sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:やすらぎの森

2022-01-25 | 映画


上映時間の都合が丁度よかったので前情報ゼロで見た映画だけど、とても印象的な作品だった。
カナダの映画です。ケベックの森が美しく印象的で、それだけでも元は取れるけどそれ以上で、
見てみると自由、尊厳、安楽死、愛、いろんな要素のある良い映画でした。
カナダの湖を囲む森の景色がとてもとても良い。こういうところで焚き火をしながら過ごしたいなー。

世間から自由になると決めて森の奥に隠遁した男が、
闖入者の女性と情熱ではなく労りの中で生まれる情愛。
相手の個性や外見や性質でさえなく、ただ一緒にいるうちにじわりと伝わるものがあり
馴染むものがあり、たまたま巡り合って一緒にいるというだけのことで温まるものがあり。
年を取ると、面倒な執着や欲求や不満がこんな風になくなって、
目の前にいる優しい人とお互いの優しさだけをシンプルに愛しながら一緒に暮らせるのかな。

還暦がアラ還なら、80歳前後はアラ傘と言うのでしょうか?
映画で、アラ傘のベッドシーンを初めて見たけど、
(若い美男美女のシーンは映画ではよく見るし、見てて気持ちいいけど)
優しくて暖かくてすごく素敵なシーンだった。
セックスはリビドーだけじゃないし、年なんて関係ないねぇとしみじみした。
自分の人生をその年まで生きることを許されず人生のほとんどを檻に閉じ込められ
性的虐待に疑問を抱くことも知らずに生きてきた女性と、
何もかも捨てて自由と孤独を選んだ男性が、いつか心を寄せあっていくのも自然で
温かくて涙が出ました。
この80代のベッドシーンも良かったけど
二人が湖ではしゃいぐシーン、彼女が泳ぎを教わるシーンもよかったなぁ。
カナダの森の奥の湖が素敵すぎる。
フィンランででもいいんだけどわたしもこんなところに隠遁したい!

この二人が印象的なのであれこれ思い出すけど、映画を見終わった感想は恋愛映画では全然ないです。
登場人物の年齢は関係なく、恋愛というより情愛だし、それが中心というわけでもない。
年をとっても自分の尊厳を守る人たちの人生の話。
カナダ・ケベック州、人里離れた深い森。湖のほとりにたたずむ小屋で、年老いた3人の男性が愛犬たちと一緒に静かな暮らしを営んでいた。それぞれの理由で社会に背を向け、世捨て人となった彼らの前に、思いがけない来訪者が現れる。その80歳の女性ジェルトルードは、少女時代に不当な措置によって精神科療養所に入れられ、60年以上も外界と隔絶した生活を強いられていたのだった。世捨て人たちに受け入れられたジェルトルードは、マリー・デネージュという新たな名前で新たな人生を踏み出し、澄みきった空気を吸い込みながら、日に日に活力を取り戻していく。しかし、その穏やかで温かな森の日常を揺るがす緊急事態が巻き起こり、彼らは重大な決断を迫られていくのだった……。
新しい出逢いと湖畔での穏やかな共同生活。80代の男女を主人公に迎え、人生の晩年をいかに生きるかというテーマを詩情豊かに綴る、愛と再生の物語が誕生した。
(公式サイトより)

安楽死の話は考えさせられるかもしれないけど、わたしはこの人たちに共感するところが多い。
これできる人は少ないと思うけど、望む人はそれでいいように思う。

ヒロインはカナダのドヌーブと呼ばれた女優さんでこれが遺作になったそう。
こんないい映画が遺作になってよかったのではないかと思います。
出てくる年寄りはみんなすごくいい。
途中でちょっと嫌なやつになる感じのトムもギターで弾き語りするシーンがすごく良くて
彼は彼なりに生きて死ぬんだなぁと思うと嫌いになれない。(下に動画を貼っておきます)

彼らと世の中をつなぐ役の若い男子もすごくいいんだけど
彼と関わりを持つ女性ラフだけは好きじゃないし彼女の絡むラストもなんだかなー。
世間やその虚飾から遠く離れた森の中で小さく暮らしながら心は広い自由を翔ける人と犬、
その小さな世界を壊さないように助ける心優しい男子まではいいのに
世間的な野心満々でマーケティングセンスをそこに持ち込んで乗り込んでくる
この無神経なラフがなんとも生臭い。映画的にはこういう人物が必要だったんだろうけど
この人まで包み込んでしまう優しいラストを、少し受け入れにくい狭量なわたしでした。

監督の挨拶と映画本編少し

紙の本

2022-01-22 | Weblog
このブログの編集画面で、新しいスマートエディタというのができて
そちらを試してみると改行のたびにどうやっても2行分行間が開いて
それを詰めることができないので、結局古い方に戻ったら
動作がおかしくなったりしてしばらく大変だった。
最近あんまり書いてなかったし、もうやめる時期なのかなぁと思ったりしました。

一昨年くらいからの目標で紙の本(ZINE)を作りたいなぁと思っていたのですが
ブログはたくさん書いてきたけどたくさんすぎて選ぶこともできず
結局何もしないまま2年くらい経ってしまった。
でも、年末に帰省してた息子のiPadを見てると、これがあったら
イラストレーターとかなくても編集レイアウトできるし
紙の本もひとりでちゃんと作れるんじゃないかとちょっと思って
お正月の間考えて、自分へのお年玉にiPad miniとApple Pencilを買っちゃった!

Apple Pencil最高!楽しいですねー。
絵を描くアプリも入れたいんだけど、その前にまずZINEの方に取り掛かろうと思って
定番のGood notesというアプリを入れて、もうすごく楽しい。
ただの手書きメモならいきなりかけちゃうし、
書きながらテキスト化するスクリブル機能ももう少し慣れたらよさそうだし
手書きで書いたのをあとでまとめてテキストにもできるし
写真や図をいれてレイアウトするのもアナログな切り貼り感覚でできるし
なんだかすごく楽しいです。

ZINEは小さいカジュアルなものを時々作る感じにしようかなと思う。
小さいテーマで薄い本を作ってみます。
まずは一冊、春までにのんびり作りたい。

播磨サイクリングロード

2022-01-19 | 自転車
今年の自転車の初乗りは家から近所を15キロ弱だったけど
初輪行は初めての場所で、明石から江井ヶ島までの8キロちょっとの海沿いの道。
明石で電車を降りて海の方へ。途中に淡路島へ行くジェノバラインがあります。

夏頃これに乗って淡路島に行ったのを思い出しました。楽しかったな。
ジェノバラインは自転車もそのまま載せられるんだけど、今回は通り過ぎます。

自転車専用の道ではなく「浜の散歩道」という道です。
ビュンビュン飛ばすロードバイクではないので、歩行者がいても大丈夫。

明石象化石発掘やら、明石原人腰骨発見やら見るものもありますが
ずっと海辺すぐの道で海が見えてるのが気持ちいい。すごく気持ちいい。海ばかり見てしまう。



途中、公園でお弁当を食べました。お弁当は七草粥の余った七草を入れた巻き寿司。



こんな道が信号もなくずっと続くんです。風もなく気持ちいい自転車日和だった。
そして江井島につきました。

すぐそばに住んでる友達を訪ねたことがあって、その時に近くの太陽酒造なども
ちらっと案内してもらったりしてたので、この日は街の探検はしないで同じ道を帰ります。
その前に、野点。年末に札幌で仕事してる友達が帰省した時にもらったマルセイバターサンド。

向こうに椰子の木が見える冬の海辺の野点。気持ちいい。

帰り道は同じ道だけど見る方向が逆だとまた違う味わいですね。

こんな風に海に面した家に一度くらい住んでみたいなぁ。
そして明石に近づいてきたところで、朦々とあがる煙に遭遇。

とんど焼きのようでした。小学校時代に、学校の校庭でやった記憶はあるけど
海辺のとんど焼きは初めて見た。大きな炎。とても印象的。

お弁当と野点でお腹は空いてなかったけど、明石まできたらこれは食べなくては。

でもひとりで一枚食べるのが厳しい年になってきました。がんばったけど。

家計管理

2022-01-13 | Weblog
家計簿を真面目につけてるんだけど、緊急事態宣言の間は自転車に乗るばかりだったので
電車賃くらいしか使ってなかったのに、外食できるようになると支出が増える。増えた。あかん。

自分は切り詰める生活の仕方もわかってるし実際にそれをしてた時期もあるし
家計管理能力は人並みにあると思う。さらにその中でそれなりに楽しむ方法も知ってるから、
収入が本当に少なかった時も細々と楽しく暮らしてた。
とはいえ、少し余裕のある今から思うとずいぶんストレスがあったし苦しさもあって、
これで家事能力がなく家計管理能力もなく収入が少ないと、そりゃ詰むなぁと思う。

もちろん誰でも普通に食べていける世の中が正しいのだけど、
実際は世の中全然正しくないので、仕事してても少ない収入でやりくりしないといけない人も多いし
家事能力と家計管理能力は絶対誰でもある方がいいと思う。
義務教育で男女問わずもっとその辺教えればいいのに。

一番収入の少なかった頃のわたしより多少多い収入でも生活破綻する人が多そうなので、
そういう人たちが家事と家計管理ができてればなぁと思う。

信貴山

2022-01-12 | 一人旅たまに人と旅
12月に若い友達と信貴山に登ってきました。
12月なかばとは思えない暖かく気持ちいい日で、
行きは東側の信貴山下駅から歩き、帰りは反対側を降りて恩智駅まで歩いて
帰りに大阪でご飯を食べて全部で2万歩!よく歩いたなぁ。

信貴山下の駅からまっすぐの坂道を登って行きます。



10分ほど登ってから横道に入りましたが、ここは昔は
ケーブルカーの跡のハイキングコースになってるらしいです。ズンズン登る。

山の上の方へ行くとまだところどころに紅葉も残ってたのもうれしかった。

そして到着。1時間くらい歩いたかな。

ちょっとお腹が空いたし寒いので、ホカホカ熱々の虎饅頭を一つ食べる。すっごくおいしかったです。


信貴山には虎が沢山います。





郵趣好きとしてはこの郵便ポストがすごく気に入りました。かわいいなー。
ここから手紙出したら虎模様の記念印とか押してくれたりするのかな?


信貴山は結構エンターテイメント充実しててアトラクション的なものが多い。
これは真っ暗な中を手探りで進む戒壇巡り。

本当に真っ暗で、昔行った直島の体験型現代美術作品で
本物の暗闇の中を歩いたことを思い出しました。
暗闇はアートにもなるし信心にもなるのか。

そしてこの階段を登ると

こういうお堂があって、その中をまたぐるっと回るんだけど、

回りながら88枚のお札と1円玉を作法に従って入れていく開山堂のお砂踏み巡りとなっています。
すごくキャラのたった受付のおばさんが、チャキチャキと説明してくれて
こちらは先生に指示される小学生みたいにはい、はい、と大人しく従います。笑
どっちも面白かった。面白いね面白いねと言い合える友だちと一緒でよかった。
デートやお友達と一緒に行くのをおすすめします。

さらに山の上の方上の方と登ると信貴城址。とても景色が良くてこの辺でお弁当に。

はらはらと風に舞う落ち葉を見ながらおにぎりを食べました。


日本画専攻だったので信貴山絵巻の模写などをしたような気がするけど
信貴山にはレプリカが展示されてました。ユーモラスなお話です。

境内の中の紅葉もきれいで最後の名残の紅葉をたっぷり味わいました。






帰り道、きれいな景色にうっとりしていると、あら、橋の上でバンジージャンプが。



バンジージャンプって一度やってみたいと前は思ってたけど
もう若くないので何かあっても困るし遠慮しときました。

帰り道は行きとは違う道で、舗装されたゆるやかな道で、その分距離は長い感じ。


途中にあった恩智神社のうさぎがかわいかった。



さらに歩いていると醤油醸造所が現れたので、とりあえず中に入って買ってみた。

旅先で、思わぬものにあって小さなお土産が買えるのは楽しい。


大阪に戻ってお蕎麦を頂いたのですがメニューにエレベーターというものがあって
炙った薄揚げを積み上げたものらしく頼んでみたらあんまりエレベーター感はなかったけど
美味しかったです。

後で調べたら、京都に時々ある居酒屋メニューで、
あぶったお揚げと大根おろしで、上げと下ろし、それでエレベーターらしい。
駄洒落だったのか!?

友達と山登り(というほどでもないハイキングですが)したのは初めてで、
彼女は六甲縦走などしてる強者なのでちゃんとついていけるか心配だったけど
気を使ってわたしに合わせて歩いてくれて、無理しないで楽しく歩けました。
連れてってくれてありがとう。
この日の信貴山で寅年の準備ができた気がします。

初乗り

2022-01-10 | 自転車
年明けの初乗りはご近所。
先日の福知山の雪でスニーカーが足首までびっしょり濡れて寒くて
スノーブーツの必要性をひしひしと感じてたところ、
ワークマンのスノーブーツが安いのに良いと聞いて
近くのワークマンを探して自転車で。
一軒目では売り切れで、もう一軒探して回ったけどやっぱり売り切れ。
とりあえずまた急に雪が見たくなったときのために
防寒防水ブーツを(しかも自分より大きなサイズしかなかった)買いました。
中敷しいてはかなくては。
でもいいの、自転車で初めての場所を走るということが何より楽しいから。
そして通りすがりの喫茶店でコーヒーとプリン(+200円)を頼んだら
プリンがプッチンプリン系で焼いてないものだったけど、それもいいの。
コーヒーは美味しかったし初めての喫茶店だったし新しい雑誌も読めたから。
初めての知らない場所と言ってもなんの変哲もないよくある似かよった場所も多い。
それでもいいの。方向音痴にとっては十分初めての知らない場所だから。
知らない風景の中の自分の風通しの良い孤独が好きなのね。
孤独の形は目に見えないけど、知らない風景の中の自分のシルエットは
それに近いかもしれない。

月記:2021年12月

2022-01-09 | 月記

12月は美味しいものやライブ、自分たちの写真展などで楽しく忙しかった。
でも何ヶ月もずっと溜まってたモヤモヤを黙っていられなくて言ったら 
なんか悲しいことになったりもしたけど、どんな時も楽しいことは探せる。 
いや、でも本当はかなり痛いです。と言う気持ちで終わった2021年。 

・猫のワクチン。3歳半だけどまだまだ甘えん坊のツンデレ。 
・1年ぶりくらいに梅田の好きなワインセミナーに参加。フランスのクリスマスがテーマ。
・朝の8時から天満で飲む会 
・アンドレ・クルエのシャンパーニュ8本飲み比べの会 
・山本能楽堂で「班女」 
・ロームシアターで中村佳穂 
・母と明月記でディナー 
・毎年恒例のグループ写真展。搬出後は20人超えの大宴会。 
・若い友達と信貴山登る

・義姉と梅田の「かわ原」でご馳走 
・神戸の馴染みのバーに緊急事態宣言開けて初めて行く 
・塚口の友達のところで揚げ物師を招いてパーティ 
・イブに宝塚のイタリアン「スカんマロ」実家の家族と 
・雪が見たくて福知山へ 
・宝塚の気になってたお寿司屋さんへ。とても美味しかった。
・小浜のおはぎ研究所
・息子が帰省。池田の美味しいお蕎麦屋で昼飲み。そしてゆっくりの年末。 
・御影「銀狐」で映画の会の人たちと忘年会 
・大晦日に近所の友達とおせち交換会 

映画館で見た映画:「ラストナイト・イン・ソーホー」「偶然と想像」  
「キングスマン」 

配信などで見た映画:「エマ」「素晴らしきかな人生」「スパイダーマン」1・2・3


アウトドア

2022-01-08 | 自転車
自分が休みの日にアウトドア的なことするようになるとは!と自分でびっくりするけど、
自転車はわたしにとってアウトドアというより自由の象徴の一つだから旅と同じことなのよね。
いつか折り畳み自転車でどこにでも行ってみたいというのは昔から思ってた。
ブロンプトン買うのに10年かかったけど。
 
普段は20キロくらい走るだけですが、もっと慣れて脚力がついて
40キロくらい走れればうちから自走して行ける目的地は結構ある。
うちより北側は坂が無理だけど、東西南ならいろんなところに行けそう。
ただ歩道のない車道が怖いので、Google mapの通りに進むと
この道無理、ってなることもあります。
 
でも電車に乗るとさらにいろんなところに行ける。
京都も奈良も、知らなかったところにも行きたい。
車がないと行けないような場所や諦めてたことも少しできるようになります。
 
ちなみに、夢の一つだった自転車輪行よりもっと難しい夢はキャンピングカー。
これもまた自由の象徴の一つだな。
でも、嘘でしょ?と人に驚かれるほどの方向音痴で咄嗟の判断が下手すぎるわたしが
運転してどこにでも行くというのは世界にとって悪夢なのではという気持ちが…

遺伝子

2022-01-07 | Weblog
自分の遺伝子を何がなんでも残したいという人や
家の血を絶やしたくないという人のことはもわたしにはよくわからない。
でもそういう人は結構いるようですね。

逆に、自分の遺伝子を残したくないという人もたまに見かけるしそっちの気持ちは少しわかる。
自信がない、自分が嫌い、自尊感情ゼロ、自己肯定感限りなく低い、
自分の人生が不幸すぎる、など理由があると思うけど、よく考えると
自分を嫌いすぎるのってかえって傲慢なことなのかもしれないと思う。
自信がなさすぎるのも、むしろ自分への期待が高すぎるってことかなと思います。
それもまた、傲慢なことですよね。

そもそも人間って遺伝子だけで決まるものでもないしね。
父が大嫌いで母も好きではないけど、
わたしという人間は二人の遺伝子だけでできてるわけじゃないから、あまり気にしたことない。

そして息子も、わたしとも元夫とも全然違う人間である。と思ってる。当たり前だけど。

おせちシェア

2022-01-06 | お弁当や食べ物
今年のおせちは近所の友達におせちシェアに誘ってもらいました。
全部で6軒の家で、ひとつかふたつずつ何か作って持ち寄り分け合うというもの。
細々と作るのは大変だけど、ひとつ、ふたつなら全力で美味しく作ろうと思える。
ただ、わたしはおせちの正解があまりわかってないので(在日家庭だったので)
今年はおせちならではのものより作りやすいかとお煮しめを選びました。
普段の煮物よりだいぶ丁寧に作った。
飾り切りもがんばって下茹でもしたし、こんにゃくは3色、椎茸は別に炊いたし
味付けは薄めにおそるおそる味見しながらがんばりました。
絹さやを買い忘れて家にあったインゲン豆になったのはご愛敬。
(この後買って帰って、自分ちのには入れました)

叩きゴボウはゴマの香りもしっかりしつつ山椒がすごく効いてお酒にすごく合う。
鳥のつくねはふっくらして大葉が効いてさわやか。
柿ナマスはとても優しい味付けで、もりもり大量に食べられる。
オーブンで何時間も焼いた焼き豚と味の染みた茹で卵は絶品。
黒豆はご本人のと、お母様が同じ豆でそれぞれ炊いたもので、味が全然違ってびっくり。
お母様のは柔らかい優しい味と口当たり、
ご本人のはエッジの効いてる感じながら豆の風味が強く炊けてて面白い。
あとキンパを巻いてきてくれた人がいて、お正月に巻き寿司的なものはいいですね。
あと田舎から送ってもらったおいしいブリを煮付けにしたものもありました。

あとは各家庭で適当に欲しいものを作ったり買ったりして付け加え、
それぞれのおうちのおせちになりました。
うちのおせちはデパートで買ったのをちょっと足しています。


友達の家ではこんなにおしゃれな感じに盛り付け。素敵。


31日の昼に5歳のお子さんのいるお家に集まっておせちを分けて
分け終わったら5歳の人と遊んだりお酒を飲んだりお蕎麦をいただいたり
すごく楽しく過ごしました。

このお家は2年前の大晦日に紅白を見に招ばれたことがあり
そのとき3歳だったお子さんが5歳になっててなつかしく、かわいい。
また遊ぼうね。

要領も分かったしとても楽しかったので来年もできたらいいな〜。
来年はレパートリーを増やしたいです。