やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

枯れたのは心か腕か?振り返り過ぎる過去と浮遊する次への布石とは如何に?

2023-09-29 10:04:42 | 日々の戯言
病院って帰着時間が読めないのがデフォ。
朝イチで行っても呼ばれるのはお昼頃とかね。まぁそりゃ言い過ぎだけれども。


だから午前中に病院予定があると基本的には午後は白紙なんだけどこの日はまぁまぁ早く帰れた。
ただここからワンアクションするには遅すぎる・・・


んーそんじゃアレ行ってみよう。


***


少し前にリハビリの為に来た明見湖。渓流と違ってサンダルでOKと何の武装もいらないのがいい。


ようこそ壁画

タロウオカモト?

フジヤマ!


あの時はチビギルが5~6匹釣れて飽きて帰ったのだがあれから少しはデカくなったのでは?と
微妙な期待を込めて再びやって来たのだがアラララ蓮が大繁殖してやがる。


そもそも蓮池なのでこれはこれで正しいのだが結構岸までビッシリだ。
例の桟橋もほぼほぼ覆われてしまって打つ場所に乏しいかもしれん。


でも隙間はある。だから何とかなるでしょ?


ではスタート。


ミニ展望台

ハードカバー過ぎる


***



仕掛けは簡単なウキ釣りでエサは前回同様の金魚の餌を練ったもの。
全て100均で揃うレベルのものだがこれでいいやろ。


だがしかしこれが全く当たらない。


基本的にはギルなぞ居れば喰うと思っているのだがどうにも不在らしい。


そりゃそうだ。この広い池の中でなんで竿長2mに満たないエリアの中に居なきゃいかんのだ。
ほぼ全域蓮に覆われているから隠れ家には事欠かな過ぎるやろ。


彼らは個体数多しの生存競争マニアなのでエサには我先と喰いついてくるのだが
ここまで広いとバラバラでのんびり暮らしているのかもしれません。


マンメイドシェード

愛車イエローサブマリン号


いや、本音を言えばギルじゃなくて小鮒とかモロコとかそうゆうジャパニーズ小魚を釣りたいのだが
明見湖にはギルに淘汰されて今は居ないのかもしれん。


何年か前に水抜きして外来種を駆除(いやな言い方だが)したハズだが
今やその外来種しかおらんという真実。どゆこと?


山梨だと甲府エリアに行かないと小物釣りは成立せんのかも。
※富士五湖は難しい


久々にタマゾン川(多摩川)行きたいなー


そんな夢想をしているとウキがゆらりと動いた。風が吹いているがそれとは違うかな?と
利き合わせをすれば小気味いい小魚な感触♪


いや勿論チビギルなんだけど良かった一応釣れたわ。


とりあえずゲト


でもゼムゼム成長しとらんの。


ギルで記憶にあるのは北浦でのボートフィッシングかな~


あの当時得意だったTDバイブを投げてたらガツンと来たのがオバケみたいなサイズのギルでした。
グロテスクな婚姻色を身に纏うデカギルは25年たった今でも覚えています。ガッカリ感と共になw


あとはちょっと違うけど高知でのティラピアフィッシングとか。彼らは良く似てる。
正直どちらもぞんざいな扱い。ゴメンナサイ。


でも手のひらサイズのギルはブルー味強くてキレイなんだけどね。
まぁ色気(婚姻色)づいちゃ駄目だって事やねん。


そんな過去でのノスタルジーはともかく目の前では苦戦中。


隙間はわずかや

恰好イイの


アタリなければ釣れる訳ないので一投毎に変えていくのだが中々反応がない。
基本的にはシェードなんだがシェードも多すぎて(だって蓮だらけだ)その一個一個の価値が薄いっての。


それでももう一匹同サイズ追加。うーん渋いネ。


んでエサも少なくなったのでもう止めようかと思ったらここで今日イチのバイト。
おっ!ちょっとだけマシかな?


上げてみれば確かに観察BOXから飛び出るサイズ。まぁ特に嬉しくないけどw


マックスサイズかな?

この通り


でもこれにてオシマイ。


本当に明見湖の在来種は絶滅たのかもしれん。クチボソ一匹見かけなかった。


バスフィッシングをする人からすれば何とも思わない話なのかもしれないが
やはりある程度の棲み分けは必要かな?と思う。


今も昔も在来種に商業的価値はないけれども昭和生まれの人にはノスタルジーな鮒っ子釣りが原点であり
その風景はいつまでも続いて欲しいと願うものであります。無理なのも承知でさ。


これを一周巡ったとでも言うのだろうが今や高感度なカーボンロッドより
竹製の和竿が欲しいと結構本気で探している自分がいます。タナゴ竿欲しい!!


もう老人やねカンレキマエナノニ
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

崩壊寸前のパラダイソ?!破損だらけの現実と迎えるであろう限界点とは如何に?

2023-09-27 09:57:38 | 日々の戯言
濡れた手を軽く振ってまとわりつく水滴を落とす。
そんな極めて日常的な動作で左手を破損して久しい。


本当にパッと振ったら~




パキだって。


***


閑話休題


ここ最近のお買い物一覧。


「3月のライオン 17」羽海野チカ著

2年振りの新刊。でも待つのは2年でも読むのは一瞬。棋士としての二階堂推し。



「飛び立つ君の背を見上げる」武田綾乃著

ユーフォシリーズの外伝的新刊の文庫本化。皆大好き夏紀推しと言いたいが希美推し。因みに皆関西弁。



「ミステリと言う勿れ 13」田村由美著

富山編解決そうきたか。大好き伊藤沙莉に免じて大活躍風呂光推し。



「吉野家の親子丼」

本じゃないが去年の佐渡ヶ島で美味しかったからまた食べたいと思っていたもの。
先日甲府のロードサイドで念願叶いようやく食べたが・・・推しはやめた(味が濃い)


***


多分折れてはいないがそれに近しい状態で左の握力がないコレハミギテ
それが三週間くらい前だが実は未だに少々痛む。


くしゃみして肋骨を折るって話は聞いたことあるけどそれと同様の体たらくかもしれません。ヘクション!
あーもーかなぁ~トシダヨ


なので先日のジギングも実はリールノブをずっと持ってられなくて
いつもより困難でしたが余り釣れなかったので何とかやりきれたんだと思います。


まぁそんなスポット参戦はともかく問題は日々の筋トレよ。


バーベルダンベルを握りこめなくて全くやってません。唯一出来るのが胸部カールでそれをシコシコやってます。


だが朗報も。


手と引き換え?に脚が復活しランニングが再開しております。
まずはゆっくりでの調整ですがこれから徐々に上げてゆく予定。


長年の経験から調整方法のノウハウがある。


毎回0.1km/hのUPという地道な事してますが
焦らない事が大事なのでこの小さなステップを楽しんで走ってます。


やがてスピードと斜度と加速の三位で複雑な式になるのですが
今は単純にただただ走る事を思い出している状態で本格的にはこれからこれから。


これをリハビリと呼ぶべきかは判りませんがいずれにせよ前進するには地味な一歩づつしかない。
さすがにもうこの歳(53)になるといきなり出来る様になるなんて事もない。


だから考え方は逆になる。


今まで出来ていた事をこれからも出来る様にしよう」だ。


現状維持とは少々悪いイメージの言葉だが今のワラクシには前向きな努力そのものであります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人の褌で君踊れ?!選ばれしリーガーの放つ熱量と推しの子とは如何に?

2023-09-25 08:22:16 | 日々の戯言
人は問う


他人の麻雀見て何が楽しいのか?」と。


***


Mリーグ23-24シーズンがいよいよ開幕しました。


この熱狂を外へ!をスローガンに始まったこのMリーグも今回でもう6期目となり
その確かな歩みは静かにそして青い炎の如く高い熱量の輪を広げています。


今年は「ジャパネットビースト」なる新チームも発足&加入し全9チームでの戦いとなります。


これが新年度チームユニフォーム


従来の偶数チームから奇数になったことで試合ローテーションが複雑になりましたが
まぁより面白くなったぐらいの気持ちで見守りたい。


んで選手の入れ替えが行われたチームも幾つかありその新チームのメンバーはともかく推しの一つである
セガサミーフェニックスの選手であった近藤氏が同チームの監督になった事が大きなトピックスでしょう。
独特の試合勘と珍しいサウスポースタイルが好きだったのだが今期は裏方に回るようです。


さて皆さんご存じでしょうが麻雀には昔っからプロという人達がいます。
そしてプロ団体も幾つもあり現在もそれぞれに所属しそれぞれに活動(試合)しているのですが
プロなる定義は曖昧であり、どうやら試験や面接を経てその所属団体のプロを名乗れると聞く。


たがプロと名乗ったからと言ってもそう簡単には喰ってゆけないだろう。
ただ単に麻雀が強いだけでなくて色々活動しながら自らの知名度を上げてゆかないと
プロとしての自身もそして所属団体の価値も上がらないのは間違いない。


たがそこまでしても麻雀はアンダーグラウンド止まりだった。


佐々木(魔王)寿人なんか誰も知らないでしょ?
どうしても賭博のイメージが付きまとうし実際我ら素人が打つ際さえそうゆう側面を持つ。


だがそんな陰なる影を吹き飛ばしたのがこのMリーグという新たな主戦場であり
そして数多の団体の垣根を超えて集められた選手達がこのMリーガーであります。


そしてMリーグの最も特筆すべきは究極の個人競技である麻雀に
チーム団体戦という意識と枠を持ち込んだところだ。


ラグビーの精神である「個人は全体の為にそして全体は個人の為に」そのもの。


そしてそれを(基本Webですが)メディアを通して発信し続けている事に成功の種があります。


勿論麻雀自体はそれぞれ当たり前に個人の能力で戦うのだが
考え方にまずチームがあるのがMリーグならではの話だ。


麻雀とは全ての局面で条件戦である


そんな名言があるが実際素人が個々で争う時にはただただ目の前の局こそが全てであり
つまりその一日を勝った負けたと言うだけであるが彼らが見据えるのはいつだって年間である。


特に終盤に突入しプレーオフへのチーム順位が固まりつつある中でもし自分が劣勢な場合でも
ならば勝たせて良いチーム悪いチーム等様々な見えざる条件で場の流れをつくる。
毎試合個人でトップを狙うのは当然としても駄目なら駄目なりにコントロールする。


そうゆう条件下での打ち筋はマヂで痺れる。まさしくこれぞプロと言わしめる程だ。


麻雀はほぼほぼゲーだというワラクシの持論を超えてくる何かを彼らは持つ。
だから面白くて熱狂に値するのであります。


***


そして去年1年を熱心に追った結果、東城りおから推しが変わりました。


ワラクシのナウ推しはお嬢こと黒沢咲。


彼女の麻雀は大基本で面前&高打点。頑なに鳴牌を拒むその姿勢が美しい。
最近のスピード麻雀に抗うかの如くのじっくり手役派だ。


こんな本出してるみたい(未購入)


まぁ雷電内に苦手なバキーがいるのでチーム推しはせんけど
彼女の麻雀に共感するものとして今年は熱心にウォッチさせて貰います。


***


さてオシマイ。


私は答えよう


そこにMリーグがあるからだ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肴の居ない釣行記?!保護観察官の職務全うと歩け歩け運動とは如何に?

2023-09-21 13:48:48 | 釣部
今期渓流最終戦はまたしてももう行かないと言うた桂川支流の柄杓流川。
なんちゅーか釣り上がるのに丁度良い水量や幅で出渓予定の橋まで2時間も必要ないのが◎


そしてこれはネガヘイトな理由からなのだが桂川本流は
ゴミが多すぎる
うんざりを通り過ぎる汚染レベルであり近隣住民の民度を疑わざるを得ない。


海や川にゴミを捨てない。その単純で根本的な事さえこいつらは出来ないのだろうか?バカナノ?


それはともかく今の私の体力云々ではなく単に川歩きは疲労が早い。


特に現在使用中のチェストウェーダー(佐渡ヶ島で緊急に購入したやつ)は
靴一体型なのでイマイチ踏ん張りが効かないのだ。強いて言えばフローター用や。


やはり歩きが多い渓流は足首が遊ばないセパレートに限ると思う。
できればフェルトにスパイクピンがあれば尚良しかと。勿論ウェーダーは透湿材でね。


だから2時間弱で成立するこの川のゲームが好きなのだ。釣れないけど


いつものキターン構図

今日は平水や


そんな訳でいつもの橋から入り、森の奥からスタートしたのだが相変わらず魚薄い感アリ。


ファーストベンドの僅かな落ち込みに魚の姿がないのは凶報。
ワラクシが渓魚ならココ絶対にエサ食べやすそうで外せないポイントなのだが・・・居ない。


魚はどこにでもいる訳ではない。


隠れ易く逃げ易くかつ捕食し易いってのが最高のポジションだ。
そして更なるプラス条件はある程度の深みと流れの緩慢さと反転流がある。


それら全てを満たすのは少々難しいがそれでも無きにしも非ずであり
そんな条件が2つ3つ重なる様なポイントを探して歩くのであります。


なので実は渓流遡上釣行とはキャスト数は驚くほど少ない。


ひたすら川を見つつ歩き90%と言っても過言ではないので
さすれば上記にある歩き易い靴は必須であると理解出来るだろう。


そしてこれも持論なんだがルアーなんか何でも良い。


狙ったポイントに一発で入れられれば形状やカラーなぞなんだって構わない。
ちゃんと入れば彼らは反応してくるので、あれこれルアーで悩むより
キャストアキュラシーこそが重要だと思うのです。


と、無駄な講釈をしている理由はこれがまぁ全く反応がないからだイナイネ


ここも居ない

こっちも居ない


ほぼほぼチェイスもなく来る度に柄杓流川は魚の薄いと再確認するフェチズムかよ。
まぁ狭い支流だけあって放流事業はないだろうしワンチャンは上流部にある
養鱒場からの零れだが尾の丸い鱒を期待してもしょうがない。


でもそれと反比例する様に北海道や佐渡の渓魚の濃さと素直さは特筆すべきものだったと。


岩の裏にも居ない

奥のシェードも居ない


居そうな場所に居る。それが如何に凄い事か。


魚達も生き残るのは簡単じゃない。


曼珠沙華って字面が凄い


***


正直なとこ反応してくれるならウグイでもいいのだがこの日は誰も相手にしてくれない。
キャストが決まった時でさえ普通に無視。当然チェイスも目視出来ない。うーんこの。


ファーストベンド&セカンドベンドと期待値の高いエリアを手ぶらで抜けてしまう。ヤバいよヤバい。


でもまぁそんなもんかな?


要所要所に丁寧にアプローチしても空振り三振だらけ。厳しいね。


あー一応言及しておくと2バイトあってフックアップしたのは1本でしたが
取り込みで逃げられました。まぁ15cmくらいのおチビさんでしたが。


太郎次郎滝で出渓や


そんなこんなで今期ラストの桂川水系魚類調査のゼロ保護活動は圧倒的に順調でありました。トホホ


もう秋やね
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その妄想は人馬一体?近くて遠いご近所と朽ち果てるご毒神体とは如何に?

2023-09-20 09:28:20 | 日々の戯言
何処でもそうだろうが地域には夏祭りなるイベントがある。
規模は大小あろうがご近所の盆踊りから県外からもお客さんを呼ぶような大規模な祭りまで色々だ。


ここ富士北麓では最も大きいのが吉田の火祭りで非常に多くのお客様がいらっしゃる。
次に河口湖上祭でこれも近県まで響き渡るようなお祭り(花火大会)であります。


いずれも日にち固定のお祭りだが曜日が良ければ(あと天気もだ)
万単位での来場者が見込めるものであり地域経済のプラスにはなっていると思われます。


この地域に来てもう四半世紀になろうとしている私もさすがにそれらのお祭りには
行った事がありますがそれ以下の規模になると中々重い腰が上がらなかったのも本当。
まぁ子供でもいればお出掛けも頑張るのだろうがいませんからの(別に残念ではない)


さてなんの話かと言えば極々近所に下浅間神社なるお宮があり
そこでは毎年流鏑馬祭りなるイベントを行っているのだ。


北口本宮は有名だけどこちらはマイナー

メインイベントは19日だ


当然それは知っていたが特に興味もないし今の今まで一度も行った事はなかった。
だが朝からドスドスドカンボカン!と空砲がその開催を知らせていて
余りにも打ちあがるのでそのサブリミナル効果からかついフラフラと会場に足を運ぶ事となった。


あーイメージはバイオ4の鐘が鳴ると家に帰るゾンビね(逆じゃん)


***


ど昼間に訪れたのだが出店も幾つか出て賑わいを見せてる。


屋台は夜が似合う?

鳥居について研究してみたい

境内は木陰が多くていいよね

当分厄はこないはずだが(今年は災難中)


ただ買い食いをする年齢でもないのでとりあえずスルーして本尊を目指すと
いつもは静かな下浅間境内がわいのわいのの賑わいを見せている。





おぉ生馬いた


むしゃむしゃとお食事中

紫は高貴な色や

ソダシ?


先日のWINSに引き続きの馬面。縁があるのかしら?


そしてお参りしつつ馬の餌代としてお賽銭を入れたらこの鞭をくれた。
蔦の先を紫で染めたもので縁起物らしい。使い方は不明だが。


やはり紫や

こちらはフェイク

でも立派


余談だが富士吉田の下吉田に外国人が集まるエリアってか交差点がある。
映画か漫画かはたまたどこかのインフルエンサーの影響なんだろうが
その商店街舐めの富士山って構図が重要らしい。


んでその近くに今回の下浅間神社があるので外国人の姿が多い。
皆物珍しそうにウロウロしてました。


そんな訳でひとしきり周って写真を撮って後はメインである流鏑馬だけだ。


そりゃやるでしょ

黄色に誘導されたが結果は微妙


***


このお祭りがいつから開催されているか知らないけど馬が走る為だけに
市内のこの道だけ舗装がされていなくて砂の道になっている。
やはりアスファルトでは脚を痛めてしまうのだろう。


ある意味ダート馬場


ってまず宮司風の人が塩を撒きつつお清めをしそれから馬が走り始めたのだが
流鏑馬と言うても本当に矢を射ったりはしないみたいだ。


一応手に弓や矢を持ってはいるがいつからかそうゆう風になったのだろう。
その命中具合により何らかの神託を得るもの・・・かどうかワカランが
豊作を願うとかなんらかの意図があるはず。亀の甲羅の我具合でとかと同じ?


さっき休憩していた白馬二頭が走ると言うか流すと言うかの速度で
奥からパカパカとやってきた。最後は歩いていましたがw


キターン

はいお疲れ様


イメージでは暴れん坊将軍みたいに本気のスピードはさすがにならなくて残念。
でも聞けばもうおじいちゃん馬らしくて全力疾走は出来ないのかもしれません。


とにかく祭りのクライマックスである馬駆けも見られたので満足。
四半世紀のスルーもここで無事解消。


そして翁馬の走りに元気を貰った。さてワラクシもジムに行って老いに抗うかの。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

看板フィッシュは何処へやら?ご無沙汰海賊船と疲労困憊の山賊とは如何に?

2023-09-15 08:41:04 | 釣部
実に久しぶりで4月以来の船釣りになる。数えれば150日振り(多分)
その間にはあの緊急入院もあったがそれにしてもご無沙汰である。


季節は夏から秋への移行途中だがもう相模湾にはイナダが入ってきたらしく連日釣れているらしい。
同時にショゴ(カンパチの子)もだ。


まぁ毎年恒例のイナダジギングで珍しくもなんともないけど
リハビリには丁度いいんじゃないかとようやくの再始動と相成りました。


乗船するのはいつもの庄三郎丸。


朝も早よから

何とかならんのか

とは言え朝は釣れるから


お題目はイナダ


実は数日前にイワゾー社長がエサ師として乗ったのだが余り芳しくなく
サバとソーダばっかりだったとか。うーん。


ではその減算式を考慮してルアーで目標イナダ5本。ではスタート。


***


自分の体力を疑う発言だが日差しを遮るものなの一切ないミヨシで終日やれるのか?
しかも久しぶりの夜討ち朝駆けの全くベストとは言えないコンディションでだ。


とは言え釣りなんて大体そうなるのだがとりあえず現段階での自身の限界値を知りたい。
だから今回は釣果よりも無事我が山村に帰ることが何よりのミッションである。
そしてこれはこれからの試金石になるのでサラッとクリアしたい。


さてイナダ船。


ルアーマンはミヨシ限定ですがこの日は4艘出しなのでどの船をチョイスしても空いていて助かる。
まぁ船長によって正直アタリハズレはあるけれども自分の籤が大アタリだと信じよう。
是非ともルアーに反応する魚のトコに連れて行って下さい。


んで我が船にはルアーマンが私の他に1名。


気のいいお兄さんでしたが彼がこの後キーパーソンになるのは知る由もない。


そんな訳で出航したのですがファーストポイントは港出口から1分?!
言うならスグそこであり水深は10mを切るエリア。


まずは実績十分なシーフラワー60gからですがショックリーダーに毛が生えたレベルで
着底して2シャクリくらいで上がってきてしまうのだ。


あれれこれは釣りになんないな?と横を見れば兄貴(私より若いが敬意を表してそう呼ぼう)は
最初からジグサビキを落としている。そしてあっという間カマスを釣り上げた。


あぁそうゆう事?


これは早速のお土産対策なのかは知りませんがカマスが浅場に溜まっているらしく
バケを落とせばワカサギより簡単に釣れてくるのだ。
カマスの刺身は旨いと聞くので私も早速バケにチェンジして朝からお土産確保に走る。


フォール中にも喰うのでこれはこれで面白い。サイズは基本小さめだが時には刺身になりそうな子もいる。
あーカマスを干物化する技術があれば頑張るのだがそこそこキープして後はリリースに。


実は時間をおいてもう一度同じ事をしたのだがその際にはバケではなくルアーで挑戦。


したら案外ルアーでも釣れる事が判明した。フォールして着底後に跳ねさせるとガツンとくるのだ。
だがショックリーダーを面倒くさがった私は何度もPEを切られて何個もルアーを失うという失態。


カマスの歯は刃でありました。


右上が港だぞ

エアカマス


***


さてお土産確保したのでいよいよ本格的にイナダを追う事になるのですが
実はこの日の船長さんはイナダ群を見失っていた。


いや彼個人の話ではなく相模湾湘南付近の話なのだがイナダがエリアにいないようで
幕僚船(4艘出しだもの)の情報交換にも上がってこないのか迷走開始になる。


魚探にも大きな反応がないのかウロウロするのだがいまいち決めかねている。


そしてやむを得ずからかいつもの湘南観測塔へ。


期待しよう

喰ったぞ

エアショゴ


ここはショゴのたまり場らしいのだが確かに時折ルアーをチェイスしてくる。


んで気が付いたのだが観測塔からのシェードに魚が居るようだと。
船はアンカーを打つ訳ではないのでフラフラしながらも大体同位置をキープしているのだが
ミヨシがシェードを打てる角度になるとチェイスがあるのです。


そうゆう少ないタイミングを掴みつつポツポツと釣りあげてゆく。
ルアーはシーフラワー60gだがカラーは明るめなら何でもいいのかも。リーリングは基本早巻きで。


弾薬庫

弾薬庫2

歴戦の勇士はボロボロ


エサ師もポツポツだが釣り上げているが一方的になるほどコマセ魔力も効いてないようだ。


凪倒れか


だがそれも続かない。我慢してやり続ければいつか釣れ始めるのだろうが動いて新しい群れを探したい。


因みに観測塔周辺でジグサビキを落としてもショゴは掛からんかった。
その変わりカイワリ?風の子が数枚。早巻きせんでボトム取ってたからかも。


ヒイラギかな?


んで兄貴の話なのだが打合せも何もしてないけどお互い違う手法を交互にしているので
ナウ何が有効で何が無効か判る。バケのシャクリ幅、ジグの色、形状、そしてスピード等色々参考になる。
これはメチャ強み。兄貴の釣りスキルが高い故の妙でありました。


盗撮かよ

そこそこや


***


迷走は続く。


あちこち走るのだが未だにイナダの姿ナシ(韻)


ラストは大磯ロングビーチ沖まで出張したのだがここでもショゴにからかわれるだけでオシマイ。
やがて西風が強まりウネリになったタイミングで終了と相成りました。


あれれこれってつまり・・・



イナダ以外五目!


サゴシ、カンパチ、カマス、サバフグ、アジ、カイワリ(仮)・・・


カバーボーイだけれども


お題目看板の変更が必要そうです。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにキタァァァァァァァァァァァ!たった一つのグッドエンディングと時間を超えた物語とは如何に?

2023-09-12 09:41:46 | アニメ部
全世界が注目していたまどマギ新作「ワルプルギスの廻天」の劇場公開が
2024年冬に決定した。


総監督新房、脚本虚淵、制作シャフト、キャラデザ蒼樹、音楽梶浦、そして声優もオリジナルメンバー勢ぞろい。
勿論魔女演出は劇団イヌカレー。


そもそもまどマギは2011年放送の深夜TVでありワンクール全12話で終わる予定だったのだが
そのオリジナリティ(まどマギはオリジナル作品なので原作がない)と余りにも深い世界観
そして全く読めない展開に多くの視聴者の絶賛を得た作品。


放送開始当初はよくある変身魔法少女モノだと思われていたが
数話後から全く違うダークな展開になり、やがて絶望をまき散らす恐ろしい結果になってゆく。


その賞賛はとどまる事を知らず深夜TV派生とは思えない程の影響力と経済効果を上げてゆく。


その後まどマギは劇場版前後編(2012)と劇場版新編(2013)を経て
いよいよ来年公開の「ワルプルギスの廻天」(2024)となる。


つまり新編から既に10年の歳月が経過している訳だがこうやって未だに待ち望まれていたと言う事は
このまどマギなるコンテンツがいかに巨大でかつ魅力的だと証明するものだろう。


さてそんなまどマギフリーク&ジャンキーは置いておいてまだ見てない人に向けて書く。


***


僕と契約して魔法少女になってよ


謎の生命体キュウベェはそう囁く。


わけがわからないよ


どんな願いも1つ叶える代わりにその契約を結び一度魔法少女となれば
生涯闇に巣食う魔女と戦わなければならない宿命を背負う事となる。


それぞれの理由で、かつ自らの絶対的な意思で魔法少女になってゆくのだが・・・
その先にはどうあがいても絶望しか存在しない。やがて一人また一人と闇に堕ちてゆく。


そして迫りくる最強の魔女に立ち向かうとある少女がただの平凡な中学生であった
主人公である鹿目まどかの運命の因果糸を強大かつ複雑に絡めてゆくのである。


***


まぁ全ては見てのお楽しみ。大画面で一気見推奨。間違ってもPCサブスクで見るな。


確かに最初はキャラデザ等で受け付けない人もいるだろうがそんなの秒で気にならなくなります。
それぐらいストーリー没入感が凄い。


特に話以降では次元が変わって何を見させられているか解らなくなります。


とにかく凄い作品。ジ〇リなんてクソ喰らえ。


だからこんなに待ち望まれている。


2024年冬まで生きる価値があるカンタンニハシネナイ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BのBは琵琶湖のB?可能になったワンキャストワンチェンジと余りある弾数とは如何に?

2023-09-11 08:31:44 | 日々の戯言
ちょっと前に確定した11月の琵琶湖行き。そのテーマはワイヤーベイト。


かれこれウン十年バス釣りをしているが最も好きなルアーはスピナーベイトであり
クルクル巻いてガツン!と来ればたとえチビバス一匹でも大満足出来るルアーだ。


華奢でキラキラしてクルクルして・・・実にソソられるのであります。


それを終日巻き倒す企画がその11月の琵琶湖であり
何ならボートにそれだけしか持ち込まない縛りプレイをしようかと思うくらいだ。


そんな訳で早速スピナーベイトを幾つか補充しようとヤフオクを覗けばいいのあった。


普及の名作であるデプスのBカスタムが中古ですが10個程のセットで安く売りに出されていた。
プラグの中古品は正直NGですが(割れ欠け漏れ等ありがち)スピべなら問題は少ない。


んでとりあえず2つ入札して放置して仕事してたらまさかの両方落札してしもうたw


***


閑話休題


落札した中にミノープラグがヲマケで入ってた。


これがそう


かなり使い込んだ感があり多分だが書いてあったろうお腹の文字(製品名)も消えていた。
そしてワラクシにはこの子に見覚えがない・・・


それをグーグルカメラで写してみれば秒で回答をくれた。


なんとグーグルセンセは似たようなミノーまで識別出来るのか!と驚愕。
AIによる学習の成果なんだろうけど凄いな。っか誰だ教えたの?


知っている事だけ知っている


少し揶揄した尊敬語であろうセンセはいよいよ本格的なグーグル先生化だ。


***


さてさて本編。それがこれ。









うーんBカスタム山盛りや・・・
※ヲマケはSR(←古い!)とギザギザのブレード君


ちなワラクシのブレード仕様のお好みは基本ダブルウィロー。んで大半のBカスはそれなので満足。


でも困った。


スピナーベイトはその形状のお陰?で保管が難しいルアー。
一番簡単なのはジップロックみたいのに横倒しで入れておく事なのだが実は少々恰好悪い。


勿論フィールドへの持ち出しはそうするけど家での保存方法としては余り芳しくない。
何故ならジップロック方はスカートラバーが折れたりくっついたりでな。


そんな悩みを検索してみれば案の定web上にはアイデアで溢れている。
特に100均の素材を使った保管方法にビビっときたので早速真似してみた。


そう、これから記するものは全てパクリアイデアです。ご了承下さい。


***


まずダイソーで買ってきたのがこの箱。
商品名はスクエア収納BOXとありサイズは37×25×11。それの専用蓋も当然(別売り)


ダイソーには何でもあるなぁ

今回のキモがこれ


そして仕切り板④って奴を2セット(4枚になる)


最期にマスキングテープを少々。


んで早速だが仕切り板を縦25スリット横16スリットに切る。手でも千切れるがバリに注意。


縦2枚横4枚出来てそれを組み合わせればあっという間に完成するのだが
実はそのスリット状の溝のせいでフックが挟まる可能性がある。


仮組中

下部のスリットに問題アリ

テープで埋める


そこでマスキングテープを横にビッと張り巡らせば解決するのであります。


オリジナルではスリット両端には貼るなとありましたが(とりあえずそうしたが)
あれ気にせずぐるりとキレイに貼ってそしてカッターで合わさるスリットだけ切っておけば
逆にお互いが干渉してズレ難くなると思う。


そして半端な板も出るがそれも利用次第で私は縦方向の補強の為に半端君をテープで繋げて入れました。
※その際にスリット&カッターの効果を発見


さて出来上がり。


材料費は500円

Bカス弾薬庫


追加アドバイスをするならもう1枚仕切り板を購入し収納力を高められそうだ。スペースはまだある。
後はチャターとバズベイトが上手く入れられれば良いが仕切りの位置を色々変えて試してみれば何とかなりそうです。


でもアラバマは諦めてくれw


あとBOXの蓋は置くだけで密閉力はないのでこのまま外に持ち出すときは
ロッドベルト的なベリベリでぐるりと巻いた方が良いかも。
一工夫するなら箱と本体に穴開けて結束バンドで蝶番もアリ。


そんなとこかな?


暇で凝り性なら白い仕切り板にペイントすれば更に雰囲気でるかも。
マットブラックのスプレーでサラリと吹いてみようかしら?


余談だけどタックルボックス新調ってワクワクするよね~
フックケースやシンカーケース一つだって楽しいのにw


綺麗に華麗に収納したいといつも思うのだがやっぱり釣り後はぐちゃぐちゃに・・・


まぁ究極のタックルボックスである車は理想通りに仕上がっているし
そしてずーっと検討中である釣り部屋(倉庫)のアイデアはまだまだ捨ててません。


いつの日にか!


やんごとステッカーでフィニッシュ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縁は続くよどこまでも?!絡みつくメビウスと借人生のリボ祓いとは如何に?

2023-09-08 08:56:47 | 日々の戯言
毎度毎度さらに毎度個人的昔話から始まるやんごとですが・・・ご容赦ご勘弁を。


***


時は30年前。


私は大学生で実家近所のビデオ屋でバイトをしていた時の小話。


お店には有線放送がありいつも適当にチャンネルを回していたのだがそこで偶然この音楽が流れたのだ。
まずは聴いてくれ。ラブファントムじゃないよ(多分こちらが元ネタ)


えぇ知る人ぞ知るあの音楽なのだがどうしてもタイトルやアーティストが知りたくなり
初めて有線放送局に電話したのだが・・・


あっあの~今流れて(た)音楽のタイトルが知りたいんですけど!


えっ?今流れて(る)音楽ですか?クスクス」と奇妙なリアクション。






あの~クスクス今の流れてるのはエマニエル夫人の~クスクス」と電話向こうで大笑い。


あぁそうゆう事か。


どうやら神がかったタイミングでそんな曲が流れてるらしい。
ゼムゼム耳に入ってなかったけど確かに怪しいフランス語っぽい曲が聞こえてきた。


そりゃ神様じゃなく悪魔の悪戯やね。低レベルですけど。


「いやそれじゃなくて1曲前のです」


「あースミマセンスミマセンwそれはチューブラーベルズですネ」


その日初めてその曲名を知った。後にCDを買う事になったが・・・多分まだ実家のどこかにあるかも。


そんなどうでもいい小話から本日スタート。


***


別にそれが今回の起点になってる話ないけどその映画こそエクソシストであります。
製作はなんと1973年。本当に?そんなに古いの?


新パッケージかな?


この作品はオカルト映画の代表作とも言うべきもので以降派生するオカルト作品の原点ともなる一本だ。
そのディレクターズカット版を現在開催している午前十時の映画祭で上映しているのを観にきた。


朝9時やで?

そりゃ誰もいないわ


つい先日この監督が亡くなったとは書いたがナウ観に来たという事は遠く細い縁で結ばれていたのかもしれない。
まぁこの時点では?冗談話ですが。


さてそのエクソシスト。


簡単に言えば少女に乗り移った悪魔祓いの儀式の話で特に捻りもない。首は捻るけどグゲゲゲ


有名なシーンですね


だがしかし!


ちょっと見過ごせないのは冒頭の発掘シーンとNYに住む少女との因果関係が1ミリもない事だ。
多分観た人全員が突っ込んだだろうがその線の暗示が何もない。冒頭から本編終了数分前まで本当に1ミリもだ。


一応最後にそれっぽい映像(銀貨のペンダント?)を入れたみたが私的には後付け蛇足もいいとこで
全くゼムゼム納得出来ないモノでありこれはこの映画の
致命的な欠陥だと思うバカナノ?


その悪魔祓いの儀ばかりフューチャーされてますが杜撰なストーリーの大穴は埋められてない。
あの子があの子だけが呪われる所以。キャプテンハウディでもあるまいしガーゴイルも関係ねぇ!


偽ロッキーみたいな神父もメチャ弱いし何しに来たのかワカランw


とにかく原点にして最高峰だと思い込んでいたエクソシストも今となってはかなりイマイチだと少々失望。
でもここでちゃんと観て再評価出来て良かったのではないか?悪い方にだけど


言うて同古典であるシャイニングの方が静かに恐ろしいと勝手に再評価。


・・・なんかブルーな気分。釣り道具でも買って帰るかアーモウ


***


さてオシマイと映画館ロビーに立ち寄ってみればこれから上映されるであろう映画のフライヤーが並んでいた。
午前十時の~もあって手に取った。そしてエクソシストのフライヤーもやんごと書く時の資料にしようかと1枚。


しかし帰って見返してみればビックリ!


なんとナウ上映中のではなくてエクソシスト新作のチラシだったのだ!
その封切りは今年の12月。マヂで?なんで今更?


まさかの新作?!


うーんまだまだ因縁は続いているようでこうなるそろそろお祓いが必要そうであります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原作はドリースピア?パック吉田とオベロン中村が演ずる真夏の夜の夢とは如何に?

2023-09-06 08:57:13 | 日々の戯言
昨日の一筆は少々気取っていたが本日はただただグダグダに書くヨロ。


言わばこれが私のワン


***


唐突だが時は遡り1993年。


既にドリカムとしてのキャリアをスタートしていた彼らなんぞ無視して私は別件で東京ドームに来ていた。
勿論野球観戦じゃなくコンサートだ。


そのアーティストはU2。


世界中を周っていたズーロッパツアーの東京公演を観にドームを足を運んだのだ。
そのコンサート自体はどうだったか正直覚えてないがボノの歌声を聴けたので満足したんだと思う。


それ以来の東京ドームであり実に30年振りであります。


はるばる来たぜぇ


それにしてもトンキンはク〇暑い。


ドームにはお昼過ぎに到着したのだがまずグッズを買う為に(勿論私のではなく奥様のだ)
1時間半も炎天下に並び早速のメルトダウンを起こす。うーん脳も溶けるねコレは。


ツアー千秋楽だ

グッズも売り切れ続出

アーティストは物販で儲ける


そして昼食をとなればまたとにかく普通に行列である。


皆異様に辛抱強い。何の修行なのか?ワラクシ外にいるだけでHPゼロになりそうなんですが?


だがオアシスもあった。


かのJRA場外馬券売り場である通称WINS内が休憩するには非常に快適空間でありました。
当然無料であり座る場所には事欠かないのでオススメであります。


癒しの空間

馬だけに馬面


***


最近の流行りなのか転売対策の一つだろう座席は当日まで不明である方式だ。
入口で仮チケのコードを読み込むと本券が発行される。


これが

こうなる


だがまぁドーム級になると誘導されるゲートで大体察しが付いてしまうものだが
我々は2階スタンドで案の定余り良い席ではなかったが
個人的にはステージ全体どころか他のスタンド席すら見下ろせて非常に良い席だ。


天井間近

左側花道が一応正面みたいだ


昨日も書いたが私はドリカムのファンではない。


だから彼らとの距離はどうでもよくてコンサート全体の演出を観たい。
まぁアリーナ前列以外はどこだって豆粒レベルだからいいのだ。


そして定刻18時15分スタート。


最初はドスコなるドリカム楽曲をディスコ風にアレンジしたインストだ。
本人達不在のステージでダンサー達が舞い踊り徐々にドーム内の熱量を引き上げてゆく。


そしていよいよの登場だったがしょっぱらから吉田美和は空中を舞っていましたw
ワンダーランド名物なのだが今回も1曲目から全力飛翔でありました。


そして新旧かつ緩急つけた選曲でワンダーランド独特の雰囲気をつくってゆく。


正直知らない曲も多い。


んで気が付いたのだがニワカには当然なのだが古参のファンもどうやら新曲への反応が頗る悪い。
特に「G」などは総じてスルーされている感がある。
※劇場版ガンダムの主題歌らしい


確かにモニターに映し出される歌詞を読めば余りドリカム感がない。


彼らは数年前から切々に訴える。


新曲や新アルバムが売れない」と。


そうなんだよ。


上記にある古参ファンは多分「LOVELOVELOVE」等のドリカム全盛期の姿を
未だに求めているのかもしれない。そうゆう優しいラブソングをだ。


確かに大きなラブソングが胸を打つのは理解する。


だが昨日の終わりに書いた様にアーティストは続ける為には進化してゆかざるを得ない。
もういいやと立ち止まり創造を停止するのはアーティストの死も同然だ。


勿論新しいラブソングを書かないって話ではないけどもっと大きな意味での・・・どうだろうか?


言ってしまえば過去のヒット曲など求められているものだけを安易に提供するのが千倍楽だ。


だがそれじゃツマらないんだろう。彼らが自分自身に飽きたら全て終わり。


ビックアーティスト=トップランナーの構図は実は相当難しい。
でもドリには古参のファンなぞ振り落とすくらいのスピードで走り続けて欲しいと願う。


余談だがそう言った意味で進化前進を感じるビックネームはドリとサザンとB’Zかな。
あとミスチルもそうかも。矢沢は・・・多分違うw


***


ドーム全体を見下ろせる云々書いたがしっかしステージ機材も大いに進化したねぇ。
床全体がモニターになってるし、ドームの悪であった音響の悪さも改善されてる気がする。
あーでも手拍子は相変わらず乱反射でメタメタでしたが。


昔のロックコンサートみたいにマーシャルアンプを並べるだけのセットなんてマヂ化石。


まぁドリはロックではないけれどワンダーランドはいつもいつも凝ったステージと演出であり
その全てが吉田美和のアイデアらしい。「こうゆう風にしたい!」と言い出せば
絶対に譲らず実現化させる相当強引な手腕との事。その衝突に巻き込まれるのが中村正人らしいが。


でも今回セットにあったあの鉄のアヒルはぶっちゃけ必要だったか?
まぁそんな事を心配しても仕方がないのでせんけどな。


その凝り性こそがワンダーランドのパワーの源泉なのかもしれません。


***


さてオシマイ。


長丁場3時間半弱。


でも時間を感じさせない素晴らしいコンサートでした。それって実は凄い事なのかもしれません。
ありがとうドリカム、そして多くの奏者や演者、更に全てのステージスタッフ達へ大いなる感謝を。


ありがとうございました。


そんな真夏の夜の夢は終わりましたが、終わったこの瞬間から
次のワンダーランドへのカウントダウンはスタートしております。


その時の砂がやがてなくなる瞬間を待ち望んで次の4年という日々過ごして行きましょう。


仄かに光るサイリウムこそ灯
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする