東京湾シーバス船。
今まで幾つものガイド船に乗らせていただいたが帯に短し襷になんとやら。
誘い誘われ故意か偶然か自分でもワカラヌが実は同じ船に2度乗った事がない。
だが「
2度と乗るもんか!」的、強烈凶悪なヘイトなんかない。ホンとたまたま。
とりあえずガイトたるもの釣れた釣れないのわかり易い結果は大事だが勿論それだけでもない。
話は変わるが先日の琵琶湖(←コレが西の仇)ガイドさんだって二日間で大体ゼロでしたしw
でも楽しかったのも本音。
なんちゅーか(船長さんと)馬が合うってヤツでしょうか?
船の数だけ船長はおるけど自分との距離感が丁度いい人は少ないのであります。
釣りは朝早すぎるのが玉に瑕・・・
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ベイシーバスガイド船である福の神丸船長はその少ない人の1人だ。
最初に乗せて貰ったのはウン十年前でかのウッチー部長と。
その時のフィールが凄く良かったので以降毎年の如く予約を入れていたのだが
実はそこからが奇妙な話で
初回から今に至るまで一度も乗っていないのだ。
???ナニヲイッテイルノカ?
つまり予約は全て数多の都合(当方先方そして悪天候)によりキャンセルになっており
結果ウン十年乗っていないのだけが真実であります。
だが普通なら疎遠にもなろうがなんとなく予約やなんやらで細々とやりとりしてたら
気が付いたら20年経過してました?!でも会ってないから顔なんて覚えてないけどw
そんな訳で長すぎる紆余曲折の末にようやく20年振りの開催になったのであります。
と、長い前振りはここまで。では戦闘開始。
夜明けや
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さて挨拶もそこそこにスタートしたのはいいのですがやはり前日の風とウネリが残る東京湾。
まずは幕張サイドのオープンエリアを目指したのですが到着してみれば結構な荒れ具合。
道中のタワーオブテラー
狙いはベイトを追っているシーバスでベイトの位置は鳥が教えてくれるって寸法だったのだが
その肝心要の鳥さんが霧散してまんがな!
いや一応居るのだけれど(海に)差してないのでベイトは沈んでいる模様。
それでもビックミノーやバイブレーションの遠投で探ってみましたがノーカンジ。
結構なロングドライブの末の大いなる無駄足でチョイ苦々しいオープニングになりました。
いや気を取り直して次行こうかの。
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ここから千葉側のストラクチャー周りに船を進める。
これはアクアライン
海には実に色々なストラクチャーがある。おそらくだがその一つ一つに魚は居よう。
ただそれらを端から打つ時間はないのでその中でもより複雑で立体的な構造物だけを狙ってゆく。
時間は既に朝イチではなく太陽は上がっているので構造物+シェードに狙いを絞る。
つまりルアーをトレースするコースはよりタイトに、そしてシビアにだ。
こんなのも
こうゆうのも
あぁまだ書いていなかったが今回のパートナーはイワゾー社長だ。
しかしここ最近普通の船釣りしかしていないイワゾー社長はキャストが決まらない。
上記にあるタイト&シビアのコースにルアーが泳がないのだ。
かく言うワラクシも特段上手ではないけれどほんの少しの精度の差が釣果を大きく分けてゆく。
断っておくが何もワラクシがミヨシを独占していた訳じゃない。
チャーター船なのでお互いに適当に交代しながらなのでチャンスは公平にあったはずだ。
やはりファーストアプローチこそ至高であり一撃必殺先手必勝である。
おっとヒットルアーがバレちまった
だがそこで上手く入れられないと後手のワラクシに釣られてしまうのであります。
そして彼のルアーを見にくるシーバスさんは多いらしいのだが見切って喰わないのだ。
何か違うと思わせている原因は不明だがとにかく私とは有感バイト数も異なってる。
とは言え私もバイト数=キャッチ数では全くなくてそもそも乗らなかったり
乗っても外れたりとそんな事を繰り返しています。
その辺は大いなる反省材料だがそもそも釣りまくる!って気概もない人なので
そこそこで良いんですけどね
ノーモアストップヤス!
あー楽しい~
船宿のHPからだが写真小さい~
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気が付けば楽しい時間もエンディングに。ウン十年振りでもあっという間。
結論を書けばイワゾー社長がまさかの1匹でワラクシ二桁って結果に。
これが上記にある
タイト&シビアの如実な結果である。
キャストアキュラシーとラインメンデイングでトレースコースをつくる。
これは釣りの基本技術の一つですが実は殆どの人は習得してないかも。
遠くに投げる事は出来ても障害物に対してピタリ正確にとは中々しないもんね。
特に風に弱いPEラインは難しさが増すしさ。
船長も途中何度かキャスティングのコツ(サミング等)をレクチャーしてくれましたが
一応頭では理解出来ても実際は手が覚束ないしそう簡単ではありんせんからの。
そしてイマジネーション。
今回のサイズはここまで
自分のルアーがどこをどうゆう風に泳いでどこで喰わせるかなるイメージは必要だ。
集中力とも言えるがその一瞬のオンオフの繰り返しだとも思う。
でもそれが出来ればこのようにもう少し多くの魚と触れ合えるのであります。
さてオシマイ。
実は予備日として再来週にも予約を入れています。
一応今回開催されたけれどもこんな結果だったのでイワゾー社長としてはリベンジしたいトコでしょう。
ならば短い期間ですが少しでもキャストのコツを覚えて進化して頂きましょう。
そして私も今回得た多くの課題をクリアすべくその準備をしたいと思います。