久実さんは、素敵   237

2024-02-08 17:25:37 | 小説

久し振りの休暇だと言って、まず久実さんが、やって来た。

続いて、仕事帰りの南条君と、渚が、顔を出した。

約束してたのと、マスターに尋ねられ、偶然よと、久実さんが答えた。

南条君が、「ハンバーガー定食とか出来ますか?」と、マスターに尋ねた。

マスターは、冷蔵庫を開けて見て、何とかなりそうだよと、答えた。

久実さんが、私もお願いして、大丈夫?と尋ねた。

「二人分は、大丈夫だけど、渚ちゃんの分は、きついかな」と、マスターが答えた。

渚が、「星さんが、後から来るので、私の分は、気にしないで下さい」と、言った。

それを聞いて久実さんが、渚ちゃんが、羨ましいと言った。

こんな年になったら、男なんて寄っても来ないんだからと、泣き言を言っている。

南条君が、そんな久実さんを見て、「久実さんは、充分魅力的で、素敵ですよ」と、告げた。

渚も、久実さんは、お洒落で、仕事が出来て、憧れですと、褒めた。

「そんなに、おだてられると、本気にしちゃうからやめてよ。」と、久実さんは、照れくさそうだ。

 

 

 

 

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