老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

奈良西の京 その① 垂仁天皇陵から唐招提寺へ

2021年03月13日 19時05分41秒 | 旅行/色々な風景

 コロナによる外出自粛が続いていましたが、季節的にも余り出歩きたい場所もなく、出かけるのは近場で人の少ない河川敷等が中心でしたが、そろそろ気候も良くなり、花の季節にもなってきましたので、お出かけの虫が騒ぎ始めました、

 3月10日の今年初めての電車利用となる外出先は、先日の新聞で奈良薬師寺の国宝である東塔の修復工事が終了し、3月から心柱が公開中であることを知りましたので、ここを含めて奈良市の西の京方面にしました。

 通勤時間の混雑を避けるために、朝食を摂らずに少し早めに家を出て、近鉄・西大寺駅に。
この構内のカフェテリアでサンドイッチとコーヒーの朝食を済ませて一息ついた後、僅か一駅先の「尼ヶ辻駅」まで。

 駅から直ぐの所に道標があり、お目当ての垂仁天皇陵は近いと思っていると突然という形で陵の堀に出ましたが、幸いにも堀沿いに狭いながらも散策路があり、陵と畑の風景を楽しみながら、他に人が見えない小道をノンビリと歩き、陵の案内板がある正面に到着。

 そこからは、出会う人も少ない田舎道を歩きながら、近くの人が管理しているらしい小さな果樹園や花壇の花などを愉しんでいると、直ぐに唐招提寺に到着でした。
こんなに人に出会わない、田舎道の散策は何かホッとする思いでした。(まさ)


道標 垂仁天皇陵の他にも少し先に安康天皇陵があるようです



案内板 正式には垂仁天皇菅原伏見東陵というようです

陵 堀の中にある島のようなものは、臣下の田道間守(たじまもり)の墓といわれています。また堀には沢山のマガモなどがいました。

陵の樹木はアオサギの巣になっているようです

ホトケノザの群生

こちらはヒメオドリコソウの群生

タンポポの綿毛

キンカンかと思ったら、ヤマトタチバナという名の柑橘類でした

隣の梅林ではまだ白梅が見頃でした