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暖かい光

そういえば真言宗では月輪観と言って額にまんまるのお月さまを描いて眺め続けます。また弘法大師様のご詠歌にも「袖の下にぞ有明の月」という文句があるように月の光がある意味悟りをあらわしているみたいです。

月の光がなければ地球はマイナス何十度の世界になってしまい生物は生育できないそうです。太陽にくらべてとても明るいとは言えない月の光にそれほど熱量があるとは思いませんでした。

真言宗では本尊大日如来は太陽をあらわしています。つまり太陽信仰です。日本は太陽の国と言われるように国名も国旗も今日はという挨拶もお母さん(日がカアカアと照るさま)という言葉も皆太陽に由来しています。そしてほとんどの国民が無意識に天照大神を神棚にお祀りしているのは実は太陽を拝んでいることと同じなのです。

神仏という言葉があるように

神=太陽=陽
仏=月=陰

というバランスをたもって信仰することが日本人にとって一番だと思います。
そしてそのバランスの中心にいる自分自身が輝けば霊的に明るく優しく暖かい光をまわりに降り注ぐことができるのです。

そろそろ帰ります。お疲れさまでした。お腹がすきました。
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