sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

馬鹿には馬鹿なりの楽しさがある?

2024-03-08 | Weblog
物事を楽しむために教養が必要だというようなことに対して
自分の夫は十二支も言えないけど幸せに楽しく生きてる!と反論する人がいた。
「馬鹿には馬鹿なりの楽しさがある」って。
まあねぇ、そりゃどんな人にもその人なりの楽しさはあるでしょう。
十二支が言えなくても日々楽しく過ごす人もいれば、
天気がいいだけで幸せな人もいるし、猫さえいれば何もいらないと思う人もいる。
でもね、それは別にものを知らないからわかる楽しさじゃなく、
ものを知っててもその楽しさは持っていられるのでは?
どちらの楽しさもあるほうがいいよね。

ある写真家が言ってた、感動は人の器に比例するって。
本当にそうだなぁと思う。知れば知るほど感動の質は深くなり量は増える。
小さくてまだ無知な子供はなんでも面白くて楽しそうだけど、無知の自由は実は浅くて狭いのよね。
世の中には無知な子供の楽しさ以外にも、それはそれはさまざまな楽しさがあって、
どっちの楽しさも知りたいとわたしは思うから、
「馬鹿には馬鹿なりの楽しさがある」って開き直りたくはないな。
そういうことじゃないんだけど、そういうことじゃないというのがわからないことが、
その人には幸せなのかもしれない。
でもわたしは、もっともっと知らない楽しさや感動を知りたいと思うし
そのためにいろんなことを知りたいし学びたい。