昭和の子供のおやつ事情を
たんねんにドキュメントした珍しい記録映画。
教育・啓蒙目的で作られたものらしい。
戦後まもない東京の下町が映し出されている。
弟を背負い、妹と手をつないで遊ぶ子供、
歳もバラバラ、よちよち歩きの子もいれば年長の子もいる。
質素な洋服が当たり前の時代。女の子はおかっぱ、
男の子は刈りあげか、坊主である。
驚いたのは「都電」のレールの上を横断する子供たちが
裸足だったこと!!ほんとかい?
見るからにオエ~ッとなるような
ショッキングな菓子製造の様子(家内制手工業))が映し出され、
母親に向けて、不衛生な「買い食い」への警鐘、
手作りおやつの勧めなど説いているが
駄菓子屋に群がる子供たちはこの上なく幸福そうに見える。
私はこの映画よりちょっと後の世代だけど、
カンペキな駄菓子中毒、
正統派駄菓子屋常連組だったひとりで、
学校が終わるや否や、ランドセルを放り投げ、
おばちゃんがひとり店番をしている店に連日駆けつけたものである。
一等の巨大なクロボ~(黒砂糖を固めた駄菓子)を当てるために
なけなしのこづかいをいくら投入したことだろうか。
私がひく「クジ」はいつも「スカ」ばかりだった。
この映画でも嬉々としてくじをひく子供のバックに
「紙を舐めるクジは大変不衛生です」とナレーションが入る。
そんなこと、ち~~とも知らなかったわ!
監督: 西岡豊/青山通春/菊地周
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たんねんにドキュメントした珍しい記録映画。
教育・啓蒙目的で作られたものらしい。
戦後まもない東京の下町が映し出されている。
弟を背負い、妹と手をつないで遊ぶ子供、
歳もバラバラ、よちよち歩きの子もいれば年長の子もいる。
質素な洋服が当たり前の時代。女の子はおかっぱ、
男の子は刈りあげか、坊主である。
驚いたのは「都電」のレールの上を横断する子供たちが
裸足だったこと!!ほんとかい?
見るからにオエ~ッとなるような
ショッキングな菓子製造の様子(家内制手工業))が映し出され、
母親に向けて、不衛生な「買い食い」への警鐘、
手作りおやつの勧めなど説いているが
駄菓子屋に群がる子供たちはこの上なく幸福そうに見える。
私はこの映画よりちょっと後の世代だけど、
カンペキな駄菓子中毒、
正統派駄菓子屋常連組だったひとりで、
学校が終わるや否や、ランドセルを放り投げ、
おばちゃんがひとり店番をしている店に連日駆けつけたものである。
一等の巨大なクロボ~(黒砂糖を固めた駄菓子)を当てるために
なけなしのこづかいをいくら投入したことだろうか。
私がひく「クジ」はいつも「スカ」ばかりだった。
この映画でも嬉々としてくじをひく子供のバックに
「紙を舐めるクジは大変不衛生です」とナレーションが入る。
そんなこと、ち~~とも知らなかったわ!
監督: 西岡豊/青山通春/菊地周
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でも結構クジ運良かったかも・・・←無駄に運使ってた
今でも駄菓子屋のオバチャンの顔が目に浮かびますわ~。
それにしても、裸足・・・ホンマかいな!?ですねぇ。
駄菓子屋同盟!
あれ、けっこう興奮しましたよね。
今でも思い出します。
紙から浮き出てくる
「スカ」
の文字を!
子供たち、
手をつないで走って横切っていましたが
靴を履いていないんです!
毎日暗くなるまでホントによく遊んで
楽しかったですねえ。
今の子供たちはどうなのかなあ。
うっとこの子たちが正にこの映画の状態です(笑)
ここ田舎には駄菓子やというのか三流品(失礼!)を集めて
商売してるようなお店があります。
付いて行ってのぞいてみると、レトロどころか"怪しさ"抜群
の店内には、
「どうやって色付けたん、これ?」
ってモノのオンパレードでした。
またここの親父が最高で、BGMに'70年代のアニメソングやら
フォークソングをかけていて、子たちがお菓子について説明を求め
ると、
「これは天皇陛下も食べてはったんやで!」
などと、誠に"ひょうげた"おっちゃんです。
もうノリは正に新喜劇です(爆)では、また。
行ってみたい!
そんなお店まだあるのですね~~
いいですね~~「怪しさ抜群」!!(笑)
そのおっちゃん、最高ですね。
子供たちに夢を売っている!(爆)
色が毒毒しいんですよねえ。
それがまた子供にはたまらなく
美味しそうに見えたりして・・
味も怪しげで・・・
私もチクロ・サッカリン漬けの毎日でしたね。
で思い出しましたけど。
小学生の時に学校給食で食中毒が出たことがありまして、私も被害者だったのですが。
夜中に具合悪くなった私に
「またなんか変なもの買い食いしたんでしょ!!」と言い放った母・・・・
この一言を持ってしても如何に漬かりこんでいたかが分かりますよねぇ。
「買い食い」って言葉自体が
とっても懐かしいものになりましたね~~
ワクワクしましたよねえ、駄菓子屋の店先♪