林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

剪定鋏

2016-04-12 | 庭いじり

たまたまTVで見た桐谷広人さんの室内は、物凄いごみ屋敷状態だった。
もう片付けようがないので、心機一転するために、新しいマンションへ引っ越したが、ここも間もなくごみ屋敷になる兆候ははっきり見えていた。

実際は探しものばかりしているけれどわが猫額亭は、桐谷さんちに較べれば茶室のように端然として、よく整理整頓してあるように見える。
だが屋外にある1坪大の物置は違う。桐谷さんちに負けずにモノがあふれかえっているのだ。
うっかり身体を入れたら、鉈や刈込鋏が襲ってきそうで、中には入れない。

昨日は急に成長し始めた生垣の刈込をするつもりだった。
しかし朝から猛烈な北風が吹き荒れ、刈り取った新芽部分はお隣さんちに飛んで行く。
早々に刈込は諦めて、入口付近だけでもと物置の整理整頓を試みた。

その結果あちこちの隙間から出て来たのが剪定鋏である。
何でこれだけ剪定鋏が溜まったのか。

作業が終わると草臥れ果てていてとりあえず仕舞う。
次に使う時は見つからないので、とりあえずホームセンターに駆け付け、新品を買ってくる。
作業がおわるととりあえず・・・・・・・・・・・・・・。以後、この繰り返しで30年。

錆びついた鋏は研げば使えそうだし、新品もある。
とりあえずは無駄遣いだったけど、なんかトクしたような気分になるのが不思議だ。
物置には宝物がありそうだ。

160412



最新の画像もっと見る

コメントを投稿