>本の中で面白かったのが、自閉症スペクトラムの人の多くが、物心がついたの中学生になってからというものだった。ずばり私がそれで、中学に入ってから霧が晴れたように周りのことがよく見えたというか、思考がクリアになったのは自分でもよく覚えておるのよね。
・・・という呟きを見たんだけど、すごくわかる気がする。
わたしは小学6年生だった。
ノスタルジーというものを初めて感じた瞬間を覚えていて、その頃だったと思う。
当時はその言葉も知らなかったけど、これは何だ?と戸惑いつつ、
その頃からどんどんまさに霧が晴れるように思考が自分のものになってく感じがしました。
それまでは自分でもよく分からなくくらいぼんやりした感じで、
まだ個人になってなくて世界に溶け混ざってたような、未分化な感じだった。
それからの方が大変だった。どうにも適応できないというか
自分の思考はずいぶんクリアになって世界の中の自分が少しはっきりしたかわりに、
その「世界」にどうも適応できない時期が続きました。
中高大と暗黒の時代を過ごし、そのあとは家の事情でやはり暗黒の時代を過ごして、
周りに適応できるようになったのは30歳すぎてからだったけど、
特に何も乗り越えることもなく
ただの挫折しか知らなくて拗れた「普通」の人になった気がする。
・・・という呟きを見たんだけど、すごくわかる気がする。
わたしは小学6年生だった。
ノスタルジーというものを初めて感じた瞬間を覚えていて、その頃だったと思う。
当時はその言葉も知らなかったけど、これは何だ?と戸惑いつつ、
その頃からどんどんまさに霧が晴れるように思考が自分のものになってく感じがしました。
それまでは自分でもよく分からなくくらいぼんやりした感じで、
まだ個人になってなくて世界に溶け混ざってたような、未分化な感じだった。
それからの方が大変だった。どうにも適応できないというか
自分の思考はずいぶんクリアになって世界の中の自分が少しはっきりしたかわりに、
その「世界」にどうも適応できない時期が続きました。
中高大と暗黒の時代を過ごし、そのあとは家の事情でやはり暗黒の時代を過ごして、
周りに適応できるようになったのは30歳すぎてからだったけど、
特に何も乗り越えることもなく
ただの挫折しか知らなくて拗れた「普通」の人になった気がする。