花園神社でよく紅テント見たことを
思い出した。
客席に森下愛子がいて、
根津甚八が私のそばを駆け抜けたあの空気を。
新宿は特別な「気」がたちこめる街だ。
大島渚監督の映画は
わかりにくいから嫌だという人もいるがそんなに恐れることも無いと
私は思う。
ただ時々、「ハレ?」と思うけれども。
もちろんこの映画にはストーリーらしいものは無いし
冒頭で唐十郎がフ●ドシ一丁になって
お腹の刺青を見せたり、
新宿のデモ風景が挿入されたかと思うと
突然状況劇場の舞台が賑々しく
再現されたりするのでびっくりする奥方たちもいるかと思う。
横尾忠則が紀伊国屋書店で
ジュネの泥棒日記やらをごっそり万引きし、
引っ立てられた社長室にふんぞりかえっているのが
田辺茂一で、その後の台詞でドン引きさせようが
女装した四谷シモンが「ボタン雪じゃないのお!!」と叫んで
高橋鐵が直々に「眼をそむけちゃいけない」性講義をしても
怯えることはないのだ。
佐藤慶と渡辺文雄は酒を飲みながら、
堂々巡りの●ックス談義を繰り広げ、
戸浦六宏が時折カメラを見ながら行う、
長くしつこい濡れ場に手に汗を握った諸氏は
横尾が横山リエと延々と事を始める頃には
免疫が出来ていることだろう。
デモ隊の衝突映像は本物である。
まんま、新宿なのだ。
猥雑な60年代の新宿にタイムスリップしたよう。
性にこだわり続けた大島監督の
観念的な世界は
最近の「癒し」とかとは程遠く、
過剰なほどにエネルギッシュであるなあ。
監督 大島渚
助監督 小笠原清
脚本 田村孟 佐々木守 足立正生 大島渚
撮影 吉岡康弘 仙元誠三
美術 戸田重昌
*映画の中のイイおんな
横山リエ:モデルのように均整のとれたプロポーションを見せつけています。
こんな方と絡んだ横尾忠則はまさに役得!
色っぽい人ですが特にきらきら光る目が最高。
梶芽衣子主演「女囚さそり」でも印象的な役柄でしたねえ。
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思い出した。
客席に森下愛子がいて、
根津甚八が私のそばを駆け抜けたあの空気を。
新宿は特別な「気」がたちこめる街だ。
大島渚監督の映画は
わかりにくいから嫌だという人もいるがそんなに恐れることも無いと
私は思う。
ただ時々、「ハレ?」と思うけれども。
もちろんこの映画にはストーリーらしいものは無いし
冒頭で唐十郎がフ●ドシ一丁になって
お腹の刺青を見せたり、
新宿のデモ風景が挿入されたかと思うと
突然状況劇場の舞台が賑々しく
再現されたりするのでびっくりする奥方たちもいるかと思う。
横尾忠則が紀伊国屋書店で
ジュネの泥棒日記やらをごっそり万引きし、
引っ立てられた社長室にふんぞりかえっているのが
田辺茂一で、その後の台詞でドン引きさせようが
女装した四谷シモンが「ボタン雪じゃないのお!!」と叫んで
高橋鐵が直々に「眼をそむけちゃいけない」性講義をしても
怯えることはないのだ。
佐藤慶と渡辺文雄は酒を飲みながら、
堂々巡りの●ックス談義を繰り広げ、
戸浦六宏が時折カメラを見ながら行う、
長くしつこい濡れ場に手に汗を握った諸氏は
横尾が横山リエと延々と事を始める頃には
免疫が出来ていることだろう。
デモ隊の衝突映像は本物である。
まんま、新宿なのだ。
猥雑な60年代の新宿にタイムスリップしたよう。
性にこだわり続けた大島監督の
観念的な世界は
最近の「癒し」とかとは程遠く、
過剰なほどにエネルギッシュであるなあ。
監督 大島渚
助監督 小笠原清
脚本 田村孟 佐々木守 足立正生 大島渚
撮影 吉岡康弘 仙元誠三
美術 戸田重昌
*映画の中のイイおんな
横山リエ:モデルのように均整のとれたプロポーションを見せつけています。
こんな方と絡んだ横尾忠則はまさに役得!
色っぽい人ですが特にきらきら光る目が最高。
梶芽衣子主演「女囚さそり」でも印象的な役柄でしたねえ。
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「アングラ」は、昨今復活した死語って感じがします。
新宿が舞台だけあって、
パワーにあふれた作品でした。
田辺茂一の激しい棒読み台詞も
なかなかでした!
紀伊国屋書店の雰囲気、
全然変わっていないんですね。
・愛と希望の町 A 千野赫子かわいい
・青春残酷物語 A 傑作
・太陽の墓場 C 伴淳は大島に合わない
・日本の夜と霧 C どこが面白い?
・絞死刑 B 渡辺文雄の狂言回しが おもしろいが、感性に 合わず
・少年 AA 大傑作
そして近々「新宿泥棒日記」と「儀式」です。
や「唐版・風の又三郎」。あの奇妙な挿入歌も、聞けるのでしょうか?
珍ぷんかんぷんだったものも・・・
「愛のコリーダ」なんてのも
ありましたね~~びっくりしました。
伴淳 確かに~~(笑)
私は通ったというほど
見ていないのですが
あの独特の雰囲気、すごかったですね。
新宿、新宿・・・・