『レベル7のチェルノブイリ事故から5年8か月後に崩壊したソ連、フクシマから5年6カ月後の日本』
2016年09月07日(水曜日)の毎日新聞の第一面の左側と第二面の右側が『がん大国白書』である。
『第3部 AYA世代の試練/1(その2止) 病後の就職、高い壁
<1面からつづく> がんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)世代が直面する就労の「壁」。仕事を続ける難しさをうかがわせるデータがある。国立…』
この7日の毎日新聞では18面に1ページを使った癌の代替医療に言及した特集記事を書いているのですが、なんと、NNK(Eテレ)も夜8時のゴールデンタイムで同じように、がんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)の問題と取り上げているのです。
この事実から分かることは、個々のメディア単体ではなくて日本国のマスメディアが総がかりで大々的に40歳以下の癌キャンペーンを行っているのですから、『驚きである』としか言葉も無い。
『毎日新聞の医療福祉部編集委員高野聡のコラム 「発信箱」 検診広報の不利益』
唐突に始まったAYA(アヤ)しいキャンペーンには驚いたが、しかし、一番驚いたのは同じ日付(9月7日)のオピニオン欄に掲載されている毎日新聞の医療福祉部編集委員の肩書で高野聡が書いている 『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」)である。
(ただし、この記事は何処を探してもWeb上には見つからない。毎日新聞の紙面掲載記事の一覧にさえそのタイトルが掲載されていない摩訶不思議な代物)
毎日新聞としては『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」高野聡医療福祉部編集委員)が書いている内容を、何故か知らせたくないのであろう。
マスメディアが大々的にがんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)問題を取り上げているのですから、真っ先に誰でもが思いつくのが『早期検診、早期治療』の大切さである。
ところが毎日新聞の医療福祉部編集委員の高野聡は180度逆に色々な具体的事例を列挙して、(世間が推奨する)がんの早期検診・早期治療に対して『メリットよりもデミリットが大きい』との驚きの主張を行っているのですから、毎日新聞の編集部としては不都合すぎる『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」)を隠したかった。
その結果が何処を探してWeb上にない幻の高野聡のコラム記事『検診広報の不利益』が生まれたのであろうと思われる。
ところがである。
実は毎日新聞の一面二面に掲載されていた『がん大国白書』にも18面に掲載されていた癌の代替医療にも、今までの報道なら必ずあった『早期検診、早期治療の大事さ。大切さ』が丸々抜けている。
紙面の何処にも『検診』の文字が無くなっているのですから怖ろしい。
実は毎日新聞としては(小さく目立たない様に書いている)療福祉部編集委員の『検診の不利益』がメインの主張で、(大きく目立つように書いている)唐突に始まったAYA(アヤ)しいキャンペーンの方が猫だましというか赤いニシン(間違った結論に搖動するに偽の手がかり)だったのである。
『生活習慣病(高齢者の病気)だといいながら、小学生相手に「将来クラスの2人に1人ががんになる」と脅す福島県郡山市』
中川恵一東大医学部准教授が監修した『クラスの2人に1人はガンになる』との驚愕的な全8ページの小冊子が小学生の子供たち全員に配布していた問題では、市民が余りにも非常識な市当局の対応に怒りを爆発させている。
パンフレットの表紙には『将来クラスの2人に1人ががんになる?!』とあり、続けて『30人のクラスだったら、将来がんになる人は15人、がんで死ぬ人は10人になることに!』という刺激的な文言が並ぶ。
最早助からない末期がん患者などを対象とした緩和ケアの専門家である中川恵一准教授ですが、今回は小学生の子供相手でも容赦なく何時もの中川節が炸裂する。
ドクター中川は『命には限りがあります』としたうえで、『日本人のがんの知識は非常におそまつ』と断定し、『人はいつか死ぬ』、『生きてきて死ななかった人間は1人もいない』、『人間の死亡率は100%』、『限りある命を大切に生きよう』などと何時ものように上から目線で説教しているのである。
ドクター中川ですが、自分が小学生の子供相手に喋っている事実を失念しているのだろうか。
レベル7の福島第一原発事故後の福島県の小学生を、丸っきり手遅れの中高年の末期がん患者扱いしているのである。余りにも常識はずれな無茶苦茶にも程がある暴言の数々。余りにも腹が立つ。
郡山市によると、『がん検診受診率の向上』が目的だというが、フクシマのレベル7の核事故で天地が引っくり返って、今までの正誤や善悪が逆転してしまい、『確実な常識』(原理、原則)が無残にも崩壊してしまった。
何とドクター中川など、現在の我が国の専門家たちでは、『がんの早期検診の不利益』を言い出したのですから怖ろしい。
『今までの「絶対に正しい」一般常識がコペルニクス的に180度変わる恐怖。フクシマの放射能で医療の敗北宣言?』
毎日新聞の療福祉部編集委員の高野聡は2015年2月5日(木)当時は毎日新聞社が発行する医学雑誌(MMJ)編集長だったが今回と同じように、がん検診や早期発見が『利益だけではなく、実は不利益も伴う。』ことを警告、『早期発見は万能ではない。』と結論付けている。
2週間後の2015年2月18日付け毎日新聞連載記事『がん社会はどこへ』の見出しが、『医師も人間 医療は不確実』だった。
記事のサブタイトルの一つ目が『特別な治療は無い』、二つめが『両者が意識改革を』、そして最後の三つめの小見出し(結論部分)が『許しあう気持ちを』である。
多くの日本人は今まで、日本の医療を全面的に信用していて、医者に依存(判断を丸投げ)していたのに、今さら『医療は不確実』で『医師も人間』と突き放されても うろたえ慌てて意味も無くおろおろするばかりである。
専門家(医者)が、『不確実なのだから→間違って当然だ』(今まで『間違っていた』が、どこが悪い)とケツをまくって開き直っているのである。
今までの日本なら決してありえない種類の出来事が、いま目の前で進行しているのですから恐ろしい。
『71年ぶり2回目の玉音放送』
専門家であるい医者が分らないなら素人の患者のほうはもっと分らない。
5年半前のフクシマの核事故発生当時、テレビでいわゆる原子力村の有識者たちとか、東大工学部原子力学科の教授が、自信たっぷりに『安全だ』と解説している画面の後ろで、1号基が大爆発。自称専門家が、実は素人以下の存在だった事実が発覚するが、原子力以上に医学の場合は深刻で、日本人の全員が例外なく関係してくるが、原因はやはりフクシマの放射能被害が隠し切れなくなっているのです。普通なら絶対に言わないことを言い出しているが、たぶん『もう手遅れです』と言いたいのでしょう。
『菊池寛賞を授賞した近藤誠医師の驚愕の仮説「がんもどき論」(がんの放置療法)』
『医者に殺されない47の心得』が大ベストセラーとなった異端の近藤誠医師(遅れてきた預言者?)は独自の『がん もどき理論』を提唱している。
まったく同じように見えるが『がん』には二種類が存在していて、『転移する本物のがんは外科手術では治せない』(治療効果が無く、体力を失うだけなので、無駄に命を縮めるだけ)、『転移しない「がんもどき」なら、治療の必要なし』(無駄な治療は体力を失い健康を害する)と断言する。
本物の転移する悪性腫瘍でも、転移しない『がんもどき』でも、癌の早期検診は無駄であり、早期治療も無駄。(近藤理論では癌が大きくなって症状が出た段階での対処を薦めている)
異端の『がんの放置療法』のこの近藤誠医師ですが、『早期発見、早期治療』がスローガンの今までの癌専門医や医学界では『トンデモ論』だとして頭から否定するか、稚拙な論理だとして罵倒や嘲笑の対象でしかなかったのである。
ところが、風向きが大きく変わる。
今回毎日新聞の療福編集委員とか国立がん研究センターの斎藤博・検診研究部長、津金昌一郎予防・検診研究センター長らは『がんが見つかってもすぐに治療せず、様子を見ることも検討すべきだ』。
『がん検診で死亡率が下がる科学的根拠がなく、効果が期待できない。しかもがんではないのにがんと診断される偽陽性があり、放射線被曝による将来の乳がんリスクが増す』『医師でも、がん検診の不利益を理解せず・・情緒的に検診を勧める人も少なくない』。
『異常があった時に医師を受診するのが現実的だ。』とか、がん検診の『有効性は患者を追跡しなければ分からない。』など、これでは若干表現が違うだけで、『中身』が丸っきり今まで自分たちが散々馬鹿にしてきた『がん放置療法』と100%同じ。基本となる『主張』に違いが無いのである。
しかし末期がんの放射線治療の専門家である近藤誠の場合は『正論』だったとしても、近藤誠と同じ主張(癌検診は利益より被害の方が大きい。早期発見ではなく症状が出た段階で対処する)を立場が大きく違う毎日新聞とか国立がん研究センターが言いだしては世の中『終わり』である。
御名御璽。これでは助からない。
2016年09月07日(水曜日)の毎日新聞の第一面の左側と第二面の右側が『がん大国白書』である。
『第3部 AYA世代の試練/1(その2止) 病後の就職、高い壁
<1面からつづく> がんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)世代が直面する就労の「壁」。仕事を続ける難しさをうかがわせるデータがある。国立…』
この7日の毎日新聞では18面に1ページを使った癌の代替医療に言及した特集記事を書いているのですが、なんと、NNK(Eテレ)も夜8時のゴールデンタイムで同じように、がんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)の問題と取り上げているのです。
この事実から分かることは、個々のメディア単体ではなくて日本国のマスメディアが総がかりで大々的に40歳以下の癌キャンペーンを行っているのですから、『驚きである』としか言葉も無い。
『毎日新聞の医療福祉部編集委員高野聡のコラム 「発信箱」 検診広報の不利益』
唐突に始まったAYA(アヤ)しいキャンペーンには驚いたが、しかし、一番驚いたのは同じ日付(9月7日)のオピニオン欄に掲載されている毎日新聞の医療福祉部編集委員の肩書で高野聡が書いている 『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」)である。
(ただし、この記事は何処を探してもWeb上には見つからない。毎日新聞の紙面掲載記事の一覧にさえそのタイトルが掲載されていない摩訶不思議な代物)
毎日新聞としては『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」高野聡医療福祉部編集委員)が書いている内容を、何故か知らせたくないのであろう。
マスメディアが大々的にがんになった10代半ばから30代のAYA(思春期・若年成人)問題を取り上げているのですから、真っ先に誰でもが思いつくのが『早期検診、早期治療』の大切さである。
ところが毎日新聞の医療福祉部編集委員の高野聡は180度逆に色々な具体的事例を列挙して、(世間が推奨する)がんの早期検診・早期治療に対して『メリットよりもデミリットが大きい』との驚きの主張を行っているのですから、毎日新聞の編集部としては不都合すぎる『検診広報の不利益』(コラム 「発信箱」)を隠したかった。
その結果が何処を探してWeb上にない幻の高野聡のコラム記事『検診広報の不利益』が生まれたのであろうと思われる。
ところがである。
実は毎日新聞の一面二面に掲載されていた『がん大国白書』にも18面に掲載されていた癌の代替医療にも、今までの報道なら必ずあった『早期検診、早期治療の大事さ。大切さ』が丸々抜けている。
紙面の何処にも『検診』の文字が無くなっているのですから怖ろしい。
実は毎日新聞としては(小さく目立たない様に書いている)療福祉部編集委員の『検診の不利益』がメインの主張で、(大きく目立つように書いている)唐突に始まったAYA(アヤ)しいキャンペーンの方が猫だましというか赤いニシン(間違った結論に搖動するに偽の手がかり)だったのである。
『生活習慣病(高齢者の病気)だといいながら、小学生相手に「将来クラスの2人に1人ががんになる」と脅す福島県郡山市』
中川恵一東大医学部准教授が監修した『クラスの2人に1人はガンになる』との驚愕的な全8ページの小冊子が小学生の子供たち全員に配布していた問題では、市民が余りにも非常識な市当局の対応に怒りを爆発させている。
パンフレットの表紙には『将来クラスの2人に1人ががんになる?!』とあり、続けて『30人のクラスだったら、将来がんになる人は15人、がんで死ぬ人は10人になることに!』という刺激的な文言が並ぶ。
最早助からない末期がん患者などを対象とした緩和ケアの専門家である中川恵一准教授ですが、今回は小学生の子供相手でも容赦なく何時もの中川節が炸裂する。
ドクター中川は『命には限りがあります』としたうえで、『日本人のがんの知識は非常におそまつ』と断定し、『人はいつか死ぬ』、『生きてきて死ななかった人間は1人もいない』、『人間の死亡率は100%』、『限りある命を大切に生きよう』などと何時ものように上から目線で説教しているのである。
ドクター中川ですが、自分が小学生の子供相手に喋っている事実を失念しているのだろうか。
レベル7の福島第一原発事故後の福島県の小学生を、丸っきり手遅れの中高年の末期がん患者扱いしているのである。余りにも常識はずれな無茶苦茶にも程がある暴言の数々。余りにも腹が立つ。
郡山市によると、『がん検診受診率の向上』が目的だというが、フクシマのレベル7の核事故で天地が引っくり返って、今までの正誤や善悪が逆転してしまい、『確実な常識』(原理、原則)が無残にも崩壊してしまった。
何とドクター中川など、現在の我が国の専門家たちでは、『がんの早期検診の不利益』を言い出したのですから怖ろしい。
『今までの「絶対に正しい」一般常識がコペルニクス的に180度変わる恐怖。フクシマの放射能で医療の敗北宣言?』
毎日新聞の療福祉部編集委員の高野聡は2015年2月5日(木)当時は毎日新聞社が発行する医学雑誌(MMJ)編集長だったが今回と同じように、がん検診や早期発見が『利益だけではなく、実は不利益も伴う。』ことを警告、『早期発見は万能ではない。』と結論付けている。
2週間後の2015年2月18日付け毎日新聞連載記事『がん社会はどこへ』の見出しが、『医師も人間 医療は不確実』だった。
記事のサブタイトルの一つ目が『特別な治療は無い』、二つめが『両者が意識改革を』、そして最後の三つめの小見出し(結論部分)が『許しあう気持ちを』である。
多くの日本人は今まで、日本の医療を全面的に信用していて、医者に依存(判断を丸投げ)していたのに、今さら『医療は不確実』で『医師も人間』と突き放されても うろたえ慌てて意味も無くおろおろするばかりである。
専門家(医者)が、『不確実なのだから→間違って当然だ』(今まで『間違っていた』が、どこが悪い)とケツをまくって開き直っているのである。
今までの日本なら決してありえない種類の出来事が、いま目の前で進行しているのですから恐ろしい。
『71年ぶり2回目の玉音放送』
専門家であるい医者が分らないなら素人の患者のほうはもっと分らない。
5年半前のフクシマの核事故発生当時、テレビでいわゆる原子力村の有識者たちとか、東大工学部原子力学科の教授が、自信たっぷりに『安全だ』と解説している画面の後ろで、1号基が大爆発。自称専門家が、実は素人以下の存在だった事実が発覚するが、原子力以上に医学の場合は深刻で、日本人の全員が例外なく関係してくるが、原因はやはりフクシマの放射能被害が隠し切れなくなっているのです。普通なら絶対に言わないことを言い出しているが、たぶん『もう手遅れです』と言いたいのでしょう。
『菊池寛賞を授賞した近藤誠医師の驚愕の仮説「がんもどき論」(がんの放置療法)』
『医者に殺されない47の心得』が大ベストセラーとなった異端の近藤誠医師(遅れてきた預言者?)は独自の『がん もどき理論』を提唱している。
まったく同じように見えるが『がん』には二種類が存在していて、『転移する本物のがんは外科手術では治せない』(治療効果が無く、体力を失うだけなので、無駄に命を縮めるだけ)、『転移しない「がんもどき」なら、治療の必要なし』(無駄な治療は体力を失い健康を害する)と断言する。
本物の転移する悪性腫瘍でも、転移しない『がんもどき』でも、癌の早期検診は無駄であり、早期治療も無駄。(近藤理論では癌が大きくなって症状が出た段階での対処を薦めている)
異端の『がんの放置療法』のこの近藤誠医師ですが、『早期発見、早期治療』がスローガンの今までの癌専門医や医学界では『トンデモ論』だとして頭から否定するか、稚拙な論理だとして罵倒や嘲笑の対象でしかなかったのである。
ところが、風向きが大きく変わる。
今回毎日新聞の療福編集委員とか国立がん研究センターの斎藤博・検診研究部長、津金昌一郎予防・検診研究センター長らは『がんが見つかってもすぐに治療せず、様子を見ることも検討すべきだ』。
『がん検診で死亡率が下がる科学的根拠がなく、効果が期待できない。しかもがんではないのにがんと診断される偽陽性があり、放射線被曝による将来の乳がんリスクが増す』『医師でも、がん検診の不利益を理解せず・・情緒的に検診を勧める人も少なくない』。
『異常があった時に医師を受診するのが現実的だ。』とか、がん検診の『有効性は患者を追跡しなければ分からない。』など、これでは若干表現が違うだけで、『中身』が丸っきり今まで自分たちが散々馬鹿にしてきた『がん放置療法』と100%同じ。基本となる『主張』に違いが無いのである。
しかし末期がんの放射線治療の専門家である近藤誠の場合は『正論』だったとしても、近藤誠と同じ主張(癌検診は利益より被害の方が大きい。早期発見ではなく症状が出た段階で対処する)を立場が大きく違う毎日新聞とか国立がん研究センターが言いだしては世の中『終わり』である。
御名御璽。これでは助からない。
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