地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

面白いドラマなんですが・・・

2015-02-02 | Weblog

『花燃ゆ』・・・

5話には桂小五郎と西郷吉之助が登場してきました

この頃、「歴史上の人物」には不足しません

 

逆に、主人公とはいえほとんど無名の杉文・・・

文だけで1年のストーリーが持つはずはなく、明治という新しい時代を切り拓いた若い群像あってこその『花燃ゆ』・・・

5話は野山獄で金子重輔が亡くなった場面ですから時は1855年の2月

が、この後

兄ー吉田寅次郎(松陰)は1859年11月に

文の最初の夫ー久坂玄瑞は「禁門の変」で1864年8月に

(松下村塾の吉田稔麿や入江九一もこの年・・・)

もう一人の主役級、高杉晋作も1867年5月に亡くなります

●1867年――大政奉還・王政復古

●1868年――明治元年

桂小五郎(木戸孝允)や井上聞多(馨)、後に文の再婚相手となる小田村伊之助(楫取素彦)、松下村塾生の伊藤俊輔(博文)、山縣狂介(有朋)の活躍もこの辺りまでが大河ファンを惹きつける“見せ所”でしょうね

(萩を訪れたのはもう10年も前・・・。萩城跡(上)・松陰墓所(中)・木戸生家(下))

・・・その後は明治新政府の時代

時系列で追ってみると

1872(明 4) 廃藩置県

          楫取、足柄県参議

1874(明 7) 楫取、熊谷県権令

1876(明 9) 楫取、群馬県令

1877(明10) 西南戦争

1881(明14) 文の姉、寿(楫取妻)、死去

1883(明16) 文、楫取と再婚

1884(明17) 楫取、元老院議官(その後、貴族院議員、宮中顧問官などを歴任)

1885(明18) 伊藤、第一次内閣

1887(明20) 楫取、男爵

1889(明22) 山縣、第一次内閣

1892(明25) 伊藤、第二次内閣

1898(明31) 伊藤、第三次内閣

          山縣、第二次内閣

1900(明33) 伊藤、第四次内閣

1909(明42) 伊藤、死去(暗殺)

1912(大 元)   楫取、死去

1921(大10) 文(楫取美和子)、死去

・・・となります

文の”オトモダチ”の木戸や伊藤や山縣とどう結び付けてストーリーを作るのか?

楫取の活躍も地味ですし・・・

ここは脚本力にかかってきますね

「大河は視聴率など気にしないで!」と思ってはいますが、それにしても『花燃ゆ』の推移はちょっと 

  ● 1話  16.7 %

  ● 2話  13.4 %

  ● 3話  15.8 %

  ● 4話  14.4 %

そして2月1日放送の ↓ 5話は   

《NHK大河「花燃ゆ」第5話は12・8%…同作ワーストを更新》    (スポニチアネックス2月2日)

「NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜後8・00)の第5話が1日に放送され、平均視聴率は12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。第2話の13・4%を下回り、同作ワーストを更新した」

このままでは先に進むほど 

面白いドラマなんですが・・・

oyaji は観続けますよ

 

 

コメント
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