こんにちは。今日は携帯からモブログです。
さて、今回ご紹介するのは「窓の灯」(著:青山七恵)です。
青山さんは先月、「ひとり日和」で芥川賞を受賞されました。
昨日本屋で「ひとり日和」を見かけて、装丁のさわやかさもあって購入したくなりました。
そのとき、となりに置いてあったのが「窓の灯」です。
この作品は2005年の冬に発売され、文囈賞を受賞していました。
しかしその当時僕はもう一つの文囈賞受賞作「平成マシンガンズ」に興味が行っていて、「窓の灯」は読む気が起きませんでした(苦笑)
今回たまたま「窓の灯」と巡り合ったのも何かの縁かなと思い、「ひとり日和」と一緒に「窓の灯」も 購入しました。
さっそく「窓の灯」を読んでみました。
この作品は主人公まりもが自分の部屋から見る「向かいの部屋」が話の中心にあります。
他人の部屋の様子をのぞくのはまずい気がしますが、まりもはたびたびベランダに出て向かいの部屋の様子をうかがいます。
その部屋には男が住んでいて彼女を連れ込んだりしていますが、窓には常にカーテンがしまっていて、まりもはカーテン越しに中の様子をうかがうというわけです。
それだけ聞くとただの悪趣味に見えますが、不思議とそんな気がしなくて、どんどん次のページをめくりたくなります。
まりもを雇ってくれた「ミカド姉さん」が良い味を出していました。
喫茶店の主人がミカド姉さんで、そこで働くのがまりもです。
それにしてもミカド姉さんは男連れ込み過ぎですね(笑)
登場するたびに誰か連れ込んでるような感じだし…
小説には年齢が出てこなかったけど、20代後半の雰囲気だと思います。
常に妖艶な笑顔をするミステリアスな人です。
この「窓の灯」からミカド姉さんをとってしまうと、まりもの奇抜な行動だけが目立ってしまう気がします。
青山七恵さんは1983年生まれとありました。
この世代は綿矢りさ、金原ひとみ、島本理生というように、女性の活躍がすごいですね。
しかもいづれ劣らぬ名声を持つ人ばかり……すごい!
いつか四天王と呼ばれるようになったりするのでしょうか。
窓の灯を読み終わったので、これから「ひとり日和」を読んでみようと思います。それではまた。
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
さて、今回ご紹介するのは「窓の灯」(著:青山七恵)です。
青山さんは先月、「ひとり日和」で芥川賞を受賞されました。
昨日本屋で「ひとり日和」を見かけて、装丁のさわやかさもあって購入したくなりました。
そのとき、となりに置いてあったのが「窓の灯」です。
この作品は2005年の冬に発売され、文囈賞を受賞していました。
しかしその当時僕はもう一つの文囈賞受賞作「平成マシンガンズ」に興味が行っていて、「窓の灯」は読む気が起きませんでした(苦笑)
今回たまたま「窓の灯」と巡り合ったのも何かの縁かなと思い、「ひとり日和」と一緒に「窓の灯」も 購入しました。
さっそく「窓の灯」を読んでみました。
この作品は主人公まりもが自分の部屋から見る「向かいの部屋」が話の中心にあります。
他人の部屋の様子をのぞくのはまずい気がしますが、まりもはたびたびベランダに出て向かいの部屋の様子をうかがいます。
その部屋には男が住んでいて彼女を連れ込んだりしていますが、窓には常にカーテンがしまっていて、まりもはカーテン越しに中の様子をうかがうというわけです。
それだけ聞くとただの悪趣味に見えますが、不思議とそんな気がしなくて、どんどん次のページをめくりたくなります。
まりもを雇ってくれた「ミカド姉さん」が良い味を出していました。
喫茶店の主人がミカド姉さんで、そこで働くのがまりもです。
それにしてもミカド姉さんは男連れ込み過ぎですね(笑)
登場するたびに誰か連れ込んでるような感じだし…
小説には年齢が出てこなかったけど、20代後半の雰囲気だと思います。
常に妖艶な笑顔をするミステリアスな人です。
この「窓の灯」からミカド姉さんをとってしまうと、まりもの奇抜な行動だけが目立ってしまう気がします。
青山七恵さんは1983年生まれとありました。
この世代は綿矢りさ、金原ひとみ、島本理生というように、女性の活躍がすごいですね。
しかもいづれ劣らぬ名声を持つ人ばかり……すごい!
いつか四天王と呼ばれるようになったりするのでしょうか。
窓の灯を読み終わったので、これから「ひとり日和」を読んでみようと思います。それではまた。
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