鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2012.5月取材旅行 福島・三春の滝桜と自由民権記念館 その11

2012-06-08 04:06:42 | Weblog
三春藩秋田氏5万石は、旧田村郡のほぼ全域を領していました。明治元年において旧領の村の数は85ヶ村。三春町は山間(やまあい)の谷間に発達した城下町で、藩主の屋敷は現在の三春小学校の敷地内にありました。藩主秋田氏は、正保2年(1645年)から明治4年(1871年)まで11代226年間続きました。福島県で最初の政治教育の学塾である「正道館」が設立されたのは明治14年(1881年)のことであり、それはかつての藩講所を利用したものであり、その旧藩講所(正道館)の門は、現在は三春小学校の校門として残っています。 . . . 本文を読む