釣りを通じての
一年間はあっと言う魔だ。
新年の外房ジギングに始まって3月の芦ノ湖解禁、新潟遠征、そしてバスがスタートしそれが一段落すれば夏のショアジギングシーズンとなる。
やがてそれにフカセ釣りが混じりそして気が付くと年が暮れて行くのであります。
でもこれは固定された漢釣部年間ルーチンフィッシングではなくその隙間にチョイチョイと新しい事がある。
例えば今年で言えば個人的にだが雷魚大遠征があったり、部で言えば裏磐梯スモールマウス合宿があったりとトライする姿勢はある。まぁ一応。
だがそれは前々からちゃんと計画されて成立するものでとても前夜に(明日)どうする?と相談するものではないw
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「
潮が悪い」
ショアジギングやフカセ釣りにとって余り良くない潮周りの今週。うーんどうしべぇ?と
いつもの様にグダグダな前夜電脳会議をしていたのだがどうやら湘南で船アオリ(イカ)が釣れているらしいとの緊急情報アリ。
な、なんと1人で10杯以上だと?!
先週釣果鉄板案件だった筈のイナダルアー船で惨敗したくせにまた極めて簡単にこんな情報に釣られたw
我等が魚だったらあっという間に釣られるタイプである事は間違いないが逆を言えばこの安易なフットワークこそ漢釣部部員に必要な要素でもある。
とにかく思いついたらGO!が部訓であります。
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何で釣りは朝が早ぇぇんだヨ
まだ明けやらぬ3時過ぎだが既に湘南平塚の庄三郎丸は大賑わい。
いつもはこの2軒隣の浅八ルアー船に乗る(先週もココ)のだがこちらは20年振り久しぶり。
ご無沙汰している訳は夏のシイラ船に全く乗っていなかったしそもそもシイラ自体ゼムゼムしてなかったしね。
去年お隣の庄次郎丸シイラ船に乗った記憶はあるけどな。
それはともかく朝から大盛況なのは他にイナダ船とアマダイ船も出る為で特に高級魚アマダイが大人気。
んでアオリ船も既にミヨシにがっつりお客さんがいるが希望する左舷オオトモ(←覚えといて)が空いていたのでそこに決定。
釣りものはこの通り
座席番号1ゲト
さてこの船アオリ。
我が経験値はほぼゼロ。それは数年前の大晦日か晦日に東伊豆随一のアオリポイント川奈港から乗ったにもかかわらず
ノーフィッシュノーバイトフィニッシュなる完封負けをしたので経験値は1ポイントもゲトしてません。
あるのはその時に買った10号中オモリだけでそれが久しぶりに役に立つらしい。
えーとメインラインはPE1号で中オモリの先に16lbリーダー4mがここ湘南スタイル。
なぜならこうゆうのは全員で合わせないと同じ様に流せないし勝手をすればお隣と絡まるからね。
そう、この時点でもまだ(船で)流すんだろうと思ってました。
オオトモを採ったのはその為。開けた最後尾なら自由に流せて有利じゃん?と。
だが現実は違ってこの釣りは船を流さずバーチカルでのプレイとなる。
希望に膨らむ出港前
そして意外や意外。ミヨシサイドに得がある様子?特に今回は右舷が◎?
つまり先に書いた左舷オオトモチョイスは最も渋い席だったかは・・・この後にw
ネコ船長は身だしなみ中
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釣り方はこうだ。
船長していタナ(水深)まで中オモリを落とし、4~6秒間隔で鋭いシャクリを入れてエギを跳ねさせる。
そしてそれがフォールする時にアオリが抱き付き、次のシャクリでズドン!と合わせるものだ。
タナは大体底から10m上。それはリーダー分が水底に絡まないくらいでかつアオリは底ベッタリではなく適当に漂っている様子(適当)
そしてタナ合わせが非常にシビア。1m単位で指示が出るのでラインマーカーを常に確認しておかないと全然違うタナを釣る事になるし
なにより船長手元の魚探にオモリが映るらしく「
誰かゼムゼム違うタナでやっているヨ!」と激が飛ぶw
いや別に怒ってはいないけど可能性は低いよ~という親切心からのアドバイス。
さてショアからのアオリ釣りはド下手中のドヘタレであるワラクシだがここ船でもそれは変わらない。
それはたぶん多分エギを動かすイメージがないからだと適当に自己分析している。
つまり自分のアクションがエギにどう伝わりそしてどのタイミングでイカが抱き付くかを理解していないので
良くて60%くらいの集中力しか出せないし小一時間ノーバイトだともう20%くらいしかセンサーは稼働してないw
恰好良く言えばコンフィデンスがありんせん。
だから結果釣れない負のスパイラルが形成されているのであります。
それをたまには逆回転して正のスパイラルにしたくてショアではなく船という下駄を履いているのですが・・・
基本逆向き
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ファーストフィッシュ(?)は当然師匠。短い竿で手を一杯に伸ばして船べりでイカにくっ付かれない様ファイトしてますw
そして上がってきたのはショアではこの時期中々見かけないグッドサイズ!!超デカい!
あいかわらず仕事早いね
おはようの一撃は本日MAXサイズ
簡易水族館出来ました
俄然ワラクシもヤル気にはなりますっ!!がしかし・・・
私がエギ下手とは書いたがつまりこれに関して余り探究心も向上心もなくエギも基本的に20年前のモノw
世間ではエギ1つとっても形状、アイの向き、重りのサイズ、用途やカラーそしてその下のカラーテープや
ラメの色まで研究細分化されているようでその数多の選択肢をケースバイケースで使い分けてゆくとか。
だがワラクシはいつでもどこでも進歩進化なく同じエギを投げるだけなのでそりゃー釣れないわw
そんな進化を拒んだ(訳ではないが)ガラパゴス毒魚にはそうそうアタリはきません。
それでもようやくの一撃!!
キター
これもデカいで
皮肉なネーミング「NEWOLD」
マジックで杉背を書いたみた
巻き上げようとしたそのリーリングにイカが乗ってくれて助かった~のラッキースクイッドw
でもとりあえずの目標だったゼロ越えの1杯でノルマはこれでクリア?!
トリアエズ
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船は平塚から大磯の間をチョロチョロと走り回る。
恐らく海底の根を探っているのだろうが見切りが早い時もあればやたら粘る時もあり一体魚探に何が映っているのか興味はある。
だーんと走れば
有名な観測塔周辺でも釣り
釣れんのう
相模湾は凪じゃね
指示水深も10mから35mまで色々あるが今回は全く潮が動いていなかったのでラインが曲がらず終日バーチカルフォールにて釣りをしていた。
これが良いのか悪いのかはワカラヌ。ただ希望というかイメージでは多少ラインが斜めに張った方がやり易かったとは思う。結果は知らないけどな。
さてもう書くことが少なくなってきたからまとめる。
行くポイント毎に誰かが釣れる。ただそんなに連続性はなくそんなヒットシーンは終盤の一箇所だけ。
そして釣れれば「ヒット!」とマイクが入るのだがそれが割と右舷前のおそらくベテランの方。なぜなら左舷を見回しても誰も釣れてないからw
それはともかくやはりミヨシサイドにアタリが多かったみたい。何故かはわからぬが場所ではなく人が上手いんでしょ。
師匠は2時間に1本くらいでのアオリ3杯+スミイカ1杯。
そして私は最初の1杯目から5時間後ぐらいにようやくの2杯目で残念ながら2バイト2スクイッドにて終了。
うーん出来れば経験値をもっと得たかったけどなぁ~全てにおいて準備不足でしょうかねぇ?
イイワケスンナ
こちらはオチビさん
これまた古い!
イカスミとは波に消えない物質である
んで船全体10名くらいいたと思うが合計60杯弱。トップ個人で9杯だってさ。凄っ
アライブ状態を〆ると~
デッドになり瞬間で真っ白に
まぁこのブログは下船して次の日に書いてるけど正直今になって悔しさがw
真面目にはしていたけどそもそもの準備に問題があった気がするし気が付いたアイデアもある。
あー(今スグ)
リベンジしてぇ!!チクショ!
悔しくてハゲるわw