sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

ジュリエットの服

2021-08-27 | Weblog
白くてたっぷりの布を使ったワンピースをセールで二千円くらいで買ったんだけど、
わたしがジュリエットの服と呼ぶものにだいぶ近いので部屋着にしてる。

ジュリエットの服というのは、ロミオとジュリエットの古い映画で
オリビア・ハッセーが着てた服のことです。
袖がふんわりして全体にボリュームはあるけど飾り気はない白い部屋着。
あれに憧れ続けて何十年。
わたしは14歳のジュリエットのおばあさんの年になってしまったけど気にしない。
ふんわりたっぷりした服なので、デブに見えますが、それも気にしない。
人に見せるわけじゃないし(猫には見せてるけど)
着ている本人はジュリエットの気分…ではないけど、
ジュリエットの服を着ている大人の女の人の気分で機嫌よくしてるからいいの。

朝のスムージー

2021-08-23 | お弁当や食べ物
春頃から、朝ごはんに野菜と果物とヨーグルトでジュースを作って飲むようになりました。
スムージーの定義はなんだったっけ?とりあえずスムージーと呼んでます。

朝はスムージーだけというとお腹空かないの?とよく聞かれるけど、
元々コーヒーだけの日が多かったし
そもそもわたしのスムージーはすごい大量なんです。
大体700ccくらいできてしまう。
一度この量を実際に見た人が「これ全部飲むの?ひとりで?全部?」と驚いてた。
普通、これ3、4人分でしょ?と言われた。

野菜が6種類に、りんごとバナナ、ヨーグルトと豆乳か牛乳か
カルシウムや鉄分強化のミルク的な何かで割ります。
野菜や果物は、たまたま切れてるものもあるし、たまたま他のものがあるときもあるし
その日によってちょっと違うことはあるけど、大体これくらいの量を
お化粧したり洗濯したり着替えたりしながらゆっくり飲んで
さらにそのあとネットやメールのチェックしながらブラックコーヒーも飲む。
昼前にはちゃんとお腹が空くし、朝これくらい野菜を取っておけば
昼か夜かどっちかはあまり考えないで好きなもの食べても大丈夫な気がする。

毎日飲んでて嫌にならない?と聞かれるけど全然大丈夫。
朝起きると、あー野菜と果物のスムージー飲みたい!という気持ちになってます。
体が欲するようになったのかな。


映画:椿の庭

2021-08-19 | 映画


写真家、上田義彦の初監督映画。
上田義彦は基本的には広告カメラマンなので、いわゆる写真家の話をするときに
あまり出てこないような人だけど私は好き。
サントリーのウーロン茶のCMなどは有名ですね。

上田義彦のライカで撮った家族の写真集(妻は霧島カレン)に涙が出たことは前に書いた。
→「at Home」
以前知り合いのカメラマンが、東京にいたとき上田義彦と一緒に仕事したことがある人で、
こんな写真集作ってるけど家庭なんか壊れてぼろぼろやで、こいつ、と言ってて、
そういう世界なのかもしれないけど、写真集を見る限りはやっぱりこれも嘘ではないと思う。

彼の写真集は何冊か持ってるけど、印象的なのはインドの写真集。
インドなんだけど湿度がない感じで淡くきれいなインド。
全ての写真が全部アウトフォーカスでぼんやりとした色のかたまりになってるんです。
インドということはわかるんだけど、優しくミルキーな透明感があって
こんなインド見たことない。これは多分嘘のインドだけど、好きな写真集です。

と、写真のことはさておき、映画ですが、全体にゆったりしてます。
写真家が撮ったのがよくわかる、写真的な奥行きと時間の流れが残ってて、
音や動きを、とても丁寧に追ってるのも、逆に写真家らしい。
映画撮るの幸せだったろうなと思う。
庭の草木や家の中のどのシーンも風情があってしっとりと美しいのですが
それに負けないくらい、きれいなのが富士純子。きれいできれいできれいできれい!
「細雪」の岸恵子に連なる、着物姿の美しさですが(ちなみに着物は全部私物だそうです。さすが!)
美人が歳をとってもきれいとかいうレベルではなく
今のこのおばあさんの富士純子をそのままずっと保存しておきたいくらい、今がきれい。
こんなきれいなおばあさん見たことないというほどのきれいさ。
娘役の鈴木京香の少しハイカラな感じもいいけど
孫娘役のシム・ウンギョンはもう少し若い少女の方が良かったかなとわたしは思う。
元は10代の少女を想定していたのが、シム・ウンギョンがすごくいいので替えたとのことで
確かにとてもいいんだけど、20代半ばに見える彼女の役は
まだ人生が決まってないこれからの若い人にしては少し違和感があったのです。
とはいえ、3世代の女3人のいる景色は優しく美しく夢のようなので文句はありません。

お話は、幸せな結婚をしていた富士純子の夫が亡くなり、その相続問題で
長年親しんで愛してきた家を売らないといけなことになり…
まあお話はもうどうでもいいのです。
ひたすらディテールを愛でて見ているうちに
ぼんやりと時間や記憶や喪失を感じることのできる映画、かな。

映画:あのこは貴族

2021-08-18 | 映画


私立大学で中高から上がった子たち(貴族)と、
田舎から勉強して受験して入学した子たちとの差がこれでもかと描かれてるけど
自分の学生時代を思い出して考えた。
わたしは中学から私立の女子校でそのまま女子大まで行ったけど、
外から大学に入ってきた子たちとの階層(生活レベル)の違いを感じたことはそんなになかった。
中高でもそれぞれの家のクラスの違いできっちりグループが分かれるようなこともなかったと思う。
長屋育ちの自分とは別人種みたいな有名な大きなお家からの子たちも、
ごく平均的なサラリーマンのおうちの子もいて、
でも付き合う相手がそういうことで分かれるということはなかったと思う。
大学でも、最初は外から来た人とら馴染みにくいし
中高から一緒にいた友達と変わらず一緒にいることも多いけど、
あの頃は一年もすると地方から来た子の方が一見街の子になりきってたりした。

中高では友達の家で、見たこともない良いおうちの生活というのを知って
びっくりしたことはたくさんあった。
初めて知る料理をたくさんご馳走になったし
金銭感覚の違いや長年の蓄積による文化度の差にも驚いたり、と
そういう、ある程度の格差はあったかもしれないけど映画に描かれるような断絶はなくて、
行き来もあったし、大学という小さな社会の中では結構混じり合ってた気がするけどなぁ。

だから映画みたいに、別の階層に対して無知で、いちいち驚くというのはよくわからない。
実体験以外にも英語も小説もテレビドラマでもいろんな階層の人たちを見られるし
あんな風にカルチャーショックを受けたりはしないんじゃないかと思う。
それは時代の差なのかな。右肩上がりからバブルに突入した時代は
格差があってもみんな同じように上を向いていたから、なのかな?
今はそうじゃないのかもしれませんね。
というように、映画はその辺の格差のはっきりしすぎる描写に違和感はあるけど、
その先で登場人物にステレオタイプな感情を与えはしないところに好感を持った。
階層の違う主人公ふたりの友情の話かと思ったら全然違って
二人の人生に接点はあるんだけど、基本的にそれぞれ別の人生、別の関係が描かれています。
何不自由なく育ち見合いして結婚することになんの疑問も持たなかった子と
地方から出てきて学費が続かず夜の仕事をはじめ友達と事業を始める子。
それぞれが、それぞれの場所で育む女友達との関係がしみじみと良い。
べたべたしない包容力が温かいなぁ。

力強く生きていく地方女子は大好きな水原希子ちゃんだし、
頑なそうな感じがあまり好きじゃなかった門脇麦もすごくよかった。
門脇麦のお嬢さんって、変に貧乏くさいんじゃないかと思ったけど
この子、顔がかわいいときとすごい不細工な時があって、その
もっさりとしてあまり物を考えたことのないお嬢さんっぽさが怖いくらいでよかった。

水原希子ちゃんが同じような境遇の女友達と自転車に二人乗りするシーンは
涙が出る名シーンで、これは見た女友達がみんな泣いてるシーンなので本当にいい。
孤独も不安もエネルギーも過去も未来も今も連帯も愛も友情も
自転車で疾走するシーンってなんていろんなものがうまく流れていくんだろうな。

シスターフッド映画に見る女の友情って、いいものが多い。
女は虐げられていることが多いから、女の友情は、どうしても助け合いになる。
自分の自立に必死なのに人も助ける女はかっこいいし、
助けることで自分も助けられてるんだよね、素敵だ。
お嬢さんとたくましいアウトロー女性との組み合わせでは
「フライドグリーントマト」が名作で大好きな映画だったけどもう20年くらい見てない。
また見てみたいな。

映画:アンモナイトの目覚め

2021-08-17 | 映画


「孤独の中に埋もれた自分を発掘していく、女たちの物語」という公式サイトの言葉は
中々うまいと思う。埋もれた自分を発掘して新しい関係を積み重ねていこうとする女たち。

女性の社会的活躍などあり得なかった時代の話。
主人公のメアリー・ウィニング(1799-1847)は13歳のときに世界的発見となった化石を発掘し
その後も独学で多くの化石を発掘したものの、彼女の功績としてはあまり知られることなく
観光土産の化石採集をして生計を立てていた実在の女性がモデル。
1840年代、イギリス南西部の海辺の町ライム・レジスで、世間とのつながりを絶ち暮らす人嫌いの古生物学者メアリー・アニング。かつて彼女の発掘した化石は大発見として一世を風靡し、大英博物館に展示されるに至ったが、女性であるメアリーの名はすぐに忘れ去られ、今は観光客の土産物用アンモナイトを探しては細々と生計をたてている。そんな彼女はある日、裕福な化石収集家の妻シャーロットを数週間預かることとなる。美しく可憐で奔放、何もかもが正反対のシャーロットに苛立ち、冷たく突き放すメアリー。だがメアリーは、自分とはあまりに違うシャーロットに惹かれる気持ちをどうすることもできない。そしてシャーロットの存在が、次第に、メアリーが頑なに心の奥底に隠していた恐れや秘密、そして彼女自身も知らなかった本当の想いをつまびらかにしていくが――。(公式サイト)

映画好きやフェミニズムに関心のある人たちの間で評判だった映画で
今これが作られて見られる意味のある映画だし、とても美しい作品で
ヒロイン二人の演技も素晴らしく文句のつけようがない映画だけど
少し前に見た「燃ゆる女の肖像」とどうしても比べてしまう。
「燃ゆる女の肖像」は見合い用の肖像画を頼まれた画家と
見合いも結婚も興味がない令嬢との話だけど
どちらも抑圧された時代の女性同士で、出会いのよそよそしさから
少しずつ距離が縮まり理解を深める過程などかなり似通っています。
どっちがより好きかと言われると迷うなぁ。

アンモナイトの方は、より二人の気持ちの流れにフォーカスしてあって、
他の部分の陰影が匂わせくらいで終わってるのがちょっともったいないかな。
主役二人の過去や心の傷などもほぼ描いてないし(特にシアーシャの人物造形が全然足りない)
母親も医師も女友達?も、みんないろいろ抱えてそうなのになぁ。
裕福な男の妻であるシアーシャが流産後の鬱症状にある描写も
説明が足りないので予備知識なく見るとよくわからないままだった人もいた。
シアーシャの結婚観や夫との関係などもほとんど書かれていなくて
恵まれた生活でも女性として傷ついたり抑圧されたりした過去などを
少し描いてあるとわかりやすいのにな。
流産する前の彼女が明るくいつも笑っている女性だったと夫が言うシーンがあって
では、流産がなければ彼女は幸せな上流夫人でしかなかったのかな?と思うし
後半メアリーと愛し合うようになった後の無邪気な感じ、
自立を模索するのではなくぬくぬくと裕福な妻のまま
メアリーも一緒に住もうなどと言うところの生ぬるさも、なんだそれだけの女かと思わせる。
「燃ゆる女の肖像」では、裕福な令嬢ながら自分がそこから抜け出せないことを自覚して
受け入れつつ、その中でも大事なものを失わず生きていこうとする女性が描かれてたけど
シアーシャはあまりに美しく儚げで無自覚でふわふわとしすぎて、
メアリーのような女性に愛されるに足る女なのか?と不思議に思ったりもする。
シアーシャは目が透き通ってきれいで、それがまたこういう儚げで無自覚で
良くも悪くも子供のように純粋な女の役に合ってます。
「ブルックリン」「レディバード」ではドタドタした女に見えたのに
ケイト・ウィンスレットといるとものすごく華奢で儚げに見える。

一方、もう一人のヒロイン、メアリーを演じるケイト・ウィンスレットは
もっと地に足がついてて、世界に叩きのめされ続けてきてて、甘い夢など決して見ない。
相変わらず骨太でどっしりしていて
疲れて偏屈な中年女になって世間に心を閉ざしている役に、ものすごくぴったり。
シアーシャもケイトも、このキャスティングは素晴らしいです。

映画に関係ないけど、このどすこい系の中年女のケイトウィンスレットのたくましい背中の後で
ヴォーグの表紙にでてる彼女を見ると、女優ってすごいなぁと思いますね。
役とのギャップを誇示するかのように完璧な美貌を見せつけている。
ケイト・ウィンスレットは元々とにかく骨が太いのよね。骨太。
これで顔がガサツだったらすごく上手いバイプレーヤーになれただろうけど、
顔が綺麗すぎてヒロインにしかなれなかった。
で、あの骨太の頑丈な体で悲劇のヒロインをやってきたことを思うとすごいな、偉いなと思う。

掃除の洗剤

2021-08-16 | Weblog
うちはお風呂もトイレも台所もほとんど洗剤を使わないのですが
(エコというよりめんどくさいのと大体の洗剤の匂いとデザインが好きでない)
トイレもお風呂もそんなに困ってない。
お風呂入は出る時にアクリルタワシでざっと洗えば水垢もつかないし、
トイレは週一掃除するかしないかで全然大丈夫。

トイレを座って使わない人(恋人は立ってする人…)と去年住みましたが、
その時は流石に床はしょっちゅう拭かないといけなかったし、
トイレにスリッパがいる理由がよくわかった。
元夫も息子も座って使う人だったのでその苦労はなかったのですね。

食器洗うのもアクリルタワシですが、これはたまには洗剤使います。
油っぽいものを洗剤なしでお湯で丁寧に洗うのがめんどくさい時は躊躇せずに洗剤使う。
食器洗剤はいつも貰い物があるし。
なんだっけ、あ、昨夜トイレをきれいに洗ったので、
朝気持ちよかったと言いたかっただけでした。

そういえば、昔友達からマルチの勧誘をされたときに
友達だったので話だけ聞いてちゃんと断ろうとでかけたんだけど
その上司みたいな人が来てあれこれ話したことがあります。
結局、家に洗剤がそもそもなくてそれでずっと何も困ってないので
どんなに安くて優秀なものでもいらないのだというと、それには反論できなかったようで
うちにテレビもないことなどから、徹底したミニマリストですねと言われました。
うーん、エコとかミニマリストとかとはちょっと違うんだけどな。
わりとごちゃっとした雰囲気が好きだし、無駄なものも好き。
無駄なものやことが人生を面白くするとも思ってるし
エコもやりすぎたらつらくなるのでできる範囲でと軽い気持ちだし
全然何も徹底してないんだけどね。

掃除などの洗剤がないままで、もう15年以上になるので
多分ずっとこのままだろうな。

目ですよ

2021-08-14 | Weblog
若い頃、モテないモテないと言ってたら友達が、目、ですよ、
どんな相手でもじっと目を見るだけで落ちます、じっと見るんですよ、と言われて
そんな簡単なことか?と思いつつ
人の目を(ましてや好きな人の目を)じっと見られない人間なので結局試せず、
結局モテないままだった、ということがありました。

わたしが21歳頃で、それを言ったのは20歳の女子でした。
その子は2年くらい付き合って同棲してた人と別れたあと、
そのやり方に気づいて以来、彼氏作りに苦労してなかった気がします。

大学生の頃、その子は人の大勢のいる合コンなどでもそのやり方で確かに成功してました。
離れた席からでもこのhとと思ったらじっと見る、目があってもじっと見る、それだけ。
そんなものなのかぁ、と思いながら、実際それが成功してるのを見て
目をじっと見ることって力があるんだなぁと思ったものです。
いまだに、わたしは恥ずかしさや対人人恐怖や不安で、できないんですけどね。

みんな賢いな

2021-08-12 | Weblog
時々思う、ほんとにみんな賢いな。
自分以外がみんな賢く見えるのがつらい日もあるけど、それで助かる日もある。

学生時代に地理と歴史が常に一番できなくて、他が満点でも地理歴史だけは
(厳密にいうと体育も…)下から何番目という歪な成績を取り続けて、
それが結局異常な方向音痴由来だと何十年も経ってから思った。
歴史に方向音痴は関係ないでしょと思うでしょうが地図が頭にないと歴史覚えられないのよ…

人並みに真面目にやっても人よりできないことって、運動関係とピアノと地理歴史でした。
でも人と同じようにやっても自分がどうにも劣っているというものがあったのは
よかったかもしれない。
もっと傲慢な人間にならずにすんだような気もする。
勉強はできたんだけどやる気がなかったし大学は女子大しか行かせてもらえなかったので
そのままダラダラ生きてきたら
だいたいの人がみんな自分より賢いという状況になってしまったので、
今となったら、もう傲慢になりようがないけど。
だめな人間で良かったと思うのは、そこかなぁ。

日傘のこと

2021-08-11 | 小さいもの
今年買ったものの中で一番よかったものは、なんといってもこれ、折り畳みの日傘です!
日傘は気に入ったのが一つあって、数年前に買ったときのことも覚えてる。
チェックの麻っぽい素材のもので小ぶりだけど折りたためない傘。
これは気に入ってるけど、中々必要なときに使えないことに気づいたのです。
例えば旅行。旅行に持って行くには邪魔だし、曇りや雨が降ったら荷物なだけ。
曇ってる日に持たずに出て、途中ですごく晴れてきて困ったこともあるし
荷物になるしあまり歩かないかなと思って持たずに出たけど暑かったことも何度もある。
でも暑くても日傘はなきゃないでなんとかなるので、ずっとなしで我慢してし続けてた。
でも、もしかして折りたたみの軽い日傘だといつでも気軽に持ち歩けて
もっと活躍するのでは?という当たり前のことにやっと気づいたのです。
それで最初に駅ビルの雑貨屋さんで買った折りたたみ日傘がこの黄色いの(晴雨兼用)。

明るい色でコンパクトに小さくなって気に入ったけど
使ってみるとちょっとたたみにくいのと、案外重い。

その次に買ったのがこのベトナムの傘。

これは神戸の通りすがりの雑貨屋さんで買ったけど、ものすごく軽い。
100gないのです。ただ日本製ならUV表示(何%とか買いてある)がついてるのに
これにはなくて、ただ晴雨兼用とだけ書いてあって、すごく軽い分生地も薄く
光はだいぶ通すので、どれくらいのUV効果があるのか全く疑わしい。
ないよりマシだけど、思ったほどの日影効果もないのよね。
でもちょっと安い感じの薄っぺらさと軽さは好きだけど。

そして最後に買ったのがこのペパーミントグリーンの傘(これも晴雨兼用)。

これ表と裏で生地の感じが違って、裏は遮光感のある生地なんです。
そして今までで一番日影効果が高い気がする。建物の影から出るときに
これをさしてたら、ずっと建物の影にいるのと同じくらいの濃い日影。
なのに重さは黄色いのよりはずっと軽くて、ベトナムのよりほんの少し重いくらい。
多分100gくらいかな。
買うときに可愛い傘はいくらでもあったのに軽さを優先したらこれになったのでした。
でもそれでよかった。UV効果の数字も記されてたし、軽いし、傘の影は濃いし
傘さしてないときより遥かに遥かに、暑さがマシなのです。
軽くてどんな天気の時もカバンに突っ込んでおけるので
ちょっとの距離でも気軽に使えるし、外を歩くつらさが今年はずいぶんマシになりました。
この前の奈良旅行にも持っていって、熱中症なりかけの薬師寺でもずっとさしてて
これがなかったら倒れてたと思う。

男の人も日傘を持てばいいのに、楽になるから、と思ってきたけど
軽い折りたたみ日傘は本当に誰にでもおすすめしたい。

チコリのコーヒー

2021-08-10 | お弁当や食べ物
タンポポコーヒーと同様なものでチコリコーヒーというもののことを聞いてはいたけど
興味はなかったのに、コーヒーが切れて最近胃も痛いし
カフェインレスコーヒーを買おうと店に行ったらふと目についたので買ってしまった。

ルルーという会社名もデザインもなんかかわいくて、高くなかったし(確か500円くらい?)
原材料はチコリだけかな。
お湯で割るブラックではコーヒーの代わりにはちょっと難しい?
こげ臭く漢方っぽい感じもあります。
少しミルク足したらまあまあ飲めましたが、
お湯なしでミルクだけで割るとほのかな甘さと香ばしいコーヒーのような
ココアのようなほうじ茶のような全部混じったような感じがして悪くないです。
眠れない夜にはいいかな。
体にはいいみたいですよ。とりあえず栄養素の繊維は少しある。
肝臓にいいとかはホントかな?と思うけどカフェインないのでいいかなと。
眠れない夜にお酒飲むのも嫌いじゃないけどね。