sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

SUMMER HOUSE

2023-04-07 | お弁当や食べ物
大きなニュースに気持ちがザワザワして落ち着かないときも
冷蔵庫の残り物整理で大根を炊いてるうちに落ち着いてくる。
料理はセラピーというか瞑想だなぁと、こういう時に思う。
大根とイカを韓国風に炊いたやつ、オクラの肉巻き新生姜入り照り焼き風、あとは酢の物。
ワインは赤の残りを飲んだ後に、ニュージーランドのソーヴィニヨンブラン。
SUMMER HOUSEという名前が良い、しっかりした白。

ワインと冷蔵庫の残り物が有れば、わたしの瞑想は完成して、あとは幸せな一人パーティである。

そういえば昔々、付き合ってた人とデートする時に、何のテーマもなくただ会うのがつまんなくて、
テーマないの?テーマ作りましょうよと言ったら、え!会うたびに毎回テーマがいるの!?って驚かれたけど、
いやそれ、そんな大層なことは言ってなくて、例えばひとりのときに、
今日はサマーハウスというワイナリーのフルーティな白を飲むからそれに合わせたものを作るぞ!
とか、そんなごく普通の日常の中の小さいアクセントくらいでいいのよ。
どのワイン飲もうかなと考えてそれに合う肴を作ってひとりパーティする程度の
小さいテーマは毎日あるし、週末ちょっと近くに出かける時も、いつも小さいテーマがある。

ほんとにささやかで、テーマというほどのこともない楽しみでも気持ちが上がるのに、
テーマを思いつかないということの方がわたしにはよくわからない。
今日はサマーハウスというワイナリーのワインをこの季節の新生姜とオクラを使った肴で楽しんで
夏の初めを味わう。
明日は、今美味しい桃に生ハムを巻いたやつを、サマーハウスのワインで
フレッシュな気分でたのしむ、というテーマで、もう一つか二つ肴をつくる。
そういう楽しみな小さいテーマが日常を支えてくれている。