今年最初の小説ご紹介☆
本当は去年のうちにご紹介したかったのですが、紅白を見たりしているうちに時間が過ぎてしまい、年を越してしまいました(笑)
さて、今回ご紹介するのは「チルドレン」(著:伊坂幸太郎)です。
‐‐‐‐‐内容‐‐‐‐‐
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。
彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。
何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。
ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
‐‐‐‐‐感想‐‐‐‐‐
伊坂幸太郎さんの小説を読むのは今回が初めてです。
読んでみて、独特な作品の描き方に興味を持ちました。
チルドレンは、五つの短篇で構成されているのですが、それぞれの短編ごとに時間軸が違っています。
短編は、以下の5つです。
バンク
チルドレン
レトリーバー
チルドレン2
イン
物語りの中心的存在・陣内の年齢で見ていくと、バンクは19歳、チルドレンは31歳、レトリーバーは22歳…というように、時間軸が進んだり戻ったりしています。
こういう作風の小説は読んだことがなかったので新鮮でした。
また、この小説で最も多く登場する陣内が、以外にもどの短編でも語り手にはならないんですよね。
陣内は常に感情第一に動くトラブルメーカー的存在で、「バンク」では銀行強盗に喧嘩を売ったりもします。
そんな性格の陣内だから、語り手というよりも、中心的存在として常に動き回っているほうが合っているのだと思います。
そしてこの作品はサスペンスとしても楽しめる一冊だと思います。
先の展開がなかなか読めなくて、意外などんでん返しにビックリさせられたりしました。
ユーモアセンスたっぷりのサスペンスなので、読みやすくてどんどん先に進んでいけました☆
伊坂幸太郎さんって伏線の張り方が上手いなと思います。
あと、一文一文に「続きを読みたい」と思わせる魅力がありますね(^-^)
次は「陽気なギャングが地球を回す」を読んでみたいです。
2008年も、たくさん本を読んでレビューを書いていきたいと思います。
よろしくお付き合い下さい☆
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
本当は去年のうちにご紹介したかったのですが、紅白を見たりしているうちに時間が過ぎてしまい、年を越してしまいました(笑)
さて、今回ご紹介するのは「チルドレン」(著:伊坂幸太郎)です。
‐‐‐‐‐内容‐‐‐‐‐
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。
彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。
何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。
ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
‐‐‐‐‐感想‐‐‐‐‐
伊坂幸太郎さんの小説を読むのは今回が初めてです。
読んでみて、独特な作品の描き方に興味を持ちました。
チルドレンは、五つの短篇で構成されているのですが、それぞれの短編ごとに時間軸が違っています。
短編は、以下の5つです。
バンク
チルドレン
レトリーバー
チルドレン2
イン
物語りの中心的存在・陣内の年齢で見ていくと、バンクは19歳、チルドレンは31歳、レトリーバーは22歳…というように、時間軸が進んだり戻ったりしています。
こういう作風の小説は読んだことがなかったので新鮮でした。
また、この小説で最も多く登場する陣内が、以外にもどの短編でも語り手にはならないんですよね。
陣内は常に感情第一に動くトラブルメーカー的存在で、「バンク」では銀行強盗に喧嘩を売ったりもします。
そんな性格の陣内だから、語り手というよりも、中心的存在として常に動き回っているほうが合っているのだと思います。
そしてこの作品はサスペンスとしても楽しめる一冊だと思います。
先の展開がなかなか読めなくて、意外などんでん返しにビックリさせられたりしました。
ユーモアセンスたっぷりのサスペンスなので、読みやすくてどんどん先に進んでいけました☆
伊坂幸太郎さんって伏線の張り方が上手いなと思います。
あと、一文一文に「続きを読みたい」と思わせる魅力がありますね(^-^)
次は「陽気なギャングが地球を回す」を読んでみたいです。
2008年も、たくさん本を読んでレビューを書いていきたいと思います。
よろしくお付き合い下さい☆
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
私も今年は伊坂作品を読む~
ってことで現在「重力ピエロ」を借りております♪
伊坂作品って、凝っていて面白そう~ですよね♪
ものすごく楽しみにしております
「チルドレン」も読みたいなぁ
そんなところだけでも、面白いキャラクターみたいですね♪
5つのお話を読み終えたときに、
真相が分かるのですね?
なんか、わくわくしますね~。
見かけたら、読んでみたいと思います☆
あかねさんも伊坂作品を読まれるのですね。
重力ピエロも面白そうですね!
私も興味ありです。
伊坂作品はまだチルドレンしか読んでいませんが、伏線のちりばめ方が上手いと思います。
あかねさんも重力ピエロ、楽しんでくださいね(^-^)
全部読むと謎が解ける、そんな感じです♪
ところどころに謎がちりばめてあって、あるときふとその謎が明らかになります。
意外なところで明かされたりするので面白いです☆
機会があったらぜひ読んでみてくださいね(^-^)
私はもしかしたら伊坂作品の中で、これが一番好きかもしれません。
他の作品も面白かったり、引き込まれたりしたのですが、気軽な気持ちで再読出来るとしたらコレかな~と^^
はまかぜさんにとって、初の伊坂作品が、チルドレンだったのですね。
私は最初の数冊が結構血なまぐさい?シーンのある小説だったのです。
今日からまた一週間、がんばりましょう♪
PS 地図男、図書館で借りたダヴィンチっていう雑誌に掲載されていたので途中まで読んだのですが、途中で返却日にせまってしまって、全部読めずに返してしまいました。全部読めば良かったなぁ~。タイトルにそそられました。
これが一番好きって気持ち、わかります^^
他の作品に比べて爽やかなタッチで描かれていて、読みやすいですよね。
これを一番最初に読んで、好印象を持ったため、他の作品もどんどん読んでいきました。
地図男、latifaさんもご存知でしたか♪
最後まで読めなかったのは残念でしたね。
最後の数ページで謎が明らかになるので、また機会があったらぜひ読んでみてください☆