鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2007.7月の「藤沢宿・平塚宿」取材旅行   その2

2007-07-28 10:11:37 | Weblog
 藤沢宿は東西二十六町余。境川の右岸の大久保町・坂戸町と左岸の大鋸町の三町から成り立っていました。本陣・脇本陣は坂戸町、問屋場は坂戸町・大久保町にあり、幕末期には旅籠の数は70軒以上にのぼったということです。幕末、藤沢宿は、「外人遊歩地域」に含まれ、多くの外国人が藤沢宿に姿を見せるようになりました。外国人の多くは馬に乗り、居留地である横浜から、鎌倉の大仏や江ノ島、そして藤沢の遊行寺などにやってきました。藤沢宿に泊まったり、宿場を通過する外国人もいました。「遊歩」コースとして、幕末の外国人にもっとも好まれたのは、金沢→鎌倉→大仏→江ノ島→藤沢、というコースであったようです(『図説 ふじさわの歴史』藤沢市)。このコースを、慶応3年(1867年)の夏にたどった1人の外国人がいます。フランス人の宣教師フュウレ。しかし、彼の場合、「遊歩」目的ではありません。もちろん「宣教」のためでもない(当時、日本人に対するキリスト教の「宣教」は禁じられていました)。実は、横須賀製鉄所建設のための木材調査がその目的でした。 . . . 本文を読む
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2007.7月の「藤沢宿・平塚宿」取材旅行   その1

2007-07-25 05:31:29 | Weblog
 急性前立腺炎症で一週間の入院。台風4号が襲来して、退院した翌日の土(14日)・日(15日)は大雨。そして月(16日)は、突然の「新潟県中越沖地震」。揺れは、ここ神奈川県辺りではゆらりと長く続くもので、明らかに直下型とは異なっていましたが、柏崎市を中心に大変な被害が生じていました。柏崎原発では、断層が走っているのを知りながら、それを過小評価して原発を建設したことにより、今回の地震で「想定外」の力が加わり、多くの部分が破断したり破損したりしていたようです。場合によっては大事故が起きた可能性も高い。家屋の倒壊した地域で、もし火事が発生していたとしたら、罹災者はさらに多く発生していたことが考えられ、「不幸中の幸い」といえるのでしょうか。  前からの予定では、14日に「大山三ツ峰」を縦走するつもりでしたが、思いがけぬ入院と、台風による雨天で断念。少々疲れも残るため、3日間をゆっくりと過ごし、17日(火)に職場に復帰しました。 . . . 本文を読む
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思いがけぬ入院生活

2007-07-20 22:13:41 | Weblog
 7月5日(木)の帰宅途中、クルマの中で、いきなり悪寒がして全身が震え、鼠蹊部(そけいぶ)に疼痛。クルマを道端に停めようかと思ったほどでした。こんなことは初めてなので、「ちょっとやばいな」と思いつつ自宅までかろうじて運転して、すぐに蒲団に横になるものの痛みは激しく熱も上がっているよう。「うんうん」言って、翌日、泌尿器科のある病院に連絡をとると、15時から診察時間が始まるということで、それまで我慢して、妻のクルマで病院に。尿検査と血液検査があり、血液中の白血球数が2万以上とのこと。通常1万5千を超えると入院の必要があるということで、即、入院を希望。病名は、急性前立腺炎症でした。おそらく尿道あたりからばい菌が入ったのでしょう。今まで何度か入院したことがあるけれど、こういう病気で入院するのは初めて。健康には気を配ってきただけに、まさに「晴天の霹靂(へきれき)」。病気はどこからやってくるかわからない。職場にもその旨の連絡をとり、その日の夕方から点滴治療(抗生剤投入)が始まりました。 . . . 本文を読む
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府中市郷土の森博物館と「宮本常一の足跡」  その3

2007-07-14 07:13:02 | Weblog
「郷土の森」内は、やはり近隣の人たちに人気があるようで、家族連れで賑わっています。中には、立派なカメラを持って復元建築物を撮る中年男性の姿も。園内茶室の「梅欅庵」では、あじさい餅を添えて呈茶があり(300円)、ふるさと体験館では、刺子教室があり(7/1)、売店「ハケの茶屋」や「虹のお店」(水遊びの池の前)では「ハケ上団子」(飛騨高山直送焼き団子)の販売があり、また旧越智家住宅や旧郵便取扱所脇のポスト前では「森のお話会」や紙芝居が催されたりなど、盛りだくさん。今後も、わらぞうり教室・押し花教室・竹とんぼ教室・ステンシル「ポストカード作り」、風車づくり・折り紙教室・かじ屋実演(「府中に唯一残るかじ屋さん」)など(いずれも「ふるさと体験館」にて)と目白押しです。 . . . 本文を読む
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府中市郷土の森博物館と「宮本常一の足跡」  その2

2007-07-13 19:52:30 | Weblog
 観覧料を払って正門の中に入ると、案内図の通り、内部は木々が繁り広大でした。博物館観覧料は、公園・復元建築物・常設展示室を含めて、大人200円。子供は半額の100円。プラネタリウム観覧料を含めても600円と、とてもリーズナブル。実は、その日は、それ以上にお得な催しもあったので、たった600円で充実した1日を過ごすことが出来たのです。常設展展示解説は、毎日14:30~、復元建築物解説は、日曜・祝日10:30~やっているとのことです。お近くにお住まいの方は、是非、行かれてみるとよいですよ。 . . . 本文を読む
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府中市郷土の森博物館と「宮本常一の足跡」  その1

2007-07-05 05:32:21 | Weblog
 5月のゴールデンウイークの時、妻と平塚市美術館に行った際、近くの平塚市博物館で、府中郷土の森博物館で行われているという、民俗学者宮本常一氏の特別展のことを知りました。正確には、「特別展 宮本常一生誕100年記念事業 府中市郷土の森博物館開館20周年記念 宮本常一の足跡 ~旅する民俗学者の遺産~」というもの。  6月23日には、記念講演会「風の人・地の人 宮本常一という世界」(中国新聞記者佐田尾信作氏)があるのを知り、その日に府中へ行くのを楽しみにしていたのですが、この日、仕事上の都合で横浜に行かねばならない事情が出来て、やむなく中止。特別展は7月1日までということなので、先月6月30日(土)に府中市郷土の森博物館に行ってきました。その報告を。 . . . 本文を読む
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