sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

今年の浴衣

2021-09-29 | Weblog
この夏は浴衣をあまり着られませんでした。
八月は雨が多かったし(関西では観測史上一番雨が多かったそうです)
新型コロナの緊急事態宣言で出かけることが減ったし
出かける時は山や自転車や散歩などアウトドアなので浴衣は着られない。
去年は週末にバーに行く時に着て5枚持ってるのを1〜2度は着られたのに
今年は来ていない浴衣もあります。でも3枚は着たかな。
七月に大好きな柳家喬太郎の落語会に行く時に来たのが最初でした。

浴衣でも足元はサンダル。


それからこれは二部式の上下に分かれているもの。

裾が乱れるのを気にしないでいいんだけど衣紋がうまく抜けなくて案外難しい。
楽と言えば楽だけど、普通の浴衣の方が好きですね。
でも試して見たくて買ったもので、柄は気に入っているので着ます。
帯も柄のものを合わせたら(浴衣は安物だけど帯はちょっといいもの)
たくさんの人に褒められた。
今年はこの結ばない簡単なカルタ結びというのをよくしました。
背中がペタンコで電車や映画のときに楽です。

今年は浴衣を新しく買うこともないかと思ってたら
友達がしまむらで安く買った話を聞いて、わたしも近くのしまむらに行って
2000円で帯と下駄のついてるセットを買ってみました。

安い浴衣といってもこんなに安いのは初めて買いました。
他の浴衣は麻や綿麻の生地で、綿100パーセントの浴衣も初めて。
でも着てみると、なぜか今までで一番着やすくて綿の柔らかさがいいのかな?
セットについてた赤い兵児帯は結ぶのが下手なので持っている帯を試して見ました。

今年買ったこの帯はかわいいけどこの浴衣には合わないかな。
黄色い帯は、わりと何にでも合う。

一番合うのは30年も前に買ったこの赤い帯のように思います。落ち着く。

安っぽい柄のようだけど、その分気楽に着られるので
家にいる時に着てもいいかもしれないと、緩く着付けして一日過ごしてみたけど
思ったほどしんどくなかったです。寝転んだりしても案外大丈夫だった。

浴衣の季節はもう終わったけど、今年こそ着物デビューもしてみたいものです。

ブロンプトンの鞄

2021-09-28 | 自転車
ブロンプトンを買った時にブロンプトン用の鞄も買いました。
自転車のハンドルの下にスルッと入ってカチッと装着できるようになってる。
そしてこれはハンドルに干渉しないので、重さで運転がぶれることもない。
いくつか種類があったけど基本的な黒いものでとりあえず大きすぎないのを買いました。

畳んだ状態でもつけられます。

使ってみると思ったより入らないというか、細々したものはたくさん入るし
折りたたみのキャンプ椅子も入るけど、キャンプ用のテーブルが入らない。
横幅が足りなかった。
どこか川辺で椅子とテーブルを出してのんびりする時にはテーブルを後ろのキャリアに挟むけど
これもカバンに入ってる方が気を使わないで良いかなと思って
もっと大きい鞄も買おうかなぁ。
ある程度以上の距離を乗ろうと思うと、リュック背負うのも重いし窮屈だし
自転車にワンタッチで取り付けられる鞄があるのは便利なので
これから自分の使い方に応じて考えていきたいです。
今、この自転車がかわいくて仕方ないので細部写真アップしときます。











久安寺のあじさい

2021-09-27 | 自転車
6月の終わり頃にずっと憧れてたブロンプトンという自転車を買って、
とりあえず少し乗り慣れなくては、と近所の川沿いを走ってみました。
頸椎椎間板ヘルニアがまだ治ってなくて左腕に痺れがあるけど
近くを軽く走って少しずつ慣れようと。
それまで乗ってた自転車も小径車だったし、それより少し重い分安定して走れて
すぐに慣れることができました。

それから自転車でなく電車で紫陽花を見に行った頼光寺のあとに
今度は池田の方の久安寺の紫陽花を見に行くことにして、ブロンプトンで初めての
ちょっと遠出。片道6キロくらい?ですが迷い迷いいくのでもう少しかかります。
初めての場所もスマホのGoogleMapが教えてくれますが
自転車では行きにくい道だったり、急な坂だったり、
そもそもわたしが異常に方向音痴だったりするので結構迷って時間がかかります。
でも、迷い迷い初めての道を行き初めての場所を訪ねるのは旅の味もあって好きです。

家から少し走って大阪府に入ると長閑な道になります。いい景色。

久安寺まで30分ちょっとだったかな。猪や鹿に通行止めと書いて通じるのかな。笑

この門が大事な門らしいです。

ここの紫陽花は頼光寺のようにたくさんあふれて咲き乱れているわけではなく
作られた丸い池の中を埋め尽くしているのでした。

池の真ん中の岩の上に誰かいらっしゃる。行基さん?

この翌日の新聞に、ちょうどここのことが載っていました。

紫陽花以外も気持ちの良い立派なお寺です。







ここをくぐると山道に入り、とても気持ち良さそうだったんだけど
もう夕方で時間がなかったので断念。また今度行ってみます。

帰りは迷わず、すいすい。新しい自転車とだいぶ仲良くなりました。

頼光寺のあじさい

2021-09-25 | Weblog
今年の梅雨は長かったですが、その頃なんとなく紫陽花を見たくなって調べてみました。
京都などの紫陽花の名所とかでなく、もう少し身近なところはないかなとぐぐると
能勢電で少し行ったところの頼光寺というところがありました。
もう一つ池田の久安寺というところもあったけど、こちらは後日自転車で行くことにして
仕事のあと、ちょっと能勢電乗ってまずは頼光寺に行った6月末の記録。

満開。最高の時期だったと思います。西日のきつい夕方でしたが
自然の地形を生かした感じの花園になっていて
紫陽花、また紫陽花で、全方位紫陽花にすっぽり取り囲まれて、
息をしても紫陽花を吸ってるような気分です。
よく見ると紫陽花だけでなく他の草木も大事にしてるお寺だなぁと思った。

紫陽花に挟まれた小さい道を歩きます。





こんもりとたっぷりと、とにかく紫陽花。











ひとつひとつアップで見ても鮮やかできれい

おまけ。お家に帰ってノートに描いた、紫陽花に埋もれる自分の絵。

映画:HOKUSAI

2021-09-23 | 映画


ゴッホの生涯を知ってるのに北斎がどういう人か知らない日本人が結構いそうで
それはもったいないことであるなあ。
わたしは普段日本(の主に政治と差別)に怒っていることが多いですが、
日本にも素晴らしいものはたくさんあって北斎もそうだから、
ゴッホもいいけど北斎のことも知っておこうよ、と思う。
そういえば数年前に見た大英博物館プレゼンツ北斎のドキュメンタリー映画は良かったなぁ。
北斎が好きすぎるイギリス人の浮世絵研究者のおじいさんが北斎のことを語ろうとすると
すぐ感極まって泣きそうになるのがちょう素敵でかわいかった。

映画「HOKUSAI」は2時間以上の尺なんだけど、絵描きの業を掘り下げる感じはなくて、
規制の強くなった江戸時代の表現の自由を求める絵描きたちという感じがテーマっぽいかな。
日本画専攻の者としてはいろいろと物足りない。
北斎の娘を描いたドラマ(宮崎あおいちゃん主演)やアニメ「百日紅」はどちらも
絵描きの業がテーマで、そこにはいつも父北斎があって、両方面白くてもう一回見たいな。
映画の方も、もちろん絵のことしか考えてない北斎や歌麿が出てくるわけなんですが
描かずにいられない絵描きの業を掘り下げるより人間ドラマとして作られてるように思った。
この映画で北斎は血気盛んで反抗心の強い若者で、最初は特に歌麿をライバル視したり
人に勝ちたい、有名になりたい、売れたい、みたいな欲のある絵描きとして描かれ、
晩年に色々と悟ってとにかく絵を描きたいいい絵を描きたいという老人になります。
それはそれで面白く描かれたいたと思うし
人物造形が、わたしの思ってた北斎や歌麿や写楽とぜんぜん違ったのもちょっと面白い。
歌麿の色気のある玉木宏は良かったけど、晩年の北斎を演じた田中泯は、ちょっとベタすぎかな。
映画としてエンターテイメントとしてまあまあかもしれないけど
個人的には長い割に特に新しいもののない映画でした。

「美しいものを見に行くツアーひとり参加」

2021-09-21 | 本とか
益田ミリさんの、いろいろなツアー旅行に一人参加した話を書いた本を読んでて、
ああ、ツアーでもいいんだよなと目から鱗が落ちたように思う。
益田ミリさんは失礼ながらあまり旅慣れた人に見えなくて
なんだか頼りなげで英語も話せず、ツアーに向いているように見えたけど
自分はそういう人になりたくないと思ってました。
ツアーってなんか負けた気がして、旅行は自分で組み立てなきゃと思ってきたけど、
別にいいんだ。負けてもいいし。いいんだ、
旅に求めるものが、ひとりで全部することでなくたっていいんだ、と思った。

人並外れた方向音痴のわたしはひとりで旅すると
方向関係の準備だけで人より遥かに遥かに(ちょっとびっくりするほど)時間がかかるし
もちろん現地でも苦労する。その苦労こそが旅の味と思ってきたけど、
そうでなくても元々心身ともに体力のないわたしが、
そんなふうに思い込んで毎回必死で冒険する必要もないのだなと、肩の力が抜けた感じ。

旅はひとりで何もかも頑張ってやって、失敗も怖い思いも大変な思いもして
予想外のことが山盛り起こって、唯一無二の自分だけの旅でなくてはと思い、
ツアーなんて生ぬるくて恥ずかしいような気がしてたのって、
それ「深夜特急」とか「なんでも見てやろう」とかの呪いだったかも。笑

一から自分で組み立てる旅は疲れるけど満足感も充実感も大きいのはわかってる。
でも年を取って体力的にだんだん「疲れる」の方が大きくなってきたのです。
70でも80でも元気にバックパック旅行される方はいらっしゃるけど
わたしにその体力はない。
わたしにとって旅はライフワークではないし、極めるものでもない、
遊びなんだからもっと気楽に遊んでいいのよね。
ツアーで知らない人と一緒に過ごすのはちょっと苦痛だけど、
この年になると失礼ギリギリの素っ気なさでそこそこ上手く対応できる気がするし、
ひとり行動の時間の多いツアーもあるしね。

とはいえ、国内は特にツアーでなくても別にひとりでどこでも気楽に行けばいいので、
そんなにツアーに入ることはないと思う。だから遠い外国への旅行の話だけど、
外国でも国内でもひとりだと難しいような変なところへはツアーで行けばいいのか。
と思うと、ふわっと楽しくなってきた。

旅のことをあれこれ夢見るだけじゃなく、新型コロナが収まって海外旅行ができる頃に、
わたしがまだ元気でいるかどうかわからないご時世ですが
また遠い外国に行けるようになったら、どこに行きたいか今から考えておこうっと。
もちろん、ツアーでない旅もたくさん行きたいし行きたいけど。

深山と舩谷山

2021-09-20 | 一人旅たまに人と旅
梅雨明けごろに、るり渓から深山と舩谷山に登りました。
るり渓は能勢電の日生中央駅から温泉への送迎バスが無料で出てて
車がなくてもうちからは行きやすい場所です。
京都と大阪と兵庫の境目くらいなんだけど、能勢電の先と思うと気持ちにご近所感がある。



深山は山初心者にとっては息の切れるところも少しあったけど
途中からずっと見晴らしが良くて山頂からの景色も凄く良かった。







あまり高い山に登ったことがないので
山頂でも街を見晴らす山が多くて
小さい山や森をずーっと見晴らせる深山の眺望は今までで一番好きかも。
そこから横の船谷山に登ったのだけど、
ここには大阪、兵庫、京都の県境接点という小さな柱が立ってて、
その周りを、嬉しがってぐるぐる、ひょいひょい何度も回るわたし。



いやこれ、誰だってするでしょ、ほい兵庫県!ほい大阪府!ほい京都府!って言いながら
くるくると三つの府県を文字通り股に掛ける。楽しい。

帰りはるり渓温泉で簡単な食事をして温泉に入りました。
山の後に温泉があるのはとてもいい。紅葉の頃にまた行きたいです。
夜の日生中央の駅前。




猫の寂しい

2021-09-19 | うさぎとねこ
一泊して帰宅したらずっと足元にまとわりついて、みゃーみゃー抗議する猫に
すかさずちゅ〜るをあげて機嫌をとることにしてる。
猫はお利口にカリカリを食べ水を飲み粗相もせずにお留守番してて偉い。いつもも猫は天才。

そして、外泊のたびに普段あげないちゅ〜るをあげたら、ひとりで留守番してる時も、
人間帰ってこない、これってあとでちゅ〜るもらえるやつだ!とウキウキ待っててくれないかな?

旅行の後は、人間がまた出て行かないか猫が見張ってる気配がします。
うちの猫は猫らしくツンデレで、基本的にあまり寄ってこない猫なのできっと
寂しかったわけじゃなく、夜に一緒に寝てる人間がいない、いつもと違う不安か違和感、
あとひとり留守番の退屈、とかかなと思ってるんだけど、
寂しかった?と猫に聞いてみながら改めて考える。

寂しいという言葉をわたしは知ってるから使うけど、
寂しいという言葉を知らない猫にとって寂しいってどんな感じなのか。
いつもいる人間がいない不安や違和感や退屈をまとめると、寂しいということになるのか?
わたしは動物の感情を擬人化して人間のわかりやすい理屈で説明するのが好きでないので、
猫に対しても、寂しいわけじゃないよね?と思ってたけど
その言葉を知って使ってる人間の感じる寂しさとは少し違っても、
猫の留守番時の諸々の感想をまとめると、
猫なりに寂しいということになるのかもしれないな、と思いなおすことにします。

猫の感情を、勝手に擬人化しないというだけのことなんだけど、
猫の寂しいってどういうことだろうとかこういうことを
こんな風に考えてたり説明しようとしたりすると、
ややこしい人と思われるしちゃんと聞いてくれる人は少ないでしょうが、
そういうことでいいですか、くろちゃん?
写真は留守番の間、なぜかわたしの浴衣の上で寝ていたくろちゃん。

優しいと我慢強い

2021-09-17 | Weblog
自分は人並みには優しい人のつもりでいたけど、ごく最近そうじゃないなと気づいた。
我慢強いだけなのよね。優しいんじゃなくて。
これは大きな違いで、いい女と都合のいい女くらいの違いがある。
そしてわたしは優しい人になりたいのであって、我慢強い人になりたいわけじゃないのだった。
うーむ。
誰でも人がいる時は大体ニコニコしてるし、一人の時も歌ったり笑ったりしてるので、
だいぶ機嫌のいい人間だと思うけど、
本当は何かを我慢してる時って、こっそり恨みが積もってる気がする。
ニコニコして機嫌の良い様子をしてても。
本当に優しい人になれると、そもそも我慢が我慢じゃなくなって、
我慢や忍耐がなくなると、心の平穏も訪れると思うのよねぇ。
何か、考え方を変えればいいのか。どこを変えたらいいのか。よく考えよう。

市民プール

2021-09-16 | Weblog
市民プールなんてジムより混んでて子供がわちゃわちゃいて密だろうと思ってたのに、
友達が行った近くのプールでほとんど人がいない、がらすきだった!という話を聞いて、
うちの近所の市民プールもそうかしらん?と、ちょっと見に行った。
8時頃までやってるから仕事の後行ける。夏は400円。

それで、数日後に泳ぎに行ってみました。
市民プールというところに行くのは子供の頃以来で45年ぶり?
確かにとてもすいてて、ワンレーンに一人しかいないので自分のペースで泳げます。
そして、休憩時間があってみんなプールから上がるのね。
そう言われればそんなんだったな、と思い出す。
その休憩中にラジオ体操が流れるんだけど、それは記憶にない。昔もあったかな?
泳いでて気持ちよくてテンション上がってたので元気いっぱいラジオ体操もやりました。
すっきり。

プールの帰り道に入ったことのないお風呂屋さんがあるけど、
お風呂入った後家帰るまでにまた汗かくから、お風呂は帰宅後だなとまっすぐ帰ったけど
涼しくなってきたので一度は入ってみよう。混んでなさそうなら。
写真は、夏の暑い頃にどうしてもプールに入りたくて泊まったホテルのプール。
小さいプールだけど、人がいなくてジェットバスもついてて
リラックスできました。
でも普段は市民プールでいいな。