所在地 真如堂 京都市左京区浄土寺真如町82
紅葉の名所として知られる天台宗の寺。真如堂の名で親しまれていますが、正式な寺名は真正極楽寺、紅葉と桜の名所でシーズンには大勢の人で賑わいます。
真如堂は、少し高台に位置していますが、紅葉時期なので、落ち着きのある境内は艶やかな紅葉に彩られているのかな
灯篭を背景に常緑樹の緑と重なり合う紅葉が重なり光景は圧巻。特に紅葉が美しいときです。
応仁の乱では東軍の陣になった為に伽藍等が焼失したが、現在の堂宇は江戸時代中期に足利義政により三重塔は再建しました。
永観2年(984)、戒算上人が比叡山常行堂にあった阿弥陀如来像(重要文化財)を本尊にして開いた。この像は慈覚大師円仁の作と伝え、別名を「うなずきの弥陀」と呼ばれ、女人救済に御利益があるとされる。現在の堂宇は江戸時代中期の再建で、広大な境内には本堂(重要文化財)、三重塔、大師堂、鐘楼堂、塔頭寺院が立ち並び、大寺院の風格が漂います。
本堂寄りの池の脇に静かにたたずむ左側にある、ブロンズ像(ブロンズに金粉蒸着)は、天台宗を開かれた伝教大師最澄さまが東国を巡られ(815)、上野国・下野国に宝塔を建てられた時のお姿をイメージして、平成2年、仏師 西村公朝師が作られました。
重厚な本堂や三重塔を背景に美しい紅葉の海が広がります。見頃は少し先かな?
石畳の参道の両側にカエデが大きく枝をはり、奥に三重塔が見え、まるでカエデの林の中に寺があるようで紅葉のトンネルになると、赤や黄色に紅葉する桜やカエデ・モミジなどで出来る光景は素晴らしいでしょう。
本堂の周辺には、沢山のモミジなどがあり、紅葉が見頃に向かい素晴らしいですね。
本堂を背景に、モミジの紅葉が始まり、これから本堂裏の美しい散り紅葉や、朱色の総門を飾る紅葉が鑑賞できます。
境内が広いし、モミジも多く紅葉が見頃に成り、夕日に染まると綺麗でしょうね。
真如堂の境内の拝観は無料ですが敷地も広く三重塔など見所があちこちあり、モミジの数も沢山あり、紅葉がもう少し進めば良いでしょうが、これでも充分紅葉を楽しめます。
次回をお楽しみに では またね