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里見浩太朗 in 「コロッケ千夜一夜 」

2015年03月14日 | ★TV番組

里見浩太朗がBS日テレの

コロッケ司会のトーク番組

「コロッケ千夜一夜」に出ていた。

 

時代劇映画の大スターという

イメージとは裏腹に

すごくフランクで饒舌、

驚くほどの茶目っ気がある方なんですね。

最後の水戸黄門様としても有名だけど、

役作りには苦労したとか。

東野英治郎や西村晃に比べると

どうしても映りが若く(特に目が)、年齢を重ねた渋さが最後まで出なかったそうだ。

確かに、助さん格さんより強そうな黄門様でしたね。

 

広い撮影所内で移動する際、

扮装したまま、

バイクで飛ばしていたとは笑った。

 

名前を呼ばれて振り返る時のアクション、

現代劇バージョンと時代劇バージョンの「間」の違いも

演じて見せてくれましたよ。

 

好きな俳優さんとして

鶴田浩二をあげ、傷だらけの人生を謳って聞かせてくれた。

なんでも、俳優より歌手になりたかったとのこと。

その点は杉良太郎や松方弘樹に似てますね。

哀愁のある鶴田版に比べ

からっとした明るさがあったのはやっぱり持ち味か。  

 

水戸黄門のテーマ、「ああ、人生に涙あり」(作曲:木下忠司!)を

「これは黄門様が歌う歌じゃなくて、助さん格さんが歌う歌なんですよ」

と言いながらもコロッケと仲良くデュエット。

すっと背筋が伸びた立ち姿は

78歳とは思えない若々しさでした!

  

筆者は

幼少の頃、東映時代劇を見て育ちました。

 

当時は銀幕のスターとして

雲の上の存在だった方々が

テレビで意外な素顔を披露する時代がくるとは

夢にも思わなかった!

 

おしゃべりで明るい高橋英樹とか、

小林旭と浅丘ルリ子が「もう時効だから」と言いながら

公然と男女関係をばらすなど、ビックリすることばかり。

 

里見浩太朗様のお勧め時代劇:

「十三人の刺客」でのイケメンぶりは必見ですぞ!