昨日、今日と晩秋の温か日和・・・
庭の山茶花(さざんか)はちょうど見頃です
凄いですね・・・
↓ 現代中国の勢いを感じさせます
《米留学の3割、中国から…日本のピーク時の6倍》 (11月24日YOMIURI ONLINE)
「昨年から今年にかけて米国の大学や大学院に留学した国・地域別の留学生数では中国が昨年比16・5%増の27万4439人と、首位を保った。7年連続の2桁増で、米国への留学生全体の31%に達した。2位はインド(10万2673人)で、韓国、サウジアラビア、カナダ、台湾と続き、日本(1万9334人)は昨年と同じ7位だった」
で
この記事を読んで感じるところは 「日本はアメリカとの関係でも中国に負けてしまうのでは?!」
歴史認識でも中国ペースが強まるかもしれません
が反面
中国共産党にとっては「両刃の剣」!
インテリ部分がアメリカの自由主義を体感して帰国すれば、行く先どうなるか?
古は中国大陸に、明治以降は欧米に学んで国を築いてきたこの「国」・・・
江戸幕府を倒したエネルギーは尊王攘夷でしたが、欧米の進んだ文明や国情に触れると開国へと転換!
富国強兵策はまさに「夷の術を以って夷を制す」(佐久間象山)・・・
松下村塾で吉田松陰に学んだ伊藤博文は、1863年イギリスに渡航し、その国力の差に開国論に変わったといわれます
ー―1867年大政奉還・王政復古――
――1868年明治改元――
新政府は1871年に、伊藤や大久保利通、木戸孝允(桂小五郎)を副使とする岩倉使節団をアメリカ、ヨーロッパに派遣・・・
2年近くにわたって先進文明や思想を学び、国情に触れ、その後の国家建設の礎を得るわけですね
43名の留学生の中には、アメリカで学んだ津田梅子(女子教育の先駆者)や山川捨松(アメリカの大学を卒業した初の日本人女性)もいました
30万人近いアメリカへの留学は、やがて中国社会を変える!
日米→米中→中日
「友達の友達はみんな友達だ」
甘すぎますか
でも、それが究極でしょう
ところで、日本に学ぶ外国人留学生(大学院~専修学校)は平成25年5月時点で13万5千人余り・・・
上位5は
①中国 81,884人
②韓国 15,304人
③ベトナム 6,290人
④台湾 4,719人
⑤ネパール 3,188人 (独法:日本学生支援機構調べ)
やっぱりアジアの枠ですね
ネパールの5位は意外でした