「憲兵」「バラバラ」「死美人」というインパクトのある言葉
をくっつけた心憎い新東宝の企画。
題名ほどグロテスクな描写は無いので(?)
安心して見られます。
匂いをおかずにご飯を食べるような
想像力をそそられる映画である。
憲兵=恐い=拷問 などという単刀直入な連想、
死美人・井戸・バラバラ・白骨=気持ち悪い・・
という我々のストレートな期待もそこそこ裏切らず(?)楽しませてくれる。
犯人が捕まらず行き詰った中山昭二(小坂憲兵)が
机に置かれた髑髏に向かって「あなたは誰にやられたんですか?」と
しみじみと聞くシーンが可笑しい。
これみよがしの人体模型がおかれた部屋もなかなかです。
この頃「新東宝」の看板俳優でもあった天知茂がここでも登場。(拷問されてました)
晩年のニヒルな顔とはまた違う趣き。
1957年 並木鏡太郎監督作品 脚本 杉本彰 製作 大蔵貢
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をくっつけた心憎い新東宝の企画。
題名ほどグロテスクな描写は無いので(?)
安心して見られます。
匂いをおかずにご飯を食べるような
想像力をそそられる映画である。
憲兵=恐い=拷問 などという単刀直入な連想、
死美人・井戸・バラバラ・白骨=気持ち悪い・・
という我々のストレートな期待もそこそこ裏切らず(?)楽しませてくれる。
犯人が捕まらず行き詰った中山昭二(小坂憲兵)が
机に置かれた髑髏に向かって「あなたは誰にやられたんですか?」と
しみじみと聞くシーンが可笑しい。
これみよがしの人体模型がおかれた部屋もなかなかです。
この頃「新東宝」の看板俳優でもあった天知茂がここでも登場。(拷問されてました)
晩年のニヒルな顔とはまた違う趣き。
1957年 並木鏡太郎監督作品 脚本 杉本彰 製作 大蔵貢
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ガッパガッバ買うのに~なんて思っています。
新東宝の戦争映画は何本かあるようですが、私も
見ていないんです。
アラカンの明治天皇とか・・見たいです!
今月は「憲兵と幽霊」「人形佐七捕物帳」など
見る予定です。
まあ、現在の目からは何とでも言えましょう。
今の映画だって大半は30年後には笑われるんですから。
まず、役者たちが変に媚びず、素直に演じていて好ましい。
昨今の日本映画の大仰な演技、演出過多、説明口調、
これがないのが第一新鮮。
同じ新東宝の「憲兵と幽霊」は
天地茂の悪役ぶりと
中山昭二の熱演が光った傑作と存じます。
http://blog.goo.ne.jp/spok23/e/b2283038e95e85cb003281d64fcdd928