sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

1月のつぶやき:後半

2023-04-30 | つぶやき
MacBookが入院したので、しばらくの間長文書けないし、長文読めないし、
映画も観られないし本読んでるしかない。
あるいは猫と寝てるか。(大体こっち)


滋賀に住む人の、「行きつけの国宝」という言葉を聞いて、行きつけ!かっこええ!
うちから一番近い国宝は何!?とオッケーGoogle先生に聞いたのに、重文しか出てこない。
うちから一番近い国宝はどこにあるのかな。
ちなみちうちの猫は国宝級のかわいさですが、それはそれ。


ものもらいが痛くて、目が重くて頭も重くて、本も読めない映画も見られない、
寝てるしかないんだけどご飯は作ったし、
ひさしぶりに落語でもと、適当にOK Google先生に頼んだら、市馬さんが出た。
もう今夜は落語だけ聞いて寝る。


相変わらずである。
若い頃はたいしたことないちょっとした不調だったことが、年取ると結構大変になるとつくづくわかった。
めばちことか、ただの風邪とか寝不足とか胃炎とか、全部同じことことでも若い頃の何倍もしんどい。


ベーグルを焼きました。3年ぶりかなー。
ベーグルは一度でも茹でてから焼くのがめんどくさいと思ってたけど、
そんなに面倒じゃないし、これって失敗の少ないパンなのでは?
焼きたて美味しい。


子供の頃は母親がご飯を作ってくれるのを当たり前のように思ってたけど、
大人になって当たり前なんてどこにもないのだと身に染みた。
ご飯つくってもらっても無反応の人って今もよくわからない。
お茶を入れてもらうだけでずっといちいち感激する人でいたい。

今は自分で自分に好きなものを作ってるけど、つくるたびに
自分にえらい、天才、美味しい!と感激してるし、自分自身を褒めて育ててる。笑



今日、一歩も家を出てないけど借りてた本は読み終えたし、新しい本も読み進めたし、
猫と昼寝したし、猫が今もこたつの中にいるし、昼間のリビングはポカポカしてたし、
良い日だったなぁ。


しかし、小説が好きなのに全然小説読めてない。後回しになっちゃうのよねー
うーん


息子が今週こっちで用事があるということで帰省してきた。いつもながら朗らかである。
正月のラスベガスとロサンジェルスへの出張のお土産は、
4ドルの値札のついたマグネット(しかも社販で2割引き)でした。
これ一個で3、4日タダ飯を食べようという魂胆か…


夢で斎藤幸平さんの話を高校生にしていた。


入院してたMacBookが帰ってきた!iPhoneもバッテリーが持たなかったので、
ネットから離れ気味の静かな週末がすごせたけど。


年末に買った栗(銀寄せ)の渋皮煮の後期瓶詰め、硬くて開かなくて息子に頼んでも無理で、
ググったらお湯に逆さに入れて温める方法の他にドライヤーでもと書いてあって、
一番手頃なのでそれを試したらとうとう開いた!旨〜!


微妙なベージュ?色の薔薇を仕事帰りのスーパーで見かけたので買う。
黄色いのと2本で298円。(すぐ値段を言う関西人(^_^;)
濃い色の薔薇はあまり好きじゃなくて、こういう微妙にくすんだ色が好きですね。


他人に甘えるのが全部いけないとは思わないけど、
自分で自分の機嫌が取れない人の不機嫌や怒りの攻撃が他人に向かうと
それは暴力になることもあって自己責任論の範疇を越えてしまうし、
そういうことはDVやボラハラの現場ではとてもよく起こっていることなので難しい…

わたしは自分の不機嫌で人を傷つけたくないので、
自分の機嫌が取れない時は人に当たらないように人と離れてるようにするし、
近くにいる人にはあらかじめことわっておきます。
息子に、今すごく機嫌が悪いから何かで当たっても八つ当たりで
息子は悪くないからごめんね、ってあらかじめ言ったりしてた。


寒い寒いというけれど、タートルのセーター重ねてダウン着てこたつに入ってればまあ大丈夫。
いつもと比べてあまり違いはわからない。
お布団には湯たんぽ。寝室は息が白くて寒いから猫は枕元に来なくていいよ。

寝室は吐く息が白いくらい寒いので、こたつで寝たらいいよと
ホットカーペットをオンにしたまま寝たのに、ちゃんと寒い寝室の枕元に来て一緒に寝てる猫。
お布団には入ってこない猫なので寒いと思うんだけど。


今頃今年のことを考える。個人的に誘われると大体出かけていたし、
一人の時間も出かけていたのでぎりぎりだったけど、
この冬にそれが心の体力の限度を超え崩壊してた気がする。
今年は世の中の面白さはほどほどにして、
映画をしっかり見て本をしっかり読んで記録をしっかりつけよう。


二千十九年に買った2017年モデルのMacBookですが、バッテリー交換したのであと2、3年は使う予定。
バッテリー交換したてなので、持ち歩く時の安心感が違う。うれしい。


ケーキ屋さんの前で、じっと見てたらものすごく気前のいい量を試食にくれたので、買ってしまった。
あんなに気前良くあげてたらあかんと心配になる。笑


赤ワインにだけ今まで感じたことのない苦味を感じてここ2週間ほど味がわからなくなってるんだけど、
知らん間に新型コロナに感染してた後遺症の可能性が…
明日4回目のワクチン接種するけど。


枕元で猫が寝ているベッドほど素晴らしい場所はないなぁ。


野山が足りてないけど寒すぎて無理。
一人旅が足りてないのは、今から予定見ながらどこか予約しよう。


東側の山が雪景色。
よく歩きながら眺めたなぁと思う。こんなに雪が積もってるよ、と一緒に歩いた人ににつぶやく。
今のその人ではなく、昔のその時のその人。
昔のその人も、その人を好きだったわたしも、もうどこにもいないことは重々承知でござる。

長く生きてると、わたしの成分の9割は追憶だな。



ものすごく我慢強くて、間違ってても空気を読むので人に気づかれないけど、
わたしは多分、ものすごく、ものすごく、難しい人なんですよ。
それをわからずに近づいた人には、ほんと、もうしわけない。


湯たんぽが効かないくらい寒くて眠れないなぁと思ってたらあちこち痒くなって蕁麻疹。
寒いんじゃなく自律神経か。
落ち着く系の漢方飲んで、コタツで少し猫と休んでから頑張って寝ます。

体は暖かくなったけど、手足は微妙に冷たいままなのに汗が出てきた。
相変わらず自律神経めちゃめちゃ。更年期よりずっと前からこんなん。


週末からブログをたくさん書いた。ブログが書けるのは、まあまあ落ち着いたメンタルの時。
小さい問題はいつもいくつかあるけど、とりあえず美味しいものを作って食べられればオーケーだし
映画を見て本を少し読んでブログを書いて猫を撫でていれば言うことない。

世界の問題はまた別。

1月のつぶやき:前半

2023-04-28 | つぶやき
あけましておめでとうございます!の溢れているSNSの裏で、
個々のあけましておめでとうもたくさん行き来してるんだろうな。


朝は実家に挨拶に行って法事をして、昼から友達のお店を手伝う。
元旦から働くことになってしまったけど、まあ人助け。
(になるのかどうかわかんない、わたしでも役に立つのか?


息子の小さいお土産の羊羹。
ブルーボトルコーヒーの、シュトーレン味羊羹が、
口当たり以外ほんまにシュトーレンで感覚がバグる。


いつもニンゲンのおかあさんを見張る仕事をしている猫ですが、
年末年始はニンゲンのおにいちゃんを見張る仕事も増えて忙しい。


期待が大きかったケネスブラナーの「ベルファスト」とマイクミルズの「カモンカモン」は
それぞれ期待に応えてよかったけど、どちらもわたしの物語ではないとは思った。


相手に対する理解だけはかなりのことろまでして、譲歩もどこまでもしたのに、
当事者が歩み寄る気持ちゼロではどうにもならなかった。
理解していても傷つく。あんなに傷ついたことはないくらい傷つき続けた。
文字通りサンドバッグだったのに、それを受け入れてもいいから、
せめて別のことでケアをと頼んだのにそういう概念のない人だったので無理だった。
サンドバッグにされても持ちこたえようとしたわたしも馬鹿だったけど。

大体のことは類型化されてるのをTwitterなどの生の声と本やサイトでわたしは知ったけど
向こうは自分からは知ろうとしなかったので、わたしだけが理解を深めても意味がなかった。
早い時期にふたりでカウンセリングを受ければもしかしたら何か違ったかもしれないけど、
彼は世界を閉じたままだった。

わたしは深めすぎた理解を、自分の中のもういらないものの場所に置いてきたけど、
彼は変わることがあるだろうか。

自分のストレスをわたしにぶつけても自分自身は痛くも痒くもないので、
どんなに訴えても変わろうとは思わなかった人が、
別れた後で初めて自分は変わるからと言い出したけど、
小さなことでつまづいては他責に走る繰り返しで結局最後まで変わらず、
まさに諦めと崩壊の中に沈んで行った人でした



また、野山が足りない。


ごめんね、ちょっとだけ出かけてくるからね、ご飯は入ってるからね、いい子にしててねと、
正月そうそう猫に謝りながら出かけて(飲んで)帰宅したら、
猫出かけた時と同じ場所で同じ格好のまま寝てた。ずっと寝てたんか。よく寝るなぁ・・・


わたしの寝室寒いのに、猫が枕元に寝にきてくれるのうれしいなぁ。かわいいなぁ。
寝ながら撫でるとゴロゴロ言うのかわいいなぁ。


耳の後ろの毛が一番柔らかいのはうさぎと同じだな。あとは胸元の毛が柔らかい。
頭の毛は短いけどまあまあ柔らかい。背中の毛はわりとしっかりしてる。
しっぽはすぐ興奮してるたぬきみたいにふくらむ。
たぬきって名前にしたら良かったのにと息子が言うくらい。笑

長い間うさぎの人だったのに、もうすっかり猫の人になったけど、
爪切りも上手くできないのはうさぎの時と同じ(^_^;)


今年の初夢はちょっと人に言えない夢でした。びっくりしたなぁ


溜まった新聞を粛々た読む。楠木正成の息子の話が今の新聞小説で、
楠木正成が大変魅力的に書かれている。


今日は自分にしてはよく本を読みました。家から一歩も出てないけど、良い休日でした。
さあクロちゃん、もう寝ますよ。今日はずーっと一緒にいたけど、明日は仕事に行きますよ。
みゃーみゃー怒らないでくださいよ。


今年のバー始めは、初めてのワインバー。
この近くのバーに、前の人とほんとによく通った。一人で行くこともあったけど、
別れた後は行ってないし、多分もう行くことはないだろう。いいバーだったけどなぁ。
何年か経って、まだあれば行けるようになるかなぁ。


母とランチして買い物に付き合ったけど、80歳の母、まだまだ元気だった。
70歳くらいまで買い物に関してわたしより遥かに元気だったけど、
80過ぎてもわたしより元気かもしれない。
というか、まだ物欲があるのがすごい。わたしもうないわ…


ワインをつい買いすぎてセラーもないのにワイン渋滞を起こしてたけど
年末年始でだいぶ片付きましたね。こころ安らかに別のお酒を買える。

ワインもいいけど熱燗が飲みたいのよねぇ。鍋と。



数週間膝の上にきてくれなかった猫が、今朝はのそのそと。
昨日のよその猫との浮気がバレたせいかな?


しかし、わたしの手は猫を撫でるためにあって、猫を退かすためにはないのである・・・


雨なのでケーキを焼きました。キャロットケーキ。
体調が今ひとつで本も読めない時でも料理は少しできるし、作ってると元気が出る。


猫が可愛すぎる。普通にこっちを見てるだけの顔なんだけど、かわいい。かわいいなぁ。

散々かわいいと言ったあとでなんですが、クロちゃんはわたしに似てると思ってる。
わたしが猫ならこんな顔だったろう。


眼科に診察券出してから、出社。セコム開けて鍵開けて電話チェックして
パソコン立ち上げてから眼科へ戻る。
この眼科混んでて、普通に行くとめっちゃ待たされる。
クリニックに入りきらなくて入り口の外まで人が待ってたりする。
この辺、ひどい眼科しかなかったから、ここが混むのは仕方ない。
患者のごくありきたりな質問に罵倒で答える眼科、ひとことも喋らず指示も指先だけでする眼科、
自分の論文のサイトを見せて眼球の角度についての数式を滔々とのべ自慢する眼科。
うちの最寄駅徒歩圏内5分のワースト3眼科です。ひどい目にあった…
今の眼科はとても感じよく優しく丁寧な先生でよかった。


李禹煥(リ・ウファン)
彼の作品は普通に腑に落ちるものばかりで、わかりすぎて少し気分がふにゃっとなった。
「物語や意味ある記号がなくても、鐘を打てばあたりに響くように
キャンパスにわずかな筆のタッチで絵画性が立ち現れることを示すことができました」



母と雪景色を見に旅行することになって、旅行用の上着を買いました。
ここ数年着てるのは、ほぼ羽毛布団みたいなダウンのたっぷりしたロングコートで、
滅法軽くて暖かいけど脱ぐとふわふわ嵩張る。
それであまり嵩張らないハーフ丈の軽いダウンが欲しかったんだけどちょうどいいのが買えました。
わたしは基本ミニスカートなのでロングコートよりこっちの方が合うし。
黒が欲しかったけど茶色しか残ってなかった。でもセールで少し割引だったのでいいや。

でも山とかアウトドア行く時は安くて小さく畳めて汚れてもへっちゃらなユニクロのダウンですね。

言葉と歌で気持ちを整える

2023-04-25 | Weblog
もうなくしたことの中で、良かったことを思い出すのは切ないけど、
つらかったこともやはり思い出してしんどいので、
つまり何も思い出さない方がいい。
でもわたしは思い出す人間なので、思い出すのをやめられない。
そうして強くなっていって、やがて回復すると思う。

とはいえ、たまに映画館で、あらゆる思考を停止する数時間は必要だから、映画を見ます。

映画館で見た広告で、気持ち安らかにいるために3分間思考を止めるというのがあって、
そういえば以前子どもの絵のクラスをしてた時、何かで怒って気持ちが収まらず
絵なんか描けない!という低学年の子に「そういう時は「♪ぼんさんがーへをこいた〜♪」って歌うと
いいのよと説いた先生のわたし。
えー、なにそれー!キャハハハハー!と笑って、みんなで声に出して歌ってまた笑って、
すっかりいつものその子に戻ったんだった。
大人は、本当にしんどい時にはそれも効かないけど、声に出して歌うと、少しは効く。笑

「♪ぼんさんがー」で気持ちの中に強引に隙間を作って、
ハメハメハ大王の歌で気持ちを広く柔らかくして
(風の全てが彼の歌、星の全てが彼の夢、って歌詞がすごく好き)
仕上げはリボンの騎士の歌で楽しく強い心に仕上げる。
(千年万年百万年リボンで繋ごう一億年、って壮大で勇敢で好き)
3分くらい、思考を止めてこれをするべし。


城崎温泉で山に登る

2023-04-24 | 一人旅たまに人と旅
SNSでフォローしてる方が列車でお弁当を召し上がってる様子が羨ましくて、
旅行する余裕はなくて日帰りだけど、わたしも特急電車で出かけることにした。

行きの特急電車では持参のグラスを出してワインを注ぎ、用意してきた前菜を盛り合わせました。
旅行に行く時に列車やバスでプシュッと缶ビールなどを飲むのは旅への期待と解放感が増して
ものすごく好きだし、簡単なつまみやチーズを用意したことはあるけど
こんなに食堂車みたいに盛り付けたのは初めて。

これもSNSで別のどなたかがされてるのを見て、今度やろうと思ってたことなのですが
とても楽しく美味しくテンションが上がりました。
隣に人がいないすいてる電車なのでゆったりと食堂車気分で楽しめました。
こんな準備をして、いそいそとこんな盛り付けをして
車窓の景色見ながらニコニコして楽しそうな人いたら友達になりたくならない?
わたしはなるな。笑

JRの福知山線と、その先北へ向かう路線がすごく好きなんだけど、
北へ向かう途中にどんどん雪深くなっていく冬の車窓が一番好きで
2月末頃のこの時はギリギリ最後の雪が残っていて、雪の景色も堪能。すごく楽しい。



でも冬は電車もよく止まるので行くのはなかなか難しいんですけどね。
(去年も雪で福知山までしか行けなかった(^_^;)

途中、朝来市にある和田山駅のホームの向こうに古い煉瓦の建物が見えてググってみたら
明治45年に建てられた古い機関庫のようです。

もう屋根もないけど、停車中の電車の窓から見るとなんとも風情がありますね。

今回は日帰りで時間もないので温泉や美味しい食事はメインではなく、
城崎温泉のケーブルのある山、大師山にケーブルではなく歩いて登ろうと思ったのでした。
標高230メートルくらいで、うちの裏山と大差ないのですごく気楽な装備。
でも足元は一応トレッキングシューズを履いて行って正解だった。

前日雨が降って、足元がすごいぬかるみだったのです。
普通の靴だと滑って危なかったし濡れてドロドロになったと思う。
駅のそばの案内所で聞いた時も、今日はお勧めしませんと3回も言われたのだけど
とりあえず行けるところまで行って、滑るのが怖い下りはケーブルで降りればいいかと。
実際、行ってみるとすごいぬかるみで途中で帰ろうかと少し思ったけど
下りはもっと怖いので、進むしかなかった。
でもそれ以上に危ない場所は特になく、登りやすい山だと思います。



下から見るとこれくらいのちんまりした山で、雨がなければお散歩感覚で登れますね。



山の麓から途中に温泉寺というお寺があって、そこの十一面観音は
去年行った長谷寺の観音様と同じ木に彫られていると聞いてなんだか親しみを感じる。



登山道にあちこち石仏がたくさんあるところは、わたしのいつもの裏山に似ていて楽しかった。




お風呂の前に少し運動するとビールもお風呂もより楽しめまるので、

山の上では眺望を楽しみながらエスプレッソをさっと飲むだけにして、下山後に地ビール。

カニビールと書いてあるけどほのかに甘く、蟹に合いそう。おいしい。

その後少しぶらぶらしてて温泉町らしくレンタルと販売をしている浴衣屋さんで
うっかり木綿の浴衣を買ってしまいました。洋服感覚のシンプルな小さい格子模様です。
予定外だったけど、新しい浴衣で苦手な夏が少し楽しみになったからいいや。

それから駅前で露天風呂のある外湯にゆっくり入ってから
行きに美味しいお寿司屋さんで頼んでおいたカニチラシを受け取って、
日本酒の小瓶を買って帰路へ。



カニチラシと日本酒!と思ってたのでおちょこも持参してました。おいしかった〜
カニちらしを食べてしまった後は、短編小説を二つ読んで、
旅の情緒も重なり切ない気持ちになったりしました。

一人旅はいつもすごく楽しいけど、
城崎温泉日帰りは日帰りで現地でおいしいものも食べてないのにめちゃくちゃ楽しかった。
日帰りなのでわりと急に思い立って行ったけど、時々行きたいわ。
もう少し暖かくなったら今度は自転車持って来て、日本海沿いを走ろうと思います。

12月のつぶやき

2023-04-23 | つぶやき
何度か挫折したスープジャーのお弁当生活をまたやろうかなと、新しいのを一つ買って、
とりあえずお粥から。美味しくできたけど、もう少しとろりとしたほうが好みかな。


どんなに酷いことをされ続け言われ続けても、好きじゃなくなることはできるけど、
嫌いになることはできないからだめなのね。怒るのも苦手だけど嫌うのもだいぶ苦手。

基本的に自分はいつも、誰よりも下にいて、
悩むことなく被害者というポジションにいるのが当たり前だだったので。

師走。
去年は思い詰めてた。
それを吐き出したら驚くほどの激怒と拒絶にあってからの今年だったなぁ。



この2年、一人旅を時々するようになったけど、どう考えても一人旅の方が安心して充実して楽しく、
わたしはずっと朗らかに気分よく過ごせる。もう人と旅行には行きたくないなと思ってたけど、
もしかして他の人とだと悲しくならずに楽しい旅行ができたりする?


湯たんぽ始めました。ぬくぬく。


先週聞き逃したハンナアーレントの講義をなんとか聞き終わって仕事へ。
読むの2度目だけどこのモヤモヤはこれだったか、とわかることもポツポツあって良い。


わたしがクリスマスに欲しいものは心の平穏です。あ、それとシャンパン。

もちろんビリヤニも良い。


寒くなってきたけど、猫はお布団には潜らず枕元で丸まってるので、
夜中も朝も目が覚めるたびにモフモフモフモフモフモフしてる。
猫は嫌なら逃げるから、多分そんなに嫌がられてはいないはず…


上司(弟)が発熱して、わたし濃厚接触者になるかと焦ったけど、
弟のPCR検査は陰性で熱は一晩でけろりと下がり、わたしは今日も元気です。


キレ散らかしの部分、わたしの言葉をちゃんと聞かず文脈とずれていても
怒りに薪をくべられる言葉だけを捉えて執拗に責め続ける。
責めながら怒りをさらなる怒りの材料にする。
何時間も何日も、思い出しては怒りを再燃させて責める。
説明しても、数時間後には同じことをまた責め出す。

それでも少しはよかったことを覚えているわたしと違って、
憎しみと怒りと恨みだけを残す人だった。

わたしと一緒にいるだけで幸せな人が過去にはいたし、これからもいるだろうと思う。
これからはそういう人を幸せにして生きていくつもりです。

どんなに好きでも自分を尊重してくれない人のために生きるのは自分の無駄使いだと、
やっと、今はわかってる。



少し前からくちびるが荒れだして今日はカサカサのボロボロ。リップクリーム始めました。
(口紅は持ってない人)
こたつも湯たんぽもお鍋も熱燗も始めたので、もう冬準備ばっちりかな。


仕事終わりに母のところに寄って、年をとって不安が大きくなったのか
最近疑り深くそして不満の多くなった人の話を聞いてくる。
どんなに余裕があっても不安は不安なのだな。自分もこうなるのかな。
などと思いながら夕飯の材料を買って帰宅。

スーパーで母のこととは別のプライベートで、いつ解決するのかわからない問題と、
過去への感傷に半泣きになる。何の売り場でも何かを思い出す。
自分は人のつらさや孤独に引きずられすぎる。
人のそれを埋めるのに自分を切り売りしすぎた。自分の尊厳まで捨ててしまった。


限界を超えたと思ったところからさらにその何倍もの限界を超えて、
やっと自分を取り戻そうとして半年以上。なかなかうまく行かない。


仕事から帰宅後、猫が分離不安気味。トイレに行こうと廊下に出るとまとわりついて邪魔をする。
トイレの先に玄関があるのよね。今日はもうどこへも行かないで一緒に寝るから安心してー


息子がいた時は毎日政治の話をしないことはなかった。
難しい話ではなく、新聞読みながらぶつぶつ感想を言い合うくらいだけど。
朝ごはんを食べながら新聞を読む息子が、記事に対していちいち何か感想を話し、
家事をしながらわたしも応え、毎日会話をしていたなぁ。

今は会社で新聞読みながらわたしがブツブツ感想を上司(弟)に言ってる。
弟はまあまあリベラルだけど既得権益者の自分に疑問を持ってない感じなので、
政治的には立場は違うけど話は通じる。



怒りに耽溺するしかないと、
恨みと憎しみを持ち続けると言った人。
最終的にこうなってしまった。
一緒に生きていこう何度信じて何度限界を超えたか思い出せないくらいだったな。
でも、なにもかもすでに類型化されてたことだったんだなと、わたしは早くに気づいてそれを伝えたものの、
自分以外のことに余裕がない人は、それを認めつつも受け入れず怒るしかできなかったのよね。
何もかも終わってわたしが2度と振り返らないくらい離れてから、自分も学ぶし変わると言われたけど、
遅かった。



めっちゃ嫌な夢を見た。
少人数で何かの講座を受けた帰りか、講師の人から散々セクハラをされて、
しかも講義代のお釣りがもらえない夢で、お釣りをください!と繰り返している時に目が覚めた。


映画の、気分転換力に勝るものはないかも。


今日は昨日より大変な日でメンタルズタズタにされましたが、なんとか持ち直し、
映画と優しい人の優しさに救われ温かいお鍋を食べて、読むべき本を読みます。
引きずられずに、ちゃんとしあわせになりたい。


大きなる手があらはれて昼深し上から卵をつかみけるかも  北原白秋


そう思って手を差し伸べても当事者が跳ね除けることも多くて、
その際に攻撃されて傷つきもして、なんとかしないとと思いつつ何もできなかったよね…

わたしに怯えと緊張、恐怖を与え続けた人自身も怖かったんだろうなと思う。
それはずっと前からわかってたし、寂しかったんだろなということもわかってたよ。
でもどんなひどい怒りと罵倒と理不尽で攻撃をされても、
揺るがず寄り添い続けるということはわたしにはできなかった。ごめんねとまだ少し思う。

そこから必死で逃げたわたしがそんなことを言っても、
もうあなたには関係ない、迷惑だと怒らるから言わなかったけど、
彼が少しでもラクに生きられますようにとはずっと思ってる。
もう助けてあげられないけど。



戦争は外交の失敗であるから、戦争を起こした政府とその指導者は責任を取って
三代くらいは決して政治に関われないという法律を作れば、
みんな必死に戦争回避しようとするんじゃないの?と前から思ってるけど、
防衛費増強も外交できません宣言みたいなものだから、増税の前にその責任とってほしい。

それで増税言うならまず責任とって政府の人はみなさん政治の舞台から消えていただくとよいのでは…


誰かと別れるたびに行けない店が増えてくので、好きな店はずっと一人で行ってるのが良いのか。


猫のご飯を注文したついでに折りたたみの小さいナイフをポチった。
山や会社でリンゴや柿が食べられます。
会社には、全然着れない百円のナイフは置いてあるんだけど、使うたびに萎えるくらい切れない。


今日は少し意地悪な気分。

気分だけね。外には出しません。


今すぐコタツで猫と2時間寝ないと死ぬ。


叔父(父の弟)が亡くなった知らせの電話だった。


リヒター見てももうあまり驚きがないのは、わたしの心がすれて曇ってしまったのだなぁ。


このモヤモヤはなんだろうと思うと、自分は本当に心底、
もう誰かの何かになりたくないのだなということか。誰かの娘、お母さん、奥さん、姉。
うんざり。ただのわたしでいたいだけなのだな。誰かの何かにしないでください。


お布団から出てる顔がちべたい。特に鼻。
枕元の猫を触ると、耳がちべたい。
寒いねー


誰も気にしてないけどふと気づいて、いい光だなぁと景色を眺める時に、死んだ人を思い出す。
なんでもないときによく、いい光だなぁと光を見てた。
そのたびに、そうか、そうだな、いい光だなと何度も思って、今は自分がそう言う人になった。


権威の側にいて、自分が正しいと思ってる人は居丈高になりがち。


昨日友達の新居にお邪魔したんだけど、何から何までセンスの塊でわー!わー!としか言えなんかった。
そしてどの引き出し開けられても大丈夫、という片付き方に感心。すごいなぁ。


寒いなぁ。
子供の頃、朝一番に起きて、台所の灯油ストーブに火をつけ、
温かくなるのを待ってた時間を思い出した。あのにおいと熱。


イーロンマスクに関係なく、わたしはTwitterの言葉を忘れていってる気がする。
猫とご飯のことしかつぶやけないし、Twitterの議論に全くついていってない。


イブイブですが、昨日のワインの続きを飲んでます。
そしてハンナアーレントの読書会の先週の分を必死で読んでるイブイブ。
でも明日はイブで土曜日なので、朝シャンから始めて一日中シャンパンしか飲まんぞ。


ジャガイモのインカのめざめが二袋あったので、
明日のイブ用にシャンパーニュに合うポテトサラダを作ろうと冷蔵庫を見るもキュウリがない。
ポテトサラダのシャキシャキキュウリが好きなのに。
でもクリームチーズとオーガニックの粒マスタードがあったので、
それに刻んだくるみとカシューナッツを入れてハーブ酢で少し味付けをしたら、
もう!もう!もう!まさにシャンパーニュのための大人のポテトサラダではこれ!わたし天才。
(マヨネーズは使ってない)(今はシャンパンは飲んでない)
(でもいいシャルドネを飲んでる。合いすぎる)

なんてことないポテトサラダでこんなに幸せになれるとは。
明日の朝シャンのアテにしますが起きるのが楽しみ。


なんかずっと眠くてこれ相当疲れているのでは。12月、駆け抜け中。


なんで反マスクの人って、マスクつけない人は自分で考えてる人で、
マスクつける人はものを考えずただ従ってるだけの人と決めつけるのかなぁ…


廊下の埃が目についたので、そこだけさっと掃除機かけたら、
掃除機しまってから猫がとことこと寄ってきて、ミャーミャーミャーミャー!と
大きな声で鳴いて抗議。それ嫌いって言うてるやん!なんでそれするん!ほんまもうやめてよ。
こわいねん!こわかったー。いっぱい謝っていっぱい撫でてー!

ごめんごめん、でもニンゲンは猫の毛と埃に埋もれたら病気になってしまうから仕方ないねん。
がまんしてー。なでなでするからー!と謝りながら撫でると、
そのうち気が済んでとことこどこかへ行きます。猫かわいいなー。



仕事納めてきました。明日食べるおでんを炊いて、夕方のお出かけ。
明日はおせちシェアの担当分を作ります。


お正月までバタバタしてる間の非常食を作る。
今日はなんと、おでんを鍋から溢れない量にうまく収めて作るという偉業を成し遂げました
(大体いつも溢れて鍋二つになる…


小児性愛者の更生や矯正については、怒りのあまり冷静に考えられないので、
判断しないことにしている。
たとえばアルコール依存症はこのような治療に失敗しても直接の被害者が出るわけではないけど、
小児性愛者は人の人生をめちゃくちゃにしてしまうし、
一度でも加害をして、また繰り返す危険性があるならずっと閉じ込めておけ!と思ってしまう。
生きている気がしないからと再犯し治療をやめてしまう人がいるなら、
新たな被害者を作る可能性があるなら、もうずっと閉じ込めておけとしか思えないけど、
それが正しいことかわからない。


気持ちがゆったりしてると全方位に感謝の気持ちになれる。常にこうありたい。

感謝を、溢れさせると、それ以上の優しさが返ってくるんだよね。良い年末になります。


朝、息子に炊き立てご飯を食べさせようとしたのに、
1合のコメで2合分の水を入れてしまってお粥ができてしまいました。
それを今から母(わたし)が食べます。


子どもが入学くらいから大学卒業してコロナ禍が始まるくらいまで10年ほど、年末年始は一人だった。
年末年始は子どもは元夫と旅行中で海外で過ごしてたから。
一人でいるのは好きだけど、ちょっと寂しかったかな。
今年は息子もいるし(とはいえずっと出歩いてて朝帰りだしいないのとあまり変わらないけど、
猫もいるし、大晦日も元旦も友達に会うし、むしろ一人の時間がほしいくらい。


たとえば10年前より5年前より、今の方がいろいろ良くなってるなあと思う。
今思うと、長い間寂しかったねぇ。


テレビないし紅白にも興味ないしとずっと見ないできたけど、
息子がラジオで聴くのが今流やと言うので、ラジオで聴いてるけど、全然耳に入って来んな。笑


珍しくこたつの中に猫がいて、足が猫に少しは当たっているというしあわせ。


安い屑数の子が美味しくないんだけど、マヨネーズちょっとつけると生臭さも消えて美味しくなる。

小さい土鍋

2023-04-21 | 小さいもの
小さい土鍋的なものは4つあります。(文庫本は大きさ比較用)
一人鍋用のお鍋は奥の二つ。奥の白いのは土鍋ではなく、保温性は土鍋ほどじゃないけど
軽くて気楽に扱えるので、ラーメンやうどんを簡単に作って食べる時に使うことが多いです。
お鍋で作ってそのまま食べると洗い物が少なくて楽だもんね。
右側の土鍋は鍋物のときによく使います。やっぱり保温性がすごいので鍋焼きうどんとかもこれ。
ロールキャベツなどのじっくり煮るものもこれですね。
ニトリで買った数百円のもので、割れても惜しくないけど3、4年割れずにすごい活躍してる。笑

左の黒くて丸っこいのは中蓋付きで、一合炊飯用の土鍋です。
かまっこちゃんという名前の鍋で、ネットを見ると4千円くらいするけど
デパートの半端物のワゴンで千円で買いました。
ご飯がとても美味しく炊けたので、色違いに白いのも買って予備に置いてあります。
普段お弁当のご飯はフィスラーの鍋で2合分炊いて小分け冷凍するけど
美味しい炊き込みご飯や、美味しいいくら丼を作るときなどはこの鍋で1合炊きます。
炊き込みご飯は具が多いとこの鍋で1合は難しくなるけど、適当に加減しながら炊いています。

でも一人用の鍋は、鍋物や麺類にはいいけどおじややお粥にはすこし大きい。
朝、簡単にオートミールのおじやを作ろうと思っても、ちょっと鍋が大きくて寂しい。
炊飯用のかまっこちゃんは、ここからそのまま食べるには食べにくい形だし…ということで
一回り小さい茶色い片手土鍋をとうとう買いました。上の写真の手前の茶色の片手鍋です。
つやつやとした茶色が料理を美味しく見せてくれそうです。

鍋などの台所用具ももう増やしたくないんだけど、
たまに何か買うとやっぱりテンション上がります。
この小さい鍋は汁物にも良さそうだし、おかずの一つとして小さくて簡単な鍋物を作るのにもいい。
道具が増えると可能性も増えて楽しいな。
夜のうちに目止めをして、翌朝早速キムチ雑炊を作って見た。くつくつと煮えていい感じ。

井伏鱒二と江戸人形の作家

2023-04-18 | 本とか
昔、近所を歩いていたら小さなギャラリーがあって江戸時代を舞台にした人形がたくさん展示されてた。
作家が在廊してて、その頃落語を聴き始めていたわたしは作家と少し江戸時代の話などをした。
その時の話で、強く記憶に残っているのは井伏鱒二のことだ。
その人形作家は井伏鱒二が大好きで、わたしに熱心に勧めたのだった。
「山椒魚」はわたしも読んでいたけど「黒い雨」を勧められた。映画にもなっている。

それだけのことだけど、電車の中でなんとなくKindleにダウンロードしていた
井伏鱒二の短編を読みかけたら、10何年ぶりかにそれを思い出したのでした。

読みかけた短編小説は冒頭の酒飲みについての文章があまりにあるあるで苦笑するしかない。
皆と散々飲んで別れた後もふらふらと次の店に行ってしまうという話から、
持っていたものが見当たらなくて前夜の飲み屋に確かめに行くと
ちゃんと持って帰って箪笥にしまっていたことを思い出すくだりとか…全く他人事ではない。笑

このごろ自分は、深酒をした翌日には、以前にも増してなさけない気持に襲われる。とりわけ、不行儀な飲みかたをした翌日は、やりきれなさを通り越して肉体的に胸がむかむかする。  しかるに、会合などに出かけても、そろそろ酒がまわるというと、ほどほどにして然るべき心得を失って来る。自分は、こんな会合の第一次会よりも、みんな大いに酔った二次会の方が好きなんじゃないかというような気持になって来る。二次会にだけ出席した方がいいと思ったりする。つい帰りには飲屋に足が向く。その店を出ると、もはや連れが一人もいないのに、夜ふけの営業を許されている鮨屋または蕎麦屋で飲む。翌日になると、例によって二度と酒は飲むまいと思う。いや、ほどほどに飲むことにしたいものだと思う。  今回も私は不行儀な飲みかたをした。一昨日、武蔵野市関前住宅の大沼君のところへ書物を借りに行き、ついでに将棋をさして四対零で勝ったので、全勝記念に大沼君を誘って吉祥寺の飲屋で飲んだ。その店を出てから大沼君とわかれ、電車に乗ると阿佐ケ谷まで乗りすごしたので駅前の飲屋で飲んで来た。ところが昨日、目がさめてみると、大沼君のところから借りて来た書物の風呂敷包みが見つからない。」(『白鳥の歌・貝の音 (講談社文芸文庫)』(井伏鱒二 著)より)」


井伏鱒二を少しでも読んだのは高校生くらいで、その人形作家に勧められた後も結局読んでないから、
もう40年ぶりくらいに読んでいるんだけど、高校生でこれ読んでもこんなに可笑しくなかったよね。。
でも年をとってダメな酒飲みになって、今はわかりすぎて苦笑している。面白いなぁ。

最近は人に個人的に勧められるとなんでもすぐ試すようにしてるけど、
その作家と話した頃(15年ほど前か)はそうじゃなかったということも思い出す。
この15年で自分の中身もいろんなところが随分変わったと思うけど、
人に勧められたものはすぐに試してみるという姿勢が今は少しは身についていて、
人間が変わる時は、中身が先か姿勢が先かわかんないなとも思う。

青春をやり直す

2023-04-17 | Weblog
若い時に閉じ込められててできなかったことをやりたかったわけではなくて、
今やっと自由な自分が今やりたいことをやりたいだけだったんだけどね。

一昨年の映画で、青春もなくし60年ぶりに初めて自由になったおばあさんと知り合ったおじいさんが
自由になって今何がやりたい?やりたいことをやろうと言ってあげるのを見て
なんて優しい人だろうと思ったのだった。
わたしはその時の恋人に人の青春のやり直しに付き合う気はないと言われてたので。
別になんでも無理に付き合ってもらおうとは思ってなかったのでそれはいいとして、
でもそういう言い方をされたのはつらかったな。
青春のなかったわたしに優しい言葉ではなく、
突き放すような見下すような言い方を返してくるんだなと悲しかった。

そのお婆さんは思春期に精神病院に入れられてそのまま80歳くらいまで閉じ込められてた人。
そこを抜け出して初めて自由になった人で、わたしもきっと言ってあげたくなる、
何がしたい?したかったことを言ってみて、できることをやってみよう、って。

映画の中でおじいさんは泳ぎを教えたりするけど、それよりただ一緒にいて
おばあさんが知らなかった優しい関係や時間を一緒に過ごすことがなによりだったんだけど
そういうことが、自分には与えられなかったので、とても身に染みたんだった。

今はやり直したい青春は特にないです。
なんでもひとりでできるし楽しめる。
でも別の人生で別の青春が欲しかったなぁとは、まだ思う。

自転車とカメラの速さ

2023-04-16 | 自転車
車に乗る人には自転車の速度はゆったりとのんびりとしてるのだろうけど、
基本的にいつも徒歩ののろのろ人間(わたし)にとっては自転車は十分速い。
自転車とカメラが相性がいいと言う人は多いけど、
わたしにはやっぱり自転車は写真撮るのにも早すぎるなぁ。
あ、と思ったら行きすぎて、戻らないといけないことが多すぎるし
車の多い道や狭い道では戻るのが危なかったり面倒だったりして、まあいいかと進んでしまうことも。
結局歩く速度で撮る銀塩写真しか写真展とかに出せるようなものは撮れないので、
自転車がすごく好きで自転車で新幹線も飛行機も乗っていろんなところに行こうと思ってるけど、
わたしには自転車は写真とは両立しにくいようです。
自転車自体が結構重いので、カメラも持つと輪行時の重さがつらいしね。

何をするにものろいし、写真撮る時はさらにほんの少しの距離をものすごくゆっくり歩きたいし
撮る時はうんうん言いながら時間をかけて光やアングルを選んで丁寧に撮りたいので、
スピード感ドライブ感のある写真とか全く無理なのです。
でももう人生終い支度に入ってて、自分にとって楽しくできることしかしたくないので
撮れる写真しか撮らないとことにして、それでいいんだけど、
自転車とカメラって本当に素敵な組み合わせなので、自分に向いていないのは残念。
作品としてではなく、ブログなどの記録用にデジカメで撮ることはなんとか頑張ります。




作ってもらった

2023-04-15 | 小さいもの
これ、去年から皮細工に本格的に凝ってる友達が作ってくれたんだけど
裏はカードケースになってて、リュックにつけてるととても便利。
電車の改札でリュックを下ろすことなくピピっと通れます。

猫に詳しくない人や、三毛猫に慣れてない人には
一体なんの形かわからないと思うけど
これはうちの猫のクロシェが丸くなって寝ている姿。
そう言ってもわかってもらえないことが多いけど、つまりこれです。↓

すごくよくできてるでしょう?

映画館で映画を見るときに、横の座席が空いてたらカバンを置くのだけど
このクロちゃんが見えると、なんだかクロちゃんと一緒に映画を見ている気持ちになります。