逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

Jアラートはイスラエル軍の真似 NHK指摘

2018年06月23日 | 軍事、外交
一番最初は東北の秋田県など過疎地限定だった摩訶不思議なJアラートの避難訓練ですが、とうとう今年からは首都圏の小中学校など義務教育の学校行事として行われるようになる。(神奈川新聞 記者)‏ @tasaki_kanagawa · 1月31日



2017年3月17日に日本海沿岸の秋田県男鹿市で日本では初めての不可解な訓練が行われ人々を驚かしたが、こんな田舎の超過疎地で、何をしているところでしょう?
①スズメバチに襲われたときの訓練
②クマと遭遇したときの訓練
③モノリスが木星に向けて電磁波を出したときの訓練
④ジャイアンが歌いだしたときの訓練
⑤どんなにムダでくだらない指示にも逆らわず従う訓練

ミサイルからの避難を呼びかける日本政府のテレビCM(上)と新聞広告



『「ミサイル、私なら原発より東京のど真ん中に落とす」 田中俊一・原子力規制委員長が発言』2017年07月07日朝日新聞

2017年9月に退任が決まっている原子力規制委員会の田中俊一委員長が6日、関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を受けて、北朝鮮のミサイルの脅威について、「(原発を狙うより)東京都のど真ん中に落としたほうがよっぽどいいんじゃないか」「もう何万人、何十万人と住んでいるから」と述べた。
(抜粋)


『都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ』2018年1月24日 日刊ゲンダイ

内閣官房や東京都などが共催するミサイル避難訓練は22日、都内の「文京シビックセンター」(文京区)や遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」などで実施された。
ところが、訓練には“一般”の歩行者は参加せず、集まったのは、主催者側の“動員”で駆けつけた350人。危機をあおるだけの“ショー”だった。


ミサイル発射を想定した訓練で、手で頭を抱えて床に伏せる児童たち=12月1日、福岡市中央区の舞鶴小学校で撮影

『ミサイル避難訓練、学校は「やらざるを得ぬ情勢」』2017年12月30日 朝日新聞

北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受け、全国各地の学校で避難訓練が行われている。万が一のための備えだが、「結果的に、子どもたちの不安をあおるのでは」という批判も起きている。


悲しく切ない写真。カメラマンも、参加者の顔が映らないように配慮


もう「戦前」ではないか


熊本県上天草市で2017年8月24日

『弾道ミサイル訓練中止へ』 2018年6月21日 11:11共同通信 フラッシュニュース 沖縄タイムス

政府は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定し、2018年度に全国各地で予定していた住民避難訓練を中止する方針を固めた。現時点で北朝鮮が弾道ミサイルを発射する可能性は低いと判断した。政府関係者が21日明らかにした。
(共同通信)



(くらし☆解説)「Jアラートが鳴ったら、どうするの?」(NHK)2017年09月27日 (水) 増田 剛 解説委員

1年前の安部アンダーコントロールの増田 剛NHK解説委員ですが、いま読み返してみると結構愉快である。大事な部分だけを『抜き書き』して見ると、

(サイレン)
朝早くに突然、この特殊なサイレン音が流れるのを聞いて、びっくり・・・
Q2)
この音、すごく、どきっとしますよねえ。
A2)
そうですよね。
・・・ミサイルが、日本のはるか上空、大気圏の外を飛んで、通過してしまう・・・。先月29日と今月15日は、そのケースです。
つまり、Jアラートが鳴ったからといって、ミサイルが日本の領内に必ず落ちてくるというわけではありません。
日本に落ちる可能性があると判断された場合には、直ちに追加の避難情報が出されることになっています


『最初から最後まで、全部が真っ赤な嘘だったアベJアラート』
★注、
何んと、NHKによると、
『ミサイルが日本領内に落ちるからJアラートが鳴った』では無かったのである。
ミサイルが本当に落ちてくるときは『直ちに追加の避難情報が出される』ことになっていたらしい。
1年前には確かに、ウォーン、ウォーンと無気味なサイレンが鳴りNHKは間違いなく『頑丈な建物や地下に避難してください』と放送していたのですが、これは10月の解散総選挙用の脅かしであり、NHK解説委員の増田 剛 の話が正しければ、安倍晋三による腹立たしいし迷惑な ほぼ悪質な詐欺かインチキ手品ですね。


内閣官房「弾道ミサイル落下時の行動について」NHK

『あの無気味なウォーン、ウォーンと鳴り響き人々を怯えさせるJアラート(無気味なサイレン)の「元ネタ」とはイスラエル国防軍公式ホームページ"Israel Under Fire: Life Comes to Hal"、だった』


ロケット攻撃により、テルアビブで地面に伏せる市民(イスラエル国防軍公式ホームページ)


自身を守るため地面に伏せる市民(イスラエル国防軍公式ホームページ)


車を停車させ、物陰に伏せて備える市民(イスラエル国防軍公式ホームページ)



『特集Jアラートは意味がない?』2017年10月2日 NHK WEB  政治部官邸担当 記者古垣弘人

イスラエル軍は、「GUIDE TO EMERGENCY PREPAREDNESS」と呼ばれる緊急事態への備えをまとめた資料を作成し、国民に周知しています。この中では、ミサイルが着弾するおそれがある場合には、まず、軍からスピーカーなどを通じて警報を出すとしています。日本のJアラートにあたる仕組みです。そして警報を聞いたら、状況に応じて身を守る行動をとるよう求めています。



具体的には、屋内にいる場合は、事前に選んでおいた安全な部屋に避難しすべてのドアと窓を閉める。屋外にいる場合には、近くの建物に避難するか、建物がない時は地面に伏せて手で頭を守る。車に乗っている場合は停車して、近くの建物やシェルターに避難するか、そうした施設がない場合は、車から降りて地面に伏せて手で頭を守ることを奨励しています。そのうえで、「危険で緊急な事態は警告なしに起こることがよくあるが、事前に準備をし、どう対処すればよいかを知っている人たちは、自分自身と家族を守る行動を適切に行える」と指摘しています。

『NHK NEWS WEB にはあるが、』
★注、
ところが、一切放送しなかったので日本国内では誰にも知られていない 『不都合なNHKニュース』

日本人の誰一人も知らされないうちに、安部晋三(自民党)政権によって密かに平和な日本列島が世界で一番危険なイスラエルになっていたとの何とも恐ろしい話。
去年に国際ステーションのはるか上の宇宙空間を飛ぶ北朝鮮の大陸間弾道に対して、Jアラートのウォーン、ウォーンという無気味なサイレンを鳴らして早朝に叩きお越したり、鉄道を止めたりの大騒ぎの元ネタとはイスラエル軍のマニュアルの通りだった。日本の自衛隊と米軍の指揮命令系統は一体なので、たぶん、アメリカ軍の指示によって、我が日本国の政府が行動していたのである。


ガザ境界線のフェンスに近づくパレスチナ人デモ参加者を排除するため催涙ガスやゴム弾の発射だけではなく、多数の狙撃兵を配備して実弾で攻撃したイスラエル軍 3月31日 CNN


パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスの東の対イスラエル境界線付近でデモ中にイスラエル治安部隊との衝突が発生し、若い女性が撃たれないように手をつないでこの女性を守りながら走って逃げるパレスチナ人のデモ参加者ら(2018年3月31日撮影)AFP


ガザ境界線のフェンス前に多数配備されたイスラエル軍の狙撃兵たち


パレスチナ自治区ガザ市の東で、イスラエルとの境界付近で起きた衝突を、旗を掲げながら見つめる女性(2018年5月14日撮影)。(c)AFP PHOTO


フェンスに近づく非武装のデモ隊を銃撃するイスラエル軍狙撃兵の蛮行に抗議するパレスチナの人々

(関連記事)

アパルトヘイト「負の連鎖」イスラエル

2018年06月06日 | 宗教



負傷者の救護中にイスラエル軍の狙撃兵に撃たれて死亡したパレスチナ人女性看護師ラザン・アルナジャルさん(21歳)

『ガザでイスラエル軍に撃たれ看護師が死亡』6月4日 CNN 
ガザで負傷者を助けようとした看護師がイスラエルの狙撃兵に撃たれて死亡した。
数週間にわたって続く今回の衝突では、抗議運動に参加したパレスチナ人100人以上が、イスラエルの銃撃によって死亡。ラザンさんなどパレスチナの医療救援団体は、この日も負傷者を手当てするために集まっていた。


日常的な死。地球上に最後に残ったアパルトヘイト国家イスラエルによる『負の連鎖』

イスラエル建国の根拠『ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか』2008年05月31日 朝日新聞

イスラエルで「建国根拠なし」本、ベストセラーに
著書では、今のユダヤ人はユダヤ教に改宗した人々であり、古代ユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人だ――と記されている。
サンド教授は「ユダヤ人は民族や人種ではなく、宗教だけが共通点」。第2次世界大戦中に約600万のユダヤ教徒を虐殺したナチス・ドイツが、ユダヤは人種との誤解を広めた。イスラエル政府が標榜する「ユダヤ人国家」には根拠がないと批判。「パレスチナ人を含むすべての市民に平等な権利を与える民主国家を目指すべきだ」というのが著者の最大の主張だ。
ユダヤ人が紀元後2世紀までにローマ帝国に征服され、追放された通説を根拠に欧州でユダヤ教徒が19世紀末に「ユダヤ人国家の再建」を目指すシオニズム運動を起こした。
しかし「追放を記録した信頼できる文献はない。19世紀にユダヤ人歴史家たちが作った神話だった」
パレスチナ人から土地を奪うことを正当化するため「2千年の離散の苦しみ」という理由が必要だっただけで古代ユダヤ人農民の大部分が追放されずに残り、キリスト教やイスラム教に改宗して今のパレスチナ人となった。
初代首相ベングリオンがイスラエル建国前に著した本で、パレスチナ人をユダヤ人の子孫と指摘したが、対立が深まるとパレスチナ人を子孫とは言わなくなった。
教授は「新説ではなく、建国指導者らが知りながら黙ってきたことをはっきりさせたにすぎない」と語る。
(抜粋)



『イスラエルを逃げ出す優秀な頭脳』6月4日 ニューズウィーク
 
物価が高く、仕事がない母国イスラエルを捨てて、優秀な人材は成功のチャンスがあるアメリカや他の国へ
イスラエル建国70周年5月14日。ユダヤ人にとっては悲願がかなった日でも、住んでいたパレスチナ人にとっては故郷を追われた悲運の日だ。
アメリカは大使館をエルサレムに移転し、独立記念の祝典に花を添えた。おかげでパレスチナ自治区では大規模な抗議行動が起こり、イスラエルとの境界で百数十人が殺されたが、今、母国を捨ててアメリカに移住するイスラエル人が増えている。
米国籍の取得は「イスラエル人みんなの夢
正規の移民以外に渡米し、そのまま居ついてしまう人も多い。今のイスラエルは生活費が高くて給料は安く、政界でも社会でも超保守派が幅を利かせているからだ。
アメリカに暮らすイスラエル人の数は、少なく見積もっても100万人。16年までの10年間で給与がいい米国に移住したイスラエル人は9万人、他に数十万人がヨーロッパ諸国やカナダなどに移住している。
イスラエルの頭脳流出は長年にわたり、多くの才能ある学者や研究者が大学や研究職のポストを求めアメリカに渡っている。もともとイスラエルの頭脳流出率は欧米圏に比べてもかなり高いが、最近は、一般の若者まで逃げてゆく。イスラエルには未来が無いからだ。
流出人材は取り戻せない
人口1人当たりのハイテク新興企業数は世界一だが平均的なイスラエル人は起業にもハイテクにも縁がない。ハイテク産業の雇用数は全体の8%にすぎないが月給は全国平均の約7倍。
国民の貧困率と所得格差は欧米圏に比べても屈指の高さ。そして生活費の水準も世界最高レベルだ。国際社会公認の商都テルアビブは、物価の高い都市ランキングで第9位(5年前は34位)。13年調査では成人の87%(大部分は子持ち)が生活費のかなりの部分を親に頼っていた
国外の優秀な人材に帰国を促す「イスラエル頭脳獲得プログラム」は成果を得られず中断、「国全体の在り方を考え直す」必要があるという。
帰国という選択肢などあり得ない。夫妻で共働きしても生活はぎりぎり。しかし米国移住で3年もたたないうち家を買えた。
夫は建設工事などの下請け会社を経営(イスラエルでは一部の有力な家族が業界を牛耳っているため手を出せなかった)。今の収入はイスラエル時代の10倍ほど。共働きの必要はない。
「以前は子供の世話をする時間もなかったけれど」、「ここでは一日中、一緒にいてあげられる」。誰もが成功しないがアメリカにはイスラエルよりもチャンスがある。
『政教分離の民主国家Vsユダヤ国家に二分』
多くの人がイスラエル去る理由は危機感だ。今のイスラエルは政治から教育制度まで社会のあらゆる面で宗教色が濃くなっている。
宗教色が強まるイスラエル社会は保守化し、リベラルは住みにくい。超正統派のユダヤ教徒は現時点で総人口の12%だが、2065年までには4倍になると予想される。
そうなると厄介な問題が生じる。彼らの運営する学校では数学も科学も英語も教えない。これでは「第三世界並み」の教育水準だ。
超正統派ユダヤ教徒は一切働かない、兵役義務もない、所得税も納めないが政府の福祉で食っていける。
結果として「起業大国」のイスラエルと「現代社会で生きるすべのない人々」のイスラエルの2つに分断。このギャップは急速に拡大している。パレスチナ紛争は終わりが見えずイランは復権している。
こんな状態の持続は不可能だ
(抜粋)
2018.6. 5 Newsweek



ドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任して真っ先に行ったのが自分の執務室に中央銀行をぶっ潰したアンドリュー・ジャクソン(『反知性主義』の面目躍如というか、最強のトンデモ大統領というか、)の肖像画を飾ることだったといわれている。
東部の知識人やエスタブリッシュメントの既得権益を攻撃したポピュリズムの権化のようなアンドリュー・ジャクソンのもう一つの側面とは(インディアンを全てミシシッピ川以西に追放する)チェロキー族の『涙の道』の悲劇など先住民族に対する過酷な政策だった。

『(今まで「正しい」とされていた既存の常識を平気でくつがえす)アッと驚くトランプの詐欺的なビッグディール(手のひら返し)』

建国70年前のイスラエルに一番似ているのは、何とも皮肉な話だが、実は崩壊が近いヒットラーのナチスドイツの第三帝国であることは明らかな事実である。(あるいはマンデラ以前のアパルトヘイトの南ア連邦)
イスラエル寄りに見えるトランプ大統領ですが、1年半前の北朝鮮関連の記憶を今一度思い出してほしい。アメリカ軍と韓国軍との北朝鮮奇襲攻撃による『斬首作戦』金正恩(キム・ジョンウン)の暗殺を、盛んにマスコミに流していて、この剣呑な米韓軍事作戦に対して日本政府(安倍晋三首相)も全面支持を表明していた。ところがである。40年来のお友達による国政壟断『疑惑』であれよあれよと言う間にパク・クネは失脚し今は獄中で、トランプは金正恩との会談を楽しみにしているという。まさに、詐欺か手品のような話なのですが、韓国と1年遅れで日本で瓜二つの安倍お友達による国富の簒奪『疑惑』で動きが取れない。
最大限ヨイショし、⇒二階に上がったのを確認してから、⇒『梯子を外す』
★注、
ニクソン大統領以来半世紀ぶりに欧米リベラルメディアと全面対決するアメリカのトランプ政権ですが、北朝鮮などのアメリカの宿敵を叩くふりをして(戦争気分を煽るだけ煽って)密かに同盟国の韓国(パク・クネ)や日本(安倍晋三)イスラエル(ネタニエフ)など右派の保守強硬派政権を叩き潰すとの高等戦術を駆使している可能性が高いと思われる。
(抜粋)





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