逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

3・11同時多発事故「安全で無い」と自衛隊が敵前逃亡

2011年03月16日 | 軍事、外交

陸上自衛隊「中央特殊武器防護隊」のオフサイトセンターから退避を検討していることが14日分かった。
政府が、福島第1原発の事故対応にあたっているオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)は、原発から約5キロ離れた福島県大熊町に設置されている。

『浮き足立つ自衛隊、無責任にも職場放棄(戦線離脱)』

16日付け毎日新聞によると、自衛隊は『東電に、安全の担保ない』として『自衛隊 不信の撤退』として、次のように報じている。
防衛省は15日、東京電力福島第一原発の相次ぐ爆発事故を受け、オフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)から、60キロ離れた陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県郡山市)まで撤退させたと発表した。
14日に起きた同原発2号機の爆破事故で、給水作業中の隊員4人が負傷した事故がきっかけで、安全性に対する東電などの判断に疑問が噴出したため。
現地では一時『放射能漏れの恐れがある』として独自に、矢張り60キロ離れた福島県庁への退避を検討。
オフサイトセンター自体も15日午後、同原発から5キロ離れた福島県大熊町から同県庁に移された。
『安全性が担保されていない。慎重に対応すべきだ。』と、14日夜、防衛省で開かれた災害対策本部会議で、折木良一統合幕僚長が指摘した。
『給水活動は危ないのでしばらくできないと言う意味』と語った。
防衛省関係者は『安全性を判断し、どの現場に向かうかの判断は、東電や原子力安全・保安院に委ねられている』と不満を漏らした。

『究極の無責任官僚組織』

毎年数兆円の貴重な国費を浪費して、毎日毎日大量破壊兵器による大量殺人訓練に励んでいた自衛隊幹部は今回『自分の安全性が担保されていない』事を口実にして、国民の命と財産を守る為に絶対必要不可欠な事故で炎上する原発への給水活動を拒否、自分達だけが安全な60キロ離れた位置まで逃げるとは、絶句するしかない。
自衛隊に与えられた任務は、統合幕僚長の主張するような『自衛隊の安全の確保』では絶対に無い。
自衛隊の存在理由とは『何』であると思っているのか。
『自衛隊の安全』の正反対の、自ら(自衛隊)が身を挺して(自分の安全を省みず)『国民の安全』を確保することが任務である筈である。
ところが何と、こんどの3・11同時多発事故では、自衛隊が福島第一原発の事故現場から勝手に撤収したとは、正に税金泥棒の穀潰し以外の何ものでも無い。
国民全部の命(危険)を無視して自分だけの命を惜しむ税金泥棒の名前のとうりの『自をまもる(衛る)だけ』の、こんな自衛隊は即刻解散して欲しいものです。
(産経新聞系で信用度が低いが)直近の夕刊フジによればアメリカ海軍の横須賀基地とアメリカ空軍厚木基地所属の特殊消防隊が福島第一原発4号機の炎上を鎮火したと報じているが本当か。(消防用車両の提供だけであることが翌日報道される)
米軍が消火に成功したのであれば日本は米国の属国扱いでも文句がいえない。自分のやったことの始末か自分で出来ない情け無い有様であり言葉も出ない。

『思考停止状態のマスコミや政府』

報道では第一原発から半径30キロの屋内避難が指示された、福島県から新潟県に向けて大量に子供連れの一般市民の自主的な避難民が移動しているようでガソリンスタンドには長蛇の列が出来上がっている。
普通『屋内避難』とは、埋もれていた不発弾の処理のような時間を限って実施されるもので今回の様な無期限は前例がない。
今回の事例は、絶対にあり得ない異常すぎる政府の方針であり、屋内避難で期限の提示が無いなら本来なら自衛隊などによる無料の食料や医療品の配布が不可欠である。
ところが何も無い。
原子力空母ロナルド・レーガンが仙台沖の福島第一原発から100マイル(160キロ)地点から安全な場所に退避して当初配備されていた艦船3艘を含む全てが日本海側(新潟沖か)に移動している
それなら南220キロ地点の首都東京の被曝汚染も考えられる。
しかし必要の有無にかかわらず数千万人もの大量な避難は、優柔不断な管政権ならずとも誰であれ事実上実施が無理であるのですね。
ですから管直人首相や枝野官房長官が4号機爆発前の時点で、『当面は不要不急のことではあまり外出しないで』と関東圏の住民に対して呼びかけているのですが、実は『被爆を避けるために屋内退避してください』と言っている(意味)かもしれないのですよ。
昨日の時点での鉄道の運行停止処置や胡散臭い東電の計画停電も、『なるべく市民が外出しないよう』に、予め計画された可能性すらあります。

『最悪の流言飛語を発信するプロ野球?』

昨日15日の横浜と千葉で予定されていたプロ野球のオープン戦が『放射能被曝の危険性』を理由に中止されて、プロ野球選手たちは別の場所に急遽移動(避難)したのですが、マスコミ報道ではその事実を淡々と伝えているだけ。
今の日本のメディアは完全に思考停止状態である。
何故なら、本当に日本プロ野球機構のように『被曝の危険性』が考えられるならば、成人の野球選手の避難などでは無く、すぐさま子供や妊婦の避難こそ優先させるべきである。
プロ野球選手のような成人の健康な男子なら優先順位として試合中の数時間ぐらいは我慢して辛抱するべきなのですよ。
また、プロ野球球団の考えが間違いで実は危険性が無いなら、このような社会的に影響のある有名スポーツマンの不必要な過剰な反応は、マスコミでは無いが『今回の事故のとんでもない風評』である。
マスコミは正面から強く批判するべきで、今のように何もいわずに不問にするのは可笑しい。
退避が間違いなら我々一般市民とは大きく違い、楽天やロッテや日本ハムなど、責任ある社会的的地位にあるものには絶対に許されるべきではない、恥ずべき愚行であるのです。
ところが、現実には誰も批判するものが無い。
全てのマスメディアをくまなく調べて見たのですが、何処を探しても何一つも意見の表明がないのですよ。
社会の木鐸であるべき日本のマスコミは、今何も考えていないのか。
放射線被曝を恐れて逃げ出した彼等が間違っていたのか。あるいは間違っていなかったのか。
ところが必ずこの二つの内の『何れか』であるのです。
日本政府は、これ等の不安の解消や正しい判断の為には、すべての情報の全面開示以外の解決策が無いことに早く気が付いてほしいものです。
情報の小出しで『安全である』と繰り返す今のままでは余計な憶測を呼ぶばかりであり、何一つ良い事はありません。

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10 コメント

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飛びに飛び交う流言とデマ (壊れ甕)
2011-03-16 16:08:12
マスメディアがちゃんと真実を提示しないせいもあってか、ネットもありとあらゆる流言とデマが飛び交って混乱状態に陥っています。
yahoo!知恵袋も原発に関する質問でごった返していて、その回答もいたずらに不安を煽るモノが多く、各地で出回っている流言とデマの温床となっています。
政府がきちんと国民に原発の状況を市から十まで知らせていかなる対策を取ればよいのかをきちんと提示していれば、こういうことにはならなかったと思います。
パフォーマンスのために原発視察という余計なことをして、さらに事態を悪化させて後手後手の対応ばかりしている現在の管政権は、後世において嘲笑の嵐を受けることになるでしょう。
そして、震災が起こってから毎日毎日不安を煽るような報道番組を流して、国民をさらなる混乱に陥れている民放のテレビ局の上層部達も、絶対に許してはならないでしょう。
「落ち着いて冷静に対応してください」とアナウンサーやキャスターは言っていますけど、「これだけ恐怖と不安を煽って国民を混乱に陥れているのはどこのどいつだ!?」と、文句を言いたいです。
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ボケ国民が多すぎます (透明)
2011-03-16 16:45:49
お久しぶりです。
ITインフォメーション・テクノロジーなどという仕事をしているのに今の危機的状況すら認識できない。
そういう人々が多すぎます。
哀れという他はありません。
米軍も逃げ自衛隊さえも逃げる。
一般住民は20kmまでなのに。
自衛隊は60kmも逃げる。
これでは終戦間際に一般人を朝鮮半島や満州に残して逃げてしまった日本軍のようです。
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放射能から身を守る方法(御参考) (もえおじ)
2011-03-16 23:07:45
問題なのは、原発から放出された放射性物質の塵(目に見えない小さな粒子)が呼吸とともに肺に入ったり、皮膚や服に付くことです。 それらは目に見えない破裂(核分裂)を起こしてガンマ線という紫外線よりも強い光を出します。 これが細胞を傷つけて最悪の場合に癌の原因となります。 ですから、放射性物質の塵を吸い込まないようにすること、膚に付けないようにすることが予防となります。 具体的には、外出を減らし、外出時には肌の露出を少なくしてマスク・帽子をする、服を小まめに洗濯する等です。

北海道、或いは、千葉県より南の地域は全く問題ないと思いますが…。
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一番不安を煽る政府と東電の流言飛語 (宗純)
2011-03-17 10:16:40
壊れ甕さん、コメント有難う御座います。

仰られている通りで、この様な時に一般市民の不必要な不安を煽る『流言飛語』は厳に慎まなければならないのです。
ところが記事にも書いたが日本のプロ野球では真っ先に先頭を切って『放射能汚染』の流言飛語を声高に言い募り、一般大衆の不安を煽っているのですよ。
そして最も不安を煽っているのが東京電力であり、計画停電で都市機能を麻痺させているし、これに電鉄会社も協力している。
これ以上の市民層の不安を煽る悪質な『流言飛語』があるでしょうか。
普通の流言飛語なるものは根も葉も無いデマで、実体がなく屁のようなものですよ。気にしない賢い人には何の影響もありません。
ところが政府が率先して行っている『流言飛語』は実体を伴ったものなので、これで不安にならない人は誰一人もいませんよ。
今では日本人(特に関東圏)で不安なく政府を全面信用して安心しいる人は多分一人もいません。
本当に困ったことですね。
市民の不安を解消する唯一の方法とは、今の政府や東京電力や電鉄会社の行っている正反対の方向である、全面的な情報の開示と、鉄道や電気などのインフラの確保ですよ。
少し前に広島と長崎で二重被曝した原爆の被曝者の話を『世界一、運の悪い男』として笑いのネタにしたBBCの娯楽番組が日本でも取り上げられて、日本国内で抗議の声があがったのですが、
この番組の司会者(英国の超有名コメディアン)が何度も強調していたのは『日本では原爆投下の翌日でも鉄道が動いていた』だったし、その他の出演者が大笑いした部分も矢張り、『信じられない事態でも正常に動く日本の鉄道事情』だったのです。
(イギリスでは強風で木の葉が落ちたとの理由でも運行停止になるらしく、この笑いは英国風の自虐ネタだったらしい)
ですから今回の日本の鉄道の運行停止は、まさにあり得ない話なのです。
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中国残留孤児の悲劇の原因 (宗純)
2011-03-17 11:26:27
透明さん、お久しぶりです。
部下の部隊には日本のポツダム宣言受諾で敗戦してもソ連軍への徹底交戦を命令しておいて時間稼ぎに利用して、
日本軍の高級幹部は早々と安全な日本本土に逃げ帰りアメリカ軍に投降して、置き去りにした日本人の満州開拓団の一般市民が悲惨な有様になり、あの中国残留孤児の悲劇も生まれたのです。
沖縄の悲劇と同じで『国家』の捨石として使われた国民ほど惨めなものはありませんが、今回の管直人政権の行った30キロ地帯の自宅での屋内退避ほど無責任極まる決定もありませんよ。
救助せず援助せず退避も認めていないのですよ。
正に敗戦時の旧日本帝国の棄民政策に限りなく近いものです。
早急に手当てがない場合には、今の日本はまともの国家としての体を成していないとしか言えませんね。
30キロ圏内に物資がまったく入っていない現状から、早急な全住民14万人の避難(救助)の必要性が高まっているでしょう。

原発事故で、もっとも責任があるのは東電や自衛隊であり福島第一原発の鎮火の責任問題の主体ですが、大地震も大津波も天災である意味では仕方ない側面もあるのですが、原発火災は如何言い逃れしても人災であり、東電に直接の責任があることは否定できない。
人が起こしたことなら、人が始末しないわけにはいか無いし、必ず終わらせられるのです。
東京電力だけでなく自衛隊にも同様に言えることですが、今回の原発事故現場から絶対に逃げずに最後まで踏みとどまって消火鎮圧しないと、組織として完全に潰れますよ。
彼らの責任を有耶無耶にせずきっちりと白黒を付けて完全に問題を終わらせないといけません。
それにしても東電の当事者能力には首をかしがざるをえない。
何と今頃になって外部からの電源確保による緊急冷却装置の復活を言い出していて、送電線の建設を検討しているとの話が報道されている。
全ての出発点は電気を作るのが仕事の東電が、緊急用のディーゼル発電機の故障で、電気が作れなかったからですよ。
女川原発も福島第二原発も大事故に至らなかった最大原因は、この外部からの電源の確保らしいのですよ。
ですから事故直後から『外部からの電源確保』の努力を行っているとばかり思っていたが、何と今頃になって思いつくとは救い難い、余りにも遅すぎる。
東電は通商産業省に言われて初めて原発に(廃炉になる)海水の注入を始めているが、この時間的な遅れが、今の取り返しの無い事態を招いた可能性が高いのですよ。
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日本科学者会議が声明 (宗純)
2011-03-17 12:19:42
もえおじさん、コメント有難う御座います。

福島第一原発事故で日本科学者会議は16日、
政府と東電は事故情報を速やかに公開したうえで、事故解決の基本方針を示して国民の協力を仰ぐべきだとの声明を出しています。
今回の事故は1979年に米スリーマイル島原発で起きた事故同様、炉心冷却に失敗した深刻な事故で、水素爆発の発生など似た経過をたどっていると認識した上で、
(1)
生データを速やかに公表し、評価を専門家にゆだねるべきだとした。
さらに、
(2)
避難に当たって政府は、推定される被ばくのリスクと避難によるデメリットを明らかにし、バランスのとれた説得力のある指示を出すべきだ。
と、明確に指摘しています。
政府は情報公開を行っていない。
今の政府や東電、マスコミの行っているのは情報の管理ですね。
しかも科学的とはいえない『流言飛語』に近い不確かな情報をだけを間断なくマスコミで垂れ流されているのです。
NHKや民放の違いなく同じです。
例えば福島県庁で高レベルの放射線の検出に対して、『胸部レントゲンの半分の数値であり、人体には影響は無い』『安全である』と繰り返しているが事態は深刻ですよ。
レントゲンは瞬間の一回の数値であり、放射線の場合には常に積算値が大問題なのですね。
胸部レントゲンの半分とは2時間その場所に留まれば同等の積算値になるし、一日留まれば12回分ですよ。
1ヶ月なら360回分で1年なら4320回分になるのですよ。
安全の為には早急な子供や妊婦の避難が何としても必要でしょう。
1号機が爆発する寸前までテレビなど映像ディア報道では、出演している人物(学者?東電関係者?)全員が、今回の巨大地震でも予定どうり自動停止して『日本の原発は無事(優秀)で何の危険性も無い』と、強調していたのですよ。
嘘をつくにもほどがある。
毎日系のテレビでは東大大学院の諸葛(もろくず)教授が出ずっぱりで念仏のように未だに『安全である』と唱えているのですが、原発の水素爆発について聞かれて『想定外』とぬけぬけと言い放つ。
最悪の事態を何も知らない(知りたく無いし、存在を認めたく無い)らしいのですね。
モロクズのような人に、(何も考えていないのですから)今度の事故の話を聞くのは無理がある。
未だに『安全で人体には影響が無い』と専門家面して間違いや憶測を語るだけ、一般の素人よりもたち悪い。
何故、全ての日本の放送局はわわわざ無責任にも『知らない、想定外』の(知らない)人に勝手気ままにを喋らしているのか。
ところが、以前から今回の事故を予想していた真面目な学者や技術者は、絶対に出演させない今のテレビ局の態度は、宣伝機関ではあるが、到底報道機関とはいえない。
放射線は瞬間値の値にはそれ程大きな意味はなくて、それ以上に大事なのは積算値であり、どれだけ長い時間浴びたかが大事なのですね。
報道されている数値は通常1時間あたりの数値ですから住民の被曝量は1日では24倍であり1ヶ月では720倍、1年では8760倍です。
ですから発表されている数値を旅客機とかレントゲンに比較して論じるのは不真面目であり住民の安全確保の観点からなら1年分の積算である8760倍にして考えるべきでありそれなら、
十分に危険であるでしょう。
アメリカは自国民に対して福島第一原発から80キロ圏内からの退避を勧告した模様です。
日本ですが少なくとも今の屋内退避の30キロ圏内からの全ての市民14万人の退避(救助)が最優先で大事では無いでしょうか。
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Unknown (うーん)
2011-03-17 13:55:13
自衛隊が税金泥棒…気持ちは理解しますがご自身が困った時、助けを求める最終手段の一つに自衛隊はないのですか?。本当の本当には裏で何が起こっているのか…○軍は何をし何をしよとしてるのでしょう。最前線で現場で頑張っておられる全ての方々に感謝と祈りの気持ちでいっぱいです。何しろ私は安全なところでこうやっていられるのですから。今まで電気を使いたいだけ使って豊かさを享受し原発の実態を知ろうともせず、声を上げる事もしなかった私も含め皆で考えるべき時だと思います。
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東日本が最悪、壊滅するかも知れないのです (宗純)
2011-03-17 15:27:31
当ブログでは来て頂いている真面目な読者の為に良好な環境を維持する目的で、名前もタイトルも無いもの、あっても日本人の一人とか通りすがりなど個人を特定していないNHでの投稿は無記名と看做し塵として不掲載としています。
次回からは(うーん)ではなくて、何でも結構ですから個人を特定出来るHNを考えてからコメントを投稿して下さい。

うーんさん、記事を最後まで読みましたか。この様な記事の内容とは遠い、単に書いてある単語に反応されても如何仕様もありませんね。
自衛隊の制服組のトップである折木良一統合幕僚長が、『何を発言したか』、あるいは給水活動に当たるべき目の前にいる現実の『自衛隊が何をしたか』を読んだのでしょうか。?
この記事のタイトルさえも、真面目に読んだ形跡が無い。
彼等は日本を守るべき使命があるのですよ。
其れを『安全で無い』任務を放棄して60キロ後方まで逃げてしまったのですよ。
『安全である』任務なら、何も自衛隊なんぞは少しもいらないのです。
彼等は毎日何をしていると思っているのですか。?
唯一の正統な暴力装置として国家を守る目的の『効率のよい人殺し』(戦争)の練習をしているのですよ。
警察や消防とは大きく違い、軍隊ではそもそも自分の安全や命なとは最大の価値観で有ってはならないのです。

しかも今回は防護施設を持っている自衛隊は安全な60キロだが、装備が無いにもかかわらず未だに一般市民は20~30キロ地点で踏みとどまっているのです。
税金泥棒などは生やさしすぎる。
これ等の自衛隊員は全員が戦線離脱した逃亡兵として見つけ次第即座に銃殺刑に処されるべきであるのですよ。
其れが日本以外の本当の軍隊の真の姿、正体なのですよ。
まあ、其れができないのが日本の自衛隊であり、無理であるのです。
ですから日本の自衛隊は単なる『税金泥棒の穀潰し』と言っているのですね。
今自衛隊のの阿呆の腰抜けが、ホバーリングせず水の投下を行っているが根性無しにもほどがある。
いくら数値が高くても1時間あたりの数値であるのです。
数分ならどれ程強くても数値は小さくなり安全であるのですね。
地上の放水している消防や警察の二桁以上もへりの自衛隊の方が安全であるでしょう。
東海村臨界事故では核分裂している1メートル以内にまで接近して仕事をしているのですよ。
また距離の二乗に反比例して放射能の強さは弱まるので、東海村臨界事故のときに比べればへりの自衛隊員の安全度は問題ともされません。
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Unknown (sirokanippe)
2011-03-17 18:16:24
子供のころご老人方が口々に「軍隊は市民を守らない。平気で捨ててゆく」というようなことを仰ってたのを嫌というほどかみ締めてます。多くの方は鬼籍に入られたでしょうが、なんといいますか、歴史は繰り返すわけですね。

軍隊(及び軍事力を持つ組織)は市民を守らない。

少なくともこの国においては不変の真理であるようです。半世紀以上も我々は何をやっていたのか。検察の横暴を許しプルサーマルをとめようとした知事を辞職に追い込み、挙句この事態。まるっきり第二次大戦のころのようなこの風景。我々は未だに大日本帝国臣民程度の恥知らずのままなのでしょう、悔しいです。
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アメリカ軍でも (宗純)
2011-03-18 11:39:30
sirokanippeさん、はじめまして。コメント有難う御座います。

米軍は福島第一原発から半径50海里(93km)以内に自国軍兵士や艦船が入らないように指示を行っているのですが、アメリカ市民には50マイル(80km)からの退避を勧告したのですから、軍人と民間人では差があり、2割程度は一般市民の方が規制が緩いのですね。
それにしても無責任ですね。
東京電力は14日の時点で全面撤収を政府に打診していたらしいのですよ。
15日に管直人首相自らが東京電力本社に乗り込んで直々に『撤収せず最後まで止まり原発を守れ』と指示。これに対して東電側は『放射能で死ねというのか』と不満を漏らしたらしい。
東電としては後は自衛隊や警察、消防に任せる気だったのですよ。
ところが肝心の頼りの自衛隊は本格的な核戦争も想定している米軍に任せる心算だったのですよ。
無責任の連鎖反応ですね。
勿論米軍は核戦争も想定した訓練に励んでいるが、日本の原発事故などには何の義務も無いし、『安全を犠牲にする』心算も無い。
これがあのお馬鹿な『安全性が担保されていない。慎重に対応すべきだ。』との14日の折木良一統合幕僚長発言の根拠なのです。
この制服組トップは日本が危なくなって困っていれば必ず米軍が助けてくれると本当に思っていたらしいのですね。
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