鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

三世代で故郷を楽しむ

2019年01月28日 | 議会活動

平成31年1月28日(月)

 

 恒例の富士南地区「ききょうの里」三世代交流大集会が富士川の河川敷にある富士川緑地にて開催され、来賓として出席してきました。メインは地域毎に作成した大凧や個人が自作し持ち込んだ、たこ揚げ大会です。

 また、同じように元吉原地区でも同様の企画がありましたが、インフルエンザが地域内に蔓延していることから、そちらは残念ながら事前に中止となってしまいました。

(富士山をバックに)

 

 さて、毎年楽しみにしているのは大凧のデザインで、その年の干支などが中心に描かれており、大きいものでは3m四方くらいになります。事前にデザインの審査会も行われ、地域の皆さんが力を合わせて作成した力作だけに、どれも優劣はつけがたいものでした。

 凧揚げは天候に、特に風に左右されるので、ちょうど良い風が吹くことを期待しますが、毎回期待通りになるとは限りません。今年は幸いにして絶好の天気に恵まれ、小さな凧をいくつも連ねた連凧は、青い空に吸い込まれていくようなすばらしい景観を見せてくれました。

(大凧の展示)


(連凧や変わった凧も登場)


 

 開会式では、主催者から会場となった富士川緑地の、公園に整備されるずっと前の姿が紹介され、子どもの頃の遊び場だった思い出を詳細に語っていただきました。昔は会場そのものが、富士川が流れていた場所で、大雨が降ると上流から流木が流れ着き、天候が回復してからは家庭で使う薪としての流木拾いに出かけたことや、その中にはクルミが含まれ、それを拾うのが楽しみであったことなどが紹介されました。

 しかし、昭和の高度成長期の田子の浦港の公害問題解消のために、この広い河川敷に浚渫土砂が埋められたことでは、詳細に触れませんでしたが「残念な時もあった」と触れています。その後に、同じ場所が緑地として整備され、今ではこのように地域の憩い・ふれあいの場として使用されているなど、地域の歴史について紹介され、聞き入ってしまいました。

 三世代という冠がついていることもあり、主催者は会場にいる子どもたちや、域外から引っ越してきた住民、会場を訪れた住民以外の皆さんにも、知っていただく良い機会となったのではないかと思います。

(投げ餅に集まった皆さん)

 

 今年は特別メニューとして、投げ餅が振る舞われ、私たち来賓も投げてとして参加させていただきました。風は冷たいものの日差しは強く、春の訪れにはまだまだ時間がありますが、とても良いイベント日和に恵まれました。

コメント
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