読書日和

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名勝 縮景園

2015-07-19 20:50:07 | フォトギャラリー
「広島城と護国神社」の後は、日本庭園の「縮景園(しゅっけいえん)」に行きました。
縮景園は初代広島藩主、浅野長晟(あさのながあきら)が広島城入城の翌年元和6年(1620)から別邸の庭として築庭したものです。
かなり天気が良かったので青空のもと日本庭園の緑を楽しむことができました

---------- 名勝 縮景園 ----------


名勝 縮景園。
名勝とは景色のよいことで知られている土地のことです。
さらには文部科学大臣により「名勝」と指定されたものという意味もあり、縮景園も指定を受けています。


さっそく園内を散策してみます。


清風館。
数寄屋造り(茶室風の様式を取り入れた建築)で屋根は杮葺き(こけらぶき)とのことです。
代々の藩主が愛好した名亭とありました。



杮葺きについての解説がありました。
屋根材に木材の薄板を用いる工法で、板材の中で厚さ2~3ミリのものを杮葺きと言うとのことです。








御前水井戸。
明治天皇が明治27年(1894)に縮景園に行幸(ぎょうこう)された際に御前水として使われた井戸。
ヒノキ造りの建物が井戸の位置にあったとのことです。




松の木。
風格が漂います。






こちらは茅葺き屋根の建物。




縮景園の特徴でもある大きな池。
この池を中心とした庭園になっています。






美しい新緑の緑。
私は新緑の緑、特に太陽の光を受けて輝く新緑の緑が好きです




日本庭園を散策していると、自然と心が和んでくるなと思います。






沢の水が池に流れ込んでいます。
そして池の向こうには清風館が見えます


沢には見たことのないカニがいました
関東で見る一般的な「沢ガニ」よりだいぶ大きくて、何というカニなのか気になるところです。


名月亭。
数奇屋造りで屋根は茅葺き、ひさしは杮葺きです。


白龍泉(はくりゅうせん)。
元々は牛田山(うしたやま)の清水谷(しみずだに)から水を引いていて、現在は井戸水を使用しているとのことです。


ツツジの花も綺麗でした


これは本当に名勝だなと思います




水辺の清風館でお茶を楽しむのはさぞかし風流だろうなと思います






湖に浮かぶ小島。
ここにも松の木があります。


原爆慰霊碑。


やはり被爆地なので原爆の爪跡が残っています。


跨虹橋(ここうきょう)。
縮景園を象徴する名橋とのことで、たしかに他の場所を歩いている時もこの橋の存在は気になりました。


池には鯉がたくさんいます。
人が橋に来るとエサを貰えると思って鯉も寄ってきます^^;


橋からの眺め1


橋からの眺め2


やはり新緑には活力が感じられて良いなと思います。




見ごたえのある木。
これもまた風格が漂っていて思わず見入ってしまいました。

というわけで名勝縮景園、楽しませてもらいました。
緑豊かな時期に来れば活力が感じられ、秋に来れば紅葉が楽しめる素敵な場所だと思います


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
涼やかな (latifa)
2015-07-26 09:47:44
はまかぜさん、こんにちは!
「月あかり」も、こちらの庭園や日本屋敷も、風情があって、とても素敵ですね^^
緑がしっとりとして、凄く良い感じです。

テンプレート変えられたのですね、スイカとか夏の雰囲気が可愛らしくて、季節にぴったり!
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latifaさんへ (はまかぜ)
2015-07-26 12:09:42
こんにちは!
ほんと風情がありますね(^_^)
暑い夏でも気分が爽やかになります。

テンプレートは真夏らしいものに変えてみました。
ついにこちらも真夏の青空が見られるようになったので夏を楽しんでいきたいと思います♪
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