sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

料理を教える

2013-07-31 | こども
息子に料理を教えようとした時には、びっくりしたな。
バカすぎて。笑
料理の問題じゃないと思った。
出来上がりのイメージ、作業の手順がわかっていれば、
それはしないだろう?ということをする。
料理は結構複数のことを同時進行でするから手順を頭に入れるのは大事よね。
熱いものは熱い状態で、いくつかの料理を同時に完成させようとすると、
かなり手順は考える。
そういうのが、教えても教えても息子はダメで、
バカで、という以上に、主体的にやるという意識がないからだろうと気づいた。
やる気の薄い人に教えても、いつまでも考えないからうまくはならないよねぇ。
あきらめて、最低限の最低限くらいのことしか教えてないです、結局。
わざわざ本買って作ろうとか、おいしいもの食べたいと思わない人に、
教えるのは難しい。
問答無用で、息子を料理担当にして毎日作らせてれば、
少しは当事者意識を持って、料理上達したかも、と思うけど、
少しの上達のために、毎日まずいものを食べたくないわたしにはできなかった・・・。


レシピ通りに作っても上手くできないと言う人のことを考えました。
わたしはレシピ通りと書いてあっても、考えますよ、一応。
料理は、手順と科学だと思うし。
レシピよく見て、イメージ持って手順考えて、
何でここをこうするのかとか、考えて、それで作るだけですが。
もしかして、レシピ通りでうまく作れない人は、
何も考えずに順番にレシピ通りにしてるのかな?
料理のコツとかを初心者でわからなくても、
料理も普通にただの道理だから、
塩が多いとしょっぱい、
よく水を切らないと水っぽい、
火が強いと焦げやすい、とか
普通に考えるとわかることの組み合わせがほとんどで、
そういう料理以前のことを、よく考えながら作ったら、
そんなに大きな失敗はないと思うんだけどなぁ。

写真は手抜きなお弁当だけど
手抜きって、普通にできる人にしかできないことで
普通のこともできない人には、手抜きもできないのよねぇ・・・。

本名

2013-07-30 | Weblog
日本人だと思って感じよくしてくれる人が
もしも在日嫌いの、韓国嫌いの人だったらどうしようと
本名言う時どきどきするって言う人の話を聞いて。

わたしは本名しか持ってないし、
それがなんの問題もないかのように普通にいつも使うけど、
こういう風にどきどきすることは、本当は、ある。
でも、それでどきどきしてしまうことを、自分に許せないので、
やっぱり何でもない顔でいる。
本名言っても、珍しい名前ですねぇ、くらいしか言われないことが多いけど。
映画よく見る人からは、あの監督と同じ名前ですね、
韓国の方ですか?と言われることがあるくらい。
ずっとそんな風に
あくまでも、なんの問題もないような顔で生きてきました。
そういうことが、わたしにとってはなんの問題でもない「はず」だから。
馬鹿馬鹿しい次元のことに関わりたくないと思ってたから。
でも最近ちょっとわかんなくなってきた。ほんとは。
何かしないといけない気がしてしんどい。
差別に反対する人たちの言動を見ていると・・・

やっぱ考えんとこ。
ごめんなさい。

大学生のFacebook

2013-07-29 | Weblog
しかし、大学生のFB見ると、ほんまキラキラしてるなー、毎日。と思う。
意識高い系の大人とは違う、
本当に勝手に無自覚にキラキラしちゃってる感じ。

Twitterをみてると今の大学生は不景気しか知らず
この閉塞感の中で育って仕事もなく、将来の夢もなく、
ものすごい可哀想みたいに思っちゃう論調ばかりだけど、
超キラキラですよ、わたしの周りの子ら。
たまたまかしらん。

全体にわたしの時代よりみんなが満遍なく、
それぞれの世界で楽しそうにしてるように見えます。
昔とは比べようがないほど、
多様性が認められるようになってきたように見える。
オタクも子たちも、のびのびしてるわー。

例えばわたしのいた映画サークルは
異常に地味でダサくて辛気臭かったのに(笑)、
同じサークルの今の子らは、同じような映画オタなのに、
すごく晴れやかで柔軟に楽しそうなんです。
世の中、悪化してることも多いけど、良くなってることもありますね。
たくさん、あると思う。

でも、大人も楽しいよ。笑

へくそかづら

2013-07-28 | 小さいもの
前に、野の花、すごくかわいい、名前なんだろう?と
写真付きのツイートを見かけて、
それが「へくそかづら」という名前だとは、
そこでは言えなかったんだけど(笑)
(かわいい花なんだけど匂いがあまりよくないようでそんな名前に・・・)
雑草系にはひどい名前のものもときどきあるね。

「ペラペラヨメナ」なんて、すごい脱力系の名前だけど、
キュートなかわいい花なのです。(↑写真)
別名は「メキシコひな菊」で、こっちにしといてあげたらいいのに(笑)。
でも、ペラペラヨメナ、も、まあ、かわいい名前か。

ハキダメギクとかボロギクとかは、ひどいよねぇ(笑)。
変な名前の草花は、オオイヌノフグリだけじゃないですね。


夏しかない常夏の国から
やっと四季のある国に帰国して以来、
雑草や雑木の名前を知らなすぎる自分がいやになって、
ここ数年けっこう小さな草花の名前は覚えた。
何の役にも立ちませんが、
花が咲いてないと、桜の木でさえ認識できなかった10年前を思うと
この10年で、少し賢くなったことの一つ、かな。

名前なんてどうでもいい気もするけど、
やっぱり名前がわかってると、もう一歩親しくなった気がするので
できるだけ覚えたいなぁ。

「やばい」と「あかん」

2013-07-27 | Weblog
関西人のコテコテすぎない自然な関西弁に、非常に弱いのである。
先日、京都で祇園祭の山鉾巡行の時、
あふれる観光客の中にいると何とも思わなかったんだけど
やや静かな横道を歩いている時に、
ふと東京言葉の2人組男子の会話が聞こえたりすると、
う、これあかんな、と思ったのです。

「ん?じゃぁさ、先に食べちゃおっか?もう時間ないじゃん~」
うう~。
背中がぞぞーっとしてしまったのである。

「ほな、先、食べてまおか?時間あらへんしな」
こうでないと、あかん。
(偏見です。差別です。すみません、すみません。)

「あかん」というのは「ダメ」という意味で使うことが多いけど
逆のこともある。

声のいい関西弁の男の人、あかんわ~。
言葉少ないと、さらに、あかん。
ああいうタイプ、あかんねん、わたし。

↑たとえば、この「あかん」はいわゆる「ヤバい」で
いい、たまらん、という意味だったり。笑
「ダメ」でも反対の意味のときはありますが。

そう思うと「あかん」というのは今で言う「ヤバい」とほぼ同じ感じやなぁ。
まずいとき、よくないとき、すごくいいとき、あぶないとき、
むずかしいとき、イケすぎてるとき、などに使いますよね。
「やばい」より少し情緒と余韻はあると思うけどな。

うわー、こういう映画、あかんねん~。
ぼろぼろに泣いてまうやろ。
と言う風に使います。
これはうれしいけど切ない気持ちかな。
大学生の息子を持っていると、つい
「やばっ!」とか使ってしまうけど
「あかんっ!」もやっぱり使いますね。

完璧な幸せ

2013-07-26 | Weblog
振り返ると、これからの不安やこれまでのつらかったこととは別に、
この2、3年わりとずっといつもその時点では幸せと思ってきたんだけど、
それなのに満ち足りてないのはどういうわけかと考える。
今でも十分幸せな感じのわたしですけど、
もっと、完璧な幸せな人生に必要なものについて考える。
完璧なパフェやかき氷について考えるのはうっとりと楽しい時間なので、
完璧な人生を考えるのも楽しいかと。
宝くじにあたってもいいけど、それは嬉しすぎるので、
もう少し手の届きそうな「完璧」について。

ええと、あと5キロやせるとかなり幸せ。(笑)
10歳若く見えると、もっと幸せ。
好きな人がもっと好いてくれるとすごく幸せ。
お金と仕事に関しては、今の仕事で生徒が倍になると、食べていけそうなので、
それくらい増えると幸せ、他の仕事できないしなぁ。
・・・なんて下らない望みばかりなんだろう。

こんなに次元の低い望みがかなえば、完璧に幸せな人生になれるのかしらん。
われながら自分の薄っぺらさに苦笑が・・・。

あとは、そうだな、息子がもっと強い人間になって、
このまま機嫌良く生きてくれたらうれしい。
あとは世の中に汚い言葉や意味わかんない憎悪がなくなれば、いい。
ただこの辺はわたしがどうこうできる問題ではないものなぁ。

以上を総合すると
計画的にダイエットをして、美容に気をつけ、仕事を増やしたら、
ほぼ完璧な人生になるのか?(バカっぽい・・・笑)
息子とか世界平和とか自分でどうしようもないことを別としても、
それだけやれば、ほぼ幸せになるのだとしたら、
何でそれだけのことができないんだろうなぁ、わたし。
きれいな家も車もいらないし、
もらった古い公団にすんで、おいしいものを作る技能があって、
ときどき友達と会う楽しい時間があって、
映画や本や写真をいくらか楽しめて、
それ以上、別に何もいらないもんなぁ。
と思うと、やっぱり自分は今かなり幸せなのではないかと、また思って
始まりに戻る。だ。
でも、もっと仕事しないとそのうち破産するけど。笑

自分なりの完璧な人生について考えてたけど、
結局十分幸せなはずの今を台無しにしているのは、
将来への不安ということにつきるなぁ、と思う。
危険は現実だけど恐怖はファンタジーだって、
ウィル・スミスか誰かが映画の予告で言ってた気がするけど(笑)
結局の結局は、お金の不安かぁ。
つまんないことだなぁ。

写真はこの前聴いてきた繁昌亭の落語。
笑いは、幸せには必須です。

お弁当箱

2013-07-25 | お弁当や食べ物
お弁当をおいしそうに詰めるのはうまいと思う。
中身はものすごく手抜きなんですけどね。
ごく普通に詰めてるだけですけど、お弁当箱がえらいのか
よくほめられる。
わっぱの塗りの、とても気に入ってるお弁当箱。

漆は、扱いやすいよ。
チンとかできないけど、軽くて丈夫で補修もきく。
(最近チンOKの漆器見るけど、あれって本当に漆なの?(猜疑の目・・・)

うちは、丼も漆器です。
軽くて、熱くなりにくくて、すごくいい。
土ものの、分厚い丼とかは、素敵だけど重すぎるし
熱くなると持てないし。

最近は金曜日だけカフェやってるので
金曜日だけお弁当作ってます。
息子のお弁当を10年以上作り続けて、うんざりと思ってたけど
結局まだ作ってる。お弁当好きです。






映画:オールドボーイ

2013-07-24 | 映画


できるだけ映画館で見た映画は感想書こうと思ってるけど
感想書くほど面白くもつまらなくもない微妙な映画(笑)は書かないし
たくさん続けて見すぎると、中々書けないんだけど
DVDで見たものは、ちょっと書く気になったものだけ書いてます。

今月は中々劇場で見たいものがなくて
DVD100円レンタルセールもやってたので
DVD映画を10本以上見てますが
「嘆きのピエタ」の衝撃で、韓国のえぐい映画を何本か見なくては!と
結構有名な「オールドボーイ」を借りて見たのが、やっぱりよかった。
いや、えぐいですよ。やっぱり。
凍り付いて、画面を覆って、隠したシーンもいくつかあります。
「ピエタ」同様、エログロ系結構入ってます。
でも「ピエタ」同様、完全にそれが必要だからあるのですね。
個人的な好き嫌いで言うと「ピエタ」より好きかもしれない。
ストーリーの面白さでも「ピエタ」より上かなぁ。
「ピエタ」の方が端整な感じはするけどね、映画として。

ある日、ある男が突然拉致されて小さな部屋に監禁される。
食事も与えられるしテレビもあるし掃除や世話もしてくれるけど
なんと15年間も監禁され、
その間に、妻が何者かに殺され男に罪がかぶされている。
そして15年経ったある日、ぽんっと外に放り出されて解放される。
仕立てのいいスーツに、十分なお金とケータイを持たされる。
このあと、男は監禁の理由を求めて、また
監禁した者への復讐を生き甲斐に、調べ回るのですが
その間に無垢な女性と知り合い、
疑いながらも心を開いて行ったりする展開は、ちょっと切なくて
キュンとしながら見てたんだけど・・・
いやいやいやいや・・・。
まず監禁の理由がわかったところで軽く、そう来るかぁ、と思い、
そして解放した理由のところで、ぅおおおおおっ!と驚きました。
そっ、それは、あれやろー!うわぁっ!と。
業が深すぎる話でした。
ラストも、「ピエタ」とは違うやりきれない切なさ悲しさです。
復讐は誰も幸せにしないのに
それだけが生きる糧になるほど、人に取り付いてしまう。
やりきれないものですねぇ。

これはもうね、名作と思います。
見た人といろいろ語りたいけど
絶対ネタバレしたくない映画なのでこれ以上言えません。
とにかく映画たくさん見てる人に見てほしい。
韓国映画、すげー。

この翌日、一緒に借りた「マザーウォーター」とかいう
ゆるふわ映画を見たんだけど
だるくて死にそうになりました。
もう、すごい映画しか見られない身体になってしまった(笑)。
この映画は、好きな小泉今日子が出てるのと
登場人物がみんなバーやカフェの店主(小泉)とかで
自分と同じようなカフェ店主の話なら見てみようかなぁ~
くらいの気持ちで借りたんだけど
ゆるふわは、もういいです。笑

海外へ

2013-07-22 | Weblog
自由になったらヨーロッパの北の方の片隅で、
デタラメな日本画教えながら1.2年住みたいと思ってるけど、
うさこがいるので、当分無理。
うさこが死んじゃう頃には、わたしはもうおばあさんで、
やっぱり無理かもとも思う。
からだよわいし(~_~;)。

でもいつかは・・・なんて思ってたんですが、
最近外国に行きたいと思うのが、
スペイン、南米、東南アジアと、陰影の深い濃ゆい国ばかりで、
ああ、北ヨーロッパはどうしたの、わたし?
東南アジアに8年も住んで、もう暑いところは二度といや、と思ったはずなのに。
ヨーロッパで絵を描いてるんじゃなく、
東南アジアで子どもらの学校とか作ってる方が、
自分には近いことのかもしれない。とか?
あー、なんかすごい、そんな気がしてきた。
やだなー。でも、そんな気がして仕方ない。笑

途上国はもう、やなんです。
暑いとこもやなんです。
子どもも、苦手なんです。
でも、じわじわと、そっちに向いて行きそうでこわい。

どっちにしても、健康でないと無理だけど、
数年後にも丈夫で健康だったら、
2日おきに水シャワーしかないようなところに住んで、
なんかやってる気が本当にしてきたぞ・・・・・。

まあ、それはそれで、人生の落とし前はつく気は、する、
ヨーロッパで調和した生活してるより。
いやいや、無理です。やりたくない。
自分のためだけに呑気に生きるのです。

男の自分

2013-07-21 | Weblog
中身おっさんだから、と自称する女子けっこういるけど、
わたし、中身はともかく、おっさんの自分想像できないなぁ。
すね毛がもじゃもじゃ生えてたり、ヒゲが生えてたり、
筋肉ががしっとついてたりする気分って、
一生懸命想像してもわからない。どんな感じやねんやろ。

飛行機や新幹線の座席で、たまに大きい人、
180センチ以上あるような人が隣に来ると、
痩せてる人でも、そんなに大きくていろいろ窮屈だろうなぁと思う。
あんなに手も足も胴も長い自分を想像するのも難しい。

身体的なことは、中々違う自分を想像しにくいのかもしれない。
男でなくても、毛深い自分や剛毛の自分さえ、想像できない・・・。
色黒で肌のあれてる自分も難しい。
わたしの想像力って、時々たいしたことないよなぁ。