自分へのご褒美

数日前の新聞の投稿欄に、夫を介護している60代の女性の記事が載っていた。
夫を介護している自分へのご褒美に誕生石のガーネットのを買ったと言うものだ。
決して高価なものではないが指輪を眺めていると、また介護をがんばろうと言う
気持ちになれるとも・・・。
土曜日で、快晴。日差しも暖かく行楽日和だというのに朝から仕事。
疲れて、ヨレヨレになりながら人込みの中を家路に着く。
ああ、そんな自分にも何かご褒美をあげなくちゃ！
元気のでるご褒美を考えよう。
　　

今日の徹子の部屋を見て・・・。

普段は、仕事で徹子の部屋はあまり見られない。
今日のゲストはピーコと吉行和子さんだ。40年来の友人で徹子の部屋に2人で出演するのは初めてだそうだ。
2人が友人だと言うことは、本を読んで知っていた。
吉行さんは、当初、べたべたした友人関係は苦手だと言っていたそうだが、今の年になると、たがいを心配し、心を許しあえる関係が心地よいと話していた。
小田原の病院にピーコが入院した時には、毎日吉行さんがお見舞いに行ったそうだ。
それもお弁当を2つ持って。病院は食事が出るのにねってピーコが言っていた。
大好きなことをしていると人は輝いて見える。
吉行さんは女優。ピーコはシャンソン。
いつか、二人の様に素敵に年を重ねたい。

図書館の本の汚れ

時々、図書館を利用する。
不景気の影響か図書館の利用者数が増えているらしい。
ハードカバーともなると1500円位はするから、無料で読みたい本が借りられると言うのは有り難い。
だが、少し前までは図書館で借りた本がこれ程汚れていたり、傷ついていたりすることはなかった様に思う。
今回借りてきた東野圭吾の2冊の本も惨憺たる有様だ。
1冊は、各ページにコーヒーの染み、菓子の食べカスの汚れ。
もう1冊は、故意に硬い金属で押し付けられた型が付いている。
本好きなら、本を大事に読むのが当たり前だと思っていたのだけど・・・。
唖然となる。図書館の本は自分の本ではない。
読みたい本があって喜んでページを汚れが目立って読みにくく読むのを止めてしまった。
本の中でガリレオが泣いているかもしれない。
汚れた本は現代の世相を反映しているのだろうか？

宴の後

念願のGの日本一が決まり、狂喜乱舞したのだが・・・。
相手側のベンチが大写しになり目に涙を浮かべた林の姿を見たとき、去年まではGの選手でトレードされなければ同じ美酒に酔っていたかもしれないと考えると複雑な思いだ。
林然り、仁岡然りだ。プロの非情さ、過酷さ。胸が痛む。
木村の引退も発表された。37歳、まだまだやれそうだけど、本人には限界なのか？
Gから西武に移った清水も一足先に引退した。おしい選手達だ。
街の中をあてもなくぶらぶら歩くのが好きだ。
歩きながら、ぼんやり彼らのことを思う。
今、この時、このメンバーでの優勝は二度と訪れないと言ったキャプテンの阿部の
言葉が重い。
宴の後、11月には不似合いな、生暖かい風が通り過ぎてゆく。

オープンガーデン

休暇を取って友人3人で伊豆高原に行って来た。
大室山のホテルに一泊して近くのオープンガーデンを見てきた。
個人のお宅の庭を開放して見せてくれているのだが、とがついて
1000円はお得だ。今は、シーズンオフで来客も少ないそうで却ってゆっくり庭を散策できてよかった。バラやマーガレット、コスモス、セージやラベンダー夏みかんが広い庭に咲き誇っている。イングリシュガーデンの趣きで小さな小屋には、クリスマスの飾りつけが施され、入り口には大きなリースが飾られていた。丁度、パンジーやビオラの植え替えの最中で職人さんが何人か入っていた。花の数は、花やさんの店頭に並んでいるのをみんな持ってきてしまったの？位、大量で、有るところにはお金ってあるものなんだなとため息が出た。
近くのケーキ屋さんが朝、届けに来たと言うチョコレートケーキとマイセンのカップに注がれたコーヒーは格別。後で知ったのだが、何気なく腰掛けていた外国製の
ソファーは。ん百万円だとか・・・。
つかの間のセレブ気分だよねって友人が言ってたけどほんと、夢のようでした。
でも、現実に戻るのが怖い。