地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

「是是是是」から「非非非非」まで、便利な言葉です。

2007-08-31 | Weblog

8月31日(金)     週末は、曇り空が続くようです。


「考え方」や「思い」を、YESかNOか?白か黒か?の二者択一ではなく、数値化する、レベルを数字で表す ・・・。
もっと、多用すべき手法かもしれません。


『私』という人間はonry oneではありますが、
 「国民・県民・市民・区民」
 「納税者」
 「兼業農家」
 「団塊世代」
 「男」
 「50代」
 「日本人」
 「父親」
 「運転者」
 「後援会員」
etsと、いろいろな“切り口”をもっているわけですね。
それぞれに立場や「顔」があって、巧みに使い分けてる・・・。

「運転者」としては、高速道の整備はもっと進めてほしいし、バイパスも作ってほしい。
だけど、「納税者」としては ”無駄な公共事業はやめろ!” に拍手してしまう・・・。

そこには矛盾もあり、ベクトルの違う ”いくつかの要素の絡みあい” もあるわけですが、現実には、「賛成か」「反対か」の二者択一を迫られます。


面白かったのは、田中康夫さんの長野県知事時代です。
あの頃“流行”した言葉は「是々非々」 
ご存知のとおり、「良いことは良い、悪いことは悪いと、事に応じて判断する」という意味です。

出直し知事選で田中さんが圧勝した後の、県議選。
立候補者の多くは、田中知事に「是々非々」のスタンス・・・。
これを、 ゼーゼー、ヒーヒー、マントヒヒ なんて揶揄した人もいました。
(品性を疑う話です 

 (マントヒヒ)

やがて、「是々非々」は「是非非非」となり、「非非非非」となる県議。
片や、→「是是是非」→「是是是是」となる県議・・・。
次第に二極化されましたね。
「是々非々」のスタンスを貫くのも難しいわけです。


が、ファジーなものを表現する言葉として「是々非々」は “あり” ですね。

二者択一では表しきれないものを数値化する、レベルを数字で表す 

もっと、多用されてもいいような気がします。


例えば、
 「テロ対策特措法」の延長  「非非非非」・賛成率 0% ⇒周辺アジア諸国の反応は気がかりですが、ここは決断!
 「穴あきダム」浅川ダム建設 「是是非非」・賛成率50% ⇒内水氾濫に効果はあるの?
 朝青龍モンゴル帰国     「是是是是」・支持率100% ⇒それが一番!
 安倍改造内閣評価      「是非非非」・支持率25% ⇒替わるものがみえない中では、ちょっとお手並み拝見。
みたいなものです。

その点、アンケートはよくできています・・・。
 「評価する」が「是是是是」  で、
 「どちらかといえば評価する」が「是是是非」  で、
 「どちらかといえば評価しない」が「是非非非」  で、
 「評価しない」が「非非非非」  。
 「分からない」のが「是是非非」  でしょうか?

当選したら “全てを委任された” ?
いやいや
世情や個別の課題について 「感度のよいアンテナ」  を張っていないと、政治は民意を誤ることになりますよ!

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かっこよすぎる、先輩たちです・・・。

2007-08-30 | Weblog
8月30日(木)   

民主党の”さくらパパ”が「炎上」しそうです。
「なぜあの人を?」という疑問は、最初から (
とにかく、軽い”議席”にしてしまいました・・・。



NHK・TV『人生の歩き方』。
加藤登紀子さんが登場していました。

とにかく、  かっこよすぎる先輩たち  です・・・。
藤本敏夫&加藤登紀子。

 (三省堂HPより)


激烈な学生運動の闘士だった藤本さんは、「持続する循環型社会」にゆきつき、自らそれを実践しながら58歳で旅立ちました。

途中、参院選にも立候補・・・。
結果は落選。
かように”議席”は重いはずなのです。


 沖縄から孫が駆けつけるまで、
最後の力をふりしぼった、
臨終の様子を、
加藤さんは淡々と語り続けます・・・。

“持続しない学生運動”を経て、
「愛」(その結晶としての家族)と「食」 の中に、
真の「持続」をみつけられたのでしょうか?!
  鴨川自然王国 (http://www.k-sizenohkoku.com/fujimoto_top.html)


何の知識もない藤本さんについては、親友である高野孟さん(「インサイダー」代表)の言葉を借りてみます。
(i-NSIDER特別版『農と言える日本・通信』No.58 ●藤本敏夫の死を悼む)。
「・・・彼の絶筆は、『現代農業・増刊』8月号「青年帰農」特集(農文協刊)に掲載されていてこれが遺言です。「21世紀、日本人はすべからく"農的生活"を」と語り続け、中高年の「定年帰農」をもっと大きな社会的な流れにするために死の直前まで痛む体にむち打って人に会い会議を招集していた彼が、中高年だけでなく学生や大学を出たての若い人たちのあいだにも「青年帰農」の志向が広がってきたことを、どれほど喜んでこの雑誌のインタビューに応じたか。その彼の希望の確かさをこの稿から読みとって頂きたいと思います。」



加藤さんはインタビューを、
 「死ぬっていうことは不在になること」 と、結びました (

そして番組の最後のナレーションは、
  「加藤さんと藤本さんの旅路は、今も続いています・・・」
とにかく、かっこよすぎる先輩たち  です。

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「都市規模が大きいから調査費も大きい」という考え方には、疑問がありますね。

2007-08-29 | Weblog
8月29日(水)  

朝青龍は、今日モンゴルへ。
モンゴルでは「軟禁」「人権侵害」などという反応もでていて、次第に騒ぎは国際化・・・。
あの顔は“ふてくされ”ですね。



彼なりに言いたいことも、不満もあるのでしょう・・・。

モンゴルでの“閉門蟄居”
「あれもだめ」「これもだめ」と、これも辛い!!
結局、
「もう帰ってこなくてイイョ・・・」なのですね。


世界陸上大阪大会
日本選手のふるわない成績もありますが、それにしても寂しい「世界大会」です。




「支援者から『時間内に原稿を読み合って終わりではないか』と苦言を呈されたと、一期目のある市議は打ち明ける」

9月23日投票の長野市議選を前に、信濃毎日新聞・上野記者の企画記事『長野市議会新時代へ』
28日(火)は、「深まらぬ一般質問」「活発な論戦へ工夫を」でした。
穏やか?な見出しですが、
「・・・「質問―答弁」にとどまりがちで、突っ込んだやりとりは限られる。時間内に市側の答弁が終了しても、市議が答弁への見解や要望を述べるだけで終わる場面が目立つ」
と、鋭く突いています。


記事によりますと、県内18市の内「一般質問の持ち時間に市側の答弁時間を含む」のは11市。
“時間制限なし”の伊那市も含めれば、7市は答弁時間を別としています。
また10市は、すでに「一問一答方式」を導入していて、上田市もこの9月議会からは“対面式”を導入するそうです。

限られた時間内で、効率的に質問、答弁がなされることも重要ですが、長野市議会が、 より活発な論戦のために「見直しが必要」 なのも否めない事実ですね。



29日(水)は、「政務調査費 県内で突出」「問われる活動の中身」。
長野市の政務調査費は一人当たり年額で、116万4千円・・・。
中核市35の中では22番目ですが、県内では、2番目の松本市は25万円ですから約4.7倍。

その使途が適正であることは勿論ですが、
としても、
「中核市だから」
「都市規模が大きいから」
と、
「調査費も大きくて当然」
とする
“考え方”は疑問
 (

昨年度の使途内訳は、「調査旅費」が15.2%。
「研究研修費」(18.6%)と合わせると33.8%に及び、予算が厳しくてほとんど視察の機会がない?職員と比べ、議会側の情報の方がはるかに豊か!?
それが議会質問などに反映するわけですから、インターネットや電話情報で対応する職員とのズレもでることでしょうね・・・。

ひとつの思いつきですが、
情報をより有効に共有するために、(事務局に報告書をだすだけではなく)、他の議員や、職員、市民などを対象とした『報告会とフリー討議』の場 を設けることも、面白いと思います。

 (立候補者への事前説明会)

 「議会改革」
新時代に向けて、立候補者には語ってほしいですね。

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将が持つ、“気高さ”への尊崇みたいな部分・・・。

2007-08-28 | Weblog
8月27日(火)   (予報どおり)

『大石英司の代替空港』・・・。
このブログ(http://eiji.txt-nifty.com/diary/)で、Gacktさんに遭遇するなんて、思いもよりませんでしたね。
  「Gackt謙信  これが格好良いんだよねぇ。また良い芝居するんだこの人が……。」
大石さんのコメントです。
まったく、まったく(


スポーツ報知(8月26日配信)によれば、

           Gackt謙信出陣!白馬にまたがり軍勢447人鼓舞
        (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070826-00000055-sph-ent)
「・・・ドラマでも着用したよろい姿で白馬にまたがり、「いざ出陣!」と軍を鼓舞するGackt謙信に、沿道に詰めかけた約5万人のファンが熱狂した。」
「・・・春日山城史跡広場では「2度の震災を乗り越えた上越に時を超えてやって来た。皆の者、勇気を出せ。我とともに立ち上がれ!」とあいさつし、かっさいを浴びたGackt。」



あれは平成8年(1996)のことですから、随分と過去になりました。
神社の氏子役員で、伊勢神宮を参拝したことがあります。
20年に一度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)から3年目の年でした。
  式年遷宮 (http://www.sengu.info/qanda02.html)

その時、雅楽と舞を見ることができたのですが、 武者姿の舞は“気品” がありましたね。

 

理屈抜きに、ビビビッ  とくる何か!
武士が命を賭けるのは、
富や名声ばかりではなく、
やはり、
将が持つ“気高さ”への尊崇みたいな部分 
はあったのでしょうね・・・。

Gackt謙信は、そんなカリスマ性を感じさせます。
5万人の観衆を魅了する、何か  です。



メッセージがない「改造」 と、田原総一郎さんは辛口にコメントしました。

昨日組閣された安倍改造内閣は、
新味には欠けても、
挙党体制を図った“重厚内閣”・・・。

そんな見方の一方で、
挙党であれば、
「福田」「谷垣」「古賀」の3人の入閣がポイントだった、
と指摘する声があります。

果たして、
「入れなかったのか?」
「入らなかったのか?」
今後の展開は、この3人に関わっていくような気がします。
(とりわけ谷垣派は、入閣ゼロ)


起死回生のウルトラパフォーマンスは、
Gacktさんの入閣 
担当は、勿論適役の特別相「危機管理・治安・防災担当」です。

「皆の者、勇気を出せ。我とともに立ち上がれ!」

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「末は博士か、大臣」の大臣になるのも、大変! 

2007-08-27 | Weblog
8月27日(月)
あと僅かで8月も終わり・・・。
夜ともなれば、虫の音が賑やかです。

今日の夕方にも、安倍改造内閣が誕生します。
“お友達内閣”に代わる、どんなフレーズの内閣が誕生するやら興味深いところです。

それにしても、「末は博士か、大臣か」の大臣になるのも大変!
“身体検査”・・・。
就任すればしたで、今度は、マスコミの徹底調査が始まるし、「メール弾」も飛び交います。

金銭に清廉であることは当然のこととしても、プライベートの面では、あまり行き過ぎ”て本質を見失うようでは如何なものでしょう? ( )。



25-26の土日。
謙信の居城、上越市にある 春日山城一帯では『謙信公祭』 が開かれました。

 (『謙信公祭』のパンフレット)

土曜日の「出陣行列」には、謙信役のGacktさんも特別参加されたようです。
「出陣行列」見たかったねぇ・・・。
が、義父母と4人で春日山を訪れたのは昨日の、日曜日。
春日山城跡に通じる道路は、この日も交通規制で「登城」は断念しました。

 (車両は進入禁止・・・)

  春日山城跡
  (http://shiro39.hp.infoseek.co.jp/koushinetu/kasugayama/kasugayama.html) 〈都村さんの「日本の城・世界の城」より〉

シャトルを利用する気力もないので、春日山城史跡広場の前を通る”加賀街道”を走って、能生の「道の駅」でカニ・・・。
あいかわらずの賑わいぶりです。

 (海はいつ見ても、いいですね 



以前に訪れている、春日山城史跡広場の一角にある『ものがたり館』
ビデオの大型画面が迫力で、見ごたえ十分です。
  『ものがたり館』(http://www.city.joetsu.niigata.jp/sisetu/tourist/kasuga.html)

また、上越市埋蔵文化財センターでは、 8月29日~12月2日にかけて『上杉謙信公企画展』 が予定されています。
  『企画展』   (http://www.city.joetsu.niigata.jp/kankou/kensin/index.html)
次の機会には、寄ってみたい  と思っています。


昨夜の『風林火山』。
真田幸隆の調略で、村上義清の拠点、砥石城もあっけなく陥落してしまいました。
調略も、きれいに演出・・・。
「お家」「領地安堵」。
この時代、”一所懸命”の武士にとって何物にも替え難い価値観  なんですね。

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「森林税」といえども、新たな負担増には慎重であるべきです。 

2007-08-26 | Weblog
8月26日(日) 今日も


こんなことがありましたね。
打球は、ワンバウンドでスタンドに入ったのですがジャッジは「ホームラン」 
ヤンキースの松井秀喜選手が、甲子園に出場した年でした・・・。

石川県代表は星陵。
主砲・松井は明徳義塾から5打席敬遠  され、試合は3-2で、1回戦敗退を喫しています。

高校野球は見直すべき時。有力校はほとんど「外人選手」で、最大の経営PR。ワンバウンドでスタンドに入ってもホームランーこんなミスジャッジにも抗議しちゃあいけないなんて、「何が高校生らしさだ!」
その時の、私の気持ちでした。


あの一球・・・。
野球ではよくあることですね。
が、それも甲子園の決勝で、しかも勝敗を左右したとなれば重みも格別!!

8月22日の「佐賀北対広陵」戦。
場面は、8回裏の一死満塁・・・。
マスコミもとりあげている  問題の1球は、カウント1-3から広陵野村投手が投げた5球目。
きわどいコースでしたが、判定は「ボール」で”押し出し”のフォアボール・・・。


《広陵・中井哲之監督のコメント》
「あの1球は完ぺきにストライク。ウチでは審判の判定にどうこう言う教育はしていない。その子が言ってくるんだから。キャッチャーは『どうしたらいいですか?』という顔をしていた」
判定への動揺が、次の佐賀北・副島選手の逆転満塁ホームランに繋がったと、広陵側に大きな不満を残しました。


確かに、アレッ  と感じた1球でした。
「審判の判断は絶対」とはいえ、”ワンバウンドがホームラン”の先例もあります。
高校野球といえど、「節度ある抗議権」は認めてもいいのではないでしょうか?


ところで、佐賀県知事の古川康 さん。
「勉強しながら練習もする普通の高校生でも、全国の頂点に立てるということを身をもって示し、日本列島の多くの人々に夢と感動を与えた」
と、佐賀北野球部に「県民栄誉賞」を授与しました。
知事も絶好調! (宮崎に負けちゃいられない・・・)
TVでは、さっそく「はなわ」さんが  ガナッテいましたね・・・。



一方、長野県知事の村井仁 さん。
記者会見で、「森林税」の導入を表明しました。
「個人・法人県民税に上乗せする超過課税方式」で、有識者の懇話会でも大筋了承済み。
県民一人当たりの負担額などは、これから詰めたいとしています。

納税義務を負うのは、110万人と5万5千法人。
すでに、高知県など25県で導入しており、税額は個人で年間3百~千円。
全体では11億円程度?の税収が見込まれています。

多分、『環境』という“印籠”の下では大きな反対もなく、粛々と決まるのでしょうね・・・。
が、なぜ新税をつくらななればならないのか?
国レベルでは、「環境税」も取りざたされています。

収入が増えない中で、さまざまな公的負担が増している現状・・・。
「森林税ありき」で進むのは、甚だ疑問()です。

このような形で「新税」がつくられることには、慎重であるべき だと思っています。

 (入山することもない、鬱蒼とした私有林)

わが家の小さな私有林。
子供の頃はよく遊んだ、「裏庭」でした。

もう、薪を切り出したり、焚き付け用の松葉集めも必要なくなりましたね。
ご先祖さまに申し訳ないようですが、今では雑木が鬱蒼と茂り、入ることさえ困難です。
それこそ、自然のなりゆきに任せる  しかありません・・・。

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あなたは「信濃」? それとも「信州」?

2007-08-25 | Weblog
 (Q1の長野県で一番高い山は、奥穂高岳の3、190mでした)

《2005年6月末の長野県人の運転免許保有率は全国で何位か?》
  1. 1位
  2. 3位
  3. 5位
  4. 7位

その正解は、2の「3位」。
ちなみに、
  1位 群馬県 (自家用車保有台数は1.69台で3位)
  2位 栃木県 (    〃        1.60台で5位)
  3位 長野県 (    〃        1.56台で8位) :平成13年度調

『信州検定参考問題集』(信州観光文化検定協会代表・加瀬清志著)に挑戦してみましたが、Q90は不正解×  でした。

”自家用車に頼らざるをえない山国”ですから、断然、1位だと思ってしまいました・・・。
何と、保有台数では8位  なんですね。


これは 『信州検定』の一例ですが、なかなか面白い試み です。
  信州検定公式HP (http://www.shinshukentei.jp/index.html)

検定は「自然、観光、文化、歴史、建築、美術、スポーツ、祭り、言葉など、信州に関わる全般」に及び、 ”信州通”の度合いを計るもので、出題は100問の「4択式」・・・。

合格ラインは、
  80%以上の正解で   2級
  70%以上の正解で   3級
  60%以上の正解で   4級
ですが、これまで5回実施され、延べ約600人が受検しているそうです。

 (信濃毎日新聞社発行・千円)

8月22日配信のasahi.comでは、
『信州検定』1級の初取得者は県職員、と伝えています。
2級合格者が挑戦できる1級に、この6月、初の合格の栄誉に輝いたのは長野県企画局長の和田恭良さんただ一人・・・ 
県職員の、面目躍如といったところです。

(受験料3,150円(一般)は、ちょっと高いぜよ! 


全国には、同じようなご当地検定があります。
  全国のご当地検定情報『ご当地ですよ!』 (http://www.gotouchidesuyo.com/index.htm)

『信州検定』に、挑戦してみたくなりました。


ところで、「信濃」と「信州」の使い分け?
「どちらのご出身?」と聞かれたら、
  1. 「はい、長野県です」
  2. 「はい、信濃です」
  3. 「はい、信州です」
3つの内、あなたはどう答えますか?

昔の国名としては、
  「信濃」と「信州」
  「上野」と「上州」
  「甲斐」と「甲州」
  「越後」と「越州」
などのように二通りの呼び名がありますが、どちらか一方が多用されているように思います。
長野県のように 「信濃」と「信州」を両用しているところは珍しい でしょう?

「信濃」⇒信濃毎日新聞、信濃の国、信濃追分、信濃町、信濃グランセローズ、信濃路、信濃美術館、信濃教育会、シナノユキマス・・・。
「信州」⇒信州人、信州大学、信州そば、信州味噌、信州りんご、信州ブランド、信州テレビ・・・。

とにかく、昔の国名(信濃や信州)を長野県はよく使います
「信州知事」を標榜された知事もおりましたし・・・。


南北問題への配慮から、「長野」という県名よりも「信濃」や「信州」を使うようになったという説がありますが、うなずけるところですね。
昔の国名を用いている国立大学は信州大学と、琉球大学のみ。
“蛸足大学”と呼ばれる信州大学は、南北問題への配慮の産物でしょか?


お隣の甲斐の国は山梨県。
県庁所在地は「甲府市」ですが、
市町村合併により 「甲州市」「甲斐市」「山梨市」と、いずれも一国を代表するような”ダイナミックな名前”が誕生 しています。

将来、長野県でも「信州市」や「信濃市」の出現があるでしょうか? 

 いや、多分それはないでしょうね・・・。
気配りというか、周りを気にする長野県人です。

8月25日(土) 今日も  のようです。
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注目されるものが、「ない!」のが寂しい・・・。

2007-08-24 | Weblog
8月24日(金) 
夕べは寒いくらいの、涼しさでした。

甲子園の“熱い戦い”に続いて、長野市の議会議員選挙。
”注目の秋の陣”といいたいところですが、
注目されるものが「ない!」のが寂しい
ですね (


「9月議会」は前倒しで、お盆前には終了。
9月16日告示23日投票に向けて、各派一斉に“最後のムチ”  がはいります。

焦点は、定数削減の中での“新たな陣取り合戦”でしょうか?
現在の定数は、合併特例分を含めて46。
それが一気に7減  の、39となります。

事前説明会には「検討中」も含めて、44派が出席・・・。
特例で1議席を確保していた豊野、戸隠、鬼無里、大岡の旧町村区では、鬼無里と大岡が「地元代表」の擁立を断念 
現職組の大量引退や定数削減もあって、支持基盤が大きく流動するのは必至 です。

 (長野市のHPより)


  「善光寺を頂点に戴くピラミット天動説にしがみつく面々」
  「「ばか者」や「よそ者」を排除しがちな体質」

と、『ぺログリ』で長野市(長野市民)を揶揄したのは、前の長野県知事。
これは  そのままお返しするとしても、
よくいえば「堅実・安心」、
悪くいえば「旧体質・守旧的」な気風・・・。
何か、物足りなさも感じます (

市を象徴する長野市議会は、過半数を一つの保守会派で占めています。
勢い、
巨大会派の意向が全てとなり、
個々人の考えは見えにくく
小会派の存在価値は埋もれがち 
です。



お隣 須坂市の市会議員、善財文夫さん。
議会とは何ぞや?と常に問いかけられている改革志向の議員さんですが、

「これからの須坂市にとって大切なことは、市民が観客であったり、議員任せであってはならないこと。一方、行政も市民を信頼し、素早く情報を公開し、共に歩むことが求められています。」

と、そのスタンスは明瞭です。
  善財文夫HP (http://www.suzaka.net/zenzai/)

 (善財文夫須坂市議)

須坂市議会はすでに多くの改革を進めていますが、
『ぜんちゃん私的日誌』(http://www.suzaka.net/zenzai/diary.html)3月31日付「変わらない議会を変えるために」では、

「・・・・『議会をより活性化していくためには「議員同士の自由討議が必要」との認識から、議会運営委員会に討議の採用を提案した。そして、各種問題点、課題を論議・整理し、昨年12月議会で、会議規則を改正し、委員会審査において質疑のあとに「討議」を加えた・・・」

とも報告。
与えられたチェック機能に、自由討議の中から「創る」機能を付加しようとする意欲が感じられてきます。



長野市議選の前哨戦が、全体的に低調であることは否めない事実  でしょう・・・。
「議会改革」や、
長野市政の「争点」が、
“まな板”にあがらない現状も一因  

現状に石を投げ込む、勇気と情熱 
そんな“ウェーブ”を期待したいものです。
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まるで、平成の『佐賀の嵐(乱)』・・・。

2007-08-23 | Weblog
8月23日(木) 
昨夕からの「慈雨」が、降り続いています。 


平成の『佐賀の嵐(乱)』・・・。
そんな形容がピッタリの、第89回全国高校野球選手権大会でした。

決勝戦は、「4-5X」で”特待生”がいない佐賀北が初優勝 
地下の江藤新平さんも、佐賀北が展開したドラマにはビックリ しているはずです・・・。

あんなことが起こるんですね?! (

それこそ7回までは、ワンサイドゲーム。
広陵の勝利が、すぐそこに見えていました・・・。

「奇跡の」大逆転劇は8回裏。
まず押し出しで1点。
そして、
副島の満塁逆転ホームラン。
とにかく、見事という他はありません。

最後のバッターとなった  広陵の野村投手。
三振に終わって、静かにバッターボックスを去る姿が印象的でした。
悔やまれる1球  ですが、あとは「納得できる」力投でしょう・・・。

両軍の奮闘に、心から拍手を送ります 

これで、“熱い夏の戦い”は終わりました。


といっても、まだまだ厳しい残暑が続く毎日・・・。
日曜日(19日)には、十数年振りに須坂市動物園にでかけてみました。
  動物園HP  (http://www.city.suzaka.nagano.jp/city/garyu/dobutsu/index.php)

子供が小さかった頃はよく通いましたが、今回の“お目当て”は勿論、「ハッチ一家」
まだ暑い午後のことでしたから、グータラしてるのはハッチ?

「いい夢、見てるかな?」

 (こちらはハッチ?)

クララたちは小屋の中。
涼しくならないと動かないようで、残念  でした。

「ハッチ一家」効果で、入場者が増加  しているということですが、地方の小さな動物園・・・。
予算不足?の中での苦しさも、そこかしこに感じられてきますね。

動物園がある臥竜公園 
竜ヶ池の周りに植えられた桜の並木が、『さくら名所100選』に選ばれています。

醤油味がしみこんだ「おでん」と「団子」
そして、ボート遊びが楽しみでしたね。
  臥竜公園  (http://www.suzaka-kankokyokai.jp/garyuukouen.php)

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肥前の国佐賀も、あれこれ多彩・・・。

2007-08-22 | Weblog
やっぱりキマシタね、佐賀北!

開幕戦を勝利し、再試合あり、延長サヨナラあり、そして決勝の最終戦ですから、盛りだくさん+ドラマチック 
ここまでくれば、優勝してほしい・・・。
8月22日(水)  は佐賀北に、「持ち点全部」  です。


佐賀県立佐賀北高等学校
昭和38年(1963)に、佐賀高校が「佐賀東」「佐賀西」「佐賀北」の3つに分離して設立された有数の進学校・・・。
スクールカラーはスタンドを彩った緑(萌葱色)で、佐賀県の木、『楠』をイメージしているそうです。

今や九州は、東国原知事の宮崎に圧倒されていますが、肥前(ひぜん)の国佐賀もあ・れ・こ・れ・多彩。



まず、お笑い芸人「はなわ」  さん(生まれは千葉県で、少年の頃佐賀で育ちました)。
好きですねあのキャラは・・・。
ベースギターの弾き語りで、自虐的に“田舎の佐賀”を愛情表現しています。

次は、『佐賀のがばいばあちゃん』
島田洋七さんの小説ですが、「がばい」とは「凄い」という意味かと思いましたが、佐賀県の方言では「非常に」の意味。
となれば、『佐賀の・がばい・凄い・ばあちゃん』が正式ということでしょうか?

古代に夢を馳せる『吉野ヶ里遺跡』も佐賀です。


  佐賀県HP(http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/yosinogari/)


明治維新を推進した「薩長土肥」。
そのひとつ肥前(ひぜん)は、佐賀鍋島藩・・・。
江藤新平大隈重信副島種臣らを輩出しています。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」 (
藩士、山本常朝の『葉隠聞書』ですね。

有田焼唐津焼伊万里焼・・・。


そして締めくくりは、県知事の古川康さん。
自治省(現・総務省)の官僚出身で、長野県の企画課長や地方課長も歴任 されています。


  佐賀県HP (http://www.saga-chiji.jp/)

その時、県職員有志と著したのが『現代信州の基礎知識 Hamidas』(ペンネームは村山建大)。
何か、ピピピ  っと感じるもの がありましたね。
ただならぬ・・・みたいな。

平成15年4月。
全国で一番若くして知事になりました。
北川、梶原、浅野、増田、田中、橋本などに替わる、これからの地方自治を担うリーダーの一人・・・。

知事のキーワードは「がんばらんば!さが」 
21世紀にふさわしい「暮らしの豊かさを実感できる佐賀県」を実現します、が公約です。

宮崎に負けずに、これから『表』にでてくるでしょう、佐賀の がばい・凄い・知事』

注目の人です・・・。

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あれこれ・・・。

2007-08-21 | Weblog
8月21日(火) 


チャイナエアライン機  が那覇空港で、爆発炎上。
それこそ危機一髪!!
全員無事は、奇跡的  ですね。




 (緑色で、枝のような棘をもっています・・・)

庭の紅葉に「しばむし」を発見!
よくみると、小さなやつが何匹かいるではありませんか・・・。
さっそく消毒。
これ、刺されるとものすごく痛いんですね。
「しばむし」って呼んでますが、どんな虫なんでしょうか?



第89回全国高校野球選手権大会は、今日が準決勝。
まずは広陵が、40年ぶりの決勝進出を果たしました 
今、佐賀北が登場していますが、案外、台風の目になるような気がしています・・・。
この後の展開が、楽しみです。

大会の途中では、こんな報道がありました。

「戦争想起」に過剰反応? 甲子園で学ラン“封印” 宇治山田商応援団
(8月16日13時19分配信 産経新聞)

宇治山田商応援団の学ランと「日の丸」の鉢巻き姿に、
投書があり、
宇治山田はトレーナーに変更した、
というものです。

指摘  「学ランはもともと海軍の軍服。高校野球という舞台で戦争を思い起こさせるのは不適切だ」

なにゆうてます!!
応援団の学ラン、制帽。
どこが問題なんですか 

戦後派のoyajiたちも、
『君が代』を歌って、
学ラン、制帽を着てきましたよ。
だからといって、軍国主義賛美になりました?

短絡的すぎます。
伝統をあっけなく捨てる方も、どうかとは思いますが・・・。

惜しくも準決勝で敗れた春の選抜優勝校、常葉菊川 
応援団の女性リーダーたちは、黒の学ランに裸足でしたね。
暑いでしょうけど、凛々しさ を感じました・・・。



北海道は石屋製菓の『白い恋人』。
その、雪をイメージさせる色や、北海道に限定した販売戦力が注目されて、伊勢の『赤福』に次ぐ人気の土産品ということです。

「品質は10年持つ」と社長は豪語していたらしいですが、
賞味期限は“自主的に”決めるもの・・・。
では、4か月か、6か月かどうやって判断するのでしょうか?

社内のテストでは4~6か月経過しても重さや味に変化がないことから、4か月に設定しているものの「6か月は大丈夫」・・・。
ということは、6か月に変更していれば“問題なし”というわけでしたか!?
  石屋製菓HP (http://www.shiroikoibito.ishiya.co.jp/)

「賞味期限」「消費期限」の問題は、
程度の差こそあれ、どこにでもあるように思えてなりませんね。
今回も、内部リーク。
これからも、いろいろ出てくるでしょう・・・。

ところで、メールはすごい「武器」ですね。
意図的にせよ、そうでないにせよ、「問題」があれば政治家も、企業も、官庁も一発のメール弾で“致命傷”
後ろから弾が飛んでくる  わけですから、大変な時代です。



わが家の、石臼の水鉢。

 

子供の頃には、それこそ朝の4時頃から餅つきが始まりましたね。
切り餅、あられ、かき餅・・・。
空きっ腹を満たしてくれた 、石臼です。
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「つくられる笑い」、「つくられる拍手」には白けます。

2007-08-20 | Weblog
8月20日(月) 今日も

松下は「便利」を売っている。
日生は「安心」を売っている。
四季は「生きがい」を売っている。

劇団四季の浅利慶太さん、うまいことをいいますね 

『ウィキペディア』によれば、劇団四季は年間3千ステージ以上、256億円の営業収入(2006年3月期実績)を有する日本最大規模の劇団・・・。
7百名を超える俳優・スタッフの頂点に立っているのが、演出家で代表取締役会長の浅利さんです。

劇場で見たのは『ライオンキング』だけですが、すばらしかったですね。
拍手  も自然とでてきます。



もう一度見たい!
ロングランができるのも、中身しだいですから・・・。

そういえば、長野冬季五輪の開閉会式の総合プロデュースも浅利さんでしたね。
あれは、イマイチ?

 (集めたスノーレッツは戸棚の中に眠っています)



“お笑い芸人”は何を売るのか?
勿論、笑いです・・・。

が、TV番組の「つくられる笑い」、「つくられる拍手」
あれには白らけますね・・・(

新しい”お笑い芸人”というか、タレントが続々誕生してきます。
そして画面では、
ちょうど“ほしいタイミング”に起こる、
笑いと、
拍手
・・・。

ええ、どこが面白いの 
なんてことはありませんか?
それとも、私の脳が弾力性を失ったせいでしょうか・・・。

多分、演出。

寄席でも、舞台でも、それはできませんよ。
真剣勝負!!
”生”で鍛えられ、
磨かれたものだけが、
“本物”になるはずです。

「つくられる笑い」、「つくられる拍手」には、本当に白けます。
観る側が、
いつの間にか、
そのパターンに馴染んでいくとしたら、
抵抗したい気持ちです ( )。



昨夜の『風林火山』

Gackt謙信、市川信玄、内野勘助が勢揃いといったところで、ますますドラマは重みがでてきました。
宇佐美定満役の、緒方拳さん。
あの「枯れた、知的な渋さ」がいいですね・・・。

インタビューの中で緒方さんは、

「・・・そんなストイックな景虎を、宇佐美定満という人物は“一歩下がって見守り支える”という厚い信頼関係を、嫌みではなく温かい感じに出せればいいと思っています。強さのなかにある優しさ・・・武将にはあるまじき柔らかさが目に宿ればいいなと。」
  (NHK公式HP : http://www.nhk.or.jp/taiga/topics/38_ogata/38_ogata.html)

想いどおりでしょう・・・。

宇佐美氏の居城、枇杷島城は新潟県柏崎市

震災復興の柏崎市民に、勇気とパワー  を与えてくれるはずです
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日本人を苛立たせる国。

2007-08-19 | Weblog
8月19日(日)

 (16日の、夕方の空。もう秋の気配かな・・・)


28日から予定された南北首脳会談は、北朝鮮の大雨被害で1か月延期。
6カ国協議も、したたかな北朝鮮。
人のよさそうなアメリカのヒル国務次官補、大丈夫?

ますます「枠外」におかれる、日本・・・()。


切り口が違えば、見えてくる姿も違ってくる。
中国故事の『盲人摸象』は、次のように例えています。




国王がからかい半分に盲人たちに象を触らせ、 「象とはどんなものか?」を問いました。
  最初の一人は象牙を触って「先の尖った大根みたい」
  二人目は、耳を触って「大きな内輪みたい」
  足を触った三人目は、「柱そっくり」
  四人目は背中を触り「象とは大きな壁のようなもの」
  五人目は腹を触り・・・
  そして六人目は尻尾に触って・・・
と、さまざまな「象」が誕生してしまいます。

結局「象」というものがどんなものなのかは、分からないままに終わってしまうわけで、物事を一つの側面から見ただけでは「真実」が分からない ことの例えですね。


ところが、何処からみても、誰がみても、“違い”がないのが北朝鮮の「国家像」
  外務省HP (http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/index.html)

 「独裁」
 「軍事冒険主義」
 「人権侵害」
 「貧困」。

その上、
 「拉致」
 「工作船侵入」
 「ミサイル発射」
 「麻薬」
 「核開発」
と、日本人を苛立たせる国です。



最近、気がついたことがあります 
NHKニュース。
以前は確か、「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」とフルネームを重唱していたのに最近は「北朝鮮」だけ・・・。
何か理由があるのでしょうか?

北朝鮮という国への苛立ちが随分と、日本の「右傾化」を許容させているように思えます ( )。
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ルー大柴提案の全国一律『ゴミ袋1枚200円法案』が成立?!

2007-08-18 | Weblog
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 ニッポンテレビの〈電波国会は〉、17日夜、日本トゥギャザー党のルー大柴氏が急遽議員提案した「ゴミ袋1枚200円法案」を賛成多数で可決した。賛成は13人、反対は9人だった。

すでに何らかの有料化を実施している市町村は56%あるが、全国一律に、200円という高額の料金設定をすることで、国民のゴミに対する意識改革を迫り、ゴミの削減を図かることが狙い。一方、国民にとっては新たな負担につながるため、今回の突然の決定には「そんな政党は聞いたことがない」「ルー語で喋られても理解できない」「もっと論議すべきだ」と、批判の声も強い。

太田光総理は法案成立を受けて、「市町村のゴミ処理の深刻さを示すものだ」「諸般の状況を十分みきわめて、実施時期を決めたい」と語った。
なお、本社が実施した緊急世論調査によれば、賛成は53%、反対は47%だった。
   (「ごみごみ通信」 8月17日 23:30配信)

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 の『配信』は勿論 It‘s joke! なのですが、
8月17日放送の、
日本テレビ『太田光の私が総理大臣になったら・・・・秘書田中』で、
日本トゥギャザー党、ルー大柴議員提案の 『ゴミ袋1枚200円法案』が賛成多数をえたのは事実

さて、またまた〈投票を求められたら、どうする?〉 (

深刻なごみ問題は、
かつての、
「大量生産」「大量消費」礼賛や、
「ただで」「早く」「丁寧に」という誤った  市民サービスが要因!

水や電気やガスのように、
使えば使うほど、負担が大きくなる仕組み  が必要。

それも、かなりの料金レベルでなければ効果がないという持論ですから、
私は原則的に 「賛成票」を投じます
1枚200円は、すでに有料化を導入している市町村では最高レベルです。

ところで、〈電波国会〉の議論にあった“生産者への負担”・・・。
これは×ですね!!
容器包装リサイクル法は”その仕組み”なのですが、期待効果がでていません。

生産者に課せられる負担は⇒「商品価格に内部化」され⇒その負担を意識することによって⇒生産者も消費者も無駄な容器、包装を抑制する、
という狙いなのですが、
現状はどうでしょうか?

リサイクルシステムの確立をもたらすことはできましたが、
抑制効果の方は“今一”  ですね・・・。

第一、容器の価格など消費者には見えません。

 (容器の価格、分かります?)

さて
「新たな負担」という部分が、最近気になっています  ()。

法案にそって、3人家族のわが家の負担(MAX)を推定してみます。
資源関係は対象外として「可燃ごみ」「不燃ごみ」だけを1枚200円とすると、
  可燃が 2枚/週で、2×52週/年=104枚/年間
  不燃が 1枚/週で、1×52週/年= 52枚/年間
したがって年間負担額は、
  (104+52)枚×200円/枚=31,200円/年間
という数字。

まあ、減量努力で小さな“低価格の袋”で間に合うようにすれば負担は小さくなるのでしょうが、仮に年間31,200円の負担ともなれば、これはもう無視できない数字。
収入が増えない中での、さまざまな公的負担の値上げ  が、かなりのウエイトをもって家計を直撃しています。

何らかの公的負担の軽減を、 together に thinking しないとだめかもしれませんよ  ルー大柴議員・・・

賛成投票した13人の中にも、そんな「条件つき」がありました。



 (小雨の中での練習。小さくてみえないですか・・・)

先ほど、家の前で自転車に乗った野球少年に出会いました。
向こうから挨拶をしてくれる、いつもの彼 。

「おはようございます・・・」
  「おはよう。今日は試合かい?」
「はい、そうです」
  「ガンバレよ・・・」
「ありがとうございます・・・」

甲子園にいけなくても、きっと彼は立派な青年に・・・・

勝手に思い込むoyajiが、清々しい朝を迎えた「一時小雨」のち  の8月18日(土) 。

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「みんなのうた」は、みんなのうたですね。

2007-08-17 | Weblog
8月17日(金) またまた 
昨日は、観測史上最高の暑さ 

月、土曜日の朝の4時55分。
NHK・TVからは、「みんなのうた」が聞こえてきます。

エッ、
なんでこんなに早くから?
と思いますよ・・・。
 NHK「みんなのうた」(http://www.nhk.or.jp/minna/)

〈Q〉 この番組って、子供対象じゃないの?
〈A〉 は~い  元々は“そう”なんです~。でも、今は幅広いファン層がありましてね、曲もオリジナルが中心になりました・・・。



番組が始まったのは、1961年。
以来、昨年末までに1185曲が紹介されているそうです。

確かになかなかの凝りよう。
それに、なんといっても「遊び心」   がありますね。

ここから、
「山口さんちのツトム君」
「切手のないおくりもの」
「一円玉の旅がらす」
「WAになっておどろう~イレアイエ~」
などの大ヒット曲  も生まれています ()。



一円玉の旅がらす
  ひとりぼっちで どこへゆく
  一円玉の旅がらす
  あすは湯の町 港町
  一円だって一円だって
  恋(こい)もしたけりゃ夢もある 
  ああ 出世街道(しゅっせかいどう)どこへゆく

こりゃ、どうみたって子供向けとはいえませんね。
中年oyajiにもジーンと迫る「一円玉の旅がらす」(作詞は荒木とよひささん、作詞は弦哲也さん)。
まるでフーテンの寅さんにでも、歌わせたいような、大人の味わいです・・・。


これって こどもむけ~~?
これって こどもむけ~~? 

(NHKみんなのうたの「これってホメことば?」)


高見のっぽさんが歌う「グラスホッパー物語」
作詞も高見さんで、作曲は松本俊明さん、編曲宮川彬良さん。
洒落たおじいさんバッタと、3匹の孫バッタの織りなす物語と映像が楽しい  ですね。

 (「グラスホッパー物語」の高見のっぽさん)

え? またいきたいかって?
  もう いかないよ。
  いや いけないよ。
  ホラ トシだしな。
  それに このこうえんに
    もどれなくなったら・・・
  だがな きみたちは べつだ!

  とべとべ はねを ひろげ
  おおぞらの むこうへ
  おそれる ことは ない
  まだ みぬせかいへ
  いつのまにか ときはすぎ
  わかきひは とおくなるよ
  ホラ まごたちよ とんでおくれ
  おじいさんの ねがいさ

作詞、作曲家も、歌う人も、スタッフも童心にかえって、「そろばん」抜きの楽しい世界・・・。

「みんなのうた」は、みんなのうたですね  
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