まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

九谷焼き美術館

2011-07-12 | 暮らし

大聖寺にある九谷焼き美術館へ、そこに勤めている○桑さんに用事があって尋ねていった。

1階の展示は入場料がいるが、2階のラウンジへは自由に出入りできる。水が流れている景観は涼しい。

○桑さんは、範士八段の故○桑先生の息子さんで、主人の先輩である。もう70才になるとか。

夫婦して、九谷焼の茶碗でコーヒーを飲みながら、久々にいろいろな話をした。で、驚いたことに、「ひりと娘に2日前子供が生まれて、この年で初めておじいちゃんになってね。」と、言われた。

諦めていたけれど、42歳で初めて子供ができたとのこと。身近な明るいニュースは嬉しい。

暑い毎日の、日曜の午前。素敵な外出となった。


満身創痍の弓

2011-07-12 | 弓道

矢摺り籐がちぎれた。手の内が悪いので、人一倍この藤の劣化が激しいかもしれない。

矢が離れるときに、弓に摺れて行くのだ。手の内が悪いので、弓返りもしない。物の本には、弓返りができないと参段の認許は難しいとあった。ううっ。相撲のように角番がないことが救いだ。

新しい藤を買ってきて、一晩水につけて、巻き直した。膨らんだ分、矢は前にそれていくのを懸念して、「前に外れるかもしれない」と言うと、主人は、「そんな、緻密な弓を引いていたか?」と、言う。確かにそうではあるが、アバウトな分、アバウトに前にそれる気がする。

ついでに、弦を新しくした。しかし、しっくりいかない。矢は案の定前にそれ、下に落ち。ついに、弦が切れた。満身創痍である。見事に中たりもない。汗だくになって、何の快感もない弓を引いていると、何のためにこんなことをしているのかと疑いたくなる。

風呂上りに、ビールを飲んだ。うまいっ!

あ、このために汗だくになっていたのね。