12月29日(日) 8/-4(7)℃
今日は29日・・・
「九日餅(くんちもち)はつくな!!」って、母は29日の餅つきはしませんでした
“苦労” につながる語呂
「四十九日餅」の、イメージ
曾祖母、祖母と代々教えられてきた「九日餅」なんでしょう
ネットであたってみると「日本人の一生は餅に始まり餅に終わる」
確かに
1歳の誕生祝いでは「一升餅」を背負います
(それで一生食うに困らない!)
“稲穂の民” には餅がついて回ります
保存が効くこともあるでしょう
祝い事の振る舞いとして、冷蔵庫もない時代には条件に適っていたと思います
で
ネット検索で出てきた ↓ この狂言
「織田がつき 羽柴がこねし天下餅 座りしままに食ふは徳川」
うまく言い当ててます
先輩二人を “反面教師” として、天下を制したのは、運よく長命だった徳川家康でした
家康の“反面教 言いようがありません
● 「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」 (信長)
● 「鳴かぬなら 泣かせてみせよう ホトトギス」 (秀吉)
● 「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス」 (家康)
↑ これも三人をうまく形容してる感じですが、最近の説では、信長像はだいぶ違うようですね
『麒麟がくる』が、その辺りをどう描くか見物
長期徳川政権は、家康本人もですが、その源はやっぱりスタッフにあったと思います
有能で、数多くのスタッフを活かせる「器」の大きさ
そこが徳川家康は凄い!!
・・・という帰結
まぁ
jiiji の好みからすれば ❶秀吉 ❷信長 ❸家康 ―――です
ところでわが家は(も)、餅をつくことはもうありません
臼は家の “飾り” となって過去の生活史をかろうじて伝え
あんなに便利だった電動餅つき機は、お蔵入りのまま
子どもの頃は、朝の4時過ぎからお昼近くまで、「かきもち」「あられ」を含めて10数臼も餅をつきました
ペッタン ペッタン ペッタン ・・・
その音が目覚まし
父は働き者でしたが、餅つきは嫌がりましたね~~
誰でも10数臼ともなればそうかもしれません
そこで
餅つきは助っ人を頼んでました
もうお爺さんでしたがお元気で、愛用の杵を担いで、隣集落からやってきたことを覚えてます
その人・・・
病で亡くなってしまった「梨園の妻」の、確か、父方の曾祖父
もう転居されて跡形はありませんがね
わが家も、元旦の朝はお雑煮と決まってます
が
昔に比べたら食べる餅はごく僅か
スーパーで間に合います
”稲穂の民” にとって欠くことのできない餅・・・
味わい深く
感謝しつつ
子、孫とこの正月もいただきます
新年早々、お勝手に立つ女房殿に、今年もまた感謝です
「・・・だもんで みてちょうで ぃ」 「おもしれーーーーーでよ ぅ」
・・・と、あの秀吉が言ったか、言わねぇか?!
(尾張の方言かどうかは?小日向文世風:秀吉のイメージです)
正月楽しみの『大河』=『麒麟がくる』は、2週遅れの1月17日が初回・・・
どこまで追いつき、追い越せますか?!
(ところで、幻となる「沢尻エリカ帰蝶」は、いつ蔵出しされるでしょう?)
(10年後?)
(20年後?)
世の中、「禊(みそぎ)」――――のルールがあるんですから、忘れ去らないうちにjiiji は「沢尻エリカ帰蝶」を公開してほしいですね~
で
初回にどれだけの視聴率を上げるかは、ドラマの1年間を大きく左右するように思えます
初回視聴率と、年間平均視聴率に相関性はありや??
みてみましょ・・・・
ここ10年の、初回が高い順に、その年平均順位を対比させました
(初回順位) (年平均順位)
❶ 「龍馬伝」 ❶
❷ 「江」 ❷
❸ 「八重の桜」 ⑤ -2
❹ 「真田丸」 ❸ +1
❺ 「軍師官兵衛」 ❹ +1
❻ 「平清盛」 ⑧ -2
❼ 「おんな城主直虎」 ❻ +1
❽ 「花燃ゆ」 ⑨ -1
❾ 「いだてん」 ➉ -1
❿ 「西郷どん」 ❼ +3
相関性「あり!」のようですね
特筆すべきは、初回❿の「西郷どん」が、年平均では❼としたこと
これは、「西郷らしからぬ」鈴木亮平さんが、「西郷らしい」鈴木亮平さんに変わっていった、その努力によるものでしょうね
初回視聴率から、年間平均の下がった程度・・・・
それを《ガッカリ度ランク》とでもつけましょうか
その程度が、最も小さかったのが「西郷どん」でした
「西郷どん」 △2.68
「軍師官兵衛」 △3.06
「真田丸」 △3.25
ワーストでは
「平清盛」 △5.29
「八重の桜」 △6.82
「いだてん」 △7.33
・・・となります
一年間、飽きさせずに惹きつけ続けるのはドラマとして大変すぎます
だから『大河』は、もう『中河』に・・・・
半年モノにして ”題材” を広げましょう!!