが引き受ける。パナソニックはヘルスケア事業に改めて20%を出資する予定だ。売却額と出資額の差額に加え、関連する資産の償却などもあり、今回の事業売却を巡って2014年3月期に計上する営業外収益は750億円になる見通し。

 パナソニックは前期まで2期連続で巨額の最終赤字を計上した。ヘルスケア事業の売却で得た資金を成長分野に振り向け、経営再建を急ぐ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 パナソニックのヘルスケア事業買収をめぐっては、KKRのほか、東芝、米投資ファンドのベインキャピタルが6月に1次入札を通過し、2次入札に進んでいた。パナソニックのフィナンシャルアドバイザーはメリルリンチ日本証券 。KKRはゴールドマン・サックス から助言を受けている。

 パナソニック:屋根型ソーラー電池事業を東南アジアに
Bloomberg 2013/8/23 20:07

  8月23日(ブルームバーグ):パナソニックは、国内で販売好調な高付加価値の屋根型太陽光電池を東南アジアにも積極的に展開する方針を明らかにした。吉田和弘ソーラービジネス・ユニット長は、マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジア諸国で、屋根型太陽光発電の普及に努めると語った。ソーラー事業で競合他社が中国メーカーと価格競争で苦戦する中、同社は単位面積の発電効率が高く、面積の限られる屋根上で使用されるタイプの電池で道を切り開いており、この国内での成功を東南アジアでの展開に生かす方針だ。
吉田ユニット長によると、パナソニックはソーラー製品の販売量について2013年度は国内外合計で25%の伸びを目指す。同社の12年度の販売量は540メガワットだった。
パナソニックは13年度の国内需要を5ギガワットと予想、そのうち3.5ギガワットは50キロワット未満の中小型?の発電用需要だと見ている

*売電用のメガソーラが設置計画の7割超を占めると推定、昭和シェル,9.5ギガワット、

血糖値測定センサー新工場が2011年度に稼働開始

*センサーハ治療に不可欠ではあるが、治癒にいたる医薬品ではない、

 2012年度に生産能力を2割増強

パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:愛媛県東温市、代表取締役社長:山根 健司)は、血糖値測定センサーの新工場を愛媛県東温市の松山地区に建設し、2011年4月より生産を開始します。これにより、2012年度には月産約3.6億枚(年産約44億枚)の生産体制を実現します。

 血糖値測定システムは、糖尿病患者が自分の血糖値を把握し、体調をコントロールするために利用されます。糖尿病患者の数は世界中で年々増加しており、2010年には約2.8億人、2030年には約4.4億人に増えると予想されています※1。当社は今後の需要拡大に備え、松山地区に新たに工場を建設し、2011年4月より生産を開始します。これにより、現在、松山地区と徳島県の脇町地区の2工場で月産約3億枚(年産約35億枚)の体制を、2012年度には2割増強します。

 新工場は、市場への供給責任という観点から、大規模地震が発生しても生産設備への被害を最小限にとどめるため、免震構造を採用しました。また、医薬品を扱う工場に求められる厳しい品質要求などに対応した建物や設備を持ち、環境面でも建物環境総合性能評価(CASBEE※2)Aランクを取得し、CO2排出量を削減するなど、環境にも配慮しています。

 当社は、2006年に、他社に先駆けて血液中の測定妨害物質の影響を受けない新型酵素を用いた血糖値測定センサーを開発し、2007年からは中国や東南アジア、南米などの市場に向けた低コスト商品も開発・販売してきました。今後も、需要拡大に対しスピーディでフレキシブルな生産を行うとともに、先進国の医療費削減、新興国の医療普及・衛生向上などの社会課題の解決に貢献し、世界中のより多くの人々に手が届く「アフォーダブル・ヘルスケア」を実現してまいります。




22878、住友鉱山、リチウムイオン電池正極材、能力3倍、米、テスラ量産対応

2013年09月27日 15時19分03秒 | thinklive

*テスラ向けの電池は、トヨタ.パナソニックの合弁企業が生産している、テスラにはトヨタ自が出資、大株主の1社、創立以来の赤字、前四半期に黒字転換、EVの高級スポーツカーで唯一量販に漕ぎ付けた、

*住友のこのリチウム増産の報道は、テスラカーの量販を裏付けるもの、EV高級スポーツカーメーカーとしては世界で1社、どこまで伸びるかはワクワク?

*同電池向け材は、当然、トヨタ自のリチウム電池には採用されている、トヨタ自のEV,HV増産が住友の増産の主たる要因である?

住友鉱山株価の推移 1,428 前日比+7(+0.49%)

1株利益155.58 配当34 利回り2.28%

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 住友金属鉱山、リチウムイオン電池正極材の生産能力3倍弱に 

*日経、2013/9/26 

 住友金属鉱山は26日、リチウムイオン電池の正極材の生産能力を現状の3倍弱に引き上げると発表した。約48億円を投じて磯浦工場(愛媛県新居浜市)に新たな生産設備を導入する。同社の正極材は電気自動車(EV)ベンチャーの米テスラ・モーターズ(カリフォルニア州)の電池に採用されている。今後、同社のEV販売が拡大するとみて需要増に対応する。

 増産するのは正極材に用いるニッケル酸リチウム。住友鉱山が製錬から手がけるニッケルにコバルトやアルミなどを混合して生産する。来年6月までに新設備を導入し、現状では月300トンの生産能力を月850トンにまで引き上げる計画だ。

 住友鉱山の正極材はパナソニックのリチウムイオン電池向けが主体。パソコン用などの用途が中心だったが、パナソニックの電池を採用したテスラ製EVの量産化が始まったことで、今後の需要拡大が見込めるとして生産能力を引き上げる。


22877、台湾、富裕層マンション、らせん複合超高層、全戸乗用車乗付け!

2013年09月27日 14時38分08秒 | thinklive

*熊谷組が台湾で100億円で受注、多分30階建て?の超高層のマンションで、全戸の門前に4輪乗用車が乗り着けできる、と言うタイプのマンションを日本ではボクは聞いた記憶がない、富裕層は世界のあらゆる場ションで想像を絶する贅沢に走っている?

*居住者用エレベーターは4台、中央部に大型の多機能エレベーター設置、全戸の玄関前まで乗用車を横付けできる

*屋上にはヘリポート?ヘリポート階下はガーデンテラス?

*台北市内のホテル跡地に着工した高さ93mの富裕層向けマンション、17年4月末完成、1F/2戸、

*パーキングは四輪238台、2輪、274台

*高強度の部材を採用、居住部からの眺望を確保、免震構造、ソーラ発電,雨水リサイクル、


22876、日系自動車部品メーカー9社、価格カルテル、米司法省調査、罰金,7.4億$、

2013年09月27日 14時16分35秒 | thinklive

日立系など9社に罰金730億円=自動車部品の価格操作―米司法省
*時事通信 9月27日(金)0時47分配信
 【ワシントン時事】米司法省は26日、日立オートモティブシステムズ(東京)や三菱電機、三菱重工業など日本の自動車部品メーカー9社が価格カルテルを結んでいたとして、総額7億4000万ドル(約730億円)超の罰金を科したと発表した。9社はいずれも米独占禁止法上の違反行為を認め、罰金支払いに同意したという。

罰金は日立オートモティブが1億9500万ドル(195億円)、ジェイテクトが1億0327万ドル(103億3000万円)、ミツバが1億3500万ドル(135億円)、三菱電機が1億9000万ドル(190億円)、三菱重工が1450万ドル(14億5000万円)、日本精工が6820万ドル(68億2000円)、ティラドが1375ドル(14億万円)、ヴァレオ・ジャパンが1360万ドル(14億円)、山下ゴムが1100万ドル(11億円)。
 米司法省によると、9社は米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車など日米自動車大手各社の米国販売車向けの部品価格を操作した。9社は日立と三菱電機、三菱重工のほか、ジェイテクト、ミツバ、日本精工、ティラド、仏系ヴァレオジャパン(東京)、山下ゴム(埼玉県ふじみ野市)。またこれに関与した幹部社員2人が各2万ドルの罰金の支払いなどに応じた。
 価格操作された部品は、エンジン始動用のモーターや空調の制御装置など30品目を超え、販売総額は50億ドル以上。不正は2012年ごろまで最長10年以上続けられたという。
 米司法省は国際的な自動車部品カルテルを調査しており、12年1月には矢崎総業に、日本企業に対しては過去最大となる罰金4億7000万ドルを科した。その後もパナソニック、フジクラなどを有罪としており、今回公表分を含めて日本の自動車部品会社20社、罰金総額は,16億$超と幹部社員ら21人が司法手続きに掛けられた。 


22875、東レ、米、炭素繊維大手、ゾルテック買収、6~700億円、低収益性が課題!

2013年09月27日 13時14分10秒 | thinklive

*炭素繊維、市場でハヤシテいるほどには成長性は高くない?汎用材にはならない宿命?

*株価は上げはしたものの、当日推移でも後場は下げ気配 東レの炭素繊維はhigh priceで需要先が限定される、1株利益が20円台では、株価は700円台が上限、

*今回の買収で炭素繊維の製品構成は安定化したが、ZOLTの利益も1株,0.28$と言う低さ、1株利益が3桁に乗らないようでは構造的な改革が必要である、

東レ株価推移 648 前日比+14(+2.21%)

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 東レが米ゾルテックを買収、低コスト炭素繊維を強化

2013年 09月 27日 
[東京 27日 ロイター] - 東レ(3402.T: 株価, ニュース, レポート)は27日、米炭素繊維メーカーのゾルテックを5億8400万ドルで買収すると発表した。東レは航空機向けなど高機能の炭素繊維を主力としてきたが、低コストの製品を得意とするゾルテックを取り込み、供給先を広げる。

炭素繊維は強度が高くて軽いのが特徴で、東レによると、年率15%以上の成長が期待されている。しかし、東レが手掛けるレギューラートウという高機能品は、価格が高いのがネックとなっており、高品質が求められる航空機や天然ガス圧力容器などに用途が限られている。

一方、ゾルテックが主力とするのはラージトウと呼ばれる低価格品。より汎用性が高く、需要が拡大している風力発電関連向けに採用されているほか、自動車にも用途が広がることが期待されている。

ゾルテックは米ミズーリ州セントルイスに本拠を置く1975年設立の炭素繊維メーカー。2012年9月期の売上高は1億8633万ドルだった。

東レはゾルテックの全株式を1株あたり16.75ドルで取得する。買収に当たってのファイナンシャルアドバイザーは非公表。

 *ゾルテック株価急騰

Zoltek Companies Inc. (ZOLT) -NasdaqGS
18.51 +2.08(+12.66%) Sep 26, 4:00PM EDT|After Hours : 18.46 ー0.05 (-0.27%) Sep 26, 7:32PM EDT

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22874、日立造船、木質バイオマス太田市、建設、5800kw、年間12億円収入、

2013年09月27日 11時11分27秒 | thinklive

日立造船、木質バイオマス発電事業に参入。約、30億円を投資、

*茨城県外でも木質バイオマス発電投資、間伐材など廃材の償却を生産化出来る、

日立造船は間伐材などを燃料に使う木質バイオマス(生物資源)発電事業に参入する。約30億円を投じ、茨城県常陸太田市に出力5800キロワットの発電所を建設する。2015年秋から20年間運転し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電する。年間発電量は一般家庭1万世帯の消費量に相当し、年12億円の収入を見込む。
茨城県内の林業者や森林組合などから年6万トンの木質チップを仕入れる。チップを燃やして蒸気を生み、タービンを回して発電する。日立造船は茨城工場(茨城県常陸大宮市)で火力発電をしているほか、ゴミ焼却発電施設の運営も手掛けており、発電所運営のノウハウを活用する。今後、茨城県以外でも木質バイオマス発電事業を広げる方針だ。


22873、メガソーラコスト革命、東大発ベンチャー、スマートソーラインタ(仙台)開発

2013年09月27日 10時52分43秒 | thinklive

*在来メガソーラ施設に後設置できないか、デキナケレバ大打撃?

*11年に工場生産を開始だが、ソーラ発電市場の大きな話題となっていない、メガソーラ大手との取組みがみえない?

東大発VBのスマートソーラー、大規模太陽光発電の建設費半減
*日経、2013/9/25 

*スマートソーラーインターナショナルは、東京大学発のベンチャー企業です。産・学・官連携により、高水準・低コストで大規模に展開可能な太陽光発電システムを開発・生産し、グローバル市場におけるリーダーを目指しています。2011年6月には、三本木工場(宮城県大崎市)の生産をスタート、東北発の企業として貢献しております。

 社名 スマートソーラーインターナショナル株式会社

オフィス (本社)宮城県仙台市青葉区中央1丁目3番1号 AER8階
(米国)376 Martin Avenue Santa Clara, CA 95050
電話番号 022-397-9211(代表)
テクノロジーセンター 376 Martin Avenue Santa Clara, CA 95050
工場 (三本木工場)宮城県大崎市三本木音無字山崎26番地2 《地図(下)参照》
設立 2009年8月
資本金 9.1億円
代表取締役 富田孝司
株主構成 富田孝司、東京大学エッジキャピタル、大陽日酸、SMBCベンチャーキャピタル、ニッセイ・キャピタル、田淵電機、ミツウロコグループホールディングス、アクトリー

東京大学発ベンチャーのスマートソーラーインターナショナル(仙台市、富田孝司社長)はメガソーラーの建設コストを従来に比べ半減するシステムを開発した。太陽光を鏡で反射して太陽光発電パネルに集中的に照射し、発電効率を高める仕組み。パネルの使用量や工事費を削減できる。米国で特許を取得しており、2014年に世界での販売を目指す。

 開発したシステムは高さ4~10メートルに太陽光パネルを設置、地上においた鏡で太陽光を反射、パネルに通常の最大1000倍の光を当てる、パネルを動かすのに電力が必要だが発電量の1%程度で賄える、

出力1000kwの発電に一般的には3億円が掛かるが、新システムでは,1.5~2億円に下げられる、


22872、糖尿病リスク上昇要因、亜鉛がインスリン分解抑制,新い要因発見

2013年09月27日 10時22分22秒 | thinklive

*亜鉛ではボクはエライ目にあったことがある、味覚不能になって医師に相談mそれは加齢化現象で、亜鉛不足だという、そでNaturemadeの亜鉛サップルメントを買って、1錠の半分を飲んだところが、1時間もたたないうちに吐き気、下痢に襲われた,半日足らずで治まりはしたが、用心して半分にしても過剰だったことになる、ソノ故ではないと思うのだが、味覚異常はいつの間にか回復した、

*糖尿病リスクが遺伝子要因であると分かったことは大きな要因、マズ遺伝子異常の検査によっては,透析治療をしなくてもいい、というケースが生まれる、透析治療が不要となることは患者にとっては大きな福音革命である、

研究方法と結果 2013年 9月19日
私たちの研究グループは、インスリンと共に蓄えられている亜鉛にどのような役割があるのか、亜鉛トランスポーター(ZnT8)の機能が悪くなると、なぜ糖尿病のリスクが高まるのかについて調べました。まず、膵β細胞でZnT8を欠損するマウスを作製しました。すると、このマウスではインスリン分泌顆粒内の亜鉛が枯渇するために、正常なインスリン結晶構造が作られず、また、糖をあたえると軽い耐糖能異常を示し、そのときの末梢血中のインスリン濃度は正常マウスに比べて低い値を示しました。そこで、膵β細胞からのインスリン分泌を直接調べたところ、予想に反して、正常マウスよりも約2倍程度のインスリン分泌の上昇を認めました。さらに、ZnT8が欠損したマウスを詳細に調べたところ、膵β細胞からのインスリン分泌はむしろ高まっているのに、同時に亜鉛が分泌されないために、肝臓で過剰にインスリンが分解されてしまい、その結果、筋肉などの末梢組織に届く全身のインスリン量が減少することがわかりました。 一方、正常なマウスでは、インスリンと共に分泌される亜鉛が門脈を介して肝臓へながれこむ、いわゆる「亜鉛のながれ」があり、亜鉛の存在が、肝細胞へのインスリンの取り込みと分解を抑え、末梢でのインスリン
量を保つ新たなメカニズムの存在が明らかとなりました。
ヒトにおいてZnT8遺伝子は一塩基多型により2つのタイプがあり、そのうち、機能が弱いほうのタイプを有する人たちでは、マウスと同様、肝臓でのインスリンの分解が亢進し、全身に送られる末梢血中のインスリン濃度が低くなります。それゆえ、正常な人たちと同じ程度のインスリン量を保つためには、膵β細胞がより多くのインスリンを分泌する必要があることがわかりました。すなわち、遺伝子変異による亜鉛の分泌量の低下が、インスリンを分泌する膵β細胞に慢性的に過剰な負荷をかけ、2型糖尿病のリスクを高めている可能性があります。

 

今後の展開これまで糖尿病の原因は、「膵β細胞からのインスリン分泌の低下」と「末梢組織でのインスリン感受性の低下」により説明されていましたが、「亜鉛分泌が少ないことによって起こる肝臓におけるインスリン代謝の亢進」も糖尿病発症に関わることを初めて明らかにしました。インスリンを無駄なく全身ではたらかせることができるように、膵β細胞での亜鉛トランスポーターのはたらきを高める薬の開発などができれば、糖尿病の新しい治療法に大きく貢献する可能性が



22871、ホンダ米オハイオ変速機工場、風力発電2基設置、投資額80億円,2万kw?

2013年09月27日 09時13分00秒 | thinklive

 ホンダ、北米工場で風力発電設置、投資額から発電量は、2~3万kw?
*13/6/18

オハイオの変速機工場の敷地内に風発2基設置
 Hondaは18日、グローバルオペレーション改革を進める一環として、環境経営においても、北米・南米・欧州・アジア大洋州・中国・日本の6地域それぞれの自立化を強化する、と発表した。その中で、北米オハイオ工場で2013年末までに風力発電を設置し、工場で使用するエネルギーの10%を確保する事などを明らかにした。

 ホンダは、環境問題は同社の事業運営に影響を与える重要課題であるとの考えから、2010年に社内の世界環境安全会議の議長を代表取締役社長執行役員とし、さらに全世界の拠点ごとに地域環境会議を設置、その議長を各地域本部長が務めている。

 今回は、こうした地域ごとの環境経営の自律体制をさらに強化することを決めたもの。国や地域によって異なる法規・基準や課題に合った独自の取り組みを、開発・生産・販売などさまざまな領域で加速させ、ホンダグループの世界全体での環境負荷低減を図ることが狙い。

 米オハイオ工場以外では、ブラジルの自動車業界として初めて、風力発電プロジェクトへの投資を決めた。プロジェクトは2014年に稼働の見込みで、年間発電量はブラジルで生産するホンダの四輪車の生産に必要な年間電力量を確保できる見通し。

 日本では7月に稼働予定の寄居工場で、2.6メガワットの太陽光発電を実施するほか、販売店でのソーラーパネルの導入もすでに1.3メガワット分の設置が完了しているという。中国でも広汽ホンダの第三ラインで、1万キロワットの太陽光発電システムを導入するなどを進めている。


22870、ホンダ、ブラジル風力発電生産工場のプレゼン、46億円を投資、

2013年09月27日 09時09分23秒 | thinklive

  ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ(以下、HAB)は、自らの企業活動で発生する環境負荷の最小化を目指し、ブラジル自動車業界で初めて、風力発電に投資することを発表しました。これにより、ブラジルにおける再生可能エネルギーの使用を積極的に進めていきます。

  Hondaがブラジルで進める風力発電拠点は、ブラジル南部のリオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市(サンパウロ州スマレ市にあるHAB四輪車工場から南方へ約1,000km)に位置し、2014年9月の稼働開始を予定しています。風力タービン9機が設置されるこの拠点での年間発電量はHABの四輪車生産活動に必要な年間電力量に相当する約8万5,000メガワットアワーとなる見込みです。工場で必要なすべての電力量を再生可能エネルギーで創出することによるCO2低減効果は年間約2,200トン以上に上る見込みです。なお、この風力発電事業への総投資金額は約1億レアル(約46億円※)を予定しています。

  この風力発電事業の展開にあたり、Hondaは風力発電事業に特化したホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダを新規に設立しました。ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダはHondaのブラジルにおける風力発電事業に関わる全領域の管理と運営をしていきます。

【ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ(Honda Energy do Brasil Ltda.) 概要】
会社名 : Honda Energy do Brasil Ltda.
資本金 : 1,000レアル(約4万6,000円※)
出資比率 : Honda Automoveis do Brasil Ltda.  99.99%、その他 0.01%
登記日 : 2013年3月21日
社長 : カルロス・エイジ
設置タービン数 : 9機(1機の最大出力 3メガワット)
発電能力 : 最大出力 27メガワット(9機合計)

  新会社ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ 社長 カルロス・エイジのコメント
  「Hondaは、1976年にブラジルでの生産活動を始めて以来、ブラジル社会と協調し、生産活動が環境へ与える負荷を可能な限り低減する努力を進めてきました。風力発電はCO2排出量低減にとても有効であることがわかっており、この再生可能エネルギーの活用を通じ、今後もブラジルでの環境保全活動に積極的に取り組んでいきます」

  Hondaは全世界で販売する製品のCO2排出量を2020年までに2000年比で30%低減するという目標を定めており、生産時やサプライチェーンを含めた企業活動全体でのCO2排出量低減に向けた取り組みをグローバルで強化しています。


22869、ホンダ、ブラジル南部工場、自社風力発電2.7万kw、全生産電力を賄う

2013年09月27日 08時58分12秒 | thinklive

風力発電だけでクルマを製造、ホンダのブラジル工場
*畑陽一郎,スマートジャパン

 ブラジルで四輪車を生産販売するホンダの子会社Honda Energy do Brasilは、2013年4月24日、ブラジル南部の四輪車工場に風力発電を導入すると発表した。投資額は約1億レアル(約46億円)。ブラジル自動車業界初の大規模風力発電の導入事例になるという。2014年9月に発電を開始する予定。

 導入するのはブラジル最南部のリオ・グランデ・ド・スル州シャングリラ市の工場。海岸線に近い。発電量3MWhのタービンを9基、合計27MWhの電力が得られる。年間発電量は約8万5000MWhであり、これは風力発電を導入した工場の四輪車生産活動に必要な年間電力量に相当する。

 ブラジルは風力発電の新興市場だと捉えられている。世界風力エネルギー会議(GWEC:Global Wind Energy Council)は、2012年に発表した報告所において、ブラジルの導入量が前年比50%増の58万7000kW(587MW)に上り、総発電容量が150万kWを超えたと発表している。今回ホンダが投資したリオ・グランデ・ド・スル州は風に恵まれているため、例えば2012年には100基以上の大型風力タービンが州内に導入されている。

 なお、ブラジルの再生可能エネルギー利用は、これまで水力、次にバイオマスが引っ張ってきた。2009年時点でブラジルの総発電量は世界第9位、そのうち83.9%を水力発電でまかなっている。ブラジルは植物由来のバイオエタノール生産量が世界第2位であり、最大の輸出国だ。

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22868、オリックス自、レンタカーHV導入倍増,13年度850台新型フィットも配備!

2013年09月27日 08時28分32秒 | thinklive

*全国に860ケ所のレンターカー拠点,5.1万台のレンターカー保有、トヨタレンターリースに次ぐ2位、

*レンタカーに占める低燃費車のシェアは最大70%には届く、

オリックス自、レンタカーでHV導入倍増

 レンタカーサービス国内2位のオリックス自動車(東京・港)はハイブリッド車(HV)の利用を拡大する。10月からホンダの小型HV新型「フィット ハイブリッド」を導入するなどして、2013年度中のHVの増車台数を12年度実績比で2倍に増やす。HVの環境性能に対する消費者の支持が定着するなか、人気HVのいち早い採用をレンタカー事業の拡大に結びつける。

*カーシェア事業でm今秋以降、トヨタ「アクア」ホンダ「フリード」を追加、フリードの台数は300台になる模様、

13年度中のHVの増車台数は、新型フィット中心に、850台,12年度比倍増、HV比率も倍増