sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

11月のつぶやき:後半

2023-04-14 | つぶやき
コーヒーは毎朝豆から挽いてドリップして入れてるけど、
入れてる間の香りで十分香り成分は楽しんでるので、カップに入れた後飲むのはすごいゆっくりです。
冷めたコーヒーも好きなの。熱燗もそれです。冷めた熱燗をチビチビ飲むのも好きなの。

あとカフェインレスのドリンクをあれこれ揃えて
お酒以外でふんわりした夜を過ごす計画も頑張る。
というツイートを、ワイン飲みながらしてるけどな。


海より木の多い森や山の方が多分好きなのに、海辺や湖のそばに惹かれるのは、
結局中学の時に読んだアン・モロー・リンドバーグの「海からの贈り物」に支配されてるのかもしれない。

あと、もちろんトーベ・ヤンソンの島の家にも支配されてる。
トーベ・ヤンソンに生まれ変わってあのような線を描きたいし、
あのような島であのような小屋に住みたい。



知念さんは、李琴峰さんへのヘイトに驚いてわたしの中の脳内ブラックリスト
(百田とかのいるリスト)に入って、後日謝罪されてたけど、考えが変わったようには思えない。
デマを流したことや認識の間違い怒られたことについては謝罪をしてたけど、
この人は根本的にこういう人なのだなと思いました。
差別心って改めるのは中々難しいし、指摘されても改めることができない人も多いですねぇ。


子供を失った人に、自分なら最愛の子供を失ったら生きていけない、などという人がいるのか。
閉じておくべき時に閉じておくべき口を閉じておけない人。

何をなくしても、生きていたら生きていくしかないのではと思う。
いや、わたしはそんな辛い思いをしてないのでわからないし知らないし間違ってるかもしれないけど。


おひさまはえらいな。


猫が枕元で寝てる幸せには慣れることがないな。毎朝うれしくてうれしくてうれしくて、
つまり起きたくない仕事行きたくない。笑


枯葉踏んでたら遅刻…(毎年秋の恒例



鍋マラソン本の3週目の4回目はキムチ鍋。日本酒だな、と思いながら
やっぱりワインが飲みたくてワイン。
自分で作るキムチ鍋より簡単で食材も少なめなのに、
自分で作る具沢山のやつよりおいしいぞおい。料理は引き算というのを、日々学んでる。


豪快な巻かないロールキャベツの煮込みはできた。あとは厚揚げとキノコのグラタン。
さつま芋のサラダと前菜盛りと箕面ソーセージ。
普段はワインから始めるけど今日は箕面ビールがあるのだ。
それと美味しいパン屋さんのパンたくさん。いくらでもワインが飲めるラインナップと思う。


テキトーな店に行くなら、家で飲み食いする方がずっと安く美味しくいただけるなぁとつくづく思う。
いつもだとめんどくさいけど、ホームパーティはやっぱりいいなぁ。


猫は噛み付いても引っ掻いてもなにしてても常に完璧に可愛いし美しいし素晴らしいけど 
うちのクロちゃんは爪切りさせてくれないので99%完璧。
爪切りしないと何かに引っかかってパニックになって危ないのだ。


まくらもとーにー、ねこっ!というデタラメな歌うぃ歌ってるんだけど、
メロディが威勢が良すぎて寝起きのぼーっとした朝に向かない。
寝起きのぼーっとした朝に枕元の猫が視界に入りぼーっとしたまま撫でてる感じのメロディにしたい。



変わろう。良い方に。

というわけで1杯のワインをゆっくりゆっくり飲みます。
美味しくてもついつい一本飲むようなことは減らす(やめるとは言わないところが正直で真面目


自分のブログの、古い映画の感想を読むのは楽しい。文章のリズムが何しろ自分だから、
人のリズムに合わせる必要がなく頭に入るからねぇ。
最近は何読むのも、文体やリズムをチューニングするのに時間がかかるしすぐ集中力が途切れる。


わたしの仕事は、専門性もなく経験も技能も特に必要ないこまごまとした雑用係みたいな仕事なんですけど
こまごましすぎて、たまにしばらくただ呆然としてる時間がけっこう長い。今それ。笑

しばらく固まってから、コーヒー淹れるかTwitter覗くか、
ルーティンの単純なやつをとりあえず片付けるかする。今は2つ目ですね。


わたしはわたしが幸せにできる人を幸せにしたいんだなぁ。1頑張れば10、100幸せになってくれる人を。
100頑張っても1しか幸せになってくれない人のために頑張りすぎてきたけど。


話題の映画を、祭りには乗ってみようと思って見ることも映画の会が始まって以来とても増えた。
メジャーな映画を見ていると、映画の話を出来る相手が増えた気がするし、
それはそれで楽しめる自分がうれしい。

でも、あんまりみんなが見てない映画をこそっと見ることも多い。
その中に、たまに、うおおおサイコー!と思うものがあるのよねぇ。
というわけで、お天気良くて野山に出かけたいけど、明日までの上映の長い映画を今日も見るよ。


去年、紅葉が見たくて醍醐寺に行ったのはすごく楽しかった。忘れない。
でも今年は違う紅葉を違う気持ちで見る。


寝返りをして目を開けると見える枕元の猫。これぞドルチェヴィータ。おはよう。


数年分の過去の今日、ライブに行ってたり、尾道に行ってたり、スロベニアワイン飲んでたり、
一緒にいた人にお弁当作ってあげてたり、老眼鏡デビューしてたり、か。


いつも、知らないものを見せてほしいし、知らない場所に連れて行ってほしいけど、
結局なんでも自分でやる。自分の限界は自分でも少しずつは広げられるけど、
全然知らないものをいきなり見ることは中々できないからなぁ。


自分が頭を撫でてほしい時には猫の頭を撫でる。
自分は共感性が異常に高いので、これで大体間に合う。

猫の耳が熱い。幼児みたいに眠いと熱いんかな。寝ようか、クロちゃん。


お昼休み、きっかり1時間の裏山散歩で生き返る。
今日は大きな銀杏の木の道から帰ってきた。


コロッケを買う時、一つだけって買えなくてつい二つ三つ買ってしまい、
半分はお弁当にとか思っても食べてしまう。
解決法は冷凍コロッケで、これならひとつだけ揚げて食べられるからねぇ。

揚げたて美味い。ホフホフ。もう一個食べたいけど、めんどくさいからもういいか、となる。
飲んでる時は別。飲んでる時はもう一個揚げてしまう。


それぞれなりに頑張っても貧窮している人に、甘えさせてはいけないとか
もっと辛い人がいるとか言う人の存在が、この社会をより暗くしてると思う。
この人の他にも、ネットで探せば仕事はあるとか、野宿してないからマシとか、スマホ持ってるからマシとか、
ネカフェ泊まれるんだ、とか、なんでみんなそんなに意地悪なん?


キムチ憎悪がすごくて笑える。キムチが世界を破壊する教でもあるのか。
給食にキムチが出て、拷問だとかステマだとか意味わからん。辛いからいや、というのはまだわかるけど、
小学校の給食にそんな辛いもの出るのですか?カレーだって給食のは全然辛くないでしょう?

いや、個人の好き嫌いではなく、差別したいだけだというのはわかってるけどね。

嫌いなら食べなければいいけど、差別したいだけの人にそれは通じないのよね。
匂いがダメ、辛くてダメ、なぜしょっちゅう?押し付けるな、日本のものを食べさせるべき、などなど、
いろんなことを言うけど、要は差別。
ちなみにわたしはキムチは大人になるまで好きではなかったですが、今は好きなのも苦手なのもある。
でもどっちにしてもキムチを食べること食べないことが、なんらかの差別や思想につながるのは
すごいアホらしいと思ってます。あほか。


好きだった人と付き合い始めた頃はLINEが届くたびにうきうきしてたけど、
その後長く続く激怒LINEばかり来るようになった時はLINEの通知を見ただけで緊張と恐怖で苦しくなった。
LINEが悪いんじゃなく、関係が悪くなったからだったと今はわかるけど、
その頃はLINEが悪いと思ってたなぁ。

しばらく誰からのLINEでも怖くなったけど、少し落ち着いてきた。
LINEも言葉も道具で、それをうまく使えなくなるのはその道具だけのせいじゃない。
道具のせいでダメになったんじゃなく、ダメになったから道具が怖くなったんだな。


時間薬が効くのを焦ってはいけないけど、必ず効くから。


少しずつ、昔のことを思い出して昔の自分を取り戻してる。


そばに誰かがいることの幸せに慣れて大事にしなくなるというのはとてもよく聞くことだけど、
毎日猫といても毎日うれしくて楽しくて、猫といる幸せに慣れて大事にしなくなるなんてことはないな。
たまにほったらかすし、たまに旅行の留守番させるけど、離れててもいつも猫のことを思い出してる。


お弁当に作って冷凍しておいた三食丼用のお肉と野菜を、
急に帰省した息子の朝ごはんに使ったので、わたしは昼に松屋でササミカツカレーをキメてきた。


毎日何か予定があるのに合間にめちゃくちゃ心削られることが延々続いた週だった。
もう考えないし反応しない、何があっても。


亡くなったのか。
日本人の人に名前を言って、どんな字?と聞かれたら大体「月はどっちに出ている」の
崔洋一監督の崔、と言ってたのになぁ…(映画見ない人には通じないこともあったけど


このかた政治家の代表のつもりなんだろうか?政治家を馬鹿にするなというのは、
政治家が自分で言うことではないと思う。
政治家は国民に監視され判断され批判されるものです。
国民が政治家を崇め奉って追随するようではいけないでしょ。


人は死ぬし自分も死ぬし知ってる人もみんな死ぬという当たり前のことが、
じわじわと実感を持って感じられるようになってきた、そういうお年頃なのか。


みなさんどうやって猫をキャリーバッグに入れてるのでしょう?
抱っこして入れてもファスナー閉める0.5秒の間に逃げられますよね?液体ですからね。
ワクチンの時期なのに、40分の格闘の末、今日は諦めた…

猫を動物病院に連れていく戦いに敗れても、世界がそんなに悪くなることはないけど、
わたしの気分はダダ落ちです。ウサギの爪切りもできんダメ飼い主だったけど、
猫のワクチンも打てないダメダメ飼い主だ。


100万の配慮をしても1足りないと、配慮がなかったと責められて、何を言ってるんだろうと不思議だったけど
言い争うと攻撃が続くので聞き流した。
その人自身は、自分は配慮とかできませんからと宣言して配慮する気もない人だったのに。

自分の苦しさでいっぱいで、わたしには何も与えず、何をしても許されるべきで、
でも恵まれているわたしからは全部与えられて当然と思っていたのね。

お互いにそれぞれ、別の苦しさを持っていることは伝わってたはずなのに、
その人は自分の苦しさしか考えられない人で、わたしはついその人の苦しさを尊重してしまう人だった。
そうなると一方的にどんどん譲っていくことにしかならない。
それでもまだ配慮がなかったと責められるんだな。



今日は珍しくギターを聴いてる。アコースティックの。
あの曲は何だったかなぁと思い出せない曲を思い浮かべる。

11月のつぶやき:前半

2023-04-13 | つぶやき
今度の休みに登ろうと思ったとある低山、調べてると去年そのコースで
ツキノワグマに襲われた人の記事が…
うーん。ごく最近も、熊が出るから一人で登るなと書かれてる。熊こわい…


サイはロボット感と、耳の付け根がくるんとなってるところがかわいい。


昨夜のアクアパッツァ風鍋の残りのスープをパスタソースにして食べる。
鍋マラソンの生活は残ったスープが翌日雑炊やパスタ、うどんになるので2食分になって
食費も浮く上に、あすけん先生にも褒められていいことしかないな。
鍋マラソン2週目に入ってます。

今夜は蕪と鶏肉の水炊き風。
鍋マラソンは週5日x4週間とかの本を見てその通りにやってるんだけど、
ポン酢好きなのに8日目にしてやっと出てきた水炊き。


ちゃんと生活する。


山登ったらお腹が空いて、ふもとの本屋で料理の本を買ってしまったけど、
ますますお腹が空く。当たり前か…

本は、お腹が空いてたので料理の本と、あとは旅の本。

野山に行っても帰りに良い本屋があって古本を買って良いバーか立ち飲みがあって一杯飲めると、
充実が増す。文武両道!(何方も文でも武でもないけど…


今日やることが多いので、既に思考停止してダラダラしてしまってたけど、
今からちゃんとトゥドゥリスト作って頑張ります。
あそことあそこの片付けと、あの予習と、あの書類とあの書類。仕事行く方が楽か…


でもまず、柿を食べる。この秋初めてかな。


リスト作るのって、ほんとに有効だなと思う。
わたしはなんでも情報量が少しでも多いとパニックになるけど一覧にして可視化できるだけで、
全然なんとかなるもんなー。粛々と片付けてます。


この1、2年で服がすごく増えた気がする。30年前の服もまだ着てるタイプなので、
服は増えるばかりで減りません。
今の若い子の安い店の服がわりと好みなのもあって気楽に買うのがあかん。
古着屋で買った3-400円のスカートも10枚くらいある。安いのはありがたいけど増えるのが困るね。


瓶ゴミが月に一度なので、毎月ワインを何本飲んだか可視化されます。
いや、でもあの、うちでホームパーティしてみんなで飲んだのもあるからね。
全部一人で飲んだんじゃないからね。(10本以上あった


素晴らしい舞台を見て、良いバーで飲んで最高の気分なんですけど、
ハシゴしないで帰るという苦行。ひとりの時にハシゴしない!練習です。


何度も別のところで会ったことのあるバーテンダーさんだけど、
自分の店のカウンターにいるとさらに男前になるね。
西日本一のとあるバーの話ができて良かった。

スコッチのソーダ割りの後、カクテルのペニシリンが来て、
その流れでカルヴァドスを出してくる甘すぎないけど軽やかなセンスは大変好み。
(わたしがすごく飲むことはすでに知られてる)

ハシゴせずに帰ったので家のカルヴァドスを少し飲んだら、もう少しだけ飲みたくなって、
まだ開けてなかったカヴァランを少々。香りが甘〜。
トロピカルというよりなんしか黒糖!寝る前に少しだけ飲みたい時にはいいかも。
嫌いじゃないけど飽きるかな。
ストレートで甘さと香りを楽しみましたが、ソーダ割りにすると少しスモーキーさがでるかしらん?


一人旅のグループでキャンプの投稿あげてる女性に、自衛はどうしてますか?
投稿は帰ってからが安全ですよ、わたしは怖くてテントでは眠れません、
一人の時は鍵かけて車中泊です、などなどのコメントがついてて、
女性ってこういうこと常に考えて不安なのよね。

一人でひとけのない山(近所の低山だけど)登る時いつも、
ここに悪意のある男が来たら逃げ場はないなぁと思って少し怖くなる。クマも怖いけど人間も怖いのよね。


BOSEのCDラジカセが壊れてから、配信ではあまり聴かないし
MacのiTunesは自分の持ってるCD探すのも難しいポンコツだしで、
ここ数年本当に音楽を聴いてなかったけど、これってCDプレーヤーを買えばいいだけなのかも?
と今気づいた。配信で聴くのが苦手な場合、そうよね?

何百枚のCDから気分に合うのを選ぶのは、図書館や本屋の棚を見て本を選ぶのと似てて、
配信で聴くのとは全然違うと思う。わたしは音楽は映画と違って新しいものはあんまりいらないので。

本でもCDでも並んでる表紙や背表紙を見て選びたいのよ。
(どうせ昭和の化石ですよ・・・w



紅葉の京都とかはコロナがなくてもひとごみ怖い。でも去年の醍醐寺はよかったなぁ。


昨夜の、伊丹の「味わう舞台」
会場はみどり園本店。お食事とお菓子をいただいてから、畳の部屋で
藤沢周平の「驟り雨(はしりあめ)」という短編の朗読を聴きました。
林英世さんの朗読はいつも最高でこの日も最後に少し涙ぐまされました。なんという余韻。


人間はソファに寝転んで本を読んだりタブレットで映画を見たりしてて、猫は肘当てのところにいたり
そばのテーブルの上や椅子の上にいてこちらを見てたりしている時間の大切さに毎日感動してるけど、
それはそれとして(自分比)難しい本を読む場所がほしい。

うちの近所はあまりカフェがないのよね。バーはあるけど。
バー行くとつい店の人と話しちゃって本読めないし酔っ払うし。
長居できて静かで落ち着くカフェが徒歩圏にほしいなぁ。


ガーベラはよくよーく見ると真ん中の花芯に見えるところも
順番に小さく立ち上がって開いていくのよね。写生してて気づいたこと。


久しぶりの人に、元気そうだねとメッセージもらって、
こうこうこんなことあったけどちゃんと元気ですよんと返信したあと、
「嘘。本当は元気じゃないです」と書いたけど消した。
本当は、まあまあ元気な方だと思う。今日は古い友だちとジャズを聴いてお寿司を食べたし、
明日の計画もある。猫はかわいいし、お布団は温かい。



猫がお腹の上で重いしあわせ。

しょっちゅうグダグダな気分になるし、今朝ももう無理ずっと寝てると思ったけど、
猫がお腹の上にきて重くてとうとう起き上がりました。
コーヒー飲んで明るいリビングにいたら元気が出てきた。昨日考えてた通りの予定をこなすぞ。

ひとりでもカラフルな日常を過ごすのは、わりと上手いと思う。いや、かなり上手いはず。

耳をぴーん!と立てた猫がお腹を空かせてニンゲンを起こしに来たのに、
ニンゲンのお腹の上でふみふみしてたらご飯のことを忘れて寝てしまった模様。重い…


山は標高200メートルの低山でもやっぱり良いなぁ。
5ヶ月前くらいから裏山に登り出して今日で20回目かな。
帰り道に見るピンポン玉くらいだった緑色の柿がこの間に、大きくなって赤くなって
たわわに実って今日はもうほとんど葉っぱだけになってた。しみじみ楽しい。

山の出口の開けたところにある紅葉も青々したあと、先月から少しずつ紅葉してる。

いつも猫がいる通りで、白猫を見かけたけど、写真撮る前に散歩中の犬が通りかかって、
ピュっと逃げてしまった。かわいい白猫。また今度ね。


日没が早くなって5時に仕事が終わってからだと日が暮れてしまうので
仕事の帰りに登ることができないけど、これくらい涼しくなると
着替えがいるほどは汗だくにならないので、そろそろ昼休みに登れるようになるかな…
登って降りてちょうど1時間なのよ。


世界がきれいでも、人間の問題はほとんど解決しないけど、
世界がきれいだと、それでも頑張ろうと思える。


山、本屋、朗読、ジャズ、ハンナ・アーレント、ビール、そして山、という充実した1週間だった。
外食でもお酒は少ししか飲んでない(自分比)。
自分ひとりがやりくりしながら楽しく生きるのは得意だと思う。
来週は週末にうちでホームパーティ。あとは読書会の本を読みます。借りた本も読まなくては。


なんでマスクすることを人の目を気にして付和雷同の思考停止と決めつけるんだろう。
人の目を気にしない自分に酔いたいのか?
人の目なんかどうでもいいよ、わたしは単に少しでも感染予防したいからだけなんだけど。


いつも迷ってるし、考えはゆっくり変わる。でも変わるときはよくよく考えて迷ったあとなので、
間違ってたことも、今間違ってるかもしれないことも、仕方ないのだ。
変わるかもしれないことを忘れずに、自分なりに考えて、自分の立つ側を選んでいくしかない。
無違いだらけだけど。

ほんの数年前までは違った。あらゆる暴力に嫌悪感しかなかった。
今もそれは基本的にそうで、弱いものへの暴力は許せない。
でも語弊があるから言いたくないけど、今は少し違う。
たとえば女性参政権のためにも暴力的な活動があって、今も賛同はしないけど
良識の側からの非難はしたくないと今は思うのです。


映画は大体千二百円か千円くらいでしか見ないけど、近くの野山はタダ!どちらもすばらしいな。
お天気良ければおにぎり作って出かけたいけど歯が痛くておにぎりが無理なので
家で重湯かやわやわのうどんか。


一昨日から飲んでたお手頃ワインを飲み終わって、もうワインはやめとこうと
カルヴァドスを飲んだけどやっぱりワインが飲みたくて、
知り合いのインポーターから買ったスイスワインを開けたら、旨ー。香りが好み。
葡萄はソーヴィニヨンブランだけどこれはだいぶいいソーヴィニヨンブラン。

美味い。チーズフォンデュにすごく合いそう。

赤ワインは高いの飲んでも高い味だな〜と思うだけで好き嫌いは別だけど、
白と泡は高い方が如実に美味いな。


こんなに良いお天気なのに、猛烈な寂しさに歩きながら泣きそうになるのはなんでなんだろなー。
野山が足りないのか。


ほぼフルタイム(ややフレックス)で働いてたけど、丸5年経ったので少し昇給しようかと
上司(弟)が言った機会を逃さず、昇給いらんから休みを増やして!と雇用契約を新しくしたので、
休みが増えました。ふっふっふ。週休三日あるのだ。映画の安い日を休みにしてもらったのだ!

でもお天気がいいと野山に出かけるし、平日に休みがあると一人暮らしのこまごました用事もできます。役所関係とか
病院とかね。

お給料は増えてないので調子に乗って遊んだら足りなくなります。ほどほどに遊んでます。
野山はタダだし映画は1200円だし図書館もタダよね。


楽しい時しか飲まないけど、美味しいワインや日本酒は一口二口で一気に楽しい気分にしてくれる。
でもできるだけ飲みすぎない飲み方に変えたいので、
今日は半合しか入らない小さくてかわゆい徳利を買ってきた。
美味しい熱燗半合だけで止められる人間になれるのか。なるのである。

あ、半合くらいしか入らなそうと思って買った徳利が、今チェックしたら1合入ったわ・・・
まあ1合ですめばすばらしいかな。ていうか2合くらいまではノーカンでいいよね。。

映画:ノマドランド

2023-04-12 | 映画


2021年に映画館で見た。

老人しか出てこないし良くも悪くも孤独感が常に漂う映画だけど、これもまたいい映画だなぁ。
派手でなく感動のドラマでもないしっかりしたアメリカ映画もいいものです。
移民、夫婦、親子、過去、未来、いろんなことを考えます。
思ってた感じとは少し違ったけど、カメラもすごくいいし、消えた街もいいし、
とにかくスナフキンに憧れるわたしにはここに描かれるノマド生活が心に染みるー
先日アップした「スーパーノヴァ」にも書いたけど
キャンピングカーに強い憧れのあるわたしにはこの映画はツボすぎました。
文化的で温かい愛を描いた「スーパーノヴァ」と違って、
こちらは現実のつらさも容赦なく描かれるし、
風景や生活もドキュメンタリータッチに仕上げてあるのですが
それも含めて、キャンピングカー生活への憧れはますます募ります。
(運転できないから無理なんだけどね)
そして何より、ここに描かれる孤独は自分にもあるものだと強く思うのでした。

ネバダ州のとある町で、リーマンショックによりその街を支えていた企業が倒産。
夫も亡くし、家を失った60代の女性ファーンは、キャンピングカーに乗り車上生活を始める。
期限付きの季節労働を渡り歩いてアメリカ中を移動する暮らし。結構重労働の肉体労働です。
そして次の仕事がいつどこにあるかも不安定な暮らし。
でも、そういう暮らしをしている人は結構いて、出会い、交流し、励ましあい、慰め合い、
時にはなくなった人を悼み、またそれぞれの労働へ戻って行く現代のノマド(遊牧民)。

ドキュメンタリーが原作で登場人分の多くがなんと本人なので
ドキュメンタリーのリズムがあります。
映画ではファーンが主人公だけど、彼女も含めて、車で生活しながら駐車場代込みの仕事として
Amazonとか大手チェーンとかで倉庫や清掃の短期間仕事を転々としながらしている高齢の人たちの話。
高齢者の生活と孤独に他人事でなさを感じるし、束の間のふれあいは暖かいし、
定住の機会があっても自分の孤独を選んでしまうタイプの人の気持ちもわかる。
そして映像はきれいで、広くて寒々としてて、孤独というものの美しさ厳しさそのもののよう。

主人公ファーンを演じたフランシス・マクドーマンドの演技は最高。
「ファーゴ」と「スリー・ビルボード」でアカデミー主演女優賞を取っていましたが、
この映画で3度目の主演女優賞を取りました。
厳しく冷たく骨っぽく、カサカサと乾いた印象の頑固そうな風貌で、
もしも近所にいたらなんかすぐ怒られそうで怖いけど、大女優ですね。

そのフランシス・マグドーマンの今回の受賞スピーチでは
「今夜紹介されたすべての作品を、大きなスクリーンで見てください。知り合いを連れて映画館に行き、
暗闇の中で隣の人と肩と肩を触れ合わせながら見てください」と言ってて、
新型コロナで映画館も閉まっていた時期もあったことを思い出しました。
映画館に行ける時が早く戻ってきますように、と願っていたけど
気がつけば(感染が収まったわけではないけど)もう以前同様に映画館で映画が見らるようになってて
今日も1本見てきました。
映画館で映画を見て、家に帰って思い出しながら感想を書いて、という楽しみが
ずっと続きますように。

そういえば、クロエ・ジャオ監督はこの後マーベルの「エターナルズ」を撮ったのはびっくりした。
この映画とマーベルが全く結び付かなかったからねぇ・・・
でもね、人間を描くということでは、何を撮るの同じことなのかもしれなくて、
「エターナルズ」も良かったです。でもわたしはやっぱり「ノマドランド」の方が好き。

映画:スーパーノヴァ

2023-04-11 | 映画


コリン・ファースが恋人を亡くしたゲイを演じた名作「シングルマン」
トム・フォードが監督をしたすごい美意識の映画で、
でもその完璧な美意識、ただのファッションやスタイリッシュさを超えて
主人公の喪失と孤独の深淵を描き尽くした最高の映画なんですけど、
彼がまた恋人を失いつつあるゲイを演じるこの映画は「シングルマン」を超えられるのか?
と疑心暗鬼で見に行ったら(映画ずれしてしまって疑り深くなってる…)、すごく良かった!
超えたかどうかというと完成度や名作度では「シングルマン」には及ばないと思うものの
キャラクター的にも内容的にも全く別物なので、これはこれで大変よかったのでした。

「シングルマン」は恋人を失った後の絶望と空虚を生きる(生きる気もないけど)男を
クールな映像でどこまでも重く深くシリアスに描いているけど
こちらは喪失の予感を含みながらも終始、愛、愛、愛が描かれている作品。
シリアスな話だけど基調は暖かい愛し合う二人の話なのです。
特に珍しいものや新しいものがあるわけではなく、ゲイとはいえごく普通の愛の物語だけど、
とても静かに優しく丁寧に描かれていて、そこをとても褒めたい。
そしてめちゃくちゃ美しいイギリスの湖水地方の風景の中を行くロードムービーでもあります。
キャンピングカーというのもまたわたしの憧れなので
(お弁当と同じで小さな場所に必要なものがコンパクトに収まっているのがすごく好き)
ふたりのキャンピングカーでの暮らしを見るのも楽しかった。
コリン・ファースとキャンピングカーと湖水地方の風景。もう何を見ても至福でしかない。笑

愛し合う主人公二人はピアニスト(コリン・ファース)と作家(スタンリー・トゥッチ)で
素晴らしい家族と友人たちに囲まれた愛とユーモアのある文化的な美しい人生、って
ちょっとそれ出来過ぎ!って思うような人たちなんだけど、一方が病気になったところから
それぞれの思いと決意が交差して…というお話です。

出来過ぎなほど美しく温かい環境とは言え「君の名前で僕を呼んで」のような、
どこの貴族?というほどではなく、もう少し現実的ではある。
とはいえ、わたしからすると、誰でもが持てるわけではない完璧で美しい人生を
愛し合いながら生きてきたこの二人に、誰にでも訪れる死の影が立ち込めたからと言って
さほど同情する気にはならないかな。
むしろ一生愛しあえる人と出会い20年も幸せを分かち合いながら生きてきた人生が
ひたすら羨ましいばかりでした。

「シングルマン」は後味が悪いわけではないけど喪失の絶望が終始苦しくつらい映画でしたが
こちらは大きな喪失のあとにおそらく暖かい思い出や記憶がいつまでも残り
それを大事に生きていけそうに思えて、
悲しい中にも暖かい気持ちで見終えることのできる映画と思います。

映画:ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

2023-04-10 | 映画


有名なファッションフォトグラファーに関するドキュメンタリー映画ですが
トップモデルや女優の中には教養があって聡明な人も多いのねぇと思う。
彼を語る言葉がすごく豊かだ。
イザベル・ロッセリーニやシャーロット・ランプリング。
欧米人は元々こんな風に人を語る言葉が豊かなのかもしれないなと
ドキュメンタリー番組を見ると思う。
クリエイティブな人たちだからだろうか、ありきたりでない自分だけの言葉で
自分だけのエピソードと思い出を語りながら人の輪郭をはっきりさせていく。

ヘルムート・ニュートンの写真も出てきて、それもいいけど、
今見ると写真より、むしろ彼の人生や性格が興味深い。
一番面白かったのは妻との関係。
お互いを高めあい刺激し合う素晴らしい関係で、彼は妻の影響を絶えず受けていたという。
ヘルムート・ニュートンがインフルエンザか何かでダウンした時に代わりに写真を撮って
独学で学んで売れっ子の女性写真家になったそうです。
夫の影で才能を消費されていく妻、みたいな物語を想像しそうだけど
この映画で見る限りはそういう感じではなく、
彼は彼女を自分のインスピレーションの源だと言って崇拝していたようです。

晩年、二人の写真展を開催し、プライベートな写真を公開したときは
それまでそういうプライバシーを出してこなかったからだいぶ葛藤があったようだけど
結局は、やってよかったと思ったらしいです。
この写真展の写真がどれもすごくよくて、これは生で見たかった!
ヘルムート・ニュートンのかっこいいファッション写真よりずっと好きだわ。

この映画の夫婦を見て、以前京都で見たポール・スミス展での夫婦の写真を少し思い出しました。あれもいい写真だった。

公式サイトの彼の言葉より、自身の写真について:
私の写真について言えるただ一つのことは、決して不鮮明ではないということである。私は芸術を生み出しているとも主張しない。私の写真にメッセージはない。写真は極めてシンプルで、どのような説明も必要としない。もし写真を理解するのに時間がかかるなら、それはその写真に細部事項が多く、多くのものが表現されているからにすぎない。しかし一般的に私の写真はシンプルである。

悪趣味:
私は悪趣味を愛している。趣味が良いということは所詮、標準的なものの見方しかできないということだ。

SUMMER HOUSE

2023-04-07 | お弁当や食べ物
大きなニュースに気持ちがザワザワして落ち着かないときも
冷蔵庫の残り物整理で大根を炊いてるうちに落ち着いてくる。
料理はセラピーというか瞑想だなぁと、こういう時に思う。
大根とイカを韓国風に炊いたやつ、オクラの肉巻き新生姜入り照り焼き風、あとは酢の物。
ワインは赤の残りを飲んだ後に、ニュージーランドのソーヴィニヨンブラン。
SUMMER HOUSEという名前が良い、しっかりした白。

ワインと冷蔵庫の残り物が有れば、わたしの瞑想は完成して、あとは幸せな一人パーティである。

そういえば昔々、付き合ってた人とデートする時に、何のテーマもなくただ会うのがつまんなくて、
テーマないの?テーマ作りましょうよと言ったら、え!会うたびに毎回テーマがいるの!?って驚かれたけど、
いやそれ、そんな大層なことは言ってなくて、例えばひとりのときに、
今日はサマーハウスというワイナリーのフルーティな白を飲むからそれに合わせたものを作るぞ!
とか、そんなごく普通の日常の中の小さいアクセントくらいでいいのよ。
どのワイン飲もうかなと考えてそれに合う肴を作ってひとりパーティする程度の
小さいテーマは毎日あるし、週末ちょっと近くに出かける時も、いつも小さいテーマがある。

ほんとにささやかで、テーマというほどのこともない楽しみでも気持ちが上がるのに、
テーマを思いつかないということの方がわたしにはよくわからない。
今日はサマーハウスというワイナリーのワインをこの季節の新生姜とオクラを使った肴で楽しんで
夏の初めを味わう。
明日は、今美味しい桃に生ハムを巻いたやつを、サマーハウスのワインで
フレッシュな気分でたのしむ、というテーマで、もう一つか二つ肴をつくる。
そういう楽しみな小さいテーマが日常を支えてくれている。

10月のつぶやき:後半

2023-04-05 | つぶやき
計画と猫と山がわたしを救う。

いつもの裏山から少し先まで。
同じ木をいつも撮るけど、少しずつ紅葉の準備ができてきてるのがわかる。
小さな山だけど山の中に何十もある石仏にはいつもどれも新しい花が供えてあって、
どなたが手入れされてるんだろう。


今日も家でホームパーティをしますが、来月も一つうちでやります。
来月は映える炊き込みご飯を作る。12月にやるならクスクス。
今年のテーマがホームパーティだったのでだいぶやったけど、もっと気楽にできるといいなと思ってて、
来年も引き続きやりたい。猫は来客いやそうだけど。


排除アートについての記事のコメントで「座る場所であって寝る場所じゃない」
「税金を払ってる人のもの」「犯罪をして刑務所に行けば雨風凌げる」
「努力しない人を助ける必要はない」と、人権感覚のなさ、狭量さ、思いやりのなさ、
想像力のなさの数々にびっくりする。いや、わかってたけど。

それが一番多数派なのかな。こういう人たちがひろゆきを正しいと言っていいねするんだろう。
こういう人たちが自民を支持し続けて、国民の半数以上が反対してることも
平気でやりたいようにやる政権を許してしまったんだろう。
安保法案も消費税も国葬も保険証も、自民党にはなんでもできる。


スナックもカラオケもあんまり好きじゃない。
でも、人が楽しそうにしてるのは嬉しいので連れていかれるとニコニコしてる。
ところがニコニコしてると毎回連れて行かれてつらくなる…
4回目くらいで、スナックもカラオケもあまり好きではずないのですと、
とうとう言うことにする(ちなみに全部割り勘です)
相手がびっくりするのも困るのも、見ててつらい。
だから言ってたのに、わたし偏屈だって。テレビも持ってないしカラオケ行かないし、
スナックでなんであんなに払って製氷機の氷で美味しくない水割り飲まないといけないのかわからん。
家で良いグラスで良い氷とソーダで作るハイボールの方が100倍美味しいのにねぇ。


山でもなく川でもなく、モスに来ました。笑


わたしがずっとドングリの「帽子」と思ってたものがここでは「パンツ」と呼ばれているショック…


夜の喘息はアレルギー由来だけど、漢方で対処療法的に押さえてて、
蕁麻疹や肌の痒みに効きそうなのはないかなとドラッグストアで漢方の棚を見てたら店の人が、
漢方の研修受けてるので何でも聞いてください!何かお困りですか!と重ねて言ってくるので
仕方なく症状などを言うと、「ああ、なるほどなるほど。うーん、それはあれですね、
アレグラとかアレジオンとかがいいですよ。」
いや、それは知ってるしひどい時期には飲んでますが、
そうじゃない奴ないかなぁと漢方見てたんですけど…


3年前くらいにやったお鍋マラソンをまたしようと思う。お鍋持って走るんじゃなく、
毎晩お鍋のひと月。お鍋の本の通りに作るんだけど、割と楽しかった。


知らない街でテレビフランス語講座を見た。家にテレビがないと、たまに見るテレビは楽しい。
歯医者や居酒屋でもテレビがあるけどいつもワイドショーかスポーツ番組だから、
それ以外の番組を見るのは面白い。


一人旅で楽しくなかったことがない。アクシデントやトラブルはあるけど、ひとりだと何でも楽しい。
前は2人だともっと楽しくなるかと思ってたけど、
怒らせて泣きながら小さくなって寝るような旅行もあったので、もうずっとひとりの方がいい。

のびのびしてる。のびのび。

家にひとりでいる時も、気のおけない友達といる時ものびのびしてるけど
一人旅の時が一番のびのびしてるなぁ。楽しかった。


自分は明るさより暗さ、楽しさより侘しさ、幸せより切なさにどうしても惹かれて
引っ張られてしまうんだな。
いつも上手くいかないのはそのせいだなぁと今更ながらに暮れる夕日を見ながら思う。
いつも幸せにしてくれるという人がいても飛び込めない。
飛び込んでも上手くいかない。慣れ親しんだうっすらとした不幸に引き戻されちゃうから。


気の進まないことや緊張する用事に出かける時の眠気がすごい。


パイナップルに入ってるパイナップル炒飯、昔は特に好きでもなかったのに
タイでめちゃくちゃ美味しいのを食べてから、美味しいやつが食べたいのです。
タイのは高級ホテルのレストランだったんだけど複雑で絶妙なスパイス使いに唸りました。
お店で食べると見た目が派手だし結構高いけど、作るか?


わたしが1何かすれば10喜んでくれる人としか付き合わない。
わたしがにっこり笑えば全ての罪を許してくれる人としか付き合わない。
そんなやつおるんかと前の人は言ったけど、わりといると思う。


小学生か中学一年生くらいの男の子が、AirPodsしてオロナミンC飲みながらスマホ見てる電車の中。
そんな早くおっさんにならんでええのに。笑


寒くなってくるとなにかと寂しい気持ちになるけど、計画がわたしを救うはずなので、計画を立てる。
すぐ、計画も立てられないくらいグダグダになっちゃうんだけど、そうなる前に立てておく。
たいそうな計画でなくていい。明日のお弁当にあれ作って入れようとか、
それくらいの計画の積み重ねてでいいのよ。、


お天気が良いのは本当によいなぁ。空だけ見ていよう。


幸せになるのに引け目があって、少し不幸でいる方が落ち着くというこの奴隷根性を治したい…


息子がこの前、YouTubeと書いてあるTシャツを置いていったので、
このユニクロかなんかのTシャツわたし着てもいい?と聞いたら、
失礼な!米国はグーグル本社で買ったものであるぞよ、と言われた。


食後に赤ワイン1杯とロックフォールチーズ少々。
食べ終わった後もお皿を片付けずそのままにしてたら、
チーズの匂いが部屋に残って、21歳のパリを思い出す。


何十年かぶりに初恋の人の夢を見たわ。

夏、古い家。シェアハウスか。一歩入ると土間でひんやり。昔の祖母の家みたい。
階段脇のドアを開けるとお風呂で浴槽の中に黒っぽいアロハの人が段差に座って何かしてる。
そっとドアを閉めて上の階へ。

途中友達の女子の部屋がある。散らかってるけど彼女らしい。
どんどん階段を上がると、時々人が寝てる。ドアは全部開いてる。
そして彼がいる部屋。彼も寝てる。声をかけるけど反応なし。
少ししたら、あのレポート読んだで、と言う、
何かのレポートを彼に送ったのだった。
その何かについて、こうこういうことやな、そうやな、うん、と言われて、
わたしは何かもごもご言う。そして階段を降りて土間に座って、
数年前に揉めた人への訴状を書こうと、資料を読み始める。

古くてボロボロの家で、何か不穏な空気で落ち着かない。うけいれられてない雰囲気。

初恋の人のことは好きなまま離れたので、好きだったなぁということだけ思い出す。
顔も声も肩の線も笑い方も覚えてる。20年くらいずっと忘れられなかったから。
その後成功してセレブな生活をしてるようだけど、夢の中ではぼろ家の部屋で布団に寝てた。



切ない!と思ったことが、少し経つと乗り越えられてたりするので、
粛々とせつないを消化していく。


レシピは楽譜!ほんまそうやね。


11月は小さな朗読とジャズを聴きに行く。
10月は体調が微妙だったけど、11月は心身共に元気に過ごしたい。


年を取ると小さな不調が毎日のことになる。ずっと付き合っていくしかない。
そういう小さな不調がこれ以上増えないように食生活は気をつける。
ちゃんと生活しよう。


いい季節は短い。今日の空すごく青かった。野に山に。

10月のつぶやき:前半

2023-04-04 | つぶやき
確か、最後に立ち見で映画を見たのがテアトルだった。
随分昔だけど、「花様年華」でトニー・レオンが舞台挨拶に来た時、
あれはテアトルだった気がする。
今はもう立ち見で映画を観るのはつらいなぁ。


誠実すぎて不器用で不誠実、という言葉を見て、あぁ、と思う。じっと手を見る…


息子が帰ってきてるのでサンドイッチを作る。一人だとパン食べ切れないからあまり作らないのよね。
キュウリのサンドイッチが好きだけど、鰻もどきのうな蒲ちゃんをはさんで、
鰻キュウ風サンドも作ってみた。後は卵と、生ハムレタス。食べすぎました。


わたしと息子の似ているところは、特に何かいいことがない時でも
なんとなくひとりでいつも機嫌が良く朗らかで鼻唄が出たりするところだな。


どんな場所も、権利のある偉い人でなく、そこに住んでいる人のためのものであってほしいと思う。
国でも同じです。そこに住んでいる人のための国であってほしい。そこには外国人も含まれます。


友達の結婚式のために帰省した息子、革靴を持ってなかったので昨日買った、
ネクタイ持ってないので行く途中どこかで買う、ご祝儀袋ってお母さん持ってるよね?
(持ってない)と今朝になって言う。間に合うのかハラハラする母。
息子が出かけるまで落ち着かなかった。猫も落ち着かない。
でも、お客さんが来ても全く出てこない猫が、息子だと出てきてミャーミャー言う。
年に1、2回しか会わないのに覚えてるのかな。


息子が焦って出かける用意をしている時、息子の流してる音楽に、この曲いいねと言うと、
いいやろ〜!これは誰々のこうこういう曲で、と説明しながら踊りだす。
説明が終わってもふんふん踊ってるので、着替えたら?というと、あ、そうやったな、と着替えだす。
この呑気な機嫌の良さは自分にもあるので、それが特にいいところとは思ってなかったけど、
これって長所かもとこの頃は思う。



犀の角のようにただ独り


そこまでひどくないと思ってたミソジニー入り口くらいの作家の人を
久しぶりに見たら立派なミソジニーに育ってて、いやなものだなぁ。
男性差別だ!とポリコレを叩き馬鹿にし、その手の悪質なアカウントをどんどんRTして、
前はここまでひどくはなかったのにねぇ。


相手が本当に愚かだったとしても、嘲笑うということは自分を下げることだと思う。
差別主義者などを相手にすると、ついやってしまうけど、気をつけたい。
戦略的に嘲笑うのがベストだったとしても、自分としては真っ直ぐ訴える人間になりたいなぁ。
でも難しい。


息子が帰りました。ずっとリビングのテーブルを占領してリモートワークしてたので、
母は居場所がないし気を遣って静かにしてました。今はすっきりして淋しいようなほっとしたような。


昔結婚してた時に友だちが、彼女の家は、彼女の家に夫が帰ってくるけど、
あなたは夫が帰ってきた瞬間にあなたの家が夫の家になってしまうと言われたことがあって、
今も変わらないなと思う。人といると譲ってしまうから、
息子がいる間はわたしの家なのに息子の家みたいに遠慮してしまってたな。

自分の家なのに、人と住むと譲ってしまうし遠慮して我慢して居場所がないし、
のびのびできなくて、健全ではないので、もうわたしは猫としか住めないのだと思う。
台所だけは結婚してた時もその後も、いつでも居場所でいてくれたけど。


わたしはいわゆるBLものに全く興味がないんだけど(消費のされ方にモヤるところがあるからかも)
基本的に老人の恋愛ものは好きなのです。コリン・ファースとスタンリートゥッチの
「スーパーノヴァ」も良かった。
同性愛ではないけど「やすらぎの森」もすごく良くて、衝動ではない愛情の話が好きなのだな。

衝動の話も、それはそれで嫌いではないんだけど、あまり信じられず不安なのだろう。



借りた猫の漫画を読んで泣けてほんまにヤバいのでヤバくてヤバい。
うちの猫はまだ4歳だけど、10年かけて、いつかいなくなる覚悟をしていかないといけないなぁ。


転勤挨拶に来た銀行の人の名刺と新任の人のと並べて見てるけど、
日本人の名前って本当にいろいろあるなぁ。半世紀生きててもはじめて聞く苗字が尽きない。
知らない街を歩いてて家の表札を見るのも面白い。
韓国人の苗字にそんなことはないので、面白いです。


お風呂で、誠実さなんか屁とも思わないわがままな女の話を読む。
自分も少しくらいそんなふうになりたかった。


1日に1%生まれ変わったら100日で別人になれる。


その日の気分に合った服があまり似合ってない時は1日すっきりしない。
逆に気分を無視して似合う服を着ると1日軽い違和感。気分と「似合う」と
両方うまくいくのは時々しかない。今日はいい感じです。


夢でマレーシアにいた。元夫が駐在になってわたしも息子も別々に呼ばれて行って、
あのね、もう離婚してるのよ、と元夫に言う夢。夢の中の息子は高校生くらいだった。
マレーシアなのに肌寒くて、道に迷ったりした。記憶にないしらない街で、
コンドミニアムの名前だけが昔住んでたところと同じ。
そこは平地なのに夢の中では坂の多い街だった。


何年かぶりに音楽を聴く気分になって、モーツァルトの魔笛。
これクロちゃんに似合ってると思うけど、クロちゃん、これどうですか?


ポストカードの入った箱を整理しようと開けたら紙魚がいた。生まれて初めて実物見た。
ひいいいと叫んで掃除機で吸ったのはいいけど、
掃除機のゴミを捨てるのが怖くて躊躇捨てる。小さい虫が苦手なんだよー
しかしこれが一人で生きていくということなのである。


ワイン会で10種類くらい飲んだあとにバーにも行ったのに、二日酔いがなく爽やかなのは、
かなり気をつけて1杯ずつじっくり味わいながら飲んだからかな。
最後のバーのウィスキーも美味しくて、まだいくらでも飲める気持ちになったけど、
違うよ、それは違うよ、と自分に言い聞かせて帰った。
でも体重がすごいことになってるので、週末まで休肝日にします。。。


夜のゴミ出しは、明日の朝のわたしへの気遣い。絶対感謝するからな。


幸せになるのだという強い決意できたのですが、そういう積極的な幸せというのがそもそもよくわからん、
ということで日々何にも脅かされずに自由な気持ちを抑圧されずに猫と優しく平穏に過ごせればいいか、
と思うと、大体これでいい。


きれいな景色が見たくて、そういう感じの映画を見たら、家庭に閉じ込められて
何十年もひとりで行動することもできなかった女性が80過ぎて初めて自由になる話だった。
去年一番好きだったくらいの映画「やすらぎの森」も80過ぎて自由になった女性の話。
「イーディ、83歳、はじめての山登り」
どっちも家庭や施設に文字通り閉じ込められた女性が自由になる話で、
80歳過ぎてもまだいろんな可能性も幸せもあって、とても好き。
とはいえ取り返しのつかないことも多くて、いつでもやり直せるとか、
遅すぎるということはないとか、それは嘘だと思ってるけど。


外国人に日本の土地がどんどん買われていってるという話。
個人的には外国人だからダメとは全然思わない。その土地の人が自然を残したいなら
乱開発する日本人より自然を残してくれる外国人の方がいいと思うし、
開発してほしいなら放置する日本人よりお金かけて開発してくれる外国人の方がいい。
どうせ日本は外国人から税金むしり取るけど参政権もあげないし。


裏山のすこし先の山まで今日は登った。登ったというか散歩。
いつもの1時間コースの道より、そこから次の山への道のほうが楽しいけど、
1時間というコンパクトなコースだから普段行きやすいのよね。
今日は帰り道の猫たちが見えなかったからちょっと寂しい。
春から先月までは仕事の後に行ってたけど、もう日没が早くなって無理なので、
昼休みに行くというワザを使う。ピッタリ1時間。お昼ご飯は歩きおにぎりかな。

映画館で初めてこんなに怒ったこと

2023-04-03 | 映画
去年の秋、
すいてる映画館で横二つ空いた隣にいた年配の男女が数分おきにずっとひそひそ喋り続けていた。
何かの話をしてるというより画面が変わるたびに何か一言二言感想を言い合って笑う、って感じで
ひそひそ声だし、これがカフェや家の中だと仲が良くて楽しそうで微笑ましいんだけど、
こちらは映画館の暗闇でスクリーンに向かって集中しようとしている最中です。
うーん、この人たち大人なのに場所を選ばず、
思い付いた感想を全部口に出さずにいられないのかと少しイライラしながらも我慢してたんけど
ひそひそ声の短い会話でもずーっと延々やられるとどんどん気が散ってくる。
見るとマスクもしてない(その時点ではマスク推奨の時期でした)
すいてる映画館でそだまって映画をみるのにしっとマスクを外すのには目くじら立てませんが、
いちおうマスク着用お願い、おしゃべりは控えて、となっていた映画館で、
マスク外して喋り続けてる人たちのせいで、全然映画に集中出来なかった。

我慢の限界をとうに越してから意をけっして、とうとう小声で
「しゃべるのいい加減にして下さい」って言ったらやっと黙ったけど、
その後10分くらいで映画は終わった。2時間ほどのうち静かに見られたのはたった10分だった。
映画が終わって立ち上がった時、よかったねーと言い合ってる雰囲気のその二人に、
静かな映画館で延々喋り続けるとか一体どういうつもりなんですか!
すーっとひそひそ声を聞かされてたせいで、全然集中できなかった!とキツい声をかけてしまった。
映画館で迷惑な人は時々見るけど、本人に直に怒ったことなんでこれまでの人生で初めて。
映画館中の人に注目されてしまった…
でもねぇ、マスク外したままあらゆるシーンでいちいち感想言いながら見るのは映画館でなく、
自分の家でテレビ見るときだけにしてほしいです。

こんなに怒るなんてよっぽど疲れてたんだろうかわたし…
そんなことでこんなにイライラして怒って、映画一本無駄にしてしまった自分がいやになる。
悲しい。
怒るのに向いてないのに。その人たちに対してというより、
怒った自分にものすごく嫌な気分だわ。とても嫌な気分。

怒らず怒られず、イライラせずに生きていきたい…
ワインのドキュメンタリーを見て楽しくなったら帰りにどこかでワイン一杯飲んで帰ろうと思ってたけど
真っ直ぐ帰りました。残念な映画体験。

月記:2023年3月

2023-04-02 | 月記
3月は季節の変わり目で何を着ていいかわからないし桜は咲き始めるし
誕生日はあるし何かと落ち着かないながら好きな月。
でもずっと続いている悩みが解決できず沈むことの多い月でした。

・こたつに入ってる時に猫が膝の上によく来てくれた
・鹹豆漿(シェントウジャン)に凝りました。
・出雲そばの店で出雲飲み
・母の誕生日ディナーを実家で
・gallery176で姜在求さんの「入隊前夜」韓国の入隊前後の男性ヌード写真
・川内倫子写真展@滋賀県立美術館
・京橋のギャラリーへ友達の写真集と展示
・京丹波へ一泊旅行。長老が岳に登る
・中山寺の梅林へ久しぶりに銀塩カメラを持って
・誕生日におひとりさまフレンチフルコース初体験
・息子が帰省。お寿司をご馳走になる
・久しぶりにマフィンを焼く
・近所の川沿いでひとりお花見


映画館で観た映画:「小さき麦の花」「エブエブ」 
「フェイブルマンズ」「オットーという男」「シン仮面ライダー」

配信などで観た映画:「寝ても覚めても」これは原作も読んだ
「お嬢さん」