今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

白山釈迦岳を巻いて・・・

2012年06月30日 | 「山」のひきだし
少しロングコースだけどお花を見に行きませんか・・・と誘っていただき、いつものようにほいほいと出かけた山は、白山の釈迦岳。頂上までは行かず前峰を通りお花を見に行ってきました。

6月も後半、暑くなってくると低い山は避けて高い山、北の山になってくるのですね。
今回は前日の夕方家を出まして、市ノ瀬で車中泊しました。
「明日は何時出発ですか?」「4時半頃に出たいね」「!!??まだ暗いですやん・・・わかりました。山の朝は早い、ですね」 改めて明日の厳しい行程を再認識しながら横になったのでした。車からも見える満天の星が励ましてくれているようです。

4時前に起きて支度をしていると、本日案内をしてくださるHさんやMさんがもう来られて、がぜんあわただしくなりました。

歩く始める頃には空もうっすら明るくなってきて、林道歩きがよい準備運動になりました。
樹林帯は、この季節特有の小さい虫がぶんぶんとうるさく、じっとしていると体中にまとわりついてきます。蚊取り線香をぶらさげたり、虫除けスプレーを噴いたり。でもよく観察していると、付く人と付かない人がいるみたい。何が違うの?
とにかく立ち止まらずに、前進あるのみ!

ブナやダケカンバの新緑がきれいです。
芽吹いたばかりの木々も。


新緑を見上げて。



樹林帯を抜けると、両側にお花が出迎えてくれます。今まで見た花や、始めて見る花や例によって上書き機能しかない頭なので、後でDさんに教えてもらおうと、もうはなから人を当てにしたりして。




コケイラン。


大きい葉っぱが主役ではなくて、カラマツソウとハクサンチドリのツーショット。


ハクサンチドリの小道。



上に行くにつれて、時々ガスが出たり、雪渓も出てきました。汗が途端に引いて気持ちがいい。


右に登っていくと、釈迦岳の頂上。



このあたりから見たことのないお花がでてきて、いっとき疲れも忘れるほどでした。伊吹山も沢山花が咲きますが、種類がまた違いますねぇ。と言うと「伊吹山のは中山植物、白山のは高山植物だよ」と教えてくださいました。ナルホド~




サンカヨウとキヌガサソウ。キヌガサソウは今日の一番です。(私は)


本当のお目当てはオオサクラソウ。


思いがけなく水芭蕉。リュウキンカと。





もう少し、もう少しと励まされ、着いたところはハクサンイチゲの群生地、目の前に残雪の山々を望み、冷風に吹かれ「ふ~~ 楽園とはこういうところか・・・」なんて。人が見たら疲労困ばいして、へたっているようにしか見えなかったでしょうが。



ハクサンイチゲ。白い花は可憐です。


楽園からの山々。


終わりかけのムラサキヤシオ。むらさきもあったんや。



ハクサンイチゲのお花畑の先に、ミヤマクワガタがありますよ。ってそんな虫よく見つけたなぁ、と思っていたらお花だそうです。え~そんなクワガタいますよね。「はやく見ておいで」と言ってくださいましたが、根が生えてしまいました。ハクサンイチゲみたいな花は咲かないと思いますが・・・

お昼をいただき、来た道を帰ります。下りだと思っていたのに結構登りもあって、疲れもでてきてキツイです。
登りにあれほど感動した、初めての花たちも「あ~ここに咲いていたのね」なんて冷たいあしらいをしつつ。ごめんね、あなたたちに罪はないのよ。


やっと下りてきた~


梅雨の中だというのにお天気にも恵まれ、お花にも恵まれ、足りなかったのは自分の体力でした。途中サロンパスをいただき、アミノバイタルをいただき、今回も皆さんにいっぱい助けてもらい、無事歩き通せました。お世話になり有り難うございました。

平成24年6月20日(水)
白山釈迦新道 / 市ノ瀬(5時前)~釈迦岳前峰~釈迦岳登山口~市ノ瀬(17時前) 約22km



















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緑の毒

2012年06月29日 | 「本」のひきだし

ブクログより


開業医として、それなりのお金や地位があり、同じく医者の妻と何不自由のない生活を送っていたはずが、何かがずれて、何かがすれ違って、あれよあれよと転がるように転落していく様は、相変わらず容赦のない描写で小気味よい。

同じ犯人によって、傷つけられた女性達が国の法的手段に頼らず、ネットワークを立ち上げ、犯人を追い詰めていく様子もまた容赦がない。

犯人に行き着くまでの過程が少し甘い感じがしたが、情報関連技術を駆使しての彼女たちの復讐には目を見張るものがある。
こんなふうに追い詰めて、ひとりの人間をダメにできるなんて。
・・・コワイ

桐野夏生は相変わらず毒がある。


緑の毒 / 桐野夏生
★★★★☆
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麒麟 橋本左内伝

2012年06月26日 | 「本」のひきだし
橋本左内、福井藩の藩医を勤める父の跡を継ぐべく、幼少より勉学に励み、漢方医学、蘭学、西洋医学を勉強し、父亡き後藩医となるが、時代は幕末、いつしか「日本の改革」という大きな志をかかげ、国事に身を投じる。
水戸藩や西郷隆盛らと一橋慶喜の将軍擁立に奔走するも、時の大老井伊掃部頭により極刑に処される。
享年わずか26歳。

幕末ものは好きなので、よく読んでいるが橋本左内は初めて。
また幕末というと、新撰組や坂本龍馬がまずでてきて、なかなか橋本左内には行き着かないが、時代的に言うと龍馬や慎太郎の少し前だろうか。

左内の驚くべきは、その勉学に対する姿勢で、15歳で「啓発録」というものを書いている。内容は5つの項目からなっていて、いずれも学問を志した左内がこれからどのように生きていくかという心構えが綴られている。左内の人生まさに勉学あるのみ、なのだ。
自らを厳しく律し、甘えを許さず志をかかげ突き進む、そうして夢半ばで、無念にも刑場の露と消えた、そういう何人もの人たちがあって今の日本がある・・・・


麒麟 橋本左内伝 / 岳 真也
★★★★☆

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おたまかえる

2012年06月23日 | 「暮らし」のひきだし


このあいだから、台風と梅雨前線が結託して、恐ろしいほどの豪雨でした。
そんな中、ひたすら喜んで順調に増殖しているカエル達。我が家のまわりの道もぴょんぴょん、と気をつけた歩かないと踏みつけそうなくらいです。

先日の朝、何気なく足元を見ると・・・まさにカエルに変身中のカエルを見つけました。しっぽが残っています。
色もキレイな緑ではなくて、オタマジャクシの名残のまだら模様。でもじょうずにぴょんぴょん、飛んでいました。



こちらは足とかまだまだか細い。


カエルにしても、昆虫にしても成長につれて姿が変わるなんて、本当に不思議な現象です。
心配性のお母さんなら「うちの子まだしっぽがとれないのよ~」「うちはまだ後ろ足が生えてこないのよ」なんて気をもむところでしょう。

チビちゃん達は、毎日いろいろな、生きた題材で理科の勉強をしています。


色も鮮やかなおにいちゃんカエルたち。

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図書ボランティア

2012年06月20日 | 「図書ボランティア」のひきだし
昨日は一年生の本読み当番でした。
梅雨真っ盛り、雨が降って喜ぶものはなんでしょう?ということでカエルの本を読みました。



ブクログより


我が家のまわりでも今、かえるがぴょんぴょん。
今朝はまだしっぽをつけた「おたまかえる」を発見。色もまだキレイな緑じゃなくて、きっとこのかえるもまだ鳴くことはできないでしょう。

作者は「日本に来た頃、日本語が全然わからないあかちゃんと同じだった。でも一生懸命勉強して今や日本語で絵本が書けるほどになった」と解説に書かれています。誰でも個人差があるし、小さいときはできないことがあってもいいんだよ。という作者の熱い思いが伝わってきます。
イラストもとってもかわいいです。



ブクログより


カエル君つながりで。
ある日、アヒル君が空を飛ぶのを見て、ショックを受けたカエル君。
何とか自分も空を飛びたいと、つばさを作って挑戦しますが・・・
他の動物と比べて、美味しいケーキが焼けないとか、字が読めないとか、自分は何もできないと、しょんぼりするカエル君ですが、人は人、自分は自分、できることもできないこともそれぞれあるよ、と気づき元気を取り戻したカエル君でした。


教室に行くと、男の子がひとり廊下で泣きべそをかいていました。誰かと追いかけっこをして、ドアに額をぶつけてちょっとケガをしたようです。「保健室に行ってきますので、始めていて下さい」と先生に言われ、だいじょうぶかな~?(ケガをした子も、残っている子供達も)ちょっと心配しながら始めましたが、子供達は無邪気というか、切り替えが早いというか楽しんでくれたようです。
ケガをした子も手当をしてもらって、途中から聞いてくれました。
たいしたことが無くてよかったですが、この一件にはこちらがが少しオタオタしました。
まだまだアドリブがきかない新米ボランティアなのでした。



なけないちっちゃいかえる / エクトル・シエラ
かえるくんはかえるくん / マックス・ベルジェイス

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