今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ペテロの葬列

2020年08月30日 | 「本」のひきだし

ブクログより



杉村三郎シリーズ3作目だそうです。
宮部さんにこんなシリーズがあったとは知りませんでした。

杉村は日本の巨大コンツェルンの会長の娘と結婚、同会社に勤務しています。
よくよく事件に遭遇しやすいタチらしく、過去にも事件に巻き込まれたらしい、今回はバスジャックされたバスの乗客として事件に巻き込まれ、その犯人の過去や、動機を探るうちに様々な事情が明らかにされていくのでした。

杉村は会社の広報室の部員なのに、そういうことをするのに向いているんですね。
昔の知り合いに探偵がいたりとか、事件慣れしていたりとか、その辺は1・2作目を読むとあきらかになるのでしょう。
しかし、最後のどんでん返しというかこういう結末は宮部さんらしくありませんね。
私は賛同できません。

今までの杉村は何だったのでしょう、全部否定されてしまったかのようです。
まあ気を取り直して、新しい道を進んでいくのかな。
それらしき伏線は張ってありますね。
ということでまだ続編があるのでしょうね。

前作は読むかな、どうしようかな。


ペテロの葬列 / 宮部みゆき



≪本日の暦≫
天地始粛(てんちはじめてさむし)  七十二候
                  ようやく暑さ が静まるころ。秋雨前線が冷たい空気とともに秋を運んできます。
                  とはいえ、まだ台風が熱い熱気を運んでくる状態で、冷たい空気はいつになるのやら・・・

暑い毎日ですが梨や葡萄といった秋の果物が出始めて、ちょっと楽しみな季節になってきました。
果物は全般いただきますが、その中でも孫たちはリンゴが一番!  できれば年中食べていたい人たちですがそういうわけにもいきません。
そうしたら先日ネットでリンゴを発見しまして、「シナノリップ」という夏リンゴだそうです。
早速注文してみました。
この時期のリンゴ・・・青くて、硬くて、酸っぱいんじゃないかな・・・
しかし食べてびっくり!
ジューシー、甘い、しゃきしゃき、お・い・し・い。
「千秋」と「シナノレッド」を交配した早生りんごで、H30年に品種登録されたばかりだそうです。
もっと買っとけばよかった~  翌日見た時にはもう売り切れでした。


他の品種に比べると少し(ほんの)小さめですが、色もしっかりのっています。

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スイム! スイム! スイム!

2020年08月25日 | 「本」のひきだし

ブクログより



かつてのオリンピックで金メダルを2個とった今や過去のスイマー、インド人とのハーフで差別されているスイマー、ドーピング疑惑で選手生命を絶たれたスイマー、父親がやくざで立場が悪いスイマーなどなど・・・

いわくつきのスイマーが結束して、次期オリンピックの出場権をかけて、死にもの狂いで挑む、というお話。
みんないろいろな事情を抱えているんだけれど、気持ちはやっぱり泳ぐことが好き!
もう一度晴れ舞台に立ちたい、自分の力を試してみたい。それぞれの熱い気持ちが伝わってきます。

血のにじむような練習をシビアに描いてあるだけなら息詰まるだけだろうけれど、そこにコミカルな部分も混ぜつつ、読みやすく仕上がっています。 おもしろかった!
そうして、結果は?


五十嵐貴久 / スイム! スイム! スイム!


2017/ 3



《本日の暦》
綿柎開(わたのはなしべひらく)  七十二候
                綿の実を包むがくが開き始めるころ。
                綿の実?あのふわふわした綿は実でしょうか、花でしょうか。 

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上流階級 富久丸百貨店外商部II

2020年08月17日 | 「本」のひきだし

ブクログより


富久丸百貨店外商部のお話パート2です。

今回は鮫島のルームメイトにして、外商部のライバル桝屋の家庭事情、実情にスポットが当てられ興味深かったです。
それにしても、次から次へといろんな戦略を思いつくもんですね。
それ本当にいける!と思いますもん。
実際の外商さんが読んだらどう思うかはわかりませんけれど・・・・

面白かった。


上流階級 富久丸百貨店外商部II / 高殿円



早、今日は8月17日、お盆もほぼ終わり後は地蔵盆を残すのみとなりました。
今年はコロナを嫌って、帰ってこないおしょらいさんもいてはんのと違う?
密を避けて、日にちずらして帰ったりしはったらかなんな。などと不謹慎なことを言いながら、準備をしました。




家でとれた物をお供えすると喜ばれるといわれます。全部は無理ですが。


昼ごはんのそうめん


晩御飯の白ご飯、雑穀は行ってるやん、普段食べてるのと同じがいいと思って・・・


帰られる日の夜食、あんこ餅。


持って帰られるお土産、白餅。

その他に、迎える時に用意するしんこ餅とかぼたもちとか、おしょらいさんって本当に御餅が好きです。
どうか密を避けて(まだ言うてる)無事お帰り下さいね。
 
滞在期間・・・8月13日20:00頃~14日22:00くらいまで。(第一陣の方々)
       翌15日、お寺参りをしてから残っておられる方々をお墓まで送っていく。これで全員お帰り頂いた、と思います。


《本日の暦》
蒙霧升降(ふかききりまとう) 七十二候
     朝夕のひんやりとした心地よい空気の中、森や水辺に深い霧が立ち込めるころ。
     あ~~そんなところに避暑に行きた~~~~~い。








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天子蒙塵 第一巻

2020年08月13日 | 「本」のひきだし

ブクログより



蒼穹の昴シリーズなんですね。

前作はずいぶん昔に読んでほとんど忘れておりましたが、宦官の春児など懐かしく思い出しました。
もう昔の子供ではなく要職についているのです。

物語は、清王朝最後の皇帝溥儀と側室、文繍の離婚の顛末を日本の記者が取材をしながら解き明かすというものです。。
アヘンにおぼれた正室、婉容についてはよく知られていますが、側室文繍のこのような
事実は大変興味深いものでした。

新しい物語の始まりということですが、この中国物は、ながら読みや、寝ぼけ眼で読むとほとんど理解不能となりますので、
真剣に取り組まなくてはなりません。
覚悟のいるシリーズなのです。


天子蒙塵 第一巻 / 浅田次郎

2017/2

《本日の暦》
寒蝉鳴(ひぐらしなく) 七十二候

    カナカナとなく蝉です。秋の季語にもなっているので秋口に鳴くんですね。
    まだミンミン蝉が幅を利かせています。
    鳴き声がさらに暑さを増長させます。暑い・・・(;'∀')




友達からジャガイモを頂きました。一見普通です。しかし洗うと・・・


あはは、おもしろい。 デストロイヤというんだそうです。
なんと言い得て妙ではないですか。




煮崩れしにくくしっとり系です。
皮をむくとほんのり黄色で、煮るとさらに黄色になりました。



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バテバテの毎日、でも野菜は元気!

2020年08月08日 | 「暮らし」のひきだし
毎日お暑うございます。
長い梅雨が明けたと思ったらやっぱり危惧していた猛暑がやってきました。日中は35度を超えようかというこの頃です。
私早、夏バテで、今週はどこにも行かず(普段もこもっていますが)ごろごろしています。おまけに昨日からぎっくり腰ぎみ。

そんな中でも畑の野菜たちは元気に今を盛りと育成中です。


小玉と大玉を作りました。


大玉、平均7㎏ぐらいあります。


夏の定番野菜


紫唐辛子、長さ~ん、ご無沙汰しています。こんなにたくさん採れました。

野菜の収穫だけでも結構大変で、朝の涼しいうちにと思ってもすぐ汗だくです。
でも今年のスイカはことのほか甘く、冷蔵庫に入れておくとみんな茶代わりに食べています。
思えば春、コロナで学校が休校になり、暇を持て余している孫たちに手伝ってもらって苗を植えたのでした。
これを食べるころにはもうおさまっているだろうと思っていたのに・・・なんの大変なことになっています。

どの野菜もですが、梅雨の長雨でほとんどお日様の恩恵を受けていないのに、立派に育って・・・感謝です。


《本日の暦》
涼風至(すずかぜいたる)七十二候   なんか宝塚にこんな人がいたような気がしますね。

昨日は立秋でした。季節の挨拶も残暑お見舞いとなります。
秋なんてまだまだ、今が一番暑い時ではないでしょうか。


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