読書日和

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吉松育美さんの涙の訴え

2013-12-23 15:01:23 | ウェブ日記


2012年に日本人初のミス・インターナショナル(世界屈指のミス・コンテスト)に輝いた吉松育美さんが、大手芸能プロダクションの役員に脅迫されていたことを告発し、大問題になっています。
その大手芸能プロダクションとは暴力団との関係が指摘されている「株式会社ケイ・ダッシュ」。
そこの幹部の谷口元一氏がだいぶ前から脅迫やストーカー行為を行っていたようです。
吉松育美さんは今年のミス・インターナショナル世界大会に前年度優勝者として出席し、今年の優勝者に王冠とガウンを渡すはずでした。
しかしケイ・ダッシュ役員の谷口元一氏はここにも圧力をかけ脅迫し、吉松育美さんは今年のミス・インターナショナル世界大会に出席することが出来ませんでした。
ミスとしての最後の大役の舞台を奪われてしまいました。

吉松育美さんのオフィシャルブログでも、ご本人がこの件への記事をいくつか書いています。
http://ameblo.jp/ikumi-621/

ところで日本人初のミス・インターナショナルが大手芸能プロダクションの役員に脅迫され、今年のミス・インターナショナル世界大会への出席まで妨害されたという大事件なわけですが、みなさんこのことを知っているのでしょうか。
知らない人も多いのではないでしょうか。
なぜかというと、テレビ、新聞に代表される日本の大手マスコミがこぞってこの件を隠蔽し、全く報道していないからです。

ちなみに世界では非常に大きなニュースとなっています。
日本マスコミの隠蔽に愕然とした吉松育美さんが日本外国特派員協会で記者会見し、海外向けにこの件を訴えたからです。
世界のマスコミの方が普通の反応で、普通はミス・インターナショナルが犯罪行為を受けこんな酷い目に遭っているとなれば大々的に報道されます。
異常なのは日本のマスコミのほうです。

今まで何度となく指摘してきたように、日本のマスコミは声高に「報道の自由」「言論の自由」「国民の知る権利」などと主張する割に、自分達に都合の悪い情報は報道しないで隠蔽するということをよくします。
「株式会社ケイ・ダッシュ」のように、この手の黒い芸能プロダクション絡みの事件ともなれば、日本マスコミは全然報道しなくなります。
これはネットでは「報道しない自由」と呼ばれ蔑まれていて、マスコミの悪質な情報隠蔽に憤っている人が多いです。

そして思い出してほしいのが、つい最近「特定秘密保護法案」を巡ってマスコミが総力を挙げて「国民の知る権利が侵害される!」などと大騒ぎしていたこと。
法案への一方的な大バッシング(偏向報道と言います)を展開していたではないですか。
あれだけ「国民の知る権利」とやらを主張しておいて、自分達は都合の悪い情報を報道せずに隠蔽し「国民の知る権利」を侵害するというのは、一体どういうつもりでしょうか。
こういう人達が「知る権利!」と騒いでも全然説得力がありません。
現状ではテレビと新聞の既存マスコミしか情報源がない人はこの件を知ることが出来ません。
この事件が世界では大々的に報道されているのに日本では隠されているのは明らかに日本マスコミの大罪であると、明確に指摘しておきます。
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