7月31日(日) 35/24℃
今日も35℃
夏らしい暑さが続きます
ご自愛ください
朝ドラ『ちむどんどん』・・・
メイン舞台は沖縄で、比嘉暢子(黒島結菜さん)がいい味出しています
青柳重子(鈴木保奈美さん)をどう崩してゆくか?
注目です
で
比嘉家のしっかり者のお母さんは沖縄出身の女優、仲間由紀恵さん
仲間さんというと、あの「千代」が浮かんできます
大河『功名が辻』は2006年(平成18)の放送でした
もう16年も昔です
その1年ほど前・・・
愛車カローラ で高知を目指しました
ナビであたると10時間
朝4時にスタートして、ノンストップなら午後2時には到着できる計算です
朝が苦手な女房殿を起こし、4時過ぎにはスタートしました
高知道・・・
中国山脈を縦断するとはいえ、山と谷の連続で、あれほどトンネルが多いとは想像外
四国出身の大江健三郎作品には、しばしば森と谷のイメージが登場してきますが、走ってみて納得です
隔たれた谷間には、まるで聖なる「森のギー」が棲んでいるかのようでした
土佐は山内24万石・・・
高知城天守への石段脇に、“馬と一豊の妻” の像がありました
山内一豊は尾張出身の信長家臣で、その後は秀吉の側近となるも関が原では福島正則、加藤清正らとともに東軍側・・・
その「功」なりての、土佐一国でした
『功名が辻』は後の放送ですから、司馬さんの小説を読んでの土佐だったのでしょう
『龍馬伝』はもっと後ですし・・・
高知城に何故、馬と「千代」?
ー-まだ安土城下の頃のこと。馬市に東国一の名馬が出されたが。高価で誰も手が出ない。千代、嫁入りの懐金十両をポンと夫に。馬の良否は戦働きでは生死を分かつ。同時にステータスの証。
司馬さんは「功名が辻」で一豊と千代を描きましたが、当時の見つけた毎日新聞のレポートには
ー-千代は司馬遼太郎が描いた他の人物との共通点があるようにも思われる。すなわち『播磨灘物語』の黒田官兵衛であり、あるいは竹中半兵衛だ。黒田官兵衛は優れた知略を発揮するが、それは決して物質的欲・名誉欲のためではない。知略の背景には古典的教養とモラルがあり、自らの能力を発揮してみたい…という芸術家の表現欲のようなものとして描かれる。
一方、千代の知略もまた、物質・名誉欲は希薄で、「どうせなら夫を一国一城の主に仕立てあげてみたい」という、自分の能力を発揮してみたい、という一種の表現欲であった。
納得しました
千代像の脇に立ったわが女房殿・・・
写真をパチリ
夫、未だ功名ならずも今日あるは “糟糠の妻” のお陰?!
あの時のわが愛馬は、その頃求めし ”黒毛のカローラ” 1800 ・・・
小市民にして誠に相応しく、働きすこぶる良なり!
「国盗り」や「出世」などにカリカリせず、マイペースな生き方をするのもひとつ・・・
が
「自らの能力を発揮してみたい、という一種の表現力」
その視点と意欲はなくてはならないとjiiji は思います
言われたことしかやらないで禄を食んでいては、千代に笑われてしまいます
翌朝は、日曜市・・・
輪島の朝市も魅力ですが、こうちのそれは品物のレパートリーが豊富でした
手作りの銅版製品を売る、初老の職人さん・・・
話がはずんでつい買う羽目に
恕露(じょろ)、8000円也
使うにはもったいないような製品です
話しが「昔」になりました
これも「老害」
☟ 心します!!
《【漫画家・弘兼憲史が教える】やっかいな “老害ジジイ” にならないため定年後の男性が自覚すべきたった1つのこと》 (7月30日DIAMONDonline)
弘兼さんの答えは「謙虚であること」・・・
どうしても
過去の「自慢話”になってしまったり、上から目線の物言いになりがちです な
心します