今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

マイナスイオンと森林浴、岩篭山

2018年05月29日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会に参加してきました。
久しぶりの福井の山です、だんだん鈴鹿からは遠ざかりますね。

今回は敦賀三山の一つ、岩篭山、置車をして市橋から登り駄口に降りるコースです。


お天気も良くて足取りも軽やか。




沢沿いを行きますので、何度か渡渉します。


暑いですがさわやか。


シライトソウ発見。


う~ん・・・


すっごいいいお天気。




まだ昼ですが、夕暮れ山に行ってみます。⒑分では行けませんでした。




反射板から敦賀湾。
 
分岐に戻って、岩篭へ行きましょう。

ブナの巨木。


岩篭山、頂上。
ここも展望が良いです。




インディアン平原を望む。


インディアン平原には花崗岩の奇岩がたくさんあります。




奇岩に囲まれた展望の良い場所はランチをするのに最適ですが、
今日はとても風が強くて、何もかも吹き飛ばされそうです。
下山口の方に少し歩き、ブナ林の中でランチをしました。






とても小さいツクバネウツギ。





久しぶりの例会、久しぶりの福井の山、久しぶりにご一緒でできた方、久しぶり尽くしの山でした。
一日本当に良いお天気で、気持ちの良い山歩きでした。

本日もありがとうございました!!


平成30年5月22日(火)
岩篭山・765・2m

市橋登山口~夕暮れ山~岩篭山 ~駄口下山

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お花見山行、久々です。

2018年05月24日 | 「山」のひきだし
あちこちに花が咲き乱れ、良い季節となりました。のに・・・
予定日がお天気が悪かったり、病院行きと重なったり、はたまたちょっと体調が芳しくなかったり・・・
全然山に行けていません、というか積極的に行きたい!という気持ちにならない、ということはやっぱり気分がすぐれないのかなぁ。

そんな事ではあかんやん?
ということで「クリンソウと蘭を見に行く山行」に参加してきました。



タニウツギが出迎えです。
今日は5人。



登山口に着きましたが、一般ルートは行かず、
「好きなとこ登って」とリーダー。
尾根に乗っても道はありません、かるい藪漕ぎしながら、歩きやすいところを選んで、時には鉄塔の巡視路を歩いたり、


やっと一般ルートに合流。その間、道中何かがあったのかというと何もなく、ただ一般ルートを歩くのが嫌いな本日のリーダーです(;'∀')


この石塔のてっぺんの石、ポンと置いてあるだけでグラグラ、それも傾いているし、全然関係ないことですが。
もうここまで来たらピンク色があちこちに見えてきます。








クリンソウは湿地帯に咲くんでしょうか。
足元はぐちゅぐちゅです。おまけにぽつぽつ雨も落ちてきて、花はきれいなんですが、私は内心ヒヤヒヤ・・・
花も見るけど、足元にも注意を払わなければいけない・・・

クリンソウは湿地帯から水場に沿ってずっと下の方まで咲いていました。
水に乗って種が流されて広がっていったのかな、なんて話していましたが、クリン(9段)咲くのだとしたらまだまだこれからです。


エビネの群生。




ヤマシャクはもう終わりです。


そしてもう一つのお目当ては・・・モイワラン(藻岩蘭)初めてです。
まだ蕾のようです。




雨具を着るほどでもないですが、葉っぱにたまった雫が落ちてきたりでとりあえずザックカバーだけ付けて。
あたりはガスが立ち込め幻想的(と言っておこう)


木々も葉っぱもしっとり。

2・3日ずっとお天気続きだったのに、当日は曇りマークで、山はわからないなと思っていたら案の定少し降られました。
でもその分暑さは無く、涼しく歩けました。
お昼前からまた頭が痛くなり、昼食後薬を飲み様子を見ながら下山しましたが、
う~ん、やっぱりまだ体調がおかしいな、どうしたんでしょう。

まあ、無理をせずぼちぼち行きましょう。

本日もありがとうございました!!


平成30年5月17日(木)曇り/小雨



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猫を抱いて象と泳ぐ

2018年05月23日 | 「本」のひきだし

ブクログより


いろいろな本を読む合間にふっと小川洋子さんの本を読みたくなります。
そうやって読んでいくうちに、未読本が少なくなってきました。

この本はチェスが題材なので、以前から敬遠していました。
チェスに関しては全くの無知で、関心もあまりないから。

でもそんな理由だけで読まないのはもったいないのではないだろうか、世間の人たちもチェス好きの人たちばかりではないだろうし。
と一冊の本を読むのにそんなに逡巡する必要があるのかないのか・・・

チェスの知識があれば、より楽しく読めるでしょうが無くても全然大丈夫、それを上回るストーリーにぐいぐい心をつかまれます。
一言でいうならば、一人のチェスプレーヤーの生涯、でしょうか。

小川さん特有の、ちょっと変わった少年が主人公です。生まれつきの不具合、珍しい体の特徴、ただひとつチェスに出会ったことだけが少年の幸せであり不幸でした。

読後にいつも思うのですが、小川さんはどういった経緯でこういうシチュエーションを思いつかれるのでしょう。
少年のことや、デパートの屋上の象のことや、壁に入り込んだ少女のことなど・・・

本作は全編を通して、悲しくて苦しいお話しでした。



猫を抱いて象と泳ぐ  / 小川洋子
☆☆☆☆

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今、伝えたい「いのちの言葉」

2018年05月13日 | 「本」のひきだし

ブクログより



細谷先生は、今は現役を退かれているが、長年小児科医療に携わってこられた。
それも、小児ガンや白血病という命に関わる病気の子ども達と向き合ってこられた。

この世に生を受けて、2年や5年でその命を閉じなければならなかった子ども達、どんなに手を尽くしても救えなかった命、そんな子ども達や家族と日々接してこられた中で、人を思いやる、身内でも他人でも、そんな当たり前のことをひしひしと感じたり、この世に生まれてきたと言うこと、その奇跡のようなことをもっと大事にしなければいけない、せっかくいただいた命を途中で絶ったりしてはいけない、自分でも他人でも、それは理屈ではない、誰がなんと言おうとそういうものなのだ。と言わずにはいられない、心からの叫びだと思う。

病気だけでなく、事故や震災で不幸にして犠牲になった人々、どんなことにでも当てはまると思う。

不平不満を口にしながら、当たり前のような顔をして毎日を過ごしている私、何の反発心もなく細谷先生の言葉の数々がすっと心に入り込む。


今、伝えたい「いのちの言葉」 / 細谷亮太
☆☆☆☆







自画自賛、してます





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白い花を探して、霊仙山。

2018年05月03日 | 「山」のひきだし
今回は、関東遠征二日目の両神山の報告をする予定でしたが、たまには旬な情報をと思いまして・・・

春になって咲く花はあっという間に変わっていきます。ヤマシャクの季節です。
霊仙では過去に、西南尾根へ向かう途中で一か所見ましたが、反対側にもあるらしいということで、今回は榑が畑から行くことにしました。

醒ヶ井養鱒所を過ぎて、駐車地に向かうと時間も遅いし休日だしで、途中の林道に結構下の方に駐車してあります。
こういうことを予想して、仕事の軽バンできたので、どんどん先に行き、狭いスペースになんとか止めました。


ゲートをどかしてこんなところに駐車してあります。
今日はゴンちゃんを誘ってきました。


ミスミソウの葉っぱ、花は終わっています。

ヤマシャクの花の場所は、他の人のレポを見て、おおざっぱに見当をつけただけで、全くわからず、出会った人に教えてもらおうと思ってきたのですが、
同じころに歩き始めた人たちは、若い人ばかりで、多分花には全く関心が無いように思えて、当てが外れました。
中途半端な時間で、降りてくる人も一人だけ・・・

他力本願はあかん! 嗅覚とカンで探すぞ!

 
\(^_^)/!! 執念の甲斐があり見つけた。たった一輪だけ。
でもこれは歩いていて横を向いたら誰でも見つけられます。
群生しているように見えましたが、ヤマシャクは1本だけで後は違う葉っぱでした。


元気になり、新緑の中を歩いて行きますと。


🙌 うふふ、見つけた。



群生してます。


蕾もいっぱいですが、


咲き終わっているのもあります。


かなり広範囲に


ちょっどいい頃合いです。




うれしい、うれしい。もう今日の目的は果たせました。
でもせっかくなのでやっぱり頂上まで行きます。
ゴンちゃんは初めて見る花ですが、無言で写真を撮っています。
きれいやろ?どう? もうちょっと感情を表しいな・・・

と歩いていると、そのゴンちゃんがまたも見つけました。
でかした!ゴンちゃん。


こちらも群生してます。


ほんとにいい頃合いです。


こんなことしてたら頂上へ行く時間が無くなってしまう。ちょっと急ぎましょう。


樹林帯を抜けて、展望が開けましたが曇ってきました。
でも新緑がとてもきれいです。


ニリンソウガ出てきました。


気を付けないと踏みつけそう。


この辺りは、今年冬に水曜会でランチをしたところ。


アマナはちょっと元気がありません。


日差しが無いからかな。


頂上。
今日は子供会で登山されているようで、にぎやかな頂上です。


う~ん。


向こうは最高点。


琵琶湖がうっすら。


伊吹山も霞んでます。


一応。

子供会の団体が降りたので静かになった頂上で、お昼にしました。
日差しが無いので頂上は寒いくらい、凍らせたミカンに、梅ジュースはちょっと早かったです。

西南尾根付近も見に行きたかったのですが、時間もあまりないし、周回も考えていなかったので、またの機会にして同じ道を帰ります。


新緑を見ながら


降りました。
アーチの樹のお出迎え。


ヤマシャクを見に行くのは本当はもうあきらめていました。なんでって(;'∀')
でも私もいろいろ学習しまして(涙、涙の体験を積み)

乾燥注意報が出ているいまだ! 思い切って出かけたのでした。

良かった、良かった、感謝です。



平成30年4月30日(月)

霊仙山・榑ケ畑ピストン


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